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残響 警視庁監察ファイル (実業之日本社文庫)

感想・レビュー
7

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ウーちゃん
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三部作読みました。佐良くん死ぬかと⋯。プライドというか、エリート意識とは恐ろしいものです。組織と個人、混じり合わないものです。諦めと妥協でしょうか。引きこもっている私が、言えることではないですが。
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今野琢
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警視庁監察係・佐良は、庁内に存在するという互助会の全容を掴むため、同僚の皆口菜子、毛利とともに、本格的な監察を始めた。 しかしその矢先、監察トップの警務部長が狙われた。警察内部の犯行か、犯罪組織による警察への報復なのか。 そして、佐良と皆口の心に傷を与えた、同僚刑事・斎藤殺害事件に関連する大きな手がかりが見つかる。
0255文字
ちゃあぼう
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ストーリ展開が、段々とスケールアップしていっている。今回は警視庁内のほぼトップにいる人物にまで観察の対象になっていて、フィクションの世界とは言え何か恐ろしいものを感じてしまう。誰もが安全に暮らせる犯罪が未然に防がれる世の中は理想ではあるが、現実には無理だということは誰にでも想像がつくとは思う。だからこそ、描かれているように何人もの犠牲がないと実現はしないのだろうが、それは、あくまでも小説の中の世界だけであってほしい。
0255文字
YONDA
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ドラマも面白かったが原作はさらに面白い。波多野副総監の正義、冨樫の正義、監察の正義。何が正しいのかの判断は立ち位置によって異なり、正解は見つからない。このシリーズはもっと続いてほしい。
0255文字
スミレ
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警察庁監察ファイルシリーズ3作目です。 前作で警察内部の裏組織の全容解明を言い渡されたジンイチ監察係の佐良たち。 今作もまた仲間が大怪我を負い、佐良自身も窮地に立たされます。 ラストの攻防戦は、息をするのも忘れるほど大迫力。 警察裏組織の全容ばかりではなく、1作目から引きずっていた事件の真相も明らかになり、圧巻の読み応え。 佐良と皆口にとって大切な人を想う描写が随所にあり、胸が熱くなりました。 皆口がかっこ良すぎて、同性でありながらホレボレしてしまう。 シリーズを追いかけるのが楽しみでなりません。
0255文字
ドットジェピー
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面白かったです。好きなシリーズです
0255文字
earlybird_kyoto
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ネタバレ部下が失敗し、死んでしまっても、それを「犠牲」ではなく『損失、数字』だと考える。そこには、部下は単なる使い捨て、育成という発想もないし、ましてや彼らの家族のことを思いやる発想もない。今、とある自治体の首長のパワハラが問題になっていますが、そのことを想起してしまいました。そういう人が自分の出世、地位のために傍若無人なふるまいをするんだろうなと。監察官の能馬は「当たり前の判断に基づき、当たり前の行動をとっているだけだ」というが、そうしたことを「当たり前」と考えていない人が世の中には多すぎる。
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残響 警視庁監察ファイル (実業之日本社文庫)評価47感想・レビュー7