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風と共に咲きぬ (角川文庫)

感想・レビュー
37

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みほ
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ヒロインキャラの親友、戦隊もののグリーン担当、正義のヒーローに倒される怪人…脇役キャラに焦点を当てた連作短編集。自分の人生、自分が主人公、と言ってしまうのは教科書的でやっぱり俯瞰すると主役的な人と脇役的な人がいるのは当然で。でも、「脇役だって、いいじゃん!」と思える、かも。
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isry 2@積本消化中
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ネタバレ初読みの作家さん。連作短編集。人生の主役ではなく、脇役を主人公にした物語。説明的で特に印象に残ることはなかった。
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こたま
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主役の隣にいる人達が主人公。一風変わっているのが怪人や正義戦隊で、テレビ番組ではなく実在しているものとして書かれているのが面白い。読んでいる途中で、他の作家の短編だが、タンポポが不屈の象徴として描かれていたのを思い出した。本作でもそうだ。野に咲く花の宿命で、あくまで自力で根付く場所を見つけなければならないが、種を高々と飛ばす姿には誇らしらさえ感じる。最後には花子も文字通り花開く。でも何だかんだで、自分は1人しかいないのだから、自分で主役になればいいと思い切れれば最強なのかも。
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いっこう
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はじめましての作家さん。たんぽぽをモチーフとした短編をつなげた作品。劇的なハッピーエンドは無かったけど、楽しく読めました。
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ひまりす@きょめ
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主人公・ヒーローになれない人達の話。うーん…何も残らない感じ…
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ガーコ
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☆☆☆
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夜空のパンケーキ
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それぞれの「脇役」たちが必死に生きる姿を描いた短編連作集。 話が全て微妙に重なり合っていて面白かった! 主役ではなくても自分の人生においては主役なんだとちょっぴり勇気をもらえました。
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パプリカ
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☆☆
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らっこ
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周りに埋もれてスポットを浴びることはないと感じている人たちの連作短編集。その切り口からして予想していたようにほっこりできるお話ばかりで安心して読み進めれました。怪人とか登場するとは想像してませんでしたけど、それらもひっくるめて温かな気持ちになれましたよ。受け止め方の大切さにも触れられました。
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のこのこ
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名脇役というポジションがあるが、そんな人たちの何気ない物語を切り取った短編集。陽だまりのようなあったかい雰囲気の一冊。脇役キャラっていうのはなんとなく分かる。でも自分って脇役だなぁと思ってしまうシチュエーションは誰にでもあると思った。特に最後の斬られ役のお話はほっこりした。すごく理想的な夫婦関係だなぁ。人生みんなそれぞれ主役。胸を張って人生のセンター張って生きていきたい!周りの人を含めて自分のことを脇役と考えてしまうのは優しい証拠。そんな優しい自分を誇りに思ってあげたいものだなぁ。
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sec - akko
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人生を主役の様にずっと生きる人は少ないと思います。脇役のような人生も、一人ひとりを見れば、主役なのではないかと思います。
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しんごろ
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なんてこったあ。優しさが溢れだしてる物語ではないか。これは心が弱ってるときに読んだら、人によっては涙がでてしまうぞ。相手を思いやり、慈しむ。いいじゃないか。自分の人生が、たとえ脇役、適役、ちょい役だと思ってても、他人から見たら主役である。思い残すことなく人生を一生懸命に楽しまなきゃね。ちなみに、自分は影で裏方のような役割の人生でありたい。あっ、それはすなわち脇役か(笑)。連作短編で、全てにおいて優しくハートフルとは、まさにこのことという物語。この物語から、幸せのお裾分けをいただきました。
桃の節句🍑

もらっていきまーすポチッ♪

02/11 23:26
しんごろ

桃ちゃん、どうぞ~😊

02/12 06:07
4件のコメントを全て見る
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せら
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人生みんな主役。 生きることが、少しだけ、ほんの少しだけ楽しくなるような一冊。
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おしゃべりメガネ
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とてもピュアな短編集でした。繋がるトコは繋がるので、連作でもありますが、余計な雑念は一切なしにしてまっすぐなキモチで読み進めるコトのできる一冊です。4つの話とエピローグで構成されており、どの話も主役にスポットを当てるのではなく、脇役、バイプレーヤーにフォーカスした話でなかなか興味深く読めました。大半の人がなかなか主役を演じるコトは少ないだろう人生において、それぞれの脇役がちょっと見方や考え方を変えるコトで主役になりえるステキなマジックがここに綴られています。個人的には「鈴木花子」さんが良かったですね。
おしゃべりメガネ

〔積読本4〕

01/22 21:31
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BamgB
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5つの連載短編集。最後にきれいに繋がります。脇役にスポットを当て、心の機微を優しく書いている。世間的には脇役のようでも、個としては皆それぞれ主役なのだ。誰もがたんぽぽの様に咲き、綿毛のように自由に飛んで行けるのだと思わせてくれる。
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ぱふぱふ
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主人公キャラではなく,脇役キャラに焦点をあてて書かれた連作短編集。たんぽぽつながりなのね。この本を読んで思ったのは,全体を見ると主役は別にいるようでも,誰もが自分の人生では主役だということ。私の人生では私が主役! だから人と比べても意味がないんだな~。サクサク読める本だった。途中で宇宙人というか怪人(?)が出てきたのにはびっくりしたけれどね。
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かお
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タンポポのように、どこにでも咲いている馴染みの存在。主人公じゃない、脇役にスポットを当てた心温まる1冊。滑稽さもあり、会話のテンポが良くて映像が浮かぶ文章。 ヒーローと戦う怪人側の話が、印象的。怪人にも家族がいて、戦隊ヒーローを倒して格好いいパパとして生還するはずだった。 まさかと思ったら、二部構成になっていて安心した。戦隊ものの端っこグリーン目線も切なくて、現実を達観していて良かった。派手じゃなくても、幸せ。哀愁漂う、愛すべき人達だった😊
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takaC
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清水くんがどんな話を書くのかある程度知識をつけてから読んだので安心して読めた。
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はる
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ネタバレ23年222冊目/脇役に焦点を当てる、というコンセプトがまず面白いし、なんかもうみんな健気で一生懸命で、それぞれに人生があるし、それぞれの人生では主人公だし。時々、ぐっときながら読みました。
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達ちゃん
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自分も脇役タイプだから激しく共感しながら読みました。どの話もほっこりとして心温まる読後感です。
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のんちゃん
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夫の本棚から。美人主人公の女友達、戦隊ものヒーローの緑色役、時代劇の斬られ役等、物語の脇役になってしまう人々の心内を描いた連作短編集。人生に於いてなかなか主役になれる場面は、人間、そうそうない。だから、本作の登場人物の心の中のつぶやきには共感できる人が多いと思う。しかし、作中にもある様に、自分の人生に於いて、自分はいつも主人公だ。だから明日からも腐らず前を向いて生きていこうと読後、そう思える読者もきっと、また、多いと思う。平易な文章で、ハートにダイレクトに響く温かく爽やかな読後感に満ちた優しい作品だ。
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チサエ
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人は誰もが人生の主人公。脇役だと思ってる?人と比べるとそう感じるかもしれないね。脇役や端役と思って生きるんじゃなくて、かけがえのない主人公としてせいいっぱい生きること、だいじ。やれることをやろう。タンポポのように笑おう。印象に残ったところ→「どんな暗がりだと思えるような場所でも、きっとどこかで、あなたと関係性のある誰かがあなたのことを助けてくれる。ポツン、ポツンと、暗がりのどこかにいるのよ。夜道を照らす街灯の明かりみたいにね。だからあなたはどんな時でも一人じゃないわ」
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あおい
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脇役、敵役、端役…自分で物語の主役ではないと自覚している人達がそれでも人生を懸命に生きようと奮闘する姿が愛おしかった。1話目のヒロインの友達ポジションの女の子の話がすごく良くてこれ当たりだと思って2話目にいったら怪人の話でビックリ。エピローグで幸せな気持ちになりました。
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常葉
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図書館本。タンポポがモチーフの連作短編集。春ごろ読めたらぴったりだったかもしれない、などと思いつつ、どこにでもいそうな彼ら彼女らの過去現在未来がエピローグで綺麗に繋がっている。派手さはないけれど、クスッと笑えてぽかぽかする新年度だったり、新しいことを始める時期だったり、そういうタイミングで読めたらよかったな、とも。
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のり
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脇役ポジションの物語。はなちゃんは脇役かもしれないけど、友達だったら1番!って気がする。エピローグでまさにそれを感じる。ブルタンとジャスティスグリーンの話は分かりづらいが哀愁を感じる脇役の辛さよ。人生はチョイ役、脇役、敵役が必要だけど、みんな自分の人生では主役だ。
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シナモン
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脇役、適役、ちょい役…サイドプレイヤーにスポットをあてた物語。読み始めはそうでもなかったんだけど、繋がっていく物語にじわじわと面白さが広がって。気づいたらあっという間に読了でした。全編通してモチーフとなっているタンポポの存在も良かったなぁ。胸にじ~んとくる一冊でした。
シナモン

どんな暗がりだと思えるような場所でも、きっとどこかで、あなたと関係性のある誰かがあなたのことを助けてくれる。ポツン、ポツンと暗がりのどこかにいるのよ。夜道を照らす街灯の明かりみたいにね。だからあなたはどんな時でも一人じゃないわ。

08/15 12:56
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ジジ
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舞台の脇役だったり、舞台にも立てない観客だったり、主役じゃない人もしっかりとそれぞれの役割を果たすからこそ舞台は映える。 そんな風に吹かれて着陸したところで根を張り、しっかりと綺麗な花を咲かせるために生きている。その存在はもしかするとほとんどの人に知られることはないかもしれないけれど。 そんな、たんぽぽみたいな人たちが織りなす物語が本作です。 本作は、文章が面白く、クスッと笑いながら読める作品ですが、いろんな人に刺さるだろうと思うスパイスが所々に散りばめられているなと思いました。
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はなうさぎ
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タンポポを共通のモチーフとした連作短編集。 いくつもの風船を一つに束ねて持っているようなイメージ。 フルールから始まり今までの作品全てが詰まってる感じもあり、 作者の一貫した持ち味を崩さず、 そこに遊び心が加わりウィットに富んだ作品になっていて素敵。 今作を読んで、フルールの続きがあったら嬉しいなと思う。 清水氏、ほんとに映画が好きなんですねぇ。
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まぁみ
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どんな立ち位置だって、考え方次第!元気がもらえる物語たち。世の中主役が全てじゃないよねー♪
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ふ
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「どこにだってある花だけど~♪」って昔の曲が脳内で再生された。多くの人はヒーローではない。でもどこかで誰かのヒーローになっているのかもしれないと思えた一冊。
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よしあき
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ネタバレ息子を交通事故から助けて貰ったお礼に男性が渡したのは『風と共に咲きぬ』というお芝居のチケット。名作映画と道端に咲くタンポポだ!と思いつつ、つい最近この名前の作品があったなあと・・・暫し考えて、あ、この小説の題名やんと(笑) 河原で稽古していた男性も、その男性に告白を邪魔されたカップルも、「こちらこそよろしくお願いします」の彼氏彼女も、それぞれにタンポポが咲きますようにww
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冬野
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初読み作者さん(ドラマ『さよならの向う側』は観ていました)。脇役を自覚する人々を主人公に据えた連作短編。文章がややぎこちないのと、話によってバラバラなリアリティラインが気になったが、共通するモチーフ(タンポポ)と最後にすべての話が繋がる構成は良かった。ただ自分がひねくれた性格のため、こういう直球の人情ものは斜に構えて読んでしまう。夢を追う中で心折れかけた夫が妻の言動によって救われ再び前を向く、という展開はあまりにありきたりに感じられ冷めてしまった。決して作品は悪くないんですよ…。星:3.5/5
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よっち
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脇役、敵役、ちょい役―哀愁漂う陰日向に咲く登場人物たちが人生という名の舞台で奮闘する姿を描く連作短編集。ヒロインのお友達ポジションでいつも恋を盛り上げる存在だった花子視点の友人の恋愛模様、愛する家族を残し地球に出陣し正義のヒーローを相手に敗北する怪人、正義戦隊では決してセンターを張れないグリーンの苦悩、そして斬られ役の役者の奮闘、物語の観客役。相対的な立ち位置では哀愁漂う脇役的ポジションとしか思えなくても、一方で自分自身の人生も確かにあって、それぞれが悩みながらも一生懸命に頑張る姿が印象的な短編集でした。
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大地春
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ネタバレチャップリンの名言すごい!!! 『人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ』 失敗したときは落ち込むけど、後で笑い話になることも確かにある。 自分を客観的に見るのは難しいけど、きっと誰でも主人公なんだよね。 タンポポの名前の理由本当は何なんだろう?
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ベローチェのひととき
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本屋さんを物色していて気になって手に取った本。4話からなる連作短編集。本作は、ヒロインの女友達、戦隊ものの怪人、戦隊ヒーローの脇役グリーン、斬られ役の俳優と主人公になれない脇役の物語である。各々の話が別の話にも関係があって面白かった。各話もよかったが、個人的にはエピローグが良かった。きっと誰かが見てくれていると思います。
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メメントモリ
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ネタバレ物語の主役級を取り上げた話はひとっつもない。どれもこれも端役や裏方、主役とはかけ離れた別側面。世界を色鮮やかに見せる隣にあるちょっとくすんだそういう色、それら必要不可欠なカケラを少しずつ混ぜ合わせた短編集。 清水さんの作品は見えにくいものを形にしてくれているような気がします。 多くの人からの憧れや尊敬の対象にならなくてもいい。世界の広さに打ちのめされたり、ちっぽけな自分に悲観する必要もない。あなたはあなたでそこに必要なカケラなのだからと、思わされるそんな優しい物語が描かれていました。
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