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パルメニデス 錯乱の女神の頭上を越えて (講談社選書メチエ 778)

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YO)))
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パルメニデスは詩的断片において、エレア的アルゴリズムにより「あらぬもの」の存在を帰謬論法的に否定し、「あるものがある」を証だてる。 だが一方で、人間が人間である限り、この"「あらぬもの」の帰謬法的仮定"即ち「思惑の道」を捨て去ることはできない。 何となればそれは「あるもの」即ち「真理の道」への回路であり、また死すべき者・青人草に運命が負わせた永遠の影でありトラウマなのであるから。─というわけでのちに持続とか「差異と反復」とか純粋経験とかが生まれたのだと思いました。
0255文字
Ex libris 毒餃子
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古典文献学的様相が強い一冊。誤訳ってやはりあるんですね。
0255文字
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