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【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」隠し玉】彼女は二度、殺される (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

感想・レビュー
87

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ゆうき
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『このミス』隠し玉。「死者を一時的にゾンビ化できる」能力者が活躍する特殊設定ミステリーです! 傀々裡という、死者を一時的にゾンビにする能力をもつ能力者たちが存在する現代日本。能力者を管理する福音協会から派遣された黒緒(くろお)と白夜(びゃくや)は、何者かに殺害された娘・真珠を蘇らせるべく周防家を訪ねるが、彼女の死体は傀々裡が不可能なほどに損壊していた。二人は、真珠殺害犯と、死体損壊の犯人を探すことになる。しかしその矢先、真珠の友人が殺されたと連絡が。さらに黒緒も何者かに襲われて心臓をひと突きされ――。
0255文字
三編 柚菜
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ネタバレ本作を特殊設定ミステリたらしめる、傀々裡師による蘇り。それを扱ったトリックは、ミステリに読み慣れた者であればその一部を看破してしまうのだろうが、それに目を瞑ってもミステリとしての面白さは保証された作品だ。なんといっても、あるべき物の不在を起点にしたロジックが心地よい。また事件の背後に潜む「親から子への期待」による歪みや、強すぎる想いが生み出す陰惨なドラマが、忘れ難い印象を刻む。まさか黒緒の方だとは。周防家を鏡写しとして己を振り返った白夜と、式鬼の黒緒のコンビをまたいずれお目にかかれたらなと思う🔁
0255文字
devil
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特殊脳力の設定も掛け離れていましたが、それを本筋に組み込んでいるとは!奇妙な読後感でした。
0255文字
I KNOW
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ネタバレ第20回このミステリーがすごい!隠し玉。死んだ者を甦させる事ができる傀々裡師が活躍する特殊設定ミステリー。特殊設定は現実的にはありえないこらこそ、物語りの重要な場面やトリックではありえる。だからこそ予めてしまう。張り巡らされた伏線も最後回収され、うまくまとまってるなと思いました。ただ中盤聞き取り調査などであーでもないこーでもないと言ってきた事が、あっさりと黒緒を刺す事で犯人が解ってしまう(そこからもう一捻りあるのですが)事が残念でした。今までの考察は何だったんだ!この年の大賞よりもこちらの方が面白かった。
0255文字
茶旨
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面白いな〜。かなり独特の世界観・設定なので読むのに苦労するかなとも思ったが、主人公二人のキャラクターと関係性が良いのですんなり入り込めた。伏線の張り方、回収の仕方も上手い。凶器の隠し場所なんて、なるほど吃驚。この作品世界や登場人物たち、特に九十九と一をこの一作だけで終わらせるのは惜しいので、是非とも続編を書いて頂きたいな〜。
0255文字
みんとあいす
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ネタバレ☆3 話自体はしっかり作られたミステリーだった。だが!!致命的すぎる欠点が、文章力が全くもってない。こんだけ読みづらくてしかたない文章は商業で発売されている本のなかではとっても珍しい。キャラもミステリの骨格も素晴らしいだけに、もったいなすぎた。だれかに文章担当してもらったほうがいいのでは?と酷評したが、話自体はミステリとしてしっかりしてる。くぐりの設定がロジックに存分に生かし切れていないことが少しもったいない。
0255文字
たかひろ
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タイトルからよくありがちなミステリーかと思ったが、傀々裡師という設定に惹かれて購入。読み進めるとその特殊な設定を生かしつつも、主人公達が繰り広げる謎解きの展開は至ってオーソドックスで非常に読みやすく、ラストで明かされる主人公の意外な関係性もありあっという間に読了。続編や映像化が期待できる良作だと感じた。
0255文字
湯歌
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A:死者を一時的に甦らせることができる能力者が事件に巻き込まれる、おもしろい設定!登場人物の名前が分かりにくい、犯人の意外性がない。どんでん返しはさすがに読めない。二度読み必須。
0255文字
碧海
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ネタバレ死んだ人を蘇らせる傀々裡師は 式神と2人で行動する。その黒緒と白夜の双子が 2度殺された少女の事件を調べていく。 何回も 予想外の展開があって 面白かった。途中の伏線も なるほどと納得。
0255文字
さくちゃん
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ネタバレとにかく設定が面白い。人を蘇らせるくくりという職業の設定が面白く理解もしやすいため、世界に入りやすく良み易い。読了後もう一度読み返してみると、黒緒が永遠の17歳と言っていた意味もわかったような気がする。
0255文字
ai*
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死者を一時的に蘇らせることができる。そんな人達がいるという世界でのミステリ。その能力を上手く絡めながら起こる事件。解決編はとてもすっきりした!でも、死者を一時的に蘇らせるという設定がある以上全体的に重く暗い印象を受けた。
0255文字
ぱすた
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死者を甦らせることができる人がいるという特殊な設定の上で起こる事件。それを脇役のように見える人が一人称となって見ていく。最後になぜこの人が主人公だったのかも分かるし、トリックを解くための前提知識や設定も散りばめられていて面白かった。
0255文字
よっしー
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図書館で見かけ、手に取りました。2度殺されるって?と不思議に思いながら最初のページを捲り、納得しました。亡骸が残っていたら、一時的に魂を呼び戻す事が出来る能力者がいる世界。急な別れによる心残りが解消、残された人が前を向く為の時間と考えるとアリなのかもしれませんが、その力が犯罪隠し等の悪い事に使われ、生きている人の保身の為に亡骸を損傷させる事もあるという世界は嫌だなと思いました。重たいと感じる話でした。
0255文字
よる
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死者を一時的に蘇らせられる組織がある、特殊設定なミステリーもの。事件の犯人は割と分かりやすかったが、もうひとつの秘密は最後に明かされて衝撃だった。もう一度読み返したくなる作品
0255文字
koteomoitsukan
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0255文字
あき
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死んだ人間を蘇えさせることができる、死んだ人間と生き残った人間に最後の時間を…テーマ的には終末期医療で働く私にはとても興味深い、こんなことあったらいいなという職業のミステリー。映像にしたらホラーなんだろうな…でも姉弟の関係が最後に解き明かされて、続きがあったら世読みたい!
0255文字
みやこしあん
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ネタバレ初秋尾秋。過剰に損壊された部品はどこへ消えたのか、特殊設定ミステリ。指まで切った理由に期待したけど、模倣犯であることの強調だけ? 凶器取り戻すの怖そう。時系列と人名が難しい。高慢無敵美少女&長身卑屈下僕の黒白バディと八朔刑事が好き。エモさグロさ少なめ。【メモ】傀々裡/式鬼/魂の線/日本でしか/真珠/ケルベロス/十王と五木/兄/双子/百/満腹/開花/香水/返魂香/空洞/薬袋/ポッケ/引きちぎ/肆谷/特例/保管室//←屍者の帝国、たとえ骨、わざわざゾンビ、死体の汁、○○○○、東京結合、呪いに首。殺人晩餐会。
みやこしあん

【メモ】傀々裡/式鬼/魂の線/日本でしか/真珠/ケルベロス/十王と五木/兄/双子/百/満腹/開花/香水/返魂香/空洞/薬袋/ポッケ/引きちぎ/肆谷/特例/保管室/死んだふり/破綻製造機/五日程/ずっと笑み/透明/不老不死/姉弟愛/気付かれないように殺す/遠くに行かせて/断面/ナイフ/九十九家の習わし/予備/反抗期/子への期待という妄執/主人公にまつわるバレバレの仕掛けをひっぱりすぎるところがマイナス点/

05/19 18:14
0255文字
抹茶カステラ
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ネタバレ死者を一時的に甦らせる事が出来る能力者「傀々裡師」という存在。特殊設定ミステリー。何者かに殺された少女を甦らせる事を依頼された黒緒と白夜、しかし甦らせる儀式の直前、少女の遺体は甦りが無意味な程に損壊された。なぜか?は予想が出来るので誰がどのように?場所と状態と理由。プロローグの出来事があそこで重要な事として出てくるとは思わなかった。事件のトリックの方はわからなかったけどもう1つの方(2人の事)は予想が当たった😆犯人最低なやつだなと思ったけど他の人達もだいぶ…。いい人もいるけど。あと名前が読めない。
0255文字
ともりぶ
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特殊設定と主人公のキャラが強すぎて事件が霞む…。
0255文字
ぱふぱふ
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この作家さん初読み。特殊設定ミステリ。この世界には傀々裡(くくり)師という能力者がいて,死者を一時的に蘇らせることができる。そのおかげで家族が改めてお別れしたり気持ちの整理をすることができるのだ。ある日,少女を蘇らせてほしいと依頼を受けた傀々裡師の白夜と黒緒が,お屋敷を訪れると,その少女は目と舌と指を失われていて,生き返らせることはできない状態だった…。一体誰が?何のために? 死体の場面はあまり想像するとグロいので,さらっと読んだ。「彼女」ね…。
0255文字
あや
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ネタバレ死体と魂を結びつけることができるくくり師。 儀式を行う前に死体が損壊されたのはなぜか、誰が犯人なのか。 ずいぶんと歪んだ人間関係の中での事件でしたね。 欲しかった愛情を受けることができなかったから、歪んだ性格の人たちが生み出され事件が起きてしまった。 くくり師については途中で気づいたけれど、ラストにタイトルの意味がわかりスッキリ!
0255文字
ひこニャン
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ネタバレ傀々裡師(くぐりし)。それは亡くなった遺体に再び生命を吹き込む秘術を操る者。蘇生というよりは延命に近く。不慮の死を遂げた者との最後の言葉を交わすため、時には己を殺した犯人の名を聞き出すために極秘裏に行われている儀式。 特殊設定褒めちぎりすぎてて逆に疑問。辻褄合わせのご都合主義設定多くないか?凶器を隠すために死体の中に凶器を入れて蘇生させるとかアイデアは奇抜だがいろいろ無理がありすぎる。
0255文字
みのるさく
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ネタバレ設定が本編にも重要に絡んでいて面白かった
0255文字
そこら辺の人
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途中途中飽きてしまうときもあったけど、主人公達の設定に最後…え?そっちだったの?!→読み直す→ほんまや一言も言ってないやん…と全く気づかずやられた感。死者との戦いがあるのかと思ったらこつこつ推理型でした。
0255文字
なぎを
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SFファンタジーを特殊設定と呼ぶのか……。もう二度と手を出すまい。時間のむだ。「人を蘇らせる能力」そんなもんがありゃ全ての殺人事件は解決だわね。警察に嫌われる道理はあるまい。
0255文字
ぱむりん
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登場人物の名前が難しい笑 エピローグが切なかった
0255文字
ともちん
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特殊設定ミステリー 名前が途中でなんて読むんだったけ?と何度か引き返してしまって読むのに時間がかかってしまった。 最後らへん。設定がなんか思ってた通りだったところもあった
0255文字
ながとも
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特殊設定を活かした本作のトリックはやや易しめです。キャラクター独特の個性が苦でなければ、さっくり読見たい人にオススメできる作品です。
0255文字
なつき
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ネタバレ死んだ人の魂を一時的に体に戻すことが出来る能力。黒緒と白夜は依頼を受け殺された少女を生き返らせようとするが、儀式の前に少女の遺体は損壊され何も話せない状態になってしまう。誰が彼女を「二度」殺したのか。特殊設定と名前の癖の強さのわりにミステリー部分がやや弱く感じました。誰もが怪しく誰が犯人でも良くて、あの人が犯人だった意外性がなかったのが残念。
0255文字
キナコ
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特殊設定ミステリー。現代日本で死者を一時的に蘇らせる職種の主人公が、ある殺人事件の被害者を蘇らせようとしたところ、死体が蘇ったとしても喋ったり伝達したりが出来ないように、損壊されていた。誰が何のために『彼女を二度も殺したのか』特殊設定ではあるが、ストーリーが面白く一気読み。ただ登場人物の名前がキラキラネームっぽいのが多く、そこだけが読みにくかったかな。個性を出したかったのか、被害者の母親の性格を出したかったのかは分からないが、そこだけは残念。
0255文字
Ree.
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★★★★☆えーこの設定じゃぁなんでもアリじゃーん?!と思ったら、そうでもなかった。「特殊設定ミステリー!」に納得。登場人物の名前が読めず(そこも特殊設定なのか?)漢字と読みを一覧表にして、栞にしながら読み進める。
0255文字
La
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登場人物の名前が非常に独特でした。 話自体は特殊設定を生かした良質なミステリー作品でした。
0255文字
たかひー
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ネタバレ★★★ なかなか設定が特殊であったが、その特殊性が最後カギを握っていたのには驚いた。改めて考ればだからこその特殊設定なのだが、その時はなるほど、と。ただ、登場人物の名前がわかりづらい、覚えづらく、把握が困難であった。
0255文字
jerrrry68
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名前の癖が強いな〜と思いながら読んでた。
0255文字
とし
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ネタバレ死者を一時的に蘇らせることができる特殊設定であるが、謎の解明につながる情報はフェアに提示されていた印象。名前が独特なのは今風なのかしら。登場人物と屋敷内の構造、初めに一覧表とかにしてくれるといいんだけど、設定にもかかわってくるからできないのかな。親の偏愛は罪。
0255文字
まっぴー
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ネタバレ初作者。特殊設定と珍名字やキラキラネームになかなかなじめませんでしたがまあまあ楽しく読めました。このお話の主軸は実はそこにはなかったのはわかるけど、メインの事件がいまいちだったかなぁ。アリバイはそんなものかと拍子抜けだし、恨みもなくあんな状態でも従順なのが理解し難かったです。この特殊設定を活かしてシリーズ化できるとは思いますが、この切っても切れない絆の2人のことをここまで掘り下げたならもうあとは何を書いても蛇足になってしまう気もします。
0255文字
MATSU
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評価が良さそうなのと、直感で購入し、読んでみました。最初設定に説明されているのについていけず😅そして、普通に騙されてましたね。ただなんかおかしいなと思っていたんですが。最後の方の白夜回想がなんかキツかったです😵
0255文字
お母ちゃん
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死者を一時的に甦らす、傀々裡師の黒緒と白夜のコンビが謎を解く特殊設定ミステリー。設定上どうしても説明が多くなるのは仕方ないので、そこを我慢すればなかなか面白かったかも。ただし、子どもが犠牲になるお話なので、事件解明に至ってもスッキリとはしない。
0255文字
Nyah
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傀々裡という、死者を一時的にゾンビ化する能力をもつ傀々裡師達は、政府に認められて、活動している。黒緒と白夜は、何者かに絞死させられた真珠を蘇らせるべく周防家を訪ねる。傀々裡は丑三つ時にやるとの事で、周防家の見学をしているうちに、真珠の死体は傀々裡が不可能なほどに損壊していた。/なんだコレ。途中まで頭がついていかなかったけど、殺人と死体損壊を調べる話。
しっぽ🐾

Nyahさん、安静に…とのことなので、ご不便だとは思いますが、お早い快復をお祈りしています。看護師さんのタイミング…(^^;)

07/22 08:15
Nyah

しっぽさん ありがとうございます。結構な頻度で人がやってきます。今日からリハビリだし、徐々に動けるようになるでしょう。

07/22 08:34
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【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」隠し玉】彼女は二度、殺される (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)評価83感想・レビュー87