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ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介(Kindle版)

感想・レビュー
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おとぼけ男爵
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ネタバレ観察力の鋭い仕立て屋京介と、ヴィンテージ衣類の目利き小春。アパレルに関する専門知識だけでも、ミステリの推理ができる面白さに引き込まれた。周りの身勝手な大人のせいで無戸籍となった少女。お金に困ると言うことが、親たちを壊してしまったのか。 https://note.com/otobokedansyaku/n/n39ebb0d031b5
0255文字
おとかーる
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ネタバレ10年前の少女が殺された未解決事件をTVで見たことから始まる服飾ミステリ。服についたシワや折り目、擦れ具合から持ち主の癖や体調まで見抜く桐ヶ谷が遺された少女の服から真相に迫っていく。目立つ服を着ていたのに少女の目撃情報が皆無なのは何故か。一枚の服に隠された歴史を紐解いていくのが面白い!布、糸、釦。その時代を語る人の情報もスゴいが、そこから少女の姿を追う桐ヶ谷もスゴい。デザインって歴史なんだ…。そして事件に繋がる日本の深いところにある貧困問題。この国には「いない人たち」が存在している。
洋子

おとかーるさんの感想を読んで、面白そうなので、読みたい本にポチします、ありがとう😉

06/10 05:49
おとかーる

洋子さん、ありがとです!涙もろい桐ヶ谷を始め、登場人物も個性的で面白かったですよ〜。

06/10 11:37
0255文字
ひで@3879
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ネタバレ東京高円寺南商店街で仕立て屋を営む桐ケ谷京介が、テレビの公開捜査番組で十年前に起きた少女殺害事件の、少女が着ていたバクハツ柄のワンピースを手掛かりにして真実を追っていく。川島美乃里13歳・戸籍無し、が自分の服を作っていた時ハンチントン病の不随意運動が出て、和裁に使われる裁縫道具の「くけ台」に頭を打ち付けたことを突き止める。洋服には着ていた人の癖や仕草の情報が残るんですね。ヴィンテージショップを営む水森小春さんと、いいコンビですね。
0255文字
enjurywon
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ネタバレ仕立て屋探偵という新ジャンルの探偵誕生。主人公・桐ヶ谷は仕立て屋というよりブローカー。服飾と美術解剖学の深い知識を持ち、人の衣服に現れる特徴からその人の境遇や病気が透けて見えてしまう。そんな桐ヶ谷と、同じ商店街にアンティークショップを構える小春、古くからの手芸店店主のミツさんが、10年前に発生した少女殺害事件に挑む。川瀬さんの本はたいがいそうなのだけど、出てきたものをネット検索して画像で確認。虫だとか。今回は生地や釦を。涙もろい探偵とドライなオタク、迷信深いおばあ。よいトリオ。おもしろかった。続編希望。
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菜の花畑
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ネタバレ桐ヶ谷京介は洋服を見て虐待やDVをうけてるか、さらには身長・体重や栄養状態まで推し量れるという稀有な存在。60年前に作られ奇抜な柄のワンピースを着た少女が10年前に殺され未だ犯人も身元も分からない事件にのめり込む。同じ感覚を持つ古着屋の小春と共に。服を辿って行くと、貧困の連鎖や無戸籍の実態が垣間見えて来る。事件はあまりにも切なく[少女]の呼び名ではなく名前で呼んであげられた事に安堵した。警察にも一目置かれたようで、“次“もあるのかな。
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うめこ
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ネタバレ悲しい。解決したけどあの少女の事を思うと悲しみしか浮かばないよう。犯人⁉️には情けなさしか無くて、こんな結末になってしまったという事に悲しみしかない。それにしても、桐ヶ谷と小春の今までとは違う時点での事件解決の仕方には驚きました。とても面白かったので続編をぜひお願いしますね。
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