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特攻服少女と1825日

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BB0421
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行き場のない少女達の、受け皿としてのレディース。あからさまな不良やヤンキーが居なくなったのは、目立ちたいという概念が若者からなくなったからなのか。はみ出したっていい、優等生ばっかりの世の中なんて窮屈だ。多様性が謳われる今の世の中に、こういう本が書かれた事は象徴的。面白かったです。Netflixで映像化して欲しい。
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kmkrc
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本誌を並べてほしい
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onepei
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周辺の話もふくめておもしろい
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ゆう
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ティーンズロードもと編集長の回顧録。編集長だからこそ語れるティーンズロード世代のドキュメントかと読み始め、ちょっと期待とは違ったが、これはこれで面白かった。当時の子どもたちは、自分ではどうにもできない葛藤ややるせなさを見える形で表現できた。いまの見えずらい子どもたちと比べて、ずっと健全だったようにも思える。
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あじぽん
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ネタバレ女暴走族レディースを主役にした雑誌「ティーンズロード」を立ち上げた編集者が振り返る狂乱の日々。日本の景気が良かった80年代、家庭や学校に居場所の無かった少女たちの一部は仲間と刺激を求めてレディースとなった。社会からは白い目で見られる彼女たちの声を拾ったティーンズロード。読者投稿欄の意見に意見が反響して熱いやり取りが交わされていた。そこで救われた元少女たちが、置かれた状況が全く違う令和の少女たちの声を拾う活動や少年院の慰問をしていることに感動した。人に必要なのは声を聞いてくれる場所なのだとつくづく思った。
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takao
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ふむ
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hiace9000
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平成初期、イカつい化粧で不機嫌顔、真紅の特攻服纏ってうんこ座りー。書店の一角で平積みされ、鋭い眼光とド派手な表紙で異彩を放っていたヤンキー少女雑誌『ティーンズロード』。本書は初代編集長による回想クロニクル。レディス暴走族を美化し正当化するでもなく商業雑誌として"売れる"嗅覚で創刊したTRは、掲載されたレディス総長達とともに、確かに時代の徒花として社会現象化した。かの存在を毛嫌いする気持ちも分かるし、復活を望む訳でもない。ハミ出して群れる熱量と居場所があったあの頃…令和の今、往時を回顧することの意味を思う。
hiace9000

過激にして苛烈な暴力世界に青春を捧げた少女達が鮮烈に輝いたリアルな瞬間を紙上に甦らせ、その渦中にいた人間にしか書き残せぬ実像を冷静な筆致で残そうとした著者。確かに存在したあの時代、その空気感を後世に残すことの意義はあるように思える。社会の歪みが最も色濃く反映される思春期世代のありよう、その歴史が綴られていたと感じた。

05/30 14:46
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おちム ✌(ꃪꄳꃪ) ちゃム
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ネタバレある日、撮影帰りに巻き込まれた渋滞。売れない編集者だった著者がそこで見たのはとっくに絶滅したはずの暴走族の集会だった!SFチックな風景の中で特に目を引いたのがハコ乗りする少女たち。それこそは東京がまだ気づいていなかった80年代のレディースだったのだ…か〜ら〜の〜日本初のレディース雑誌『ティーンズロード』が創刊され、全く売れず廃刊の危機を迎えか〜ら〜の〜伝説の少女、すえことの出会いによる起死回生。そしてレディースブーム、そしてチーマー・コギャルブームによるレディースの終了と、まさにカストリ雑誌プロジェクトX
おちム ✌(ꃪꄳꃪ) ちゃム

返事があえて1行くらいなのは、「読者の声を多く入れたかったのと、くどくど書くよりその方が響くと思ったから」らしいが、女性編集員Fの軽いようでやさしい声かけは確かにどれも絶妙の距離感の1行で目からうろこだった。やがてカリスマ総長が相談の回答者になっていったり、ビデオも出てレポーターが総長だったり(栃木・貴族院女族((きぞくいんじょぞく))総長の台湾人かおりさん、ベリーショートに赤い口紅で可愛すぎ!!!!)レディースバンドまで誕生し、雑誌が観察し、観察が新たな展開を生み出しとシュレディンガ

05/22 03:42
おちム ✌(ꃪꄳꃪ) ちゃム

ーのレディースとなっていくのが熱い。登場人物たちの近況も明かされているのがうれしく、学校の先生になっていたり、パソコン教室の先生とか、行き場のない少女の声を受け止めるNPOとか、みんな社会の中で居場所をみつけているのがよかった。

05/22 03:49
4件のコメントを全て見る
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PCsasa
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辛うじてヤンキー文化が残る時代に、思春期を過ごした者の一人として、かなり興味深く読んだ。ハミ出してしまう若者の受け皿となった暴走族。その中でもレディースを取り扱った雑誌紙面で交わる人と人との物語。後半は懐古的に過ぎる印象もあるが、それだけ魅力的な時代と人がそこにはあったのだろう。
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シルバー井荻
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《「不良や族になる子も、ある時期の反抗であり、多くの10代は年齢と共に落ち着き、母親になったり、地元で働いたり、立派に成長します。ある時期にハミ出るけど、このハミ出たこともすべてが悪いわけではなく、このこともしっかり認めてあげて彼らなりの意見や考え方を聞くことも大事だと思います、うちの雑誌はとにかく少年少女たちの意見を、できるだけ多く掲載するというのが編集方針なんです」  中にはそれでも激怒する大人はいたが、この信念は決して曲げなかった。もちろん100%自分が正しいとも思っていなかった。》
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soyo
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フィクションではなく、レディースを特集した雑誌編集者の回顧録。 「気合いが入ってる」が価値尺度になっていたのが新鮮。 今も昔も学校以外の居場所を探す若者はいる。 暴力で支配する世界に入るのもSNSに籠もって孤独になるのも一長一短だな…。この間に位置する「ギャルサー」的なのが平和だったのかも。 元レディースが今の若い子を救う活動をしているのも興味深かった。
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60代でも思春期
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かつてレディース暴走族をテーマにした雑誌、ティーンズロードノイズ興亡ドキュメンタリー
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boichi40
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一方通行の人生では、フラフラしながら歩く力を身に着けていく。
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鈴純
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ネタバレレディースと呼ばれる女暴走族が全盛期だった時代の話。その時代に自分は生きていたが、怖くて敬遠していた。なぜ非行に走るのか。その多くは虐待や性暴力など、家庭が原因だという。世間からはみ出してしまった受け皿として暴走族が存在する。でも、それが彼女らの青春なのだ。この本に登場するレディースの総長らは大人になって、今の少年院に入ってしまった子や居場所を求めてトー横に集まる子たちに寄り添う活動をしている。彼女たちがやる事が最も意義のあることのように思う。今後の活躍を願うばかりだ。
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西澤 隆
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これは「仕事と折り合いを付ける」話で「のめり込めばどの仕事でも『正義』は生まれる」という話だなと感じた。エロ本編集から転じて自分が立ち上げた企画。廃刊のプレッシャーと戦いながら掘り起こしていく学校や家庭に居場所のない女の子が原チャ転がして特攻服を着て喧嘩を繰り返す姿の美化と彼女らなりの「正義感」探求と理解と反発。そして「外からつまみ食い」してしまったことでおきる彼女らの人生の変化への(深いか浅いかよくわからない)悔恨。取材する人の責任感(と無責任さ)と熱狂と醒めとを外から眺めるドキュメントかもしれません。
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Hata Shinichi
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暴走族全盛時代のレディスの話。もっと面白く書けた気はするけど、そこそこおもしろかった。10代ではみ出した子の居場所にもなっていたレディス。若い頃に暴走はするけどおとなになれば落ち着き真っ当な大人になっていく。暴走族ではあったけど礼儀や上下関係など案外まとも。作者目線でいえば現代ははみ出しものの居場所がなく、人間関係が希薄で不良の質も悪くなっているのではと。確かに今は規制やコンプラにうるさすぎる気もしなくはない。少年院に入る子は貧困や親の虐待など環境要因なので大きな社会課題ですね。
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たまきら
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ああ、ティーンズロード!あったあった、そういう雑誌!千葉のいなかの学校では「ヤンキー」の先輩がまだいた時代です。竹の子族とか色々あったなあ。なんかそういう時代を思い出しました。裏側は全然知らなかったので興味深かったです。「あの時代の若い子たちの温度」を懐かしむような感じかな。逆らってなんぼ、みたいな。
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J D
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 これは賛否分かれる本かもしれない。読み始めて暴走族を美化しているようにも思え、そう思った。著者は「ティーンズロード」の初代編集長。現在は廃刊されているこの雑誌を彩って来たレディース達の背負っていたものから現在の姿を描く。子どもにとって居場所の大切さを力説する。かと言って教科書臭くはない。そこは、部数がすべての出版業界で生きてきた生々しさが顔を出す。そういう飾らなさも惹きつけられる。これは、面白かったし、中々考えさせられた。こういう世界と無縁な人にこそ読んで欲しいなと思った。オススメです。
かずぼう

若者は、ぜひロードバイク(人力)で走って欲しい。

03/23 20:52
J D

たしかに健全でいいですね!

03/23 22:18
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コウみん
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あの時のスケ番たちの思い出。 「ティーンズロード」の元編集長が書いたあの時の不良少女たちの話。 私は残念ながら世代ではないのでレディースの文化をあまり知らなかった。メディアで不良を見かけることは多いが、実際にこの本で彼女たちの素顔を見られてとても面白かった。
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kthk arm
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2024年35冊目。スケバン雑誌の元編集長によるレディースに青春を捧げた少女たちのルポ。カノジョたちのことを正当化したいのはわかるが、暴走行為とか喧嘩とかって、どんだけイイワケしたところで、周りに迷惑かけてることに違いはないんじゃねぇの
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桐島陽依
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家族の病院の待ち時間で読んだ。うーん、こゆいっすね。あたしが中学生の時もギリギリいた人種。ツキイチしか学校来なくて、イキったパリピとかギャルとかシメてた子がいた。パリピに虐められてた自分は毎日来てどんどんやってくんねえかなと思ってた。髪の毛黒いあたしにはわりと優しかったしな。しかし人生でいちばん可愛い時に怖い濃いメイク、タバコにシンナー。暴走行為よりそっちが心配。今ボロボロの子もいるんじゃないかな?しかし青春といえば青春だね。駆け抜けすぎて凄すぎだけど。しかし特攻服は着てみたい(笑)
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Tak
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小学館ノンフィクション大賞受賞作。この辺りの世代だが残念ながらティーンズロードは読んだ事が無いが時代の背景ながらも織り交ぜながら読みやすかったと思う。まだ、この辺りのヤンキー文化の方が今の何を考えているのかわからない若い世代より健全だったかも知れない
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まりこ
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みかん屋
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ネタバレディーズロード 懐かしいです文章はほとんど読んでないから内容は覚えてないが写真が迫力がありバイク 車にファッション綺麗な女の子が出て中には歌舞伎みたいなメイクも居ましたが特攻服の刺繍が高価なのを本で知り暴走族の刺繍を受注しないように要請があると言う話を本書で知る あまり面白い本ではないが写真が無いからね久々に懐かしくなりました
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ひとまろ
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今や絶滅種であり昭和のノスタルジー。
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nonpono
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10代のわたしは紡木たくの「ホットロード」に夢中になった。そんな下地があったからだろうか。「ティーンズロード」という雑誌を知った。そこに展開されるのは華やかなレディースの写真と生々しい、ときには悲痛な同世代の女の子の叫びのような投稿だった。人物ノンフィクションもまた面白かった。ただのヤンキー賛美の雑誌ではない奥行きを感じた。そんな懐かしい名前と当時の編集長の比嘉さんの書いたノンフィクションに四十路で出会えるなんて。10代なんて死んでも戻りたくないけど、あの雑誌を夢中で読んでいた自分とは少し話したくなった
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pudonsha
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業界のパワーが落ちているいまなら、こういう雑誌がブレークするのは難しかっただろうなあと。
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姐さん
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ティーンズロード、読んだことはないけれど存在は知っていました。知らない世界の雑誌といつう認識しかなかった。一度くらいは目を通しても良かったかなと思う。たまたまなのかもしれないけれど、大人になった元総長達が別の世界でも活躍していて、上に立つべき人が立っていたのだな。ある意味適材適所だったのかも。
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shige
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著者があとがきで書いたように雑誌とその取材相手である少女たちに係る回想録。 売れてない雑誌でも地方取材が可能だったあたり、当時の出版社は今と違って元気だったんだな。
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ミーコ
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図書館のおススメコーナーにあったので手にした一冊。時代的には同世代かと思いますが、レディースの暴走族があったかどうか。。は意識した事がないので記憶にはありません。こう言う背景があったのか〜くらいが正直な感想です。
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Gaudi
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「ヤンキーの女の子って、可愛いのがおるよ」とYが言ったのを覚えています。 ちょっとワルそうな雰囲気の少女が魅力的だったあの頃。 明菜も聖子もちょっとワルそうでした。三原純子がまさか国会議員になるなんて。いや、そうか、議員はワルだな。
みかん屋

三原順子がコアラの嫁にがビックリした

01/26 12:38
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いちろく
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紹介していただいた本。1980年代から90年代に刊行されたレディースに特集した雑誌『ティーンズロード』の初代編集長だった著者の回顧録。主な当該者は今のアラフィフ世代の女性。全く未知の世界で、時代も性別も異なるので、知らない世界を覗く感覚でページを捲った。著者は当時も取材者と編集者である立場を崩しておらず、深入りし過ぎない点が取材対象者とも付かず離れずの絶妙な距離感になっており成功した印象。コギャルの台頭によりレディースが衰退したのは、行き場のなかった少女たちの受け皿の流行の変移という指摘にも、どこか納得。
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Hiroo Shimoda
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これまた面白いノンフィクション。いまや見かけることもなくなった暴走族、ましてレディースとなれば未知の世界。意外に生き方はマジメというか、人生に真剣なのがZ世代との違いか。面白い。
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GO。
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『ノンヒクソンZ』158夜。古き良きと懐古厨のギリギリを綱渡り、小学館ノンヒクソン賞受賞。コギャル黎明期に青春を迎えた俺にとっては、ほんの僅か世代がズレている。だので、あえて言っとくと「昔はよかった」だの「俺が若いころは~」だの言う話の9割9分は聞く価値はない。時代にフィットできないジジババの愚痴でしかないからだ。だけんども残りの1%に「ああ、これは俺たちにも通じるよ」と思える真実がある。だからこそ本書を辻村深月が激賞するわけだし、元総長たちがレディースをしていた当時以上に凛として今を生きているのだ。
GO。

それではここで一曲聞いて頂こう。ザ・ハイロウズで「青春」。♪心のないやさしさは 敗北に似てる 渾沌と混乱と狂熱が 俺と一緒に行く♪

12/05 16:04
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越部社長
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1980年代から1990年代にかけてレディースを特集して、ヤンキーを中心とした10代の若者に伝説的人気を誇ったティーンズロードの元編集長が当時を振り返りながら、取材を通じて知り合ったレディース達との交流から感じた当時の熱気や、彼女らが抱えていた問題、その後の生き様などをまとめたノンフィクション。描かれた世界は、暴力とシンナーにまみれていて、自分が住んでいた世界とは全然違うけれど、同じ時代に10代を過ごした身としてどこか懐かしく感じた。
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nando
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予備知識もなく、タイトルから[ヤンキーとの闘い又は、それと歩んだ長〜い記録]と勝手に勘違いして読み進めたが、内容は意外だった。筆者と、レディスと月刊誌を通じた関わりと時代背景。あのゴッドファーザーのホーンが聞こえてきそうになった。しかしヤンキー総長レベルになるとブレが無い!気持ち良ささえ感じてしまう彼女たちだった。
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tetsubun1000mg
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小学館ノンフィクション大賞作品というので選ぶ。 レディースと呼ばれる女暴走族を対象にした「ティーンズロード」という雑誌を創刊した編集長のノンフィクション。 つかみは作者の編集者生活のスタートだが、アダルト系の出版社に入社というので引き気味に読み始めるが、だんだんと引き込まれていく。 暴走族雑誌の流行を見て、女暴走族雑誌を提案し出版にいたるのだが、その過程がリアルで驚き。 しかも取材した少女たちがまぶしく、真っすぐで熱を感じてくる。 引退後のレディース達の取材も面白いし、大賞受賞式にも招待されたんだって。
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ヒヨドリスキ
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面白かった。90年代に売れたヤンキー雑誌「ティーンズロード」初代編集長が雑誌の立ち上げから廃刊までを描く回顧録。平成でもまだヤンキーが沢山いたのが驚き。雑誌はグラビアの他に読み物や投稿が多くて、居場所の無い子達の熱い思いが載っていた独特の内容で熱量は半端ない。あの頃の不良はシンナーやってたの思い出したわ。アレはヤバい。時代はスケバン→レディース→ギャルへ。今はSNSで犯罪に関わりやすくなってしまった。当時アタマを張った子達の中にはその後行き場の無い少女達を助ける仕事をしていたのが胸熱。
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はる
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新聞で紹介されていたので読んでみた。久しぶりのノンフィクション。読みやすく懐かしい感じがしたが、想像を超える面白さは感じられなかった。
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たくや
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★3
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