形式:文庫
出版社:新潮社
形式:Kindle版
出版社:講談社
後書きで書かれる安部龍太郎氏の藤沢氏への思いも興味深く読んだ。
⑤愛洲太郎左衛門(移香斎)を父の仇と教えられ、住吉波四郎は仇を討つために旅に出る。日向の山奥で波四郎は真剣で立ち会うも、愛洲の境地には及ばず…。/一流の剣客も衰えはやってくる。武蔵の行為を卑怯とみるか…?将棋には「待ち駒」というのがある。マイベストは③。また、いずれの話にも女性が登場するが、①のおふさは助九郎の相手をさせられ、②の小衣は勝った方への賞品扱い。③の18歳の縫は66歳の宗矩の夜の玩具だ。④泥之助を引き留めるおまんさまと⑤波四郎の帰りを待つおふくには、願いを叶えてやりたい。 2022-125
故・安倍龍太郎(2012年9月『等伯』で直木賞受賞)が「心が洗われる充実感を味わうことが出来た」と解説で述べているのに合点がいきました。
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