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竈稲荷の猫 (光文社文庫 さ 18-108)

感想・レビュー
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オールド・ボリシェビク
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若き三味線職人の善次郎がその熱心さと腕を見込まれ、「この世に一つしかない三味線」を作り上げようとする話。兄弟子の伊那造とその娘・お夏の力を借りながら、懸命の努力が続く。この作家、初めて読む。1999年に初の時代小説を書いてから、これまでに累計6500万部も売り上げているという。私には薄味で、どうしようもなかったというのが偽らざる読後感だ。シリーズものを得意とする作家で、これは読み切りだから、ということもあるまいに。
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ともくん
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竃河岸の裏長屋で三味線の棹を作り続ける伊那造。 その弟弟子、善次郎が全く新しい三味線を生み出すことに悪戦苦闘。 まだ誰も見た事のない、花梨の木で造る三味線。 若くて活のある善次郎が、花梨の木と本気で向き合い、新たな時代の新たな三味線が生まれるのだろうか。
0255文字
犀門
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No.087★★★☆☆今年最後の1冊。
0255文字
ロデタ
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三味線を創る職人の話。一冊読み切りだとちょっと短く感じる。
0255文字
t_m
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ネタバレ予想される通りの展開だけど、面白かった。
0255文字
藤枝梅安
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ネタバレ三味線造りに専心する若者・善次郎と、それを見守る棹造りの達人・伊那造と娘の小夏を中心に、伊那造の師匠でもある五代目小三郎や三味線の師匠・歌水などが登場し、花梨を使った三味線を善次郎が独力で造り上げるまでを描いた読み切り。三味線造りに関しては筆者の別のシリーズでも取り上げられてはいるが、この一冊読み切りは、長いシリーズものと異なり、主題が明確で登場人物を広げ過ぎず、読み手の集中力を持続させてくれる。
0255文字
れいあ
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ネタバレ若い三味線職人の挑戦話。三味線の製作過程は興味深かったが、文章が固くてちょっと読みにくかった。江戸の職人言葉は調子良くて好きなんだけど。
0255文字
ぶーすか910
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2024ー2
0255文字
ぽっぽ
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若き三味線職人と善次郎と親方の娘、小夏の成長譚とも青春物語とも読めますね。言い回しが独特なので合わない方もいらっしゃるかと思います。あっさりと読めました。
0255文字
まさ
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三味線造りの職人のお話。奉公にあがってまだ8年目の若い職人が、今までにない木を使って三味線を造りあげていく。その過程での悩み、揺れる気持ち、決断などが緊迫感を伴って描かれる。やっぱり少し設定が強引に思えてしまうのですが、三味線造りの話は知らないことばかりで面白く読めた。☆3.8
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犬養三千代
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長編なんだけど、すぐ読める。青春なんだなぁ。小夏が14歳なのにしっかり者という設定も面白い。、続編あるのかなぁ。しっかり者がどう御尻の大きな中年になっていくのも見たい気がする。
0255文字
はにこ
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佐伯作品と言えばやはり剣豪が思い浮かぶ。今回はやっとうが全くでてこない。三味線作りのヒヨッコ善次郎。伊那造と小夏に見守られながら花梨の三味線を仕上げる。小夏、15歳なんだけど話し方が何だか説教臭いんだよな。。居眠り磐音のおこんを彷彿させる。おこんは大人の女性だったから良かったんだけど、小夏はちと生意気かも。佐伯先生の剣豪以外の作品、まあまあ楽しめたかな。
0255文字
ねおん
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☆☆☆
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カリン
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ネタバレ三味線作り職人と娘、弟子の物語なんだが、私には読みにくくて合わなかった。残念。
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ぱぴゅ~~ん
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わかりきったストーリーにもかかわらず、つい最期まで読んでしまいます。どのように書けば読みごこちがよいか知り尽くしている作者の力量に脱帽。
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檸檬
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小夏は27から31歳って感じだね。
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Masayoshi  Arakawa
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20230914 図 ノンシリーズ、固いかな⁉️
0255文字
clearfield
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最初は独立作品と言うことが分からず佐伯さんにしては珍しいと思っていた光文社のこの作品群も4年目にして4作目。この作品は三味線を拵える職人親娘と弟子の物語で佐伯作品で剣豪とか捕物帳以外、町人が主人公の話に違和感がぬぐえず中途半端な気持ちのまま読み終えてしまいました
0255文字
ニッキー
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今回は三味線職人の物語。 なんか馴染みがあると思ったら、鎌倉河岸捕物帳で庶民の暮らしは見ていた。 一巻物だが、面白かった。
0255文字
goodchoice
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佐伯さんの小説はたとえ一作だけでも、起承転結がしっかりとしていて読み応えのある筋立てとなっている。
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はる
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ネタバレ23年123冊目/三味線作りに没頭する父と弟子と娘の物語で、スーパーマンすぎるきらいはあっても内容は面白かった。でも、文章が私には合わなくてなんだかとても読みづらかった。
0255文字
ひさか
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2023年6月光文社時代小説文庫刊。書き下ろし。長編。三味線職人の娘小夏と父の弟弟子の善次郎の三味線作りひとすじのストレートなお話で猫も犬も登場するもののあまり話には関わりもなく、少し期待はずれな展開でした。残念。
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ゆりのき
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ネタバレ光文社文庫書下ろし。一冊読切り作品。竃河岸・三味線長屋に住む、三弦職人・伊那造と愛娘・小夏(15)。母は病死。父の世話と家事に加え、家主の三弦師・五代目小三郎親方の厚意で、自宅で材置き場の帳付けの仕事。竈稲荷の猫《クロ》が父・伊那造の弟弟子・善次郎との仲を取り持つ(三味線に貼る猫皮は3才位の若い黒猫のオスが最適らしい。竃稲荷の守りネコのため安泰)。善次郎は稀少材の花梨を使っての三味線全行程を一人でやり抜く。物語は温かな時代小説だが、15才の娘にしてはあまりにも小夏がしっかり者。
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kagetora
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江戸の若き三味線職人が花梨材の三味線造りを通しての成長を描いた作品。出来上がった三味線の描写はこの作品の肝でもあるが、小籐次シリーズの竹細工の行燈や紙吹雪の剣捌きを思い出し、佐伯作品の魅力と思う。佐伯はコピーライターになっても大成したのではないだろうか?小夏は出来過ぎ人間で、私には興を削がれる感もあった。
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タイ子
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竃河岸と呼ばれる所に三味線職人の父親と暮らす小夏という娘がいる。父親の弟子となる善次郎が新しい材料で三味線を初めて全部作る事になり材質、デザイン、諸々の事で葛藤しながら三味線を作り上げる。小夏は若干14歳なのに、まるで姉御肌。そんな娘いるのか?いや15や16歳でお嫁入りが珍しくない時代いて当然か。こまっしゃくれすぎる感もあるがここはご愛敬。三味線作りの話の中に稲荷神社に住む黒猫の話、善次郎の先輩の話も挿入して佐伯さんらしい作品。昔、三味線は猫の皮を張られていたのが現代ではキツイ。スッキリする一話完結作品。
しんごろ

タイ子さん、14歳とは思えない姉御はだっぷりでしたね😅読了、お疲れさまでした😊

07/09 14:12
タイ子

しんごろさん、小夏はしっかりしすぎていて逆に心配になっちゃいましたよ。しっかりしなきゃいけない環境もなんか哀しいものがありますね。

07/09 16:14
0255文字
Akio  Aratani
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三味線作りがメイン。革張りの極意は、なんだったのか?
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あきのぶ
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三味線の話。作者には珍しく一冊完結。読みやすかった。
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しんごろ
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三味線職人の話。兄弟子の伊那造と小夏の親子の元で、弟弟子の善次郎が、弟子の身分でありながら異国の材質で、一張の三味線を作り上げていく。善次郎が弟子であることに引け目を感じたり、作り上げるまでの様々な困難を乗り越えていく。小夏は善次郎の年下でありながら、姉さん女房のよう。善次郎はもちろん父の伊那造まで、しっかり面倒をみて男共もタジタジ。 新たな事に挑むということは、時にはしきたりに囚われず、思い切った判断が必要な事の大事さを知った。伊那造も格好よいし、善次郎も夢を追いかける姿も微笑ましかった。
タイ子

途中、猫のクロが三味線になったのか?!と思うシーンがあってドキリ!(笑)日頃目にすることのない三味線がすこ~し詳しくなりました♪

07/04 09:08
しんごろ

タイ子さん、猫の皮を三味線に使用してるとは驚きでしたね💦吉田兄弟とか、三味線での曲を聴きたいですね😊

07/09 14:11
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