「内部留保課税より現預金課税」について一言。世間で言われるストックとしての内部留保に課税するというものは、まったくのバカ論理であり、かつ、実現不可能なもので、会計を理解していない人は、安易に内部留保という用語を使うべきではありません。現預金課税は理屈としては、ありえますが、本質的には貨幣論の範疇であり、円の信用低下に繋がる恐れもあり、慎重に議論されるべきものでしょう。また税率について、ストックへの継続的な課税として、本書の例示のような1%は、あり得ない程の高税率であることを理解すべきです。
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