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映画よさようなら

感想・レビュー
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しゅん
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ここに並ぶ映画評は、「どちらでもありどちらでもない」という結論が多い。デュラス論は「映画であり映画でない」であり、円城塔ゴジラ論は「存在するし存在しない」であり、『スパイの妻』論は「スパイでありスパイでない」になる。佐々木敦の特徴としてこういう言い方は以前からあるけど、ここでは徹底されているように思った。倫理的な判断としてそうしているように思う。深田晃司『LOVE LIFE』論に何故か胸打たれるものがあったのだけど、それは本書自体と同じような「終わらない倫理の実践」を描いたものだったからだ。
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gu
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「だからことは実に複雑であり、かつ実に単純なのだ」佐々木敦の批評から受ける印象もまたこれである。見ることや聴くことといった単純な感覚にまで立ち返り問いをこねくり回す。そこで出てきた結論がまた至極当然に思えても。
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ハンソクマケ
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今泉力哉の映画に対して漠然と抱いていたものが的確に文章として出力されていて、敬服する一方なんだか悔しい気もする…笑 自分がまだ見てない映画に関する論考はなかなか興味を持てないこともあるが、本書のそれはむしろ興味をそそられることが多かった。デュラス見てみたい。しかしそれなりに映画の知識を蓄えたつもりだが、まだまだ知らない作家も多いなー。
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junne
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実はもうすぐ出るゴダール本に当初『さらば、映画よ』という副題をつけようと思ってたのでした
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