形式:単行本
出版社:白水社
形式:Kindle版
訳者あとがきの「なぜ沖縄戦はロマンにならず、関ヶ原や新選組はロマンになるのか?」という問いも印象深い。なぜなら生々しい体験が失われたところにロマンの花が咲くからだ…という訳者の持論は一理ある。私自身はロマンたっぷりの史劇が大好きなので、胸が痛い指摘ではあるんだけど…。史実を読み解くときは、ロマンに捕らわれずに当時の人々の営みをみていく必要があることは胸に銘じておきたい。
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