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見習い聖女の先導者 (角川スニーカー文庫)

感想・レビュー
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小娘とドラゴン
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ネタバレ主人公カイルに納得のいかない物語でした。執行者として生きることが全てであった彼が、人を殺すことを躊躇ってしまうに至る過程があまりにも雑でした。執行者に戻るためヒロインを利用するために近づいたにも関わらず、心の距離が近づくイベントも会話もやりとりもないまま、人を殺めることを望まないヒロインを悲しませたくないから躊躇うと言われてもという感じです。ヒロインとの距離はいつ縮まったのか。この重要な部分が不明なので、展開がいちいち納得できませんでした。前作は面白かっただけに残念です。
0255文字
マスクX
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ネタバレ教会所属の暗殺執行者カイル。暗殺だけが自身の生き方としていた所、左遷され田舎のシスターと出会う。そんな田舎で退屈を拒絶する。暗殺部隊に村を焼かれシスターの才を知り自身の地位向上の為、彼女を利用する事に決める。しかしシスターと過ごすうちに自身の考え方が変わっていく中で陰謀が襲って来る。宗教間戦争の描写もありながら行っているのは利権の獲得の悪意に対して戦いに臨むカイル。ラストの別れなど流れがよかったです。
0255文字
彩葉 楓🍁
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【★★★★☆】暗殺の道しかなかった少年は辺境の村に住むシスターと出逢い、暗殺・執行人への志しを宿しては入れどシスターの少女と過ごしていくうちに徐々に変化が生まれる。徐々に芽生えるものは恋という明確なものではなく信頼や拠り所、友情というものが近いのかなと。でも少なからず恋心はあるのかも。その方向性でも私的は良きです。最序盤とは異なる主人公の心情の変化がこの作品の目玉ですね。聖職者然としたヒロインのロゼリアはもう可愛い。抑揚ある台詞に感情移入は容易く、最後の展開は分かっては入れど涙腺が刺激されました。よかた。
0255文字
まっさん
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★★★☆ 面白かったです。 物語は王国最強の暗殺魔術師・カイルが、身に覚えのない殺人容疑で辺境の村・イルベルへと左遷され、そこで秘められた能力を有する聖女に憧れるシスター・ロゼリアに出逢う所から始まるものでした。 続刊が出るかは分かりませんが、一巻でここまで綺麗に物語を纏めている作品を久しぶりに見たような気がします。執行人として育てられそれ以外の生き方を知らない少年と、どこまでも聖女に憧れる高潔な精神の持ち主である少女。一見すると水と油のような生い立ちである彼らが、少しずつその距離を縮めていく様子には→
まっさん

どこか微笑ましいものがありました。 主役二人以外にも何人が登場人物がいる中でスポットライトが当てられるのはこの二人のみだった事から、まだまだ出番を見てみたかったキャラクターも多くいた所は少し残念です。ただ、前述のようにとても綺麗な締め方だった事もあり、最後はスッキリとした読後感でした。 そんな中で一つだけ気になった所があるとすれば、カイルが終盤に選択した敵の倒し方。やりようは他にもありそうなのに何故その選択をしたのか。これに関しては私の読み込みが足りなかったせいかもしれませんな、その後の演出を描く以上の→

07/05 16:31
まっさん

理由が見当たらなかった所が少し引っかかってしまいました。

07/05 16:31
0255文字
史
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なんかパイロット版とかダイジェスト版を読ませられている感覚。聖女と暗殺者の組み合わせはさもありなん。だけどもなんかこう、全体的には展開が早い。一巻で終わらせるのだからそれでいいのかもしれないけれども、やっぱりもっとこう、色々とじっくりやった方が物語なのではないかな。なんとも。
0255文字
らいら
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カイルは身に覚えのない容疑で辺境に左遷されたカイル。そこでロゼリアに会い、彼女を聖女にするために導く物語。 ロゼリアの為に道を敷いてゆくカイルの行動や、色々合った後に、彼女のために全力を尽くすカイルの行動を含めた、二人の関係性が良いですね。 ただ、聖女へのなり方が、可愛いから大きな街で懺悔を受け付ければOK。とか、そんなんでいいの?って思ったりなど、ちょこちょこ気になった所もあり。
0255文字
サキイカスルメ
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自分は真っ黒だと思っていた男の子が、純真な女の子によって絆されて優しくなっちゃうみたいなの大好きなんですよね。2人の関係性がツボにハマりました。利用しようと心の中で嘯きつつ、絆されちゃうの良き。初めて手に入れた心休まる時間と楽しい日々、彼にとってロゼリアという存在が大切だからこそ一番の弱点になった描写もすごく好き。そこからの急展開は、びっくりはしましたが、カイルがロゼリアのため必死になのは伝わってきました。イラストもよくて、特にカラーイラストのふんわりした塗りとロゼリアの可愛らしさが好き。
0255文字
碧海いお
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ネタバレ暗殺魔術師・カイルは、覚えのない殺人容疑で辺境に左遷されてしまう。村の教会で温かく迎えてくれたのは、シスターの少女・ロゼリアだった。 ファンタジー+ミステリー。キャラクターはよかったですが、内容が今一つだと感じました。カイルとロザリアの関係がよかった。 あとがきを読む限りでは1巻で完結みたいですね。
0255文字
ヒデキ
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ネタバレ執行者カイルが左遷された地でロゼリアという少女に出会い、ロゼリアが魔術を無効化できる能力を持つことを知る物語。純真なロゼリアを大切にしようとするため、執行者として人を殺めることに葛藤するカイル。しかし、ロゼリアの能力を悪用しようとする司祭まで現れて…。最後に、無事死闘から帰還し、懺悔室でロゼリアに懺悔するカイルがエモかった。
0255文字
菊地
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導入から序盤は割と好きだった一方で後半はダイジェスト感のある急展開で色々と勿体なかった。
0255文字
ホシナーたかはし
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必殺仕事人よりも、ザ・ハングマンの印象(知らない読メンバーがいらっしゃるかもですがあえて解説割愛)。半ばから急に、駆け足とご都合主義とオールマイティなスタンド攻撃になってしまったのが残念。上下編でしっかり書いてほしかったなぁ。これで続編はちょいとむつかしいかも。
0255文字
尚侍
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中盤まではいい感じで物語が進んでいたのに、後半に入ってから急に展開がご都合主義になってしまったように感じて、そこまでの話が良かったことも相まってなんとも微妙な読後感でした。主人公がロゼの力と共に成り上がろう的な展開だけでは弱いと判断してあのような見せ場を作ったのかもしれませんが、個人的にはその流れでそのまま行った方が話に無理がないように感じられたので、話の良し悪し以前に好みの問題だったようにも感じますが、自分的には合わなかったですね。
0255文字
シノミヤユウ
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暗殺者が聖女の才能を秘めた少女の刃となり暗躍するファンタジー。 お互いの献身に絆されていく主人公とヒロインが可愛い! 純真な少女×シニカルな少年の初々しいやり取りが微笑ましく、二人の穏やかな日常シーンにひたすら癒されました。 だからこそ、策謀渦巻くヒリついたバトルシーンが心に突き刺さる!主人公が身を置く仄暗い環境と、ヒロインの夢見る優しい世界の差が切なくて沁みます。それでいて、主人公のロマンに溢れた流麗な戦い方が超カッコいいのがズルい! 謀略や苦しさに立ち向かう二人の絆と希望の輝きが胸を打つ物語です。
0255文字
真白優樹
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法で捌けぬ悪を狩る教会の暗殺者の青年が、辺境で未知なる魔法を秘めたシスターと出会い始まる物語。―――お互いがお互いの先導者、だから掴める光がある。 引っ張っていくだけではなく、引っ張られていく。純粋なシスターとの交流の中で青年が少しずつ変わっていく物語であり、血生臭さのあるバトルの中で並び立つという温かさのある物語である。一つの戦争を終わらせ、少女は救世主となり。その先に願っていた人がいる。 きっと二人で並び立つのならば、何処までいっても大丈夫であるはずだ。 うん、とても面白かった。
真白優樹

一応、ヒロインの目標は達成されますしハッピーエンドで綺麗に纏まるので単巻完結と見ても良いかもと思います。

05/02 06:56
まっさん

ありがとうございます!購入するか迷っていたのですが、(恐らく)単巻完結なのであればとりあえず購入してみようと思います。教えて頂きありがとうございました。

05/02 12:44
4件のコメントを全て見る
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凜音
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ネタバレ読了 王国最強の執行人:カイルは身に覚えのない容疑で辺境の村に飛ばされる。村でカイルを迎えたのは日常魔術も使えない落ちこぼれの修道女:ロゼリア。そんな、彼女は「魔力消失」の力を有しており、帝国 王国間の宗教争いに巻き込まれていく物語。 正直な感想として、育成という点にピンと来なかったです。育成者というよりは先回りしながら道を敷くタイトル通りの先導者というより暗躍者?。物語としては152〜153ページのロゼとカイルそれぞれの愛や偽善の考え方というのが印象に残っています。 カイルの考え方は現実主義的でその覚悟
凜音

仕方にはカッコ良さも感じます。対照的にロゼは理想主義だけどその理想を利己的に解釈してる所がとても美しく思えました。物語全体的に面白さはあるのですが若干読みにくさがありました。なんでかは自分でもよく分かってません。この巻で巻き起こっていた事象の答え合わせも最後にまとめてという感じですこし消化し辛かったです。ですが、最後の展開と2人の姿はとても好きな結び方で満足。

05/01 16:15
0255文字
陽溜まり@小説等
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ネタバレ70-75点 怒涛のクソ長開示やめてくださーい。 感想としては、アイデアとアイデアが繋がっておらず全体としてのまとまりがないという印象を受けた。地の文は意外と悪くないがアイデアと同様、ポンと難解な単語を置く手法は逆に安っぽくなるのであまりいただけないなと感じた。 以上
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リク@ぼっち党員
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ネタバレタイトル的に師弟モノかと思ったら、隣に並び立つ感じでちょっと意外だった。日常の様々な物が魔術で動く世界で一切の魔術が使えないロゼリア。左遷されてきた暗殺者と出会ったことで運命の歯車が回り始める。物語の展開は結構早め。聖女となる夢を持ったロゼリアに絆されて情を抱き、それが巡り巡ってロゼリアが窮地に立たされるのはカインにとっての成長か、後退か。でもそこから策で逆転するのはなかなかの爽快感があった。
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よっち
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覚えのない隣国の皇帝殺人容疑で辺境に左遷された王国最強の執行人カイル。飛ばされた村の教会でシスターの少女ロゼと運命の出会いを果たすファンタジー。日常魔術も使えないポンコツの落ちこぼれと自嘲する彼女が、密かに持っていた世界を変えうる大きな力。自分を受け入れてくれた恩返しとして、名実ともに「聖女」に仕立て上げることを決意するカイル。魔術を基礎から教え込んだことにより、ロゼもまた大きな野心に巻き込まれてゆく展開でしたけど、苦悩する彼女を救うため危険も顧みず大胆な手段で解決してみせたその結末はとても印象的でした。
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見習い聖女の先導者 (角川スニーカー文庫)評価100感想・レビュー18