形式:Kindle版
出版社:文藝春秋
形式:単行本
形式:文庫
形式:その他
出版社:Audible Studios
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文藝春秋の書評に出ていて気になっていました。
ネタバレになるとあれですが、感想でも触れてますが、前半の説明のくだりを受けて、最後の対談パートを読むと感慨深いと思いますよ。
辻信一(大岩)さんによる『スロー』の提唱や、強さに頼らないあり方の記述にはとても説得力があるだけに、それを前提として、自らの過去にちゃんと向き合うことが出来れば、暴力に関するとてもすぐれた考察が描けるはずなのに、そこに向き合えていないのは残念だと思う。
革マル派との激闘の最前線に立つ。 この本は その新自治会建設運動にかかわる革マル派との 激闘のドキュメンタリー。結果としては かなりの盛り上がりを見せつつも 運動は尻つぼみとなり 革マルの 早大支配は 続くことになる。 この本は その経緯を語りつつ 特筆すべきは 当時の革マル幹部でった 田中佐竹(当時の委員長と書記長)のその後を記載し、かつ 田中脱落後の 委員長となった 大岩圭之助(明治学院大学名誉教授)との 長時間のインタビューも行っている。 あの当時のことに関心を持つ人には 必読の書と考える。
なお 著者は卒業後 朝日新聞に入社し 赤報隊事件の 取材に尽力している。
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