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翻訳に生きて死んで: 日本文学翻訳家の波乱万丈ライフ

感想・レビュー
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ゆかり
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Akko1454
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この間読んだ山形浩生さんといい、さらっと翻訳してるけど、普通の人たちじゃないからね?1月に1冊訳すとか、日本の小説は短いとはいえ、とんでもない速さなのでは?だいたい原書(日本語)を読むのもめっちゃ速そう。韓国の翻訳界も結構日本と似てるところあるなと思いました。翻訳はやっぱり儲かりませんね〜
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コトラー
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クォン・ナミさんの率直な語り口が本当に楽しい。韓国で日本文学がブームとなるいい時期に翻訳者になれたというが、本屋に通い、何が読まれているか調査し、たくさんの本を実際に読んで翻訳する努力はなみなみならないものがある。具体的なお金の話もそこまで言っていいのかという率直さ。久しぶりに大笑いしながら読める本でした。日本語訳もとてもいいのだと思う。
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うみ
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単純に興味。翻訳家とは、といっても日本文学書籍を翻訳している海外の翻訳家さん。日本で本をたくさん読んでいるから、日本文学への愛がしっかりとあり、なんか嬉しい。仕事運はかなりラッキー要素つよめの印象ながら、人生を切り開く意欲と行動力がすごい。翻訳って、創造する側ではないが、甘い職業ではないなー、というところ。
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おさむ
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ネタバレ「ひとりだから楽しい仕事」を書いたクォン・ナミさん。本著は2011年に現地で刊行され、今回、改訂・復刊、日本語訳となった。「あやうく翻訳死するところだった」とオビにあるように言葉の使い方が秀逸でエッセイストの素質がある。第三章「翻訳の実際」が興味深い。日本語は読点が多いが、韓国は省く。日本は長文、韓国は短文。日本の「彼/彼女」は韓国では使いづらい……。原本から「必要な部品か、不要なビニール袋か」を見分ける力が大切だという。恩田陸や三浦しをんとのやりとり、「切刃へ」の方言訳の難しさなどトリビアも満載です。
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あめのひ
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翻訳について真面目に書かれたエッセイだった。
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七草粥おいしい
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この本の著者を通して知る文化や日本人作家の姿などがとても面白かった。著者本人もとても面白くて良い人そうだなーと思うし、韓国語は分からないけど、きっとこの人によって訳された日本の小説はとても感じのいい韓国語に仕上がってるんじゃないだろうかという気がする。
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chirocon
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タイトル通りの波乱万丈な仕事や生活が語られているのだけど、装画のポップな印象のように軽快で読みやすい。気取らず自然体なナミさんに元気をもらえた。30年間で300冊以上の日本文学を翻訳し、今も3年先までスケジュールが埋まっているという翻訳家クォン・ナミさんのエッセイ集。翻訳を始めたきっかけや仕事が軌道に乗るまでのお話、契約料金のことまで、失敗も含めて丁寧に分かりやすく綴られている。日本文学愛も随所に見られた。韓国で日本文学が徐々に流行していく様子も語られていて興味深い。
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yasuko
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私のモットーは「無学の人でも楽しく読める文章を書くことだ」 翻訳家の仕事、生活がリアルに書かれていてわかりやすかった。著者のモットーの部分を読んで更に身近に感じられた。 韓国語が読めたら、著者が翻訳した日本文学を読みたいです。
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パンチョ
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あー私、この作者の方とお友だちになれる、なりたい!と思えた本
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ミネチュ
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「翻訳に生きて死んで」は翻訳の仕事について書かれた本でギャラの話なんかも出てきます。翻訳家を目指している人へのアドバイス本的な体裁の本。 ちゃんと読まなかったのですが、「解釈と翻訳の違い」や「直訳と意訳の間で」は興味深かったです。 日本語の(小説の)原文と解釈/直訳(韓国語)と翻訳/意訳(韓国語)が書かれているのです。 あとで韓国語の勉強として読み直したい感じ。
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月華
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図書館 2011年発行。2021年発行。2024年発行。韓国の翻訳家の方のエッセイでした。
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旅人
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ニート生活脱出のために一念発起して始めた翻訳。波瀾万丈ライフに心温まりました。
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くじら
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日本語訳の藤田さんのお力もあってだからだと思いますが、クォンさんの柔らかい文章が読みやすかったです。静河(娘)さんのマネージャーは可愛い姿ですね。
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endlessdiscover
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韓国の日本の小説の翻訳家によるエッセイ集。翻訳料金とか解釈と翻訳の違い、直訳と意訳の間で、部品か?ビニール袋か?など日本語と韓国語の違いが面白かった。韓国語と日本語は構造が似ているので、AI(機械)が訳すのは英語系の言語よりは簡単だと思うけど、ネイティブに分かりやすく滑らかにする作業はやはりプロの翻訳家が必要だと思う。日本の小説をあえて韓国語で読もうとは思わないが、クォン・ナミさんの作品は読んでみたいと思った。
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ぽけっとももんが
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日本語の本を韓国語に翻訳する著者の翻訳に関するエッセイを日本語に翻訳したもの。行ったり来たりだ。この訳を著者が見てどう思うんだろう、と思うとこれを訳すのもなかなか度胸のいることであるなぁ。いや、とても読みやすくて感じのいい訳でしたよ。ただこのタイトル、なぜ「翻訳に生きて」ではだめだったんだろう、まだご存命なのに。
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Dwight
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読みやすくて嬉しい。解釈と翻訳のところが面白い。
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菜穂
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ネタバレ翻訳家のあれこれ、韓国の事情、働く女性の苦労など色んなことが知れるエッセイでした。 クォン・ナミさんは他のエッセイも拝読してみたいです🙌 詳しい感想はブログに書きました✏️ https://note.com/mblaq0825/n/n68b19baac7f6
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おんま
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何かに紹介されていて、面白そうだから図書館で借りて読んでみた。 うん、かなり面白かった。翻訳家のクォン・ナミさんの文章が面白いのか、それを翻訳した藤田麗子さんの訳が面白いのか。 とにかくサラサラと読み進められた。
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mick
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幅広い内容で興味深く、最後まで楽しかった。日本語と韓国語の違いも別角度から日本語を観ることができて面白い。訳者あとがきにも書かれていたがブックガイドにもなっていて読みたくなってしまう。著者の他のエッセイも読み続けたい。翻訳されますように。翻訳で食べていくことが難しいのは日本も韓国も違いがないのだなあ。
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qoop
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30年以上のキャリアを持つ日本語翻訳者が来し方を語るエッセイ。軽妙な語り口もあって著者個人の身辺事情や超速の仕事の進め方(門外漢ながら、一ヶ月で一冊翻訳できるものなの?と驚かされる)なども興味を惹かれるけれど、韓国出版業界のあり様や、韓国における日本小説の需要について一端を知れるという点でも興味深い内容。同時に、韓国が日本以上に学歴/学閥社会である点など社会のシステムそのものにも関心が出てくる。そういう意味で翻訳者出版など本書の主な内容以外の部分に興味が広がる一冊だった。
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あおでん@やさどく管理人
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「ひとりだから楽しい仕事」より、自身の半生や翻訳の仕事についての記述が多い。時には翻訳が難しい本、面白くない本もあるが、そういった本でも手を抜かず、ベストを尽くすことで先へと繋がっていく。第3章の「翻訳の実際」がためになる。原作の文体を忠実に伝えるなら直訳だが、それが韓国語として自然とは限らない。そこを「自然に」訳すところに、翻訳者としての力量が現れるのかも。方言についての話も面白い。関西弁は韓国のどこの方言で訳すべき?
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海東 侑
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面白かった〜! 書かれている内容に合致した翻訳後の語彙の選択とか意訳を考えると翻訳ってすごいよな……洋楽聴く時とか特にお世話になってっし……って思ってたんだけど、これが「日本語に翻訳されて出版されている」というのがなかなか面白い 私は「小さな編集者」の話が好き 翻訳者で選ぶことはあまりないけど、確かにハリーポッターシリーズの訳者は?って聞かれたら松岡裕子って即答できるから確実に書誌情報の一部として認識してるよ
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KTakahashi
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日本語の本を韓国語にする翻訳家のエッセイ集。
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カエル子
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若い頃、実は「翻訳家」になりたいと思ってました。でもそれだけで食べていくのはたぶん無理だろうな…と思って、その道は諦めてしまった口です。しかしこの著者は「それだけで食べていく」道から逃げることを考えずに、翻訳料をかすめ取られても、自分が翻訳した本が別の翻訳者の名前で出版されても、諦めずに食らいついて、韓国ではすっかり名の通った翻訳家さんになったらしい。苦しかった時期を笑い飛ばせるようになって良かったね。韓国の考え方や生活事情もチラ見できるのと、彼女オススメの日本文学作品も知ることができて楽しい読書でした。
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blue_blue
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韓国の日本文学翻訳によるエッセイ。とても面白かった。最近の本かと思ったら、本国でも再注目されて再版されたもののよう。直訳と意訳の比較もわかりやすくて良かった。良いことばかりが書いてあるわけではないので、翻訳に興味がある人はマストリードかも。
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お抹茶
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著者は日本の小説を専門とする韓国の翻訳家。おもしろく読みやすいエッセイで,区切り良い文章は著者によるものか日本語にした翻訳家の技によるものか。翻訳家の仕事の現実も赤裸々に記す。翻訳は長距離走で,お金儲けのチャンスを優先して体調を崩したことも。出版翻訳の場合は安いなと思ってもチャンスが訪れたときにありがたく仕事を引き受けるべしとアドバイス。娘との日々を綴る内容も,翻訳の苦労話も翻訳の実践例も興味深い。著者が好きなのは村上龍,村上春樹の特に『パン屋再襲撃』,最高の作品は天童荒太『悼む人』。
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nekomurice
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第3章の「直訳と意訳の間」の比較が凄く分かり易かった。翻訳力が素人にも伝わってくる。第2章「ちびっこマネージャー」も好きだな。翻訳に興味がある人はもちろん、クォン•ナミさんの翻訳に対する愛がたっぷり感じられる本。*私はハングルさえわかれば誰でも読める、簡単な本を書きたい。がんばらなくても読める本、本嫌いの人でも読みたくなる本。
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金箔の紅茶
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著者二作目。韓訳した『悼む人』の訳例が興味深い。強いおすすめで早速悼む人を読んだ。
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Caracal
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翻訳家としてのエッセイ集。著者のことはまったく知らなかったが、馴染みのある日本の作家さんの名前がでてきて親しみがわいてきたり、文章のリズム感が良かったりで楽しめた。「直訳と意訳の間で」と「あとがきに込めた思い」が特に印象に残る。翻訳本の場合、異なる訳者さんで読み比べてみたりするが、なるほど、こんな工夫をしているのか~と訳者さんの苦労をねぎらいたくなる。
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小麦粉
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読み応えアリ!翻訳家の苦悩と面白さが詰まった一冊。特に語学や翻訳に興味が無くとも面白く読めた。
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