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陰陽師の解剖図鑑

感想・レビュー
33

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びる
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概要を簡単に説明してくれる、とっかかりの本として良かった。さらに深く知りたければ、他の本が必要になりそうかな?
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えっちゃん
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2024年の大河ドラマ「光る君へ」でも妖しい魅力で登場していた安倍晴明。時代を下りその子孫や陰陽道がどうなっていったのか日本の歴史と共に紹介してくれています。晴明の子孫が後に土御門家を名乗っていくのはちょっとビックリ。興味深いお話が盛り沢山でした。
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ほたぴょん
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陰陽師についての入門書で、そうは書かれていないけれど、この出版社は「○○解剖図鑑」というシリーズを出しているらしいので、ムックのようなものか。著者の川合章子さんは、最近では「かしまし歴史チャンネル」というYoutubeのチャンネルでも活躍しているらしい。入門書という性格上、そこまで深いところに踏み込んでいるわけではないが、陰陽師にフォーカスした説明というのはあんまり触れたことがなかったので新鮮に楽しむことは出来た。大将軍という地名が陰陽道ゆかりのものだと知れたのなどは興味深い。
0255文字
hatohebi
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鎌倉時代末期成立の「徒然草」でも、鎌倉幕府に仕えた陰陽師・安倍有宗が兼好宅を訪ねてきた話(224段)や、晴明の子・吉平の占文(163段)や赤舌日(91段)の話題など、陰陽道に関する話題がしばしば登場する。我々が超人的な魔術師のように思い描きがちな陰陽師だが、本書はその歴史と背景をコンパクトにまとめ、実像を解説したもの。日本は中国から陰陽五行思想や易を学び、また唐を真似て国家制度を作った。奈良時代の陰陽寮は天文や易学など当時の最先端科学を取り入れ、呪術を担当する呪禁師と別物だったが、平安時代に合一する。
hatohebi

国家官僚である陰陽師は、天文や暦占、動物の動きなど様々な兆しを読み取って未来予測を行い、為政者に報告して、必要ならば祭司や祓により危機回避した。綿密なデータに基づくシミュレーションなど不可能な時代だったからこそ、不確定な未来にどう対応するかが重要だったのではないか。暦は予めどの日に何をなすべきか、なすべきでないかが定められている。また病気で日常の秩序が乱された場合は、神・怨霊・物怪・呪詛など原因を特定し、ケース別に陰陽道や密教などの手段を選んだ。内容は今の目で見て非科学的かも知れないが、対応自体は合理的。

08/08 00:14
hatohebi

安倍晴明を藤原道長が重用した例にあるように、国家公務員である陰陽師は次第に権力者の私物扱いとなる。興味深いのは、陰陽師が葬礼に関して、墓所や葬儀日の選定に関わっても、死後の世界自体にノータッチだった点。確かに仏式・神式の葬儀はあっても陰陽道式はない。キリシタンになった賀茂在昌、柳生石舟斎の甥で唱聞師を統括する幸徳井家の養子となり陰陽頭にまで出世した幸徳井友景、その幸徳井家から陰陽頭を奪還し山崎闇斎や渋川春海と交流し独自の方向性を目指した土御門泰福など、変わり種が後世に現れるのも面白い。

08/08 00:41
0255文字
Kyohei  Matsumoto
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陰陽師は今でこそ超能力者のように語られるが、占いやお祓いなどを行う淡々とした仕事だったのだろう。どちらかというと秘儀のことではなくて歴史や人物を知りたいときに読む本という印象だった。西洋の魔女と同じように陰陽師も豊臣秀吉によって陰陽師狩りを受けたり、明治維新で西洋のものを取り入れる際に廃止になったりと、今では裏歴史になっているようだが、承久の乱で鎌倉幕府側の勝利を占った安倍家の功績はかなりその当時心強かっただろうなとか。これから陰陽師が公的機関として再興することはないだろうが、民間として残り続けそうだ。
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ポピプペポット
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今度映画が公開されるので。これでもわかり易く書いてるのかもしれないけれど初心者には簡単とは言い難い。難しく聞き慣れない言葉も沢山あって結構疲れたけど、なんとく解った感じ。陰陽師の歴史と現代に至るまでの解説。
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やどかり
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ネタバレ陰陽師って、漫画や小説、映画に登場するイメージより仕事が多岐に渡ってるし、実は公務員的な仕事でめちゃくちゃ出勤している。日本独自に進化した内容もあり、鬼門の考え方も間違えているし、そんな感じで人の生活や政治に影響が大きかったって大変だったろうな。意外なのは戦国時代にも存在していたこと。長篠の戦いの屏風図に、六芒星が縫い込まれた陣羽織を着た陰陽師たちが描かれているそうだ。秀吉は陰陽師を一斉追放し、その後家康は呼び戻し陰陽道を使用している。いろいろ深い話が多かった。
0255文字
竈馬
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☆☆☆☆ 図書館郵送本。 京極夏彦/姑獲鳥の夏などを読むなか、京極堂の台詞の意味するところを知りたくて。 <授業で聞きたかったネタ> *仏教興隆で平安時代に死生観が変わったことを知る。従前は穢れであり、九相図にあるような風葬が行われた。墓があっても忌む場所だった。
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ワタナベ読書愛
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2021年刊行。漫画などでお馴染みの陰陽師の、由来や活躍した時代、仕事の内容、有名な人などを総合的に紹介する本。絵がたくさんあるので、わかりやすい。絵だけ見ていても楽しい。なんとなく魔術師のような印象が強かったが(夢枕獏氏の小説)、実際は天文学者や気象予報士、行事や祭り担当、軍師、治療家など、多岐にわたる仕事内容。昔のエリート集団だった。時代や、関わる人によっていろんな側面を見せる陰陽師。明治になって西洋の暦や文化の圧力で消滅しかかってもしぶとく生き残っている。魅力的だ。やっぱり不思議な存在は話になる。
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ちょうすけ
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陰陽師は昔から好きなジャンル。自分が読もうとする小説や漫画に出てくることが多いので、多少の知識を取り入れておこうと手に取った。タイトルとおりイラストでの解説が多く分かりやすい図鑑。なかなか読み物としても面白い。広く浅く知識を得ることが出来るお手頃な図鑑で面白い。昔から何となく図鑑は写真よりもイラストが載っている方が好き。この手の図鑑はたまに読みたくなる。
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ナイスネイチャ
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ネタバレ陰陽師と言えば安倍晴明。それしか知りませんでしたが、略略と受け継がれていたのと韓国国旗の意味が分かって驚き。🅻
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beeetttsy
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レイアウトがけっこう見づらい 陰陽師のこと何も知らないので入門書としてはよかったけどすでに詳しい人には物足りなそう
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ヒロモ
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図書館より。図入りで見開き1ページで、歴史や変遷が学べました。食べ物の陰陽表、雛祭り、お相撲の四股、大安とかの六曜など。日本人は改めて信心深いなと思いました。カレンダーに六曜が載っているということは、陰陽師のようなお仕事はまだ残ってるということですかね?忍者なみに気になる存在です。
0255文字
m
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夢枕獏の陰陽師シリーズを読んでいるので知識の補完に。字が細かく、かなり詳しいことまで書かれている。役行者の前鬼と後鬼が夫婦だとは知らなかった。
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ときわ
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偶然なのだが一緒に図書館から借りてきた陰陽師が活躍する本を読んだばかり。中国から来た思想が日本独自に進化していった様子が分かり、どんなものでも日本流にしてしまうのは古代からなのだなあと感心してしまった。今だと陰陽道は何となく超自然で科学的でないと思われがち。でも伝わってきたときは最先端の科学だったと。ほぉー。平安時代の安倍晴明が有名だが、その後の室町、戦国時代、江戸時代、どうやって陰陽師たちが生き残ってきたか知ることが出来た。明治になって陰陽師は潰されてしまったが、今でも私たちの生活に名残をとどめている。
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村上春巻
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ネタバレ【A+】陰陽師とは律令制下の官僚で、その仕事は中国由来の技術を使って暦を作ったり、天文観察により天変地異を予測して帝に奏上するなど、現代的に言えば技術者集団であった。平安期になると、謀略に基づく相次ぐ政変や伝染病の猛威が怨霊の仕業とみなされ、陰陽師たちはトラブルバスターとしての性格を濃くした。本書の主人公をあえて選ぶならば、やはり安倍清明となるだろう。陰陽師への戦国三傑の対応(信長は長篠の合戦で利用、秀吉は徹底的に弾圧し、家康は配下にした)も興味深い。迷信を嫌った天皇がいたのが意外だった。
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あきら
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再読。イラストも多めで読みやすい。でも、広く浅くって感じでそこから自分なりに興味のある書をさらに深掘りするのが効率良いってことなのかしら?陰陽師ガイドブックかな?
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naolog
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図書館にて。(ある種の)陰陽師について、詳細に書いた教科書というか、百科事典というか。魔法使いではなく、天文観測・暦作り・時計管理・選地を行う科学技術官僚だったよ、という程度の内容。趣味の本としてはマニアックだが、歴史の上っ面な感は否めない。
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あい♪
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晴明がスーパースター扱いされたのは、ハクつけたかった子孫が仕組んだこととか、今までの陰陽道の扱われ方が分かって良かった。羽生くんのSEIMEIの話はコラム扱いとはいえ、無理に組み入れなくてもいいんじゃないかと思いました(対談で出てた話をそのまま書きとめただけだし、その割にはそこに続く「個々の表現に対して意味を込めよう」というところが省略されてて、きっとそれを受けて羽生くんが一つ1つのシーンに意味を考えて表現したからこそのあの完成度の高いプログラムなのにな、と)
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mizuking0417
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陰陽師とは?入門にはよいと思います 安倍晴明が有名ですが、成り立ちなど 参考になりました
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アル
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全体の概要を掴むには悪くない感触。 陰陽師の公的な仕事内容に始まり、安倍晴明の履歴と伝説、陰陽道の渡来から陰陽寮成立、仕事内容の変化から衰退・変質・消滅まで、概略史として雰囲気を掴むにはちょうどよい。 法師陰陽師や中世以降の賀茂家・安倍家の様子など、最低限知りたかった部分は押さえられていた。 コラムについては面白いが今ひとつ本題に結びつかない印象。 また、第六章は安易な迷信やスピリチュアル系に寄っているようで、蛇足の感は否めない。
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櫛橋光
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解剖図鑑シリーズですわ。イラストだけで写真は有りません。結構びっちり書き込まれてて読み応え有ります。陰陽師といえば安倍晴明と平安時代。晴明以外の陰陽師や安倍家のライバル賀茂家、鎌倉時代以降の陰陽師の事が載ってて良かったです。
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バーベナ
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素直なイラストで図鑑として楽しい。ミニコラムも役立つ、平安時代の風俗とか。歴史の流れも自然と分かるようになっていて、何度も読み返せる面白さ。
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すずゆい
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★★★★☆ 分かりやすかった!個人的に安倍晴明以外の陰陽師も説明されている点が良かった。久しぶりにこういった陰陽師の本を読んだけど、最近の本は親切だなっと密かに思いました。勉強になりました。
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桐島陽依
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図書館で予約して借りた本。陰陽師とか平安の呪いとかそういうネタ大好きなので、とても楽しくじっくり読み込みました。すっごく楽しかった!!やはり、安倍晴明に多くのページが割いてあり、あちこちで伝説を残す安倍晴明のあれこれをまとめて多く読めた感じ。あとは『陰陽師』と『陰陽道』しっかり学べたので大変良かったです。平安ファンタジーなどを創作するひともこれ1冊あるとたぶんすごい便利だと思う。
0255文字
K
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(2021,148.4)相法、易占>陰陽道[五行、九星]、易。→:東洋思想。;道教・教義、神仙思想。同僚より展示にどうかと。私が陰陽師にはあまり興味がないのは、歴史の裏で暗躍と言いながら、表舞台に名を残しているからかもしれないな~。この本は一般向け。わかりやすいです。
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Go Extreme
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陰陽師の役割と貴族社会:土地の吉凶を読み取る 占いで国防を助ける 天文密奏 方角の吉凶を占う 鬼門を避ける 呪詛・霊府で呪う 陰陽師のスーパースター安倍晴明:陰陽師の中の陰陽師 陰陽師のスターたち:役小角 大津大浦 法師陰陽師 芦屋道満 中原恒盛 賀茂忠行 賀茂保憲 安倍泰親 陰陽道と陰陽師の歴史 陰陽道と陰陽師の歴史実践で使える陰陽道:五行属性 九星による吉方位 陰と陽の食べ物 五行と感情 歩くことで邪気払い 日本全国の神社 年中行事と祭り 物部村のいざなぎ流
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翔(かける)
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創作用に。おもしろかった!夢枕獏の陰陽師シリーズ、もう一回読んでみようかな。
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千代
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とにかく図が豊富で分かりやすい。何よりイラストがかわいい。防解火災祭の朱童像と河伯像、金烏と玉兎、蚩尤神亀、僧尼令で泣く僧侶…。ついでに賀茂保憲がなんかかっこいい。また本筋から離れて絵に意識が移ってしまった。陰陽師の役割と貴族社会、安倍晴明、陰陽師のスター達、陰陽道と陰陽師の歴史、実践で使える陰陽道と6章に分けて紹介。陰陽道や陰陽師に興味を持った時におすすめかも。
0255文字
やすにぃ
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⭐️⭐️
0255文字
t
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とても読みやすかったです。わかりやすい本なので、陰陽師に興味があるけど何から調べればいいかわからない人にも安心して薦められるのでは?と思います。 最後までサクサク読めたので買ってよかった。
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ノコリ
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久しぶりに教科書形式?の本を読みました。メインの文章に、説明書き、イラスト、イラストにサブの説明書きと、興味を引く事例がたっぷりで面白かったです。
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陰陽師の解剖図鑑評価59感想・レビュー33