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タモリ学 (文庫ぎんが堂)

感想・レビュー
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麦焼酎
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わたしがテレビを見るようになったころ、すでにタモリはそこにいた。司会者のおっちゃんというイメージしかなかったが、元々は宴会芸を得意とするアングラ芸人だったのね。そして意外と苦労人、でも飄々と生きているように見える。
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ナハナハ
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本を見つけてタモリの独特な雰囲気を思い出して購入。読んでいると肩の力が抜けてホッとできた。タモリは基本的には斜に構えているんだらうが、かなりの重大事に思えることにも拘らず、人も出来事も「来るもの拒まず去るもの追わず」という態度を貫いているように読めた。本人の中では葛藤や迷いもあるのだろうが、そう生きると決めてブレないように見えるのは尋常なことではないよな。それに刹那的なのに道を外していないようにも見える。意味や言葉に重きを置かないのは良いな〜。 たまに読み返したい。
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アンノウン
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尊敬する人、タモリ。小学校の卒業文集にそう明記した時、担任の前川先生は、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。あれ以来、私は苦虫を噛み潰したような顔をする人に出会えていない。尊敬する人の欄に、過去の偉人でも両親の名前でもなく、なぜタモリと書いたのかを、当時の私に聞いてみたい気もするが、もうそれは叶わない。先ごろテレビをつけていると、タモリが岩について饒舌に話していた。隣にいた女子アナは少し困惑したような、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべていた。今はもう、尊敬はより近いものなり、憧れへと変わっている。
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Masaaki Kawai
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いいとものタモさんからしか知らないので、どんどん笑いを取りに行く人ってより、面白い空気感の人っていうイメージ。それは、この本で引用されてるナンシー関の分析、風景のような存在になってしまったということなんかもしれんけど、過去も将来もない今だけというスタンス、つまりは輪廻を解脱した悟りの段階を表してる感じがする。巻末の大タモリ年表が圧巻のボリューム!
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きょう
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タモリさんについて、よくぞここまでまとめたものです。「オールナイトニッポン」よく聞いたなあ。「笑っていいとも」長く続いたなあ。「ブラタモリ」大好きでした。
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おわか
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タモリに300ページ?と思いながら、まぁまぁちゃんと読んでしまった。テレビ芸人次世代はないかな。テレビより面白い物いっぱいあるしね。
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高木
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タモリを初めて見たのは昭和52年頃、タモリさんはアイパッチを付けていた。いつの間にかさん付けで呼ぶようになり、ビッグ3の一人となり、NHKの顔にもなっていた。 その歴史が分かる本です。
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キヒロ
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ネタバレ理想を求め向上心を持つと、現実の限界に立ち向かいながら明日のために生きることになる。過去や未来に執着せず今日を生きることは自由自在に自分を解放できる。くだらない無意味こそが「笑っていいとも!」の真髄でありタモリさんであり、かけがえのないものとして日本に浸透していたのだと分かった。
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yuji
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タモリの座右の銘は「適当」「現状維持」「努力しない」タモリにとって未来よりも今が重要。だからやる気のあるやつがきらい。反省なんかしない。目標を立てない。夢を持たない。何事にも期待したい。達成されるかわからない目標に向けて我慢している時間がもったいない。その代り今を最高に楽しむ、ジャズな人なんです。頑張らないといけない状態に陥っている元凶は資本主義だがもはや行き詰っている。なるようにしかならい。だから「適当」これでいいのだ!自分を顧みると資本主義に染まっていることがよくわかる。タモリの生き方はうらやましい!
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父子雀
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気張らないのがタモリのすごいところ。 ジャズですね。
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カノープス
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驚異の情報量で浮かび上がるタモリの真価。かつてナンシー関は【テレビ芸の最高峰はタモリ】と語った。本書におけるタモリの本質を捉えたテレビ論を知ると、ナンシーの言葉の真意が胸に落ちる。言葉という観点から見るBIG3の差も興味深い。たけしは笑いの言葉にメッセージを込め、さんまは笑いの言葉の型に執着する。タモリの笑いは言葉の無意味化。四カ国語麻雀を始めその芸の始まりにあるのは発音の楽しさである。洋楽が日本語に聴こえる、という言葉が無意味化された世界を体現した空耳アワーはタモリの言葉に対する態度を象徴していた。
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きじょん
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個人的に気になる人物であるタモリさん。恐るべき才能の持ち主であることがよく分かったし、その見いだされ方、赤塚不二夫さんとの関係などのエピソードも興味深く、リスペクト度を深めた。 著者が膨大な関連書籍、番組に目を通しているのには頭が下がるが、タモリさん本人に取材をしていないのは、??? 画竜点睛を欠くの感が否めず。また、タモリが「観念によって生き方が規制されるのは良くない」と語っているのは、戦後の『政治の時代』と無関係ではあり得ないはずだが、全く深掘りなし。魅力的なテーマを追っているのに、勿体ないなあ。
紫の木

我々の世代には、タモリさんはサングラスよりもアイパッチですよね。

05/31 16:24
きじょん

イグアナの形態模写と4カ国語麻雀は見事でしたね-。

06/01 14:20
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こけし
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☆☆☆☆/座右の銘は「適当」。/大切なのは「言葉」より「現実」。/大タモリ年表。/
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kobayo
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興味深く読んだ。芸能界に入ったエピソードはユニークで、今も飄々とした雰囲気でテレビに出続けている稀有な存在の理由が少しわかったような気がした。
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緋莢
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2014年、32年間続いた「笑っていいとも」終了直前に刊行されたものを文庫化。関係者への取材はなく、雑誌、書籍、TV番組、ラジオでの発言やエピソードをもとに構成された本。ですが、非常に濃い内容でタモリが芸能界入りするきっかけとなった山下洋輔に〝発見”される、その後、東京に来た際に赤塚不二夫に気に入られ、居候するという有名なエピソードは勿論(続く
緋莢

「笑っていいとも年末特大号」でお馴染みとなるインチキ牧師の元となったのは、中学時代に教会で出会った牧師で、その口調が面白かったというものや、家族や夫人との出会いなど、今だとあまり出てこないことまで書かれています (欲を言うと、タモリ家に飼われた猫の変遷も知りたいです。「徹子の部屋」出演時に、少し語られたことがあるけど)(続く

03/07 17:51
緋莢

本編も読みごたえがあるのですが、圧巻が巻末の「大タモリ年表」。1945年から2021年までの出来事が 細かく書かれており、2015年のフジテレビの中村光宏、生野陽子というアナウンサー同士の結婚披露宴で 出席していた小田和正と握手を交わし、〝歴史的和解”と報じられたというのは全く知らず、驚きました。さらに、1982年に放送開始し、40年以上続いた「タモリ俱楽部」が、2023年3月で終了というのにも驚きました。

03/07 17:52
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俊治 -Toshiharu-
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何が知りたいわけでもない、楽になりたくて手に取った本。感想は…何と書いたらよいか分からない。情熱を注げば「やる気のある奴は、去れ」と振り払われ、はたまた言葉をこねくり回しても「意味の世界はきらい」と一蹴されそうだから。一言で表現するなら「憧れ」。過去にも未来にも執着しない、今を自由に生きる『ジャズな生き方』。「これでいいのだ」の境地に、いつか辿り着けるかな?「いいとも!」
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とみやん📖
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ネタバレテレビのスキマさんの本を読むのは二冊目。 タモリは、笑っていいとも、ミュージックステーション、ブラタモリなど、テレビ界の重鎮であり勝手に親しみを感じていたが、独特の人間性なのは理解していてずっとその生態に興味があった。 過去の言動をいろいろな文献から見事に紐解いた、タモリの解体新書。著者も後書きに書いているように、ご本人からしたら不本意だろうな。 意味の世界から自由でありたいという根底の価値観と生来の観察癖とが、タモリを形成しているのだと思った。赤塚不二夫の葬儀での弔辞が印象深いが、間違いなく知性の人。
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トライ
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タモリ本。とにかく巻末のタモリ年表は圧巻である。これだけでも読み応えが相当ある。今の自分の年齢のころのタモリって何してたんだろうと思ったら、FNSでたけしがさんまのレンジローバーを破壊した年だったw テレビ見てて一番笑った瞬間かもしれない。次の年にたけしがチャリで入ってきて思いっきりぶつけるのも好き。
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陽
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一回読んだだけだと、タモリの何が分かるといった奥深くそして、丹念にタモリ話を展開している本書であった。ざっくり読んで、大体の人が思う、人生の意味、生きる意味というものがタモリに言わせると意味がなくてよいとなり、幼少期の幼稚園を下見した際のエピソード、みんながお遊戯をしていた気持ち悪さに拒絶してその後、孤独を味わったとあった。冠婚葬祭の行事も大の苦手。日本の固定観念というかしきたりというか、皆さん横一線、絆、手を取り合って頑張ろう的な事に、真っ向から、偽善と撫で切りこれで良いのだって大人がいないのだと思う。
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ぼのぼの
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過去や未来という現在との線的繋がりに執着せず、現在という点的時間をあるがままに受け入れて楽しむ姿勢は、“これでいいのだ”の精神に尽きる。夢や計画等を抱くこと自体は素敵だが、それに固執する結果、本来ならば見えている景色が見えなくなり、人生の楽しみを失うのは確かに馬鹿げている。物事には“流れ”があり、力まず、行き当たりばったりのなすがままに委ねることが自分にとって最適な結果になるというのは共感できる。言葉には音の要素と意味の要素があるが、意味に拘りすぎるからこそ、かえって生きにくくなるとの見解は面白い指摘だ。
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Yoshito♐
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タモリという人について自分は、いわゆる”芸人”とは一線を画す「芸人」だと考えている。自分も含めて、登場してきたころのハナモゲラ語に代表される一種のアナーキーさ(前衛的と言い換えてもよい)を知る世代の中には、昼の帯番組の司会者として納まる彼の方に違和感を覚えた人も多いのではないかと思う。そして今公共放送の「ブラタモリ」の中でいかんなく発揮される彼の博学ぶり。つくづく奥の深い人だと思う。
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ゆうろう
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タモリはなかなかに魅力的な人だ。偉ぶったり弟子をとったりしない。常に群れの真ん中にいようとする発想とは、正反対。「やる気のある者は去れ」等、蓋し名言だと思う。著者はよく見てるなと思う。タモリファン歴40年以上の俺でも知らないことが記されていた。元々ゴルフ嫌いかと思っていたが、高校時代に既に嗜んでいたとは…😱 P303〜364の「大タモリ年表」、これがなかなかの労作❗️詳しく参考になった。年表の字が細かすぎるのが玉に瑕だが、文庫本なんで致し方ない。しっかり熟読した。本文の方はスラスラと読み進められる。
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キック
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これは面白かったです。過去のテレビ・ラジオ・書籍・インタビュー等の発言やエピソードを抽出し、偽善・アドリブ・意味・言葉・家族・他者・仕事・希望等々の10の視点から掘り下げた労作。つまり「ウラ話」的なものは一切なく、表に出ているものをまとめ、深い考察に仕上がっています。「俺のやることに意味なんかあるわけがない」「反省なんかしない」「やる気のある奴は去れ」「一番恥ずかしいのは立派になるということ」。そして、タモリさんが掲げる『五無主義』は、過去や未来にこだわらず、今を生きろということ。意味深長な人生論でした。
Koning

昔、オールナイトニッポンの浪人万歳コンサートかな?というイベントがあってナマイグアナ見れたのはいい思い出

01/29 18:20
キック

Koningさん、こんばんは。それは凄いですよ。勢いがあった時代のタモリさんですね!今やブラタモリの時代ですから、もうイグアナを生で見る機会はないでしょう。

01/29 21:24
3件のコメントを全て見る
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YT
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博識なグラサンの好々爺で、どうやら昔はトガった芸を披露していたらしい...くらいのことしか知らず、私が意識した時にはもうタモリはタモリでした。 この本を読んで、ジャズにおけるインプロヴィゼーションのカッコよさや魅力が彼自身の生き方に現れていてそれが我々を惹きつけるのだな...と。 巻末の大タモリ年表も凄すぎる...笑 理論理論で考え方が凝り固まってるなぁ〜って時などフッと手にしたくなるような本です。
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ルミナス
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253  さまざまな紆余曲折を経たうえで、悲観も楽観もせず「これでいいのだ」とありのままに受け入れ、自由に生きる。それこそがタモリをタモリたらしめているのだ。その現在にしか希望はないのだ。 巻末の年表は圧巻。著者の偏執狂的なタモリ愛を感じる。
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レンコン餅
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単行本で知っていても、巻末の大タモリ年表、すごく参考になる。いいとも!以降も補完できる。森田一義ルーツからタモリになりすまし、様々な番組を作り出す。知れば知るほど面白い人だよなぁ
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Ezo Takachin
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あっという間に読み終えてしまった。なるほどタモリとはそういう人物だと改めて感じた。多趣味で知的センスあふれる人物。芸人という枠を超えたすごい人物。「笑っていいとも!」以外では、「タモリ倶楽部」「ウォッチング」「ボキャブラ天国」「音楽は世界だ!」「トリビアの泉」「ヨルタモリ」「ブラタモリ」などなどいずれもらしい番組ばかり。特に私は「音楽は世界だ!」「ヨルタモリ」が好きでした。 タモリ好きなら必読書です。巻末の大タモリ年表もいいです。
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タモリ学 (文庫ぎんが堂)評価66感想・レビュー28