形式:文庫
出版社:早川書房
すぐにはイギリスに帰れなくなるテディ。また、時を同じて今度は大伯母のレティが亡くなってしまう。「アンジェロ、探して、ベネチア」といういまわの言葉と三本の鍵を残したレティ。失意の底に沈むキャロライン。テディにも会えぬ彼女は、祖母のアドバイスに従ってベネチアを訪れることになる…。そして、60年近く前の大伯母レティことジュリエットの軌跡を辿ることになる…。
半世紀以上の時を挟み、ジュリエットの悲しい運命を知るキャロライン。かつてベネチアで何があったのか、遺言の意味はなんであったのか、という謎解きミステリー。 歴史小説としては少し文体は軽いのですが、とても引き込まれていくテンポの良さがあります。 とてもロマンチックでそして悲しい歴史に翻弄されたジュリエットの運命を知るキャロライン。 とても長文ですが(700ページ!)、サクサク読めてしまうのでみなさんに読んで欲しい作品です。
か さん、ご丁寧にお返事ありがとうございます。「屋根裏の男爵令嬢」は、か さんのレビューだったと思うのですが、アマゾンで買ってなかなか読めません。買ってしまうといつでも読めると後回しになってしまうんです🥲
るい さん こんにちは😊「屋根裏の男爵令嬢」カーラ・ケリーの本は心に染み感動します。どうぞお楽しみに😌
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