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ヤンキー 母校に恥じる—―ヨシイエと義家氏

感想・レビュー
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惡い読書
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義家さんの経歴を(曖昧な記憶で)ざっと記すとこうなる。◯政界を引退⇒裏金問題への関与が発覚⇒自民党議員として主に教育行政に関わる。統一教会との関係、八重山教科書問題への関与、森友加計学園問題、体罰禁止の見直し、など右翼的とも思われる発言が続く⇒大学や塾の特任講師⇒母校・北星学園余市高等学校の教師となる⇒「日の丸」と「君が代」の強制に反対。授業が上手く、教師として人気。(本書によれば)かなりリベラルな教育内容。ーこうして、どんどん我々の愛した「ヤンキー先生」が誕生していく。本書の内容が余りに悲しく、思わず⇒
惡い読書

矢印の方向が逆になってしまった。

02/12 14:37
0255文字
よみよし
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題材のことをほとんど知らないで手に取った。ヤンキー母校に帰るで義家さんの生き様をリアルと言う名のドラマにして、その時言っていたことややっていたことと政治家になった今は全然違う、けしからん って話を、当時番組を作ったディレクターがダラダラぐちぐち綴る本。今世間を賑わしているメディアのだめなところをそのまま表したような感じで、読み進めるうちにうんざりしてきた。この本で作者がやりたかったであろう義家の裏表や本質を暴露しますみたいなのは全然やれてなくて、本としてただただ読みづらかった。
0255文字
トギエモン
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かって中退した学生を中退時の学年のまま受け入れる、北海道の北星余市高校の卒業生であり、卒業後塾の講師を経て母校の教師となり、「ヤンキー先生」としてTV番組に取り上げられるも、教師を辞め自民党から出馬して議員となり、昨年の選挙で落選した義家弘介氏。 その義家氏を取り上げた元TVプロデューサーの著者が、その軌跡をたどった本。 義家氏の落選の原因には、自民党の裏金問題に関わったことと、昨年の選挙で党からの支援を受けれなかったことも原因だと言われている。
トギエモン

TVで取り上げられて有名になると、自分をコントロールできる人間などいるのだろうか、自分の姿がカメラに映る。それは大事件で、そうなるとカメラに求められた行動を人は取るものだ。例えばリアリティ番組なんかでは、カメラや自分が取り上げられることを意識した行動をとり、それが元で暴走してしまい、それがSNSなどで批判され、自死してしまう事件などがある。カメラに写されることで行動が変わるなど、あたりまえでないかと思う。すべて嘘ではない、けど本当のことでもない。

02/03 19:39
トギエモン

義家氏が送ったメールにはそうした思いがあったのではないか、それに対して著者は驚いたことばかりしか書いてない。読んでいて、(ホントは気づいているんでしょ?)と言いたくなった。 もちろん、著者が自身の責任を意識しているくだりはあるが、すごく少なくて、言い訳以上のものを感じなかった。もっと自分の罪にもきちんと向き合ってほしかった気がする。

02/03 19:40
4件のコメントを全て見る
0255文字
inokori
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図書館本。昨年の落選を機に政界から去った元ヤンキー先生・代議士を見つめてきた、元ローカル局ディレクターの悔恨も含んだ記録。かつてのリベラルな教育観・社会観から「ウルトラ」ともいうべき右翼的思想への反動っぷりは、かつての元ヤンキー先生の同僚やツレたちの人物評、いわく「芯がない、ゆえに、その時その場は全力で吹き上がる」というのは分かる気がした。
0255文字
koishikawa85
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ヤンキーは権力大好きだから更生したように見えても結局ろくなもんじゃないという話。河野氏の本を読むのはこれで2冊目だが、栗城氏の本と同じくかつて持ち上げた人物の化けの皮がはがれたという内容だ。それなりに面白かったが、義家氏の変節の過程については本人に取材できていないのでわからない。
0255文字
必殺!パート仕事人
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”ヤンキー~”はリアルタイムでは知らない。再放送禁止だから見ることもない。北星余市を退職して国会議員になったと聞いて「はぁ?」と思った覚えはある。奥さんへの暴力はどんな理由があっても許せない。『~生きる』と同じエピソードなんだろうと思うことがいくつか。対立する立場にあった教育局長の話がすごかった。面従腹背して選定教科書問題を流す手腕が老獪だ。義家氏は問題をかき回しただけに見える。影響力を試したかったのか?20年前の言説を何度か引き合いに出しているけど、変わるんだよ。河野氏を見てもわからかったのでしょう?
0255文字
GO。
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『ノンヒクソンZ』167夜。人間、生きざまに「芯」がないと、こういうことになる。それにしても栗城史多といいヤンキー先生といい、著者のディレクターとしての引きの強さというか運の悪さというか、己がテレビマンなだけにそういった部分にばかり目が行く。我が業界は、中〇正広×フ〇テレビ問題によって、ますます世間の厳しい目に晒されている。言っとくけど、今は「良い番組を作りたい」っていう真面目な人の方が圧倒的に多いからね。テレビが王様だった時代を生きてきた輩が勘違いしてるだけだから。これを機に一掃してもらいたい。マジで。
GO。

お台場に新社屋を建てた時点で終わってたんだろうね。報道が命のテレビ局が都心から離れた埋立地に遊園地みたいな社屋を作ってどうすんねん。

01/25 21:36
0255文字
hideto
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「ヤンキー先生」といえば、義家氏の代名詞。20年以上前にテレビで取り上げられ、ドラマ化。不良から一念発起して先生になるなんてすごい!と純粋に思っていましたが、そのあと横浜市の教育委員→国会議員となり、何か違うんじゃないかなという違和感がありました。その答え合わせというべき1冊です。もしも、北星余市高校にテレビが入らなかったら…。彼は国会議員になってないどころか、先生になってなかったかもしれない。恐らく彼の人生を変えたであろうテレビの功罪をも問う「リアル」な1冊だったと思います。
0255文字
ワヌキチ
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政界引退のニュースが出てましたね。 教師として北星余市に復活してほしいです。
0255文字
ochibii
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リアル
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ボンタンパンチ
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かつて「ヤンキー先生」として知られた政治家・義家弘介について、最初に彼を取り上げたテレビマンによって書かれた慙悔の書。前作『デス・ゾーン』が面白かったので、そこで触れられた人物を描いたと知って読んでみたが、どうもいまいち煮え切らなかった。元のドキュメンタリーやドラマの視聴者ならもっと興味深く読めたか?前作でもやや鼻についた著者の前面に出たがる癖が余計強調され、終盤は拍子抜けだった。
0255文字
スコットレック
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読んでいてとても面白かった。 なぜわざわざ人の名前をカタカナ表記にするのか。漢字の県名なのに原発の事故があったからわざわざカタカナ表記にするのと同じではないのか。以前と変わってしまったということを表現したいのであれば呼び捨てから、名前に氏をつけるとか議員と呼ぶとかやりようがあるのでは。第6章の最後のポエム。そうなった原因の大きな部分は著者自身にあるとは考えないのか。「あなたも悪い」「迷惑してます」そういった声に著者は向き合ってきたのか。「なんだかリアルだねえ」は「自分には関係ない」と同義語ではないのか。
スコットレック

後半になってくると義家氏よりも著者の方に怒りが(個人的に)いくという不思議な読書体験ではあった。

12/20 12:38
0255文字
ags
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面白かったけどデスゾーンほどインパクトはなかったかな
0255文字
せい
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『デス・ゾーン』の中で少しだけ触れていた例の話が遂に…!とジャケを見て即買いして本当に良かった!超面白い。著者が地元テレビ局記者人生を捧げて撮り続けた北星余市高校。だがしかし、著者の生み出した傑作ドキュメンタリーは一人の男の人生を大きく狂わせ、思わぬ鬼子を生み出してしまった。川の対岸から併走して見守るような著者の目線は、確かにディスかもしれないけど、やっぱり限りない愛なのではないだろうか。撮られた後も続いていく人生の苦味。今回は著者もその人生を大きく巻き込まれているので、さらに読ませるものとなっている。
0255文字
ばんだねいっぺい
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ちょっと画竜点睛を欠くが、あの有名なドキュメンタリーを輔弼する内容となっている。「あの人は変わってしまったな」と言われるのは、愛されている証拠。まったく余計なお世話だが、タイミング的に母校に帰るのは今なのではないか。
0255文字
ゆるねば
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☆☆☆☆☆ ヤンキー先生を世間に広めた筆者は、登山家の栗城さんとも関わりがあった人だと知り驚いた。 2人とも「授業」と「トレーニング」という本業で大切なことを疎かにして、講演や執筆など自分の虚栄心を満たすための活動に邁進していった共通点が伺える。 その結果として栗城さんは登山中に命を落とし、義家さんは疑惑に塗れたまま選挙に落選するというのはなんたる皮肉なんだろうか… 無名時代からヤンキー先生を経て政治家としている姿を見ているだけに読んでいていたたまれない気持ちになった。
0255文字
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