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カラダは私の何なんだ? (河出文庫 お 46-2)

感想・レビュー
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おかゆ
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話口調で私の言えなくて言ってほしいことを言ってくれたり、知らないことを教えてくれる。ブログ風ポップシリアス本。軽いようで内容はしっかり世間で触れられないようなところに丁寧に触れられている。私は好き。
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NGtrtR
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自分の体を本当に分かってあげられるのは自分だけ!自分も同じようにセルフ頭よしよしなでなでしてあげよう。……わるくない!
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Mugi
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★★★★☆
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親知らずは存在しない
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「ババヤガの夜」のスカッと感がよかったのでエッセイも読んでみたけれど、とても良かった。 わたしのフェミニズムととても近い考えで、「そう!」「わかる!」と頷きまくりだった。 p123.セックスに大切なのは、一に同意で二に同意、三四がなくて五に検査。 って良い標語すぎてもう義務教育で教えたいと思った。 王谷晶さん、これからも推します!
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訪問者
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単行本で出ていた『どうせカラダが目当てでしょう』(何てタイトルだ)を改題して文庫化したもの。『ババヤガの夜』が良かったので、こちらも読了。なかなか面白い。
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@
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✳︎
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練りようかん
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カラダは自分のものだが、他者の勝手な紐づけに振り回されがち。各回エッセイタイトルがユニークで、王谷さんの怒りが随所で炸裂、どんな器官でも性的に妙な意味づけをされてしまうのは本当に謎で、豊富なエピソードに何度も膝打ちした。特に興味深かったのは声で、女子の声が低いと生意気や失礼と言われ、しかし高ければいいわけでもなく性役割分担の概念と濃い繋がりを感じる。一方イケボなんて男子も揶揄や幸運色々思うことありそうだ。社会人としてTPOの適切な声の出しどころが年々狭くなってるのも“やわらか洗脳”だなと気付かされた。
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Yoshiko
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5年前のネット連載をまとめた本だが、言葉の疾走感が小気味いい。ルッキズムを含む性差別やセクハラに悩んでいる人に、そして自分は差別なんかしてない、ルッキズムを他人に押し付けたりしてないと思い込んでいる人に、ぜひ読んでほしい。ていうか、ルッキズムや「女性はこうあるべき」というくだらない価値観を押し付ける人って、①その人自身もそういう価値観にがんじがらめ②自分のことは棚上げにして他人に押し付ける、の二通りあると思う。どっちにしたって自由じゃない。みんなもっと楽になろうよというのが本書の最終的なメッセージ。
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イシカミハサミ
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タイトルがすべて。 これを誰にも言わせない世の中がくるといいな。 ただ著者の性格、生活からよりこの言葉が発せられる環境に近づいた感もまた否めない。 あらゆる“悪い事”はそれを実行する者がいちばんの元凶であるのは前提として。 とはいえそれを根絶することは不可能と言っていい。 ちなみに大人になってからは女性のほうがルッキズムに晒されるだろうけれど、 中学生くらいの思春期の時期は男の方が残酷であからさまな目に遭っていることは留意が必要だと思う。
イシカミハサミ

とはいってもこういった言説に悩むのは女性が多い印象。 理由を考えると、男性は肩書や金銭を身に纏うことで根拠のない自己肯定感を得ているように思える。 これ自体は良し悪しで、どちらかというと悪しの面が強いようにも思うけれど、自分自身に自信を持つことに根拠なんて必要ないとは思う。 結局は誰かに何かを言われようとも、誰かは「誰か」でしかないことを肝に銘じることだと思う。

12/28 01:51
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うさぎや
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そうそうそれそれ!となることが多くてとてもスッキリ。
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かどの炭
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女の体に過剰な意味を付与する怒りに共鳴するエッセイ。私の体は私のもの。あなたの体はあなたのもの。これに尽きるのに、“女”の体はとにかく他者からジャッジされ管理される……前向きな怒りが湧くし、元気も出る良い本。
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藻波
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痛快で小気味よい文章で、好きなところはたまに声に出して読んだ。色んな属性の人に読んで欲しいし、これを読んだ身近な人と話し合ったりしてみたいなと思った。
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よもぎ
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カラダに意味づけされているいろんな記号を取り払ったら、私は私のカラダを好きになることができるのだろうか。腹肉と乳は身体的には同義のはずなのに。無邪気にこのカラダでオッケー!!と言えないくらい、男目線での価値付けがされていて、それを内面化しているよ……と暗澹たる気持ちになった。その気分を吹き飛ばしてくれるぶっちゃけた軽妙な文章に笑いながらも、自分がオッケー!かつ私のオッケー!をちゃんと尊重してくれよな世間!の気持ち。
0255文字
junne
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1段落ごとにギャグが入るあたりがウェブ媒体だなあという感じ
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Decoy
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さすが王谷晶、エッセイも面白い。ちょっと力が入り過ぎて、暴走やカラ回りも見受けられるが、女性の生きづらさが、かなりダイレクトに伝わってくる。怒りをストレートに表明すること・する人は、重要。
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かす実
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高校生の頃に毎週更新をとても楽しみにしていた思い出のコラムが文庫化していた。身体の部位を入り口にしたエッセイで、当時の私にとってはフェミニズム入門みたいなものでもあったんだろうな、と読み返してみて思う。今では自分の心身の奥深くまで染み込んで、もはや前提になっているようなフェミニズム的な観点や事例の数々も、当時の私には新鮮だった。勢いのある陽気なギャグ文体も楽しい。女の身体から社会的な意味性を剥ぎ取って、素のままの自分自身の肉体と向き合おう、という一貫したメッセージに満ちていて、元気になる。
0255文字
Yukipitasu
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ネタバレ期末レポートで疲れてる中、読み始めたら面白くて一気に読んでしまった。感想はまた後でじっくり書こうかな。 別にエロい意味もなくなんとなく胸を揉むの分かる。
Yukipitasu

思い当たる節が未だに現実にごまんとあるので、王谷さんの認識が世間と著しくズレているとは思わない。少なくとも自分の周りでは王谷さんの認識とはけっこうズレた現実があったとして、そしてその世間と王谷さんの認識にギャップがあると感じたとして、そう感じる自身が認識できる世間もそう広くはないはず。

07/26 13:20
0255文字
きょん
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体を巡るあれこれのセクハラやパワハラめいた言説は、今ではだいぶ影を潜めているように見える。でも見えるだけで、ネット社会等々では逆に差別上等みたいなヤバい状況だ。例えば本書からは離れるが、やまゆり園事件の犯人を称えるようなSNSでの流れしかり。それは逆に怖い。深く潜ったハラスメント感情が表層に出てきたときは手遅れだ。有無を言わさぬ暴力につながりかねない。本当に、ハゲデブイ◯ポ、言われたら嫌だろ?じゃあお前も言うなよってそれだけ。それだけなんだけど、こういう問題は闇が深くて難しい。
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カノープス
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5年前に上梓されたという事を差し引いても、著者の認識する【世間】とのギャップに戸惑いはある。それほど多くの男共が女の体の各パーツに意味性を見出していないし、セクハラに厳しい目が向けられて何年も経つ中で、一体いつの話をしているのか?という事例もいくつかある。結局のところぐるぐる回った持論が毎回同じような物言いで終わることにはもう少し何とかならないのかと思う。今ひとつ踏み込まない、非難をされないように安全第一で、世間的な攻めていいコンセンサスが出来たもののみを攻撃する。そんな印象だ。
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