形式:ライトノベル
出版社:オーバーラップ
形式:Kindle版ライトノベル
(続き)久々の2チームの華を持たせるという意味でもハルヒロたちの活躍は多くはありませんでしたが、ユメ&ランタが戻ったことによる変化は喜ばしい。その代わり、やはり7人以上パーティにはならないようで。『薔薇マリ』は制約なかったと思うのですが、ウィザードリィをリスペクトしてるのかな。この作者はレイド戦の疾走感と緊迫感が十文字節っぽくて好きなので次巻も期待しています。
→シノハラの件については、まだ腹の底が見えてこなくて何とも…。ラストのシホルの件や開かずの塔の主などの部分も謎のままですが、エピローグでもやはりランタが戻ってきてくれて良かったと読んでいて素直に思いました。次巻もどんな話になるのか楽しみです。
レスリーだって、元の世界戻りたいか? と思ってるのか謎なんだよな……そもそも、義勇兵じゃないからあの世界の人物なんかもしれんが。そう考えるとシノハラたちを使って遺物を揃えることを目的にしているようではあるが、レスリーがそれを集める理由とかわからんのよな……シホルが洗脳されたりしてる状況下で彼女を救うことはまず目的に挙がっているものの、最終的にどこに辿り着くのかは未だに見えない。あの子がいると制圧できるからって理由での離脱もあるかなと思ったが、あのメンツの中だとシホルしかこの立ち位置無理だなとも思う。
それにしても、やっぱりレンジ強いなーとか思うわけなんだけど、彼頼りになるとダメよねとも思う……それこそ、メンタル面でトッキーが鼓舞して、能力面でレンジが引っ張っていったのはチームとして能力高いなぁとかは思う……だからこそ、ハルヒロがちょいちょい諦めるわけなんだけども。一人の英雄ではなく、ただの凡人でしかないハルヒロが求める明日はどこにあるのだろうか? あと記憶戻るのだろうか? 戻ったとしてあの世界で生きていこうと思うだろうか? それとも帰還を望むだろうか?
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