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残照の頂 続・山女日記 (幻冬舎単行本)(Kindle版)

感想・レビュー
61

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モンジー
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ネタバレ「続」と書いてあるものの、前作との関係はなかった。4つの短編で構成。それぞれ、じんわりと感動するようなエピソードが。行ったことのある山域も多かったのも個人的にはよかった。
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ぎょん
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山女日記第2弾。喫茶店経営の女性と綾子ほど歳の離れた女性客と山岳ガイド、卒業旅行的な三角関係の二人の女性、夢追う娘が母親に認めてもらうための母娘、久々の単独登山を通して半生を報告しあう長い間ほぼ音信不通の親友同士、様々な思いを抱えながらの登山を描いた4つの作品。登山により抱えていたモノがスッキリして、どれも読んでいても清々しい。
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わたあめ
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湊さんのイヤミスを最近は読むのがしんどくて 湊さんの著書から離れていたけど、山女日記はどれもイイ!!読書が楽しくて良い読書の秋となりました
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Xinxi
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ネタバレ登山を舞台に、又は絡めた四つのお話。ネガティブな印象は全くない、ひねりはあるけど全て爽やかな印象。二話目の北アルプス表銀座でのヴァイオリンと独唱のシーンは痺れるサプライズだった。
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yumani
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見始めるともぉ〜止まらないウェブサイトのルート地図を見ながら、一緒に登っているような臨場感を味わいました。30年ぶりに歩いている人があそこにもいる!気持ちは決して単なる上書きではない。懐かしさやほろ苦い後悔…山にいる時の自分と仲間たちは同じ人間の筈なのに、何故背景が違うだけでこうも違うのか…? 「立山・剱岳」ではヒルトンのディナーを前に、アララ何故か涙じんわり。再び出会う景色はより深い色あいを帯びていることだろう。
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ぽー
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昔もこの人の山物読んだなと思いつつ余り記憶にないのでエグいミステリーではなかったのだろうなと。2021年に休筆宣言して2022年は新刊出ません…との事だったのに結局出てしまうのだなと。勿論2年以上前に書いたものとはいえ。 海好きだったのが年のせいか山に惹かれつつこういう感じの登山は一生しないだろうなと思い小説で楽しんでいるけどこういうの読むと少なくともウォーキングも力はいるという。
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ゴロチビ
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ネタバレ「山女日記」を読んだのが随分昔すぎてどんな内容だったか忘れてしまい、山エッセイのつもりでいたら全然違いましたね。(エッセイは「山猫珈琲」の方でした。)四つの山に絡めたハートウォーミングな物語。2つ目の話だけ、ちょっと音楽と山の取り合わせに無理がある気がしてしまって(全くの偏見なのでしょうけれど)、ザックからバイオリンを取り出すとか、最後にもう一人の生き霊が参加してた!みたいな話も、チョット…と思いました。他はいつもの(ブラックじゃない)湊さんの優しさが感じられる作品でした。でもイヤミスもまた読みたいなぁ。
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えっちゃん
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山女日記、続編です。山にはトント縁がないけど作者自身が登山者なので山での風景とか土や風の匂いまでリアルに感じられて一緒に登山をしている気分にしてくれます。(目次)後立山連峰、北アルプス表銀座<残照の頂>、立山・剱岳、武奈ヶ岳・安達太良山〜4つの短編。それぞれの登場人物が山に登ったからこそ、その後の人生が少し光が差し込むように新たに人生が進んでいく。
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Ever531
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続編。登山で繋がる女性たちのお話。山でなら、下界ではってのがあるんですね。わかるようで、わからない?いやいやあの神聖な景色や空気感なら当然ですよね。とは言え私も両親が山岳部だったりして子供の頃から色々登りましたが。山は登るためってより、分け入って分け入って辿りついた渓流で釣りをする方が好きですね(笑)どれも良かったですが、できれば五竜岳の続きが知りたい!
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Kanhyoe
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どれもよい話でした。ご自分が山に登られているので、山のシーンがやっぱりリアルで読んでいて楽しい。まさか武奈ヶ岳が出てくるとは思わなかったなあ、ひょんなことから登った思い出の山です。湊かなえさんの小説はミステリーでないものが好きです。この『山女日記』シリーズや山にまつわるエッセイは秀逸です。
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nonnon
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★★★★★
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はな
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山女の続編。前回は、山の楽しみが前面に出ていて、私もまた登りたいなぁと思う感じだったのですが、今回は楽しみだけでない山の過酷な場面もありつつで、こんな側面もあるよねと思わされた。山の風景は雄大で、やはり素晴らしいと思う。体力があるうちにまた、登りたいなと思う。
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chipo
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真 図書館本
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showshi09
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☆☆☆
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ヨッコ
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いろんな想いを胸に抱いて山に登る女性たち。一歩一歩頂を目指す。山には心を開放して素直になれる何かがあるのかな。五竜岳の写真が素敵。こんな景色を見られるなら山登りもしてみたいけれど、まず、あの重たいリュックを背負えないなぁ。
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ふみ
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山女達の短編集、どれも良かった。 特に山頂でバイオリンをバックに歌を歌うシーン、母子家庭の2人が山登りした時に母親が娘の中に亡き夫を思い出すシーンは印象に残った。評価B+
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千
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山女日記、本もドラマも大好きなので続編も楽しみに手に取った。前のドラマはほぼ原作通りだったけれど、今回はちょっとずつ違う感じ。 いつかここに書かれている山に登って、登場人物たちと同じ景色を眺めてみたい。
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hiro
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ネタバレ病院の待ち時間に読了。登場する山々に登ったことがあるので、湊さんの山の景色の描写と自身の経験が重なって、しみじみ思い出しながら読めた。どのストーリーも良かったが、特に武奈ヶ岳•安達太良山が印象的。人生を山に喩え、それぞれの時間を過ごしながらも、それぞれの頂に立ち、自分の人生を振り返りながら、お互いの人生を想う…。山を一緒に登ってきた友同士だからこそわかる感覚。改めてイイなぁって思う。大学時代の仲間に会いたくなるような素敵なストーリーだった😊
harro

1作目面白かったですよね! 白馬とか槍とかメジャーな山が目白押しですし。名前は忘れましたが、富士山がきれいに見える熱海?らへんの山が印象に残っています✨

04/03 23:32
hiro

確か金時山だったと思いますよ(^^)山頂にマサカリ担いだ金太郎♪のマサカリがあるんです😊 ドラマも見ましたが、原作とは少し違っているけどそっちもなかなか面白かったです。

04/04 22:35
4件のコメントを全て見る
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メルコ
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4つの連作小説からなる。前作を読んだときは単純に山に登りたいなと思ったが、今作は登山の過酷さや簡単でない人間関係が描かれていてわかりやすい爽快さからは離れている。どの話も壊れかけた人間関係をなんとか修復しようと山に向かう。山の行程は厳しいが、頂きに立ったときや行程を終えたとき、再生の兆しが差し込んでくる。どれも語り口は様々で、著者の巧さが垣間見える。
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ぽけっとももんが
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山どころか坂道すら嫌なんだわたしは。でもどうやら登山はよいものらしい。でないとわざわざ重い荷物しょって何時間も何日もかけて足場も悪いところを登ったりはしないだろう。でもわたしはまぁ、本を読むことでいいことにする。
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おとぼけ男爵
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ネタバレ後立山連峰、北アルプス表銀座、立山剱岳、武奈ヶ岳 安達太良山、それぞれの山に登る人たちの人生が語られる。 夫を思う妻、思いのすれ違った学生時代を取り戻す男女、男女三人組の音大生の三角関係、山岳ガイドになりたい娘と反対する母、山岳部で一緒だった女友達の書簡。 様々な人生は、登山によって浄化されていくよう。 ネタバレ、あらすじありの読書感想文はこちら https://note.com/otobokedansyaku/n/n9942e564e76a
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mini kapi
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図書館本。山に登ることや登って見える景色は非日常で、そこには様々な感動があった。少ないながらも自分の登山経験を思い出した。とても清々しい読後感でまた続編が出たら読みたい。
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にしかさ
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山女の2作目、いろんな思いを抱えていても山に登ると素直になれて、自分の境遇を広く俯瞰出来るのだろう。坂道を進むときの辛さは普段と違った思考回路で何らかのアイデアも浮かびそうだ。都会で言うとジョギング中に似たモノがある。高さと絶景が加わって日頃のストレスはスッキリ。定年後の選択肢の一つになろうか?内容は、登った人にしかわからないマニアックな描写があったり、湊さん特有の謎めいた独白により、北アルプスの話がよく理解できなかった。他の3編はまとまっていてスイスイ読めた。皆さんの評価通り登りたくなる本でした。
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みかづき
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★★
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かおり
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ネタバレよし!山に行くよ❗と思ってしまった。行かないけど😅むかーし、仕事で登山の主催側として参加しましたが、案内しなければならない私がビリで、帰りは下山する参加者とは別に車で迎えに来てもらったというイヤな思い出が(-_-#)この本の登山はとても楽しめました。
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コウ
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山女日記の続編。山に登る事で自分の気持ちが見えてくる様が清々しかった。日本には色んな山があるんだなと知れて楽しかった。前作の時も思ったけど近くの山に登ってみたくなります。
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理恵子
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ネタバレ山女たちのお話。みんなカッコいい。この本に出てくるような本格的な山には登れないけれど、山に囲まれながら平坦な道をハイキングしたいなあ。春になったら秩父鉄道で出かけようかな、と思わせてくれる本だった。
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templecity
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湊かなえの山を舞台とした物語。いずれも登頂した山なので風景が思い浮かぶ。登山をする者は人生に色々なドラマを持っているとうことなのか。確かに風景は素晴らしいが楽してそれを体験できるわけではない。ある意味修験道の気持ちが必要だ。だからこそドラマがそこにあるということか。
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ほのぼの
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山女日記は、随分前に読了。ほぼ忘れた状態で読んだが、充分楽しめた。湊さんも山に登られるんでしょうね。山登りをされる方には、すごく楽しい読書となりそうだし、これを機会に山へ登る人も出てくるのでは?ちょっと山登りに憧れます。
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aocchi
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山って登っている最中は結構キツイんですが、山頂を踏むとそのキツさを忘れてしまうんです。降りてくると登りのキツさは微塵も覚えてなくて、また登りたいと思うんです。不思議ですね。登山に人生を擬えるような高尚な感性は持ち合わせていませんが、登山って楽しいと思います。それを文書にする作家さん達はすごいな~ってつくづく思います。今作は4遍の短編集でしたが、登山を通して他者との関係性を綴る物語でした。僕には少し深すぎて難しい所がありましたが、人生に擬える人たちはそう思うんだろうなと、他人事のような感じで読んでいました。
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フリージア
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山登りがテーマの四編。山に登った達成感や景色、心が浄化されるようなことを想像すると、私も低い山に登ってみたくなる。身近で簡単に取り組めるものでなく、危険や天候や環境の過酷さ故にエピソードは強く感じる。家族や旧友と山で繋がっているのは素敵だと思う。
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天切り松
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人は満足のいくものに出会えれば、そこまでの道のりなど苦ではなくなる。買ってする苦労なのかなぁ。
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たけちゃん
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⭐4 日々の思いを噛み締めながら一歩一歩登る。山頂に着く頃には疲れきって何も考えれない状態。 頂からは思い描いた景色が広がり、達成感とともに満たされる。下山しても変わらない日常が待っているけど、少し強くなれたような気がする… そんな自分が共感できたお話です
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はらぺこあおむし
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山女日記の続編。登山によって自分と向き合いつつ、心と折り合いをつけていったり、決断したり、の4編だった。山の描写もすばらしく、著者はすべて登ったことがあるのかな。わたしは後立山連峰の章が好きでした。
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陽子
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この本の中には、山登りを通しての親子や夫婦、友人、恋人など、様々な関係がドラマに絡めながら描かれている。 後悔や希望、過去の振り返り。 様々なものを内に秘めて背負いながら、黙々と頂上を目指し、何かをつかんで下山していく人たち。 登り始めた時と下山時では、変化が起きている。 一歩一歩の歩みを進めながら、時間の経過というものが巧みにその人の生き様と重なっていく。 過ぎ去った時は戻らない。 「いつか」はもしかしたら、ないかもしれない。だからこそ、今その時を大切に。 物語からそんなメッセージを感じた。
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チバ
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山を題材にした連作。大体、話の持って行き方はこういう感じだろうなぁと予想してしまう。山に人生観をなぞらせたり。しかしやはり著者が書くと、話の展開を路線より少しずらしてくれる感じで思ってた感じと違う展開で楽しめた。それを既定路線に寄せる?ためにかスイーツが随所に出てくるのがちょっと面白かった。スイーツの描写でちょっと一休みしながら作者の罠か山の描写に視界が開けて軽くなる感じを味わった読書時間だった。
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羽衣慈
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山女日記の第二弾。 4つの物語が4つの山への登山となっています。 最後が1番良かったかな。 登山やる人は面白いかも。
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ま
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山は、その時ごとの毎回違うショーを見せてくれる、日々お疲れさまとご褒美を。いつかと言っているうちは、いつかなんて永遠に来ない。死と隣り合わせは山だけではない、行ってきます、必ずただいまと、お帰りなさいと言ってくれる人の元へ帰る約束。しんどい時に、一番しんどいのは、それを口にできないこと。山を登る女性達、それぞれの人生の背景、気持ちを描いたお話。登頂した人にしか分からない思いを味わってみたくなりました。
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nincabe
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ネタバレ亡夫の夢だった喫茶店をやっている綾子は店名の由来である五竜岳に登る『後立山連峰』音大で声楽科のユイは伴奏者のピアノ科ユウに誘われ、バイオリン科のサキと3人で山に登るようになる『北アルプス表銀座』他2遍。山に登る女性たちのそれぞれの思いが、登山の行程の合間に語られ、頂上に着くとともにその思いは昇華していく。湊かなえさんの他の作品とはだいぶ雰囲気が異なる。ちょっとミステリー風にしている部分もあるのだが、かえってジャマな気もする。それが薄い『武奈ヶ岳・安達太良山』が好き。
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残照の頂 続・山女日記 (幻冬舎単行本)評価63感想・レビュー61