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ひとりだから楽しい仕事: 日本と韓国、ふたつの言語を生きる翻訳家の生活

感想・レビュー
82

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ちこやま
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韓国でいちばん有名な翻訳家で、村上春樹さんや小川糸さんなど多くの日本の作品を韓国に届けているクォン・ナミさんのエッセイ。肩ひじ張らずというか、気取ったところの無い文章から人柄が伝わってくる。日本の文学作品や作家さんとのエピソードもあり、日本の読者こそ楽しめるそうな内容。政治では垣根も多いけれど、文学では繋がれるのかな、なんて。
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れーな
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母親として、翻訳家として、なによりナミさんとしての日々が綴られている。所々クスッとできる。日本文学のうんちくを語ってくれたりと、ファンならニヤリとできる部分もある
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おまみ
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韓国の方の本を読むのは初めて、そして翻訳者の方の本を読むのは初めて。(村上春樹さんなど作家兼翻訳をされている方を除く)とても読みやすく親しみを感じる文章は、疲れている頭にもすんなり入ってくる文体で、本を読んでいるというよりは、お話を聞いているような読み心地でした。
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夕暮
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とても軽やか文章で楽しく読んだ。娘さんがこれまた素敵な人で、微笑ましい。別な作品も読んでみたい。
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あや
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地道な翻訳作業の話や、日本と韓国の文化の違いの話が多いのかと思っていたら、出版社とのやりとり、日本の作家が書いた作品の話だけでなく、家族とのユーモアに溢れた話があったりと堅苦しさのない楽しいエッセイでした。親孝行な娘さんや、年をとってもパワフルなお母さまとの会話も面白かったです。できないことややるべきではないと思った仕事を断ることもあるというお話もあり、仕事の経験値をひたすら積み上げる時期を越えて、力のかけどころ、かけるべきではないところを自分なりにみつけている方なんだなというのがわかるエッセイでした。
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あみ
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すごく正直な文章を書く人なんだなと思った。他の本も読んでみようと思う。
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くろこん
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ふむ
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こすず
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ネタバレ小川糸や益田ミリなどの300作品を翻訳した作者、仕事や家族などをゆるやかに記したエッセイ。作者の日常というよりも仕事を始めたきっかけや、愛する日本文学の話が多め。国が違ってもこうして翻訳されて、読まれているのを見ると嬉しい。私も時々海外文学を読むが、翻訳家がいるから読めると思うと頭が上がらない。自身を不器用で自転車にも乗れないと言う作者。外よりも家に居たいし、日本大使館の晩餐会で着る服を悩み、前日にデパートに駆け込む姿に親しみが湧く。時々出てくる娘のジョンハも母を尊敬し、頼れる存在でカッコイイ。
こすず

穏やかに続く文章の中に、仕事が楽しいというのが何箇所か書いている。これからも作者のような優しくて努力家な翻訳家がもっと報われる世界であって欲しい。個人的には原文のタイトルと翻訳時のタイトルがマーケティングで変わって作者が困惑する話が面白かった。

12/13 08:09
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おさむ
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ネタバレ韓国を代表する日本文学の翻訳家のエッセイ。シングルマザーながら持ち前のパイタリティーで30年間で300冊以上の作品を訳した猛者。エッセイからはそのあたたかく、謙虚な人柄が滲み出て、翻訳が大好きなんだなあと感じられる。タイトルの大変化や訳註のあり方、小川糸さんとの邂逅など興味深い。銭湯の娘だった自分とラブホテルの娘だった桜木紫乃とのシンクロ、「舟を編む」の馬締さんのモデルとなった岩波書店、広辞苑編集部の内幕話も面白く読んだ。海外での作品の甲乙は翻訳次第といわれる。日本文学のさらなる浸透の為頑張って欲しい。
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め
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数々の日本文学を韓国翻訳する翻訳家クォン・ナミのエッセイを日本翻訳して日本で出版されたもの。ややこしい(笑)。色んな国の文学が母国語で読めるのも、母国の小説を色んな国の読者が読んでくれるのも、翻訳家(や出版社)さんたちのおかげです。決して安定した職業ではない中バリバリ仕事され、バリバリ私生活をこなすバイタリティに感嘆。朗らかで等身大で業界に対してほどほどにシニカルで、楽しく読めます。
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endlessdiscover
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クォン・ナミさんの翻訳した作品の元本を読めば、面白い作品に当たるのではないかと思ってしまう。『시옷の世界』は今度、教保文庫に行った時に探してみよう。
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りこりり
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おもしろかったです!
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Tricycle
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ネタバレ翻訳家さんの日常エッセイでとても読みやすくて、クスッと笑えるところがたくさんあった。
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エルモちゃん
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翻訳家さんのエッセイ 初めて読みました 心の声うかがえて楽しく読めました
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Dwight
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やはり面白いクォン・ナミのエッセー。
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としま
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翻訳家や出版業界の裏話があり、面白く読めた。 翻訳本のタイトル変更については、日本で出版される翻訳本についても何でこんなタイトルにしてしまったんだろうと思うところがある。出版社のマーケティング部門が決めているとのことであったが、、日本でもそうっぽいな。 もとが英語の本については、原題が載っていることが多いので必ず確認するようにしているが、この本の原題が何だったのかが気になる。
yunyon

「혼자여서 좋은 직업」日本版のタイトルと同じですね。

08/05 11:02
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Kanako
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日本文学を韓国語に翻訳している翻訳家さんのエッセイ。本当にたくさんの日本の小説を翻訳していて、日本でいうと斎藤真理子さんのような方なのだろうか。翻訳の仕事の話を中心としつつも、あくまで日常を描いたほのぼのエッセイ。日常のちょっとした幸せを見つけるのが得意そうな、とても優しい方なのだろうという印象。もしかしたら他のエッセイには書いているのかもしれないけれど、好きな日本の小説とか翻訳に関するもっと深い話を読んでみたい。
あおでん@やさどく管理人

通りすがりに失礼します。もう1冊邦訳で出ている「翻訳に生きて死んで」に、翻訳の仕事の実際や好きな日本の小説の話が出てきます。こちらもぜひ。→https://bookmeter.com/books/21814790

08/01 21:22
Kanako

教えてくださってありがとうございます!このエッセイの中にもちらほらそちらの書名が出てきていたので気になってました✨チェックしてみます!

08/03 20:03
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ぴのたきのこ
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韓国の出版・翻訳裏事情が知れたのも楽しかったが、なにより文章が面白い! 翻訳家のエッセイって打率が高い気がしているけど、万国共通だったりするんだろうか。金春洙「花」がきっと自分が好きになる詩だったのでメモ。
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yucco
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何故か途中でおいていたのを再開、面白かった。ひとり気ままにと見られがちだが、かなりの自律を求められるタフなお仕事。子育てが終わったのを機に新たな挑戦ステージに入るのかしらと、「働く人」としても気になる。
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じーも@この度本屋さんとかを開きました
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おもしろかった。普段海外の方の本はあまり読まない方(どうしても書きぶりに馴染めなかったりするから)だけど、とても読みやすかった。
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S
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ネタバレ「これからもずっとご自身の物語を書き続けていただきたいと思う。文章を書くことには誰の許可も資格もいらないのだから。」という言葉がなぜか嬉しかった。私は書くことを仕事にしているわけでもないのに、そういうものが存在しているだけで、そしてそれを仕事にしている方にそう言ってもらえただけで、救われた気持ちになる。気になっていた『BUTTER』という小説が紹介されていた。思っていたのと違う話で、余計に読みたくなった。
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fujimi243
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ネタバレ韓国で日本文学の翻訳をしている人のエッセイ。娘や愛犬への思い、翻訳家という仕事に対する考え方など、読んでいて面白かった。他にも本が出ているようなので読んでみたい。
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Kenji Nakamura
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ふむふむ🤨
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たっぱマシュマロン
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日本の小説を韓国で翻訳してる人のエッセイ。とてもおもしろかった。この人の翻訳だったら原著者が知らなくても、読もうと決めてる人って、たくさんいるだろうなぁ。そんな人を韓国でいっぱい作ってるんだろうな、クォンさんは。自分の読んだ翔がたくさん出てきて、また読み返したくなった。『幸せの回路は回し方しだいで強化できる』って、気に入ったのでメモ。
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みそしる
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日本文学を翻訳してくれてる人が海外にいるんだ、という当たり前だけど全然意識してなかったことを知った。
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林芳
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韓国の作家の本をこれまでいくつか読んだけれど、ハズレが本当に少ないというのが私の見解。ドラマや映画でもそうだけれど、感情の描写が本当に上手い。細やかに表現されている。今回読んだエッセイでもそう。率直だけれど、優しさに包まれた細やかさがある。これからも読んでいきたい。
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あおでん@やさどく管理人
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「食堂かたつむり」「舟を編む」など、日本の文学作品を300冊以上韓国語に翻訳している翻訳家のエッセイ。様々な日本の作品や作家・編集者との交流、翻訳という仕事について、そしてひとり娘との暮らし。時には仕事が進まなかったり、「推し」がいたりと、筆致から伝わってくる「親しみやすさ」が良い。日常の中に楽しみを見つけて暮らしていることが伝わってくる。「翻訳に生きて死んで」も近いうちに読みます。
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絆
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ずっと気になっていた本。たくさんの日本文学を翻訳しているクォン・ナミさん。仕事が大好きでインドアなところと、それを楽しんでいる彼女に親しみがわきます。他のエッセイも読んでみたい!
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AMA
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★☆☆☆☆ 日本の本→韓国語へと翻訳する翻訳家のエッセイ。 翻訳家の方のエッセイなんて初読みなので新鮮でした。
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あやこん
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まず、タイトルがいい。私も翻訳関係の仕事をしているが、まさに「ひとりだから楽しい」というのはある。最初、てっきりご本人が日本語で書いたのかと思ったが、翻訳者は別にいるのでした。まあ、そうですよね。
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kane_katu
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★★★☆☆私は知らなかったのだが、韓国を代表する日本文学の翻訳家さんで、30年間に300冊以上の作品を担当したらしい。すごいね。私は仕事柄もあって、興味深く読んだけど、特に翻訳とかに興味がなくても面白い本だと思うね。
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パジャマでおじゃま
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いい本だった。著者がエッセイを褒められるエピソードで「足りないのは量だけ」って言われていることに深く頷けるほど、ずっと読んでいたいと思える温かい毛布みたいな本だった。もちろん異国の話ではあるんだけど、日本の本や文化がたくさん出てくるから親しみやすく、文章もきれいで読みやすい。きれいごとばかりではなくちょっと人間くさいところがあるのもいい。寝る前にベッドでこの本を読む時間がすごく好きだった。
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こみ木
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ネタバレ私が大好きな海外の本を翻訳してくださる日本の翻訳家の方たちがいるように、日本の本を外国語に訳してくださる方たちもいるのだ。韓国ドラマを愛し、韓国語を習っている私。渡韓した際にはクォン・ナミさんが訳した、ハングルの日本文学を買って来ようと決意。こちらのエッセイ自体は韓国ネタを抜きにすればもはや日本人のエッセイか?と思うほどジャパナイズされている気がした(個人の感想です)。実際のクォンさんがどのような方なのかは知らないが、翻訳の雰囲気でかなりキャラ固定された感。そういう意味でも翻訳って本当に大変な仕事だな。
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Inzaghico (Etsuko Oshita)
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「物議を醸した本」では、津原泰水の『ヒッキーヒッキーシェイク』が登場する。この騒動で、早川書房の編集者が「この本が売れなかったら、私は編集者を辞めます」と発言したことが話題になった(彼はわたしと大学の学科はクラスは違えど一緒で同期だったので、推移を追っていた)。韓国でもクォンがこの作品のリーディングの依頼を受けたそうで、そのときの評価が「ふうむ、そういう作品なのか」と、妙に納得&安心した。
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ユングフラウヨッホ
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エッセイは好きじゃないけど、こちらで紹介されていた、「クォンナミの辞書に不幸という言葉はない」に惹かれて。面白い。淡々としているようで、熱い情熱が本に向けられていて、思わず吹き出したり、涙ぐんだり、言葉の力と、クォンナミという人に魅了された。近頃目にするエッセイって、当たり障りのない何気ない日常とか、友人自慢みたいと感じる事が多いけど、軟かい文章に鋭さがあって、明治から昭和の初期あたりの文豪の随筆を彷彿とさせる。日本語訳も今風だけど崩れすぎてなくて、秀逸。好きな作家が一人増えました。
ユングフラウヨッホ

ついつい御本人をネット検索してみたら、やっぱりきれいな人だった。

12/19 15:40
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malico
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西洋ほど遠くもないが、やはり所々違う文化の香りのする一冊だった。読めてよかった。 しかし、いくら言語が近いとはいえ1人で三百冊って途方もないように思う。 一介の翻訳家のような描き方をされているが、きっと韓国ではとっても有名な人なんだろうな。
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no6
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日本の本を数多く翻訳している韓国の翻訳家さんのエッセイ。日本にも面白いエッセイを書く翻訳家の方がいるが、翻訳の仕事って単に語学ができるだけじゃなくて文章のセンスが必要なのだなあと思わされる。しかし日本の翻訳家さんもだけどすごいペースで仕事してるんだよね、まあそれだけ翻訳料が安いってことなのだけど。「経験が本となって積み重なっていく」って言葉がいいなあ。自分もそうなってるかなあ(翻訳家ではないけど)。デザイン=嶋田小夜子、装画=大津萌乃
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はーとちゃん
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翻訳のお仕事についても知れたし、私もクォン・ナミさんのかくエッセイ文が好きになったので他の著者も読みたいと思いました☺︎娘さん、お母さまとのやり取りが面白くて楽しかった
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ちんれん
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ひとりだから楽しい仕事 日本と韓国、ふたつの言語を生きる翻訳家の生活 クォン・ナミ 藤田麗子訳 平凡社 2023年 韓国で日本の書籍を韓国語に翻訳して30年の超有名翻訳家が書いたエッセイの翻訳本。面白い。日本と同じように女性差別が今よりも厳しい時代の話や、娘との関係、日本語小説ブームの栄枯盛衰、韓国の出版業界の中の話、日本の小説家や編集者とのやりとりなど、淡々と書かれているが面白く読めた。 #読了 #エッセイ #翻訳 #韓国本
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mame
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この著者とは気が合わないだろうなと思いつつも、韓国の翻訳者のエッセイは初めてなので興味深く読んだ。近くて遠い国だな、韓国 (広)
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