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レプリカだって、恋をする。2 (電撃文庫)

感想・レビュー
31

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黒砂
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ネタバレあとがき読んで、うん。ってなった。予定通りとはいかないものだけど、ホームラン打ったら走らなきゃとは思う。ダウン奪った後のジャブ巻で今後の展開として何発か入れてストレート撃つとみた。いやはや、一巻の重さと比べて気の抜けた炭酸みたいな話だなとは思ったけど、最後は重かった。覚悟して油断してむむむってなって重かった。重いなかでも一生懸命で心打たれた一巻が印象に残ってたから重さは重要視してた。でも何故か恋は軽く思える不思議。
0255文字
みうむん
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ネタバレ序盤は明るく甘酸っぱく、一大イベントの学祭に向けての期待と不安が入り交じる雰囲気。それが、あるビラが撒かれたことで一気に緊張感がたかまり、ナオの心が不安定になる。まぁそうだろうな、と思っていた人物もまたレプリカで、これで3人レプリカがこの物語に現れたことになるのだが、各々の環境が全く違うし、ナオ以外は消されたこともない。ラブラブ甘々な所とドーンと落としてくる所が絶妙なさじ加減で最後までドキドキしながら読んだ。レプリカにも各々人格があり感情もあるのが切ない。気になるラスト。ナオ、どうなる?
0255文字
西野西狸
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ネタバレアキくんとの学校祭/水族館デートがいいなあと思ったけれどそれと並行するようにおこるドッペルゲンガー(レプリカ?)を示唆する告発がおこる日常の謎、そして切ない結末に読まされてしまう。高校生の日常の切り取りもうまいけれど文芸部ということで文学作品との絡めもうまい。後半の『人間失格』よりも前半の『雁』の方が重要で、お玉と岡田の関係はナオやアキではなく森先輩につながっていくんだろうなと感じた。ラストの素直のセリフはナオの行方をどう左右するのかとても気になる終わり方である。
西野西狸

自分が高校に入学する2年前に交通事故で1ヶ月意識不明の生徒が学校祭の花火の時間に亡くなったということがあったらしいけれど、そういうドラマチックなことも実際にあるんですね。

09/28 20:02
0255文字
dora_865
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ネタバレ作者は高校生の恋愛を描くのが本当に上手い!水族館デートでアキが魚に夢中なナオをいろいろからかったり、ナオが望月先輩と話した後のアキの嫉妬が文字から溢れ出たり、お化け屋敷でアキがおんぶしたナオに「重い?」と聞かれて一瞬ためらって殴られたり、祭りのクライマックスでキスしそうでできなかったり……そして舞台劇が成功し、文芸部の解散危機も解消されて、これでハッピーエンド!と思ったら、最後の終わり方が衝撃的で胸が痛くなった。
0255文字
ニョンブーチョッパー
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ネタバレ★★★★★ 1巻の自己紹介的内容やレプリカの存在意義からはいったん離れて文化祭イベントでのワチャワチャ感は若さの特権だね。ラストでは、今後主要キャラとして活躍できたかもしれないリョウの存在感がぐっと高まり、しっかりと本題と絡めてくるあたりは、がっちり心を持っていかれる。ラストの一文、素直の言葉に、今後どうなっちゃうんだ?と次巻を読まずにはいられない。
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橘古都
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ネタバレ読んだ直後、ボーッとして言葉がうまく出てこない。 りょう先輩に会いたい。
0255文字
困り
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ネタバレナオと素直の仲直りからその後、文芸部の危機と学園祭での演劇が描かれた巻でした。ナオの朗らかな心情が今巻も健在で、アキとのいちゃいちゃが可愛かったです。しかし一方で、レプリカはオリジナルに尽くす、オリジナルがいなくなればレプリカもいなくなるという性質も示された巻でした。リョウ先輩が残した軌跡や、望月先輩のことを想うと切なくなります。レプリカの存在意義とは何なのか、その存在を誰が受け止めてくれるのか……今回の出来事や素直の心境の変化もあり、ナオがこれからどう変わっていくのか気になります。次巻も楽しみです。
0255文字
唯月
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ネタバレ続きって何書くんだろう、と思って読み始めたけど、普通に面白かった。ナオとアキの程よい距離感が良い。文化祭。お化け屋敷に怖がるナオが可愛かった。新キャラが登場し、そのうちの一人がレプリカ・リョウ。演劇を自身と重ね、ナオが竹取物語の結末を変えた所に心が揺さぶられた。すずみの両親ではなく、ずっと世話をしてくれていた祖父母の元へ帰る決心をしたリョウ。これで大団円かな、と思ったら、オリジナルが死に、リョウも一緒に消えてしまうのが悲しかった。そして、最後に素直の衝撃の台詞。3巻どうなるんだろう?
0255文字
みち
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ネタバレ王子様とお姫様は末永く幸せに暮らしました。めでたしめでたし。で終わるおとぎ話は、決してめでたくなく、苦労の始まりであることを大人は知っている。ナオの物語も、担当さんの一言で続編が。しかも、まさかの3巻への引き。登場するレプリカでは、ナオだけが本体の意向で消えたり生じたり。消えないのが基本で、これは素直の特殊能力なのかも。ゆえに、素直の意向が即、ナオの存続の危機に。次に目覚めるときは、大学生なのかもという危うさ。舞台の静岡の描写は素晴らしいが、こうもドッペルゲンガーが多発すると、一種のミステリスポットか。
0255文字
meg
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ネタバレまさかの第2巻。高校二年秋、文芸部廃部の危機。さらに文化祭に向けて校内が浮き立つ中、「この学校には、ドッペルゲンガーがいる。」というビラがばら撒かれる。元生徒会長・森すずみとの出会い、ナオともアキとも違う彼女とレプリカの関係、衝撃のお別れ(いやすごい消え方するな)。からの、最後の素直(オリジナル)のセリフに凍りついたー!レプリカは最初からオリジナルの為に生きるように歪んでいる、という部分をここから先どういう方向に進めていくのか。この物語は着地点決めていらっしゃるのかな…?先が読めないとこがまた良いです。
0255文字
合縁奇縁
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ネタバレ『彼と迎える、秋。忘れられない文化祭の訪れ。《大賞》受賞作、第2弾。』「しばらく私の代わりに学校行ってくれない?」 その言葉を機に、〈レプリカ〉が“ふつう”の学校生活を送る日々が訪れた。文芸部の廃部の危機を救うため、奔走して。アキくんとの距離も、縮まって。そして…。第29回電撃小説大賞《大賞》を受賞した、純度100%の青春ラブストーリー。「レプリコ」シリーズ第2弾。出会いと和解の夏が過ぎ、季節は秋へと移る。水族館デートに、文化祭準備、まさかの廃部の危機。元生徒会長の森先輩から提案された廃部を免れる為の
合縁奇縁

方法は「約1ヶ月後に開催される青陵祭で部誌100冊販売」という実績作り。そんな状況でただ1人逆境に燃える律子は、元副会長の望月に対し起死回生の一案を打ち出す。それは、同じく廃部の危機に立たされている演劇部との合同演劇開催。演目は『竹取物語』。もちろん脚本と台本を作成は律子が担当。秋の文化祭に向けて、唯一の演劇部員でもある望月は、元生徒会長・森をかぐや姫役に、望月自身を帝役とすることで律子からの提案を了承。ある日ビラがばら撒かれたる事件が起きて、ビラの中身に動揺するナオ。終盤の全て覆るようなラストの展開に

10/27 19:29
合縁奇縁

驚きが隠せない。ナオとアキとはまた別のレプリカの人生と、その終わり方の不条理さにレプリカであることを突き付けられるナオ。ナオとアキには幸せになってほしい。

10/27 19:30
0255文字
アスカ
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ネタバレ あとがきにもあった通り、一巻で完結した物語だと思っていたので二巻が発売されてどのような物語になるのか気になり読んでみました。静岡県の色々な場所などがでてきたり、文章がかわいらしかったりなど前巻の魅力を引き継ぎつつ後半はシリアスな展開でした。演劇の展開を変えてしまうのは微妙でしたが。人間/レプリカの死をしっかり書いていたのはいい意味で意外でした。この作品は電撃文庫ですが、少女小説などにしても人気がでそうな物語だと思いました。というか個人的には少女小説のレーベルでもこういった雰囲気の小説が増えてほしいです。
0255文字
Mu@仔羊堂
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ネタバレいやあの、終盤の展開が辛すぎるのだけど…レプリコ二巻目はナオとアキの恋が順調に進む文化祭編。文芸部の存続もかかって頑張る二人とりっちゃんが愉しい。そして現れるもう一人のレプリカ。それぞれのレプリカの境遇は違ってて今回の彼女はなんと言うか辛いね。それでも吹っ切れてこれからって言う時にラストのあれは衝撃的。いや、心折れそう。ナオの慟哭に胸が痛い。そして彼女には更なる追い討ちが。次の巻を読むのが怖いけど読まずにはいられない。この物語はどこに辿り着くのだろう?どうか救いがありますようにと祈らずにはいられない。
0255文字
芳樹
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ネタバレ文芸部廃部の危機を救うため、演劇部とのコラボで文化祭に臨むことになる今回。素直がナオに高校での主導権を握らせる形で進むので、今回は文芸部に纏わるエピソードを中心としたナオとアキとのラブコメに萌えて悶えることになったわけです。とはいえ、”レプリカ”とオリジナルの関係性という物語の根幹をなす主題にも触れられて、緊張感もある読み応えのある展開でしたね。順風満帆に見えたレプリカどうしの恋愛ですが、ラストシーンで素直が発した一言でそれがどうなるか。続編を楽しみにしています。
0255文字
あさい
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ネタバレ文芸部が教職員の意向で生徒会より廃部危機を伝えられる。それを防ぐためには文化祭で100部売れという古典部シリーズとか涼宮ハルヒシリーズでもあるお約束だが、演劇部と組んで販促するという鬼手をリっちゃんが思いつく。文化祭の準備はナオのクラスは幽霊屋敷に決定。 アキとナオのイチャイチャと良かった。素直は遅れた勉強を引きこもって自主学習に励んで秋から自分が全日出るというけど人間関係でうまくいくのかなぁ? 第3のレプリカも登場したが、結末が辛すぎる。SF的にも面白いが苦い。望月くん放心状態じゃなかろうか…
0255文字
龍聖@本音語り
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ネタバレ⭐️3 序盤はクッソ退屈で読むのきつかったけど、後半の盛り上がりから急に面白くなって手が止まらなくなった 結構、切ないなぁと思いながら読んでましたね。 これは次の巻の期待値爆盛り。ワンチャン完結あるか?
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ヒース
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ネタバレキレイに完結してる話に続きが出るという点でエイティシックスを思い出す。レプリカの存在がある世界で、廃部の危機に立ち向かう王道の展開が文化祭を舞台に演劇という形で繰り広げられる。新たなレプリカである森先輩は自分をオリジナルの犠牲とした別の人生を歩んでいたが、物語を通して自分がオリジナルとして生きることを決意する。しかし、植物状態だったオリジナルが死を迎えることで突然存在が消滅してしまう。これはナオもアキも同じであることを突きつける。レプリカはオリジナルに左右される。ラストの素直の言葉もそれを物語る。
0255文字
しめおん
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ネタバレ1巻で完結するものだと思ってたからかなりびっくりした。今回は前回の続きでナオが文化祭を青春する話。まぁよくも悪くも普通の学園青春ラブコメに落ち着いたなーと思ってたら最後で衝撃の展開。本体とレプリカの違いや本体の死っていう物語の根幹に関わってくる大事な話も出てきてとても面白かった。なんか3巻も出そうな雰囲気だからそっちも楽しみにしたい。
0255文字
碧海いお
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ネタバレ1巻で綺麗に終わっていたのに、2巻が発売!?などと思っていたのですが、あとがきを読んだら作者も出す予定じゃなかったみたいですね。 2巻目の感想として、学園モノのライトノベルとして悪くはなかったんじゃないか?レプリカがいる日常がちょっとSFっぽい。 3巻も発売をするみたいで読んでみようと思います。
0255文字
でる
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ネタバレナオとアキは、青陵祭で部誌が100冊売れないと廃部になるということで、演劇を助けることになる。出会った生徒会の望月先輩と森先輩。この2人は仲が良く、まるで恋人のよう。しかし最後にあんな悲しい結末を迎えることになるとは…。それとともにもう一つ、素直から新たな決意が聞かれる。ということはこれがらどうなるの。続編が出るということだから、それは嬉しいけど、どうなるかは心配です。
0255文字
kid
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ネタバレ第2巻、近付く距離と、出会いと…別れ。初めてだらけの秋が来た。彼と迎える秋。忘れられない文化祭の訪れ。「しばらく私の代わりに学校行ってくれない?」不気味なくらいに優しい素直の言葉が、ナオを惑わせる。レプリカには、手に入るはずもなかったもの。ふつうの学校生活を送る日々が訪れた。文芸部の廃部の危機を救うため、奔走して。アキくんとの距離も、縮まって。そして…。秋。私の好きな人と同じ名前をした季節に、忘れられない出会い…。純度100%の青春ラブストーリー。衝撃的で、切なく胸を打つ…今後の展開がとても気になります!
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ぽ た く
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ネタバレ読了。いやぁ、1巻だけでもそれなりに終わり方もストーリー展開も纏まってたから、2巻は正直肩透かし喰らってしまうかなぁと思ってたが、そんなこと全然無いぐらいおもろかった。 付き合い始めてたからの初めてが織り成す青春と『本物ではないレプリカ』だから今まで目を逸らしていたレプリカとしての在り方。 もりりん先輩...仕事しすぎ。あんな幕引きされたら、ナオの在り方も価値観も恋心すらも消える時はいつだって『オリジナル』の言葉一つで消し去ることすら出来るって...。こんな引き方して3巻読みたくない人おらんでしょまじで
0255文字
林檎の葉
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ネタバレこれは、どこまで行っても人間の話だ。人間じゃない存在がどこまでも人間であろうとする話だ。▼冒頭では、ふたりぼっちだった。この巻で三人になるかと思った。でも水泡に帰した。喪失感が強い。▼人間。それは、独りで逝くという特権を持っているということ?詳しい感想 https://ringonoha.hatenablog.com/entry/2023/07/22/215446
0255文字
のれん
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ネタバレ1巻で感じたほの暗い期待、すなわちオリジナルよりオリジナル足りえる心情豊かなレプリカに対する物語が今回は描かれ始めたので、前巻以上の満足度だった。 ナオは自己肯定感が低く、劣等感を常に感じながら寄り添える相手を探している。もちろんレプリカの相手はいるのだけど、安心感をくれることを欲している。この女性らしいいじらしさで日常を過ごす彼女の青春は、間違いなくオリジナルより人間らしい。 逆にオリジナルに傾倒し、青春よりも自己犠牲を優先した先輩は消えた。さぁ、次から泥沼の物語だ。願わくば愛が世界を救う展開希望。
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リク@ぼっち党員
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ネタバレ一巻でも完成度が高いと思っていたけど、二巻は凄みすら感じた。素直の要望で文化祭の準備から本番までを経験することになったナオ。今回はナオが出ずっぱりだったので、一般的な学園モノの要素が強め。文芸部の存続のために手を尽くし、様々な人と交流するナオは当たり前に一人の少女だった。アキとの仲もしっかりと深まって、これぞアオハル! …そこからのラスト。レプリカという存在を描く以上は絶対に必要とはいえ、あまりにもしんどい…。素直のためにあるレプリカ、ナオという人格、存在意義を前にして彼女たちがどうなっていくのか、期待。
0255文字
ヒデキ
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ネタバレ文芸部の廃部を掛けて、青陵祭で部誌を百部売ることになったナオ達。部誌を売るための宣伝として、森先輩らと演劇「新訳竹取物語」をすることになった。劇は成功し、部誌は百部売れて文芸部の廃部は撤回されたが、森先輩が突然消滅してしまう。実は、森先輩はドッペルゲンガーで、本体が死に、それに伴って消滅してしまったのだ。レプリカの存在の儚さが語られるストーリーだった。
0255文字
XVR1113
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ネタバレ一巻は色々打ち解けて、このまま完結するじゃないかなって思ったけど、続きが出るのはめっちゃ意外 今回の主人公はナオだけど、ナオじゃない メインにした内容はサブキャラ達にある 前半から見れば、何かの青春展開とかじゃないかなって 結局違う そのサブキャラのストーリーでナオたち何かを教えるって感じ もちろん恋人のようなシナリオはあるが、正直その部分はあまり気にしてない、だいぶ物語の裏を見てる でも最後まで読んで、感想はね 悔しい、何もできなかったについては悔しい あのヒトかレプリカの視点のないのも悔しい
0255文字
りんご
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ネタバレドッペルゲンガーがいる。そんな紙がばら撒かれたことを除くと平和な文化祭が取り行われ、とても楽しい物語。竹取物語にリョウ先輩への想いを込めてアドリブしたシーンなど、楽しい学校生活のシーンで満足していた。しかしそれは、レプリカだって、恋をする2の本質を見逃していた。これは近づく距離と出会いとそして別れ。の物語。あわよくば、すずみ先輩元気になって戻ってこないかなとか、望月先輩報われて欲しいとか、ナオこれからも楽しんで欲しいとか、それが全て覆るようなラストの展開に驚きが隠せない。これからどうなるのか3巻楽しみ。
0255文字
アルトいぶき
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ネタバレ当方ハッピーエンド至上主義、あまりにもつらい終わり方でした。望月先輩の精神状態が心配です。せめてリョウ先輩との最後のやりとりくらいは見たかった…… ちなみに後夜祭の直前のアキくんの鼻キスのシーンは面白くて可愛くてドキドキで最高でした。邪魔されたのは許せないけども!!! 前巻の終わり方から続巻出るのがびっくりでしたが3巻は出そうな終わり方なので待つことにします……頼むハッピーになってくれ!
0255文字
コロンブス
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ネタバレ文芸部存亡の危機回避の為、演劇部と協力してかぐや姫の嫗を演じることになったナオ。嫗とかぐや姫いう疑似的な親子関係や物語そのもののIFを通じて、オリジナルの為に自身を捧げるすずみの本心を描いた展開に胸を打つ。アクアリウムでのデート、文化祭での掛け合い...幸せな日々を重ねる度にレプリカという本来の顔が忍び寄り、文化祭の終演と共にナオという個人としての時間もまた終わりを告げる。この巻末から物語をどう進め、そして締めるのか楽しみ。
0255文字
凜音
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ネタバレ読了 秋。青春の一ページ文化祭。 好きな彼の名前の季節に特別な出逢いが齎される第2巻。 精一杯に怯えながらも生きる彼女達を複製品とは呼びたく無いですね。レプリカと言えば、ホンモノそっくりにコピーした物なのに彼女たちはそれぞれに個性があって感情がある。輝かしい青春の一ページの中に常に漂う切なさはやっぱり好き。 水族館デートに、文化祭準備、まさかの廃部の危機。 打開策を練って行動し、ある事件もあってと大容量。 どこまでも青春だから切なさを一瞬忘れていたのだけどふとした瞬間に突きつけられる「レプリカ」という言葉
凜音

が突き刺さる。それはそれとして、ここからは1巻に続き我儘タイム。レプリカって何さ?をそろそろ定義付けて欲しいなと思い続けています。どうしてもこの部分がふわふわと地に足ついてないので読んでる時に常に気になってしまう。想像したりするのも楽しいから良いのですが世界観により浸る為に欲しい。何でレプリカというSF現象が起こるのか。何で他の人も認識できるのか。確かな個性の違いがあるのに気づく人が殆どいないのか。気になって気になってしょうがない。性格悪いかもしれないけれど今巻の結末でこの謎現象が周知となりかけていて、

07/08 21:54
凜音

この先の展開に期待が高まってしまう。すずなの事、リョウのことこういう結末は好みでは無いのだけどこの結果誰しもの心に何故?が生まれたはずでこの謎を放置できる人も少ないと思うし、逆に放置されるとしたらそこにも違和感があり、どんな物語に繋がるのか楽しみしかない。

07/08 21:57
0255文字
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レプリカだって、恋をする。2 (電撃文庫)評価67感想・レビュー31