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そのとき、「お金」で歴史が動いた(Kindle版)

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Kentaro
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単位労働コストという用語はやや難しく聞こえるが、その内容はさほど難しくない。たとえば、Bという自動車会社の労働者たちが団体交渉を通じて10%の賃金アップを勝ち取ったとしても、労働者1人当たりの自動車生産量が20%増加したならば、会社の体感人件費は10%下がったことになる。もちろん、それとは逆のケースもある。代表的なのが1980年代で、当時は単位労働コストが年10%ずつ上昇し続けていた。つまり単位労働コストとは、賃金上昇率から生産性改善率を引いた値、すなわち企業の「体感人件費」と言い換えることができる。
0255文字
sakadonohito
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韓国の経済学者の方の翻訳本。割とベーシックな理屈でわかり易かったというか経済学部の学生の頃を思い出した。朝鮮が日本に併合(属国化)されていた時代を日本植民地時代と書いてあるが当時の日本を指す言葉として「日帝」が使われていて不覚にもフフッてなり、そういえばこの著者は日本の経済学者の人じゃなかったとなった。あくまで印象だが戦後韓国の経済政策が過大評価されているように感じた。アフターコロナのデフレ懸念なども少し書かれている。勤勉革命という概念を知ることができたので収穫のある読書だったと言える。
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Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
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どこかでみたテレビ番組と似たタイトルで、本もカラーが多い豪華版なので軽い読み物かと思ったら、なかなか本格的な本だった。歴史と銘打っているだけあって、大航海時代からのことが書かれており、近代経済学で習うよりも長いスパンでの見方は興味深い。また、2021年発行なので、直近のコロナが世界経済に及ぼす影響についても触れている。作者は韓国の著名なエコノミスト。
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