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ヘビ学: 毒・鱗・脱皮・動きの秘密 (小学館新書 481)

感想・レビュー
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Go Extreme
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特徴:胴体構造 右肺発達 柔軟な胃 消化機能 赤外線感知 ピット器官 振動感知 視力低下 神経質 臆病 ヘビ毒:出血毒 神経毒 心筋毒 咬傷症状 抗毒素治療 ヘビ咬傷統計 呼吸困難 血管破壊 麻痺作用 人間との関係:誤解と偏見 メディア影響 スネークセンター 教育活動 研究と保護 文化的象徴 ナーガ信仰 医療シンボル 生態と行動:地上・樹上・水中繁殖 繁殖行動 ヘビ玉 交尾時間 ヘミペニス 振動感知 逃走本能 威嚇行動 社会的意義:害獣管理 生態系維持 捕食者役割 文化・神話 研究の未来 啓発活動 保護
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ooooo0000ooo
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ヘビの生態や毒、飼育方法、文献における人とヘビの歴史などが網羅的に書かれた内容。 知っていることも多かったが、分かりやすい文章で、色々抜けている基本的な知識を補うことができて面白かった。例えばヘビとトカゲはどう違うのか(当然足の有無ではない)、ヘビのしっぽはどこからかなど。 個人的には毒がどのような効果を発揮するために毒なのかの説明や、血清の作り方のあたりの話も面白い。血清といえば液体のイメージがあったが、今はフリーズドライになってるのも少し衝撃的だった。
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wacpre
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2025年という巳年ならではの一冊。生態から見た蛇、蛇といえば欠かせない(?)毒、そして彼らとの共存に関して。出身地である鹿児島でのハブの話、それらを含めての抗毒素に関しての2章が一番興味深かったです。 最終章に関連して。確かみずち(蛟)とか虹のように蛇と竜には繋がりがあったような気がするけど、神話やら各地の逸話にまで関係があるのかは不明(蛇足ですが)
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読特
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1位のヒト、2位の蚊に次いで3位となる。ヒトを殺した生物ランキング。毒を持つのは全体の2割。恐れるのは本能なのか。違法に飼育して、逃げ出す事件は過去に何度も。飼っても懐くことはない。それでもやっぱりこの生き物が好き。十二支の1つ。そして今年はその年。嫌われたり、好かれたり。当の本人は本能に従って行動しているだけ。知っているようで知らないヘビの世界。実は意外に奥深い。群馬県太田市にある”ヘビ専門”動物園。創設から50年以上の日本蛇族学術研究所が管理する。行ってみたい。そして、その魅力にとりつかれてみたい。
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奏市
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凄く面白かった。昔から嫌いだし興味もあまりなかったのに、段々と気になってきてやはり巳年だからか最近は少し取り憑かれ気味。今月頭に夢にも出てきた。素人だから書かれていること全てが興味深く勉強になった。血清(抗毒素)は馬で作るとか。馬に感謝。ナショジオのTV番組の最恐アフリカヘビランキングを昨日見ていて、出てきたヘビのいくつかも紹介されていて相乗効果抜群だった。明日は白蛇が見られる神社に向かう。「この時代に信じられないかもしれないが自らマムシ酒をつくろうとする人がいるらしく」表現が良い、もちろん信じられるが。
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SAKU
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ネタバレ 巳年ということもあり、こんな本が出るとは。本書は、知っているようで知らない蛇の生態などを、日本が誇る蛇研究所「ジャパンスネークセンター」の研究者達が書いた興味深い一冊。個人的には、蛇が好きで、同センターに何度か行っているので、本書の登場は喜ばしい限りである。基本的な生態のほか、蛇毒のカテゴリーや蛇にまつわる信仰など、蛇に関することがこれ一冊で知ることができる。続編でもう少しマニアックな蛇の生態を描いた新書があったら、自分はすぐに飛び付くだろう。
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フャ
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書店でなんとなく目にして購入。ヘビという存在は漠然と好きだが全然詳しくない。そんな「にわか」がとっかかりを増やすのにとても良かったと思う/読み口は軽快で、動物園で飼育員の解説を楽しく聞いている時のような気分。ヘビの種類の解説から始まり、生態の解説、ヘビ毒の話、ヘビに襲われないためには?など実用的な知識にも触れられる。根底にあるのはヘビへの愛情。この一冊でヘビが身近になったし、ジャパン・スネークセンターを応援したい気持ちでいっぱいになった/胎生のヘビがいることも毒ヘビの牙が畳めることも、何も知らなかったな…
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コウみん
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今年はヘビの年。 人間に嫌われていながら、愛されている蛇の全てが分かる。 蛇が大好きマニアも蛇が少し苦手な人でも分かりやすく読める一冊だった。 「ビバリウムガイド」でも紹介されているらしい。
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倉屋敷??
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かなりわかりやすく書かれていて面白い。 自分にとってヘビは身近な存在だ。シマヘビとヤマカガシをよく見かけるし、一度だけ家の中にヘビが出たので敷地内に出ると捕まえて少し遠くに運んだりしている。その際じっくり観察するがカワイイ生き物だ。 スネークセンターの役割は非常に大きいですね。 自分もいずれスネークセンターを訪れてみたい。 執筆活動は大変だったとあるが、出来ればまた本を出してくれることを期待。
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たまきら
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読み友さんの感想を読んで。今年の干支・ヘビを語るならやっぱり群馬・ジャパンスネークセンターの研究者さん達がふさわしい!簡潔でありながら科学的にも文化史的にも、そして困った飼い主に翻弄されるヘビのシェルターとしての側面まで、膨大な情報が網羅されている内容で大変面白かったです。冒頭の研究員紹介でまず大笑い。「毒ヘビにしか興味がない」人、「身も心もヘビ化しウロコが生えそうで心配」な」人…あはは!あと、研究所がマムシ酒を製造販売していた会社の支援でできたと初めて知りましたー国立じゃないとは!!
たまきら

ヤマカガシの抗毒素製造の章には、公的な支援の重要性を感じました。作ったとしても未承認薬なため基本的に研究どまりであり、ベトナムから要請が来たのに輸出許可が下りず、2歳の女の子が亡くなったというエピソードには胸が痛みました。

01/22 09:58
たまきら

個人で飼育している人たちが起こしたトラブルのせいで保護されるヘビたちのエピソードは、保護犬・猫と変わりません。いまも飼い主さんとよい関係が続いているという子の話はほほえましかったですが、掃除も行き届いていていないホーディング現場で、冷蔵庫内のヘビの死体を発見するエピソードからは研究員さんの怒りが伝わってきました。

01/22 10:01
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kinkin
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毒・鱗・脱皮・驚きの秘密について。ジャパン・スネーク。センターというところが監修している。本能的に蛇は苦手という人が多い、チンパンジーでも蛇のおもちゃで怖がっていたりする。しかし世界の蛇の大きくはひっそりと生きているものが多い、東南アジアなどでは、ネズミが増加しているのを制御している面のある。しかし猛毒の外国産の蛇をアパートで飼っている人もいる。もし逃げたら大変なことになる。そこは法律を守って飼育すべき。という私も小さいけど蛇を飼っていたけど。脱皮した皮を持っていたがお金の縁は無かった。図書館本
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しるべ
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巳年という事でお年玉使って購入しました。 もともと蛇が好きで、飼育している方のYouTube見たりして癒されておりましたので、この機会に新たな一面を知ることができてもっと好きになりました。 いつか飼育してみたいものです。
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とんかつラバー
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新年早々面白い本!何かと嫌われ者の蛇であるが(私は割と好き)生態や人間との関わりについて興味深い。蛇愛だけでなく、途上国では今でも毒蛇の被害が多く輸入手続きで血清を提供できなかった無念などが綴られている。血清は利益が少ないため大手製薬会社はノータッチ。こんなに社会に貢献している施設なのに政府や自治体からの援助は一切ない。毒蛇の被害は蛇そのものを駆除するのでなくて、人間の周りを蛇が嫌う環境にしておくのが有効(草刈り、隙間をなくす等)研究者視点でメデューサの髪の蛇の種類についての論議が面白い
とんかつラバー

毒で恐れられる一方、古来より水や天候を司る存在としても神聖視されてきた。また脱皮をすることから再生の象徴とされている。救急車にアスクレビオスの杖のマークあるのはよく知られている。狡猾なキャラクターとして位置づけられる事が多いが、無駄なエネルギー消費を省いた生態が人間にそういった印象を与える要因になっている。肺などの内臓も片方だけにして細長い体型になる事を特化(そこは巻貝と似ている)体のほとんどは胴で尻尾の部分は少しだけ

01/14 15:54
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しま
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ジャパン・スネークセンターは、色々な蛇を飼育展示してるだけでなく、毒蛇に咬まれたとき治療に使われる血清の研究、提供をしている施設。そこで働くプロフェッショナル達による、蛇の身体構造から歴史、毒蛇に対する知識まで幅広いヘビ学講座。蛇は本能的に人間が恐れるような姿をしているので苦手な人は多いと思うが、写真がかなり掲載されているので本を開いた瞬間卒倒する人もいるかもしれない。ただ、自分は2000種類以上いる蛇は多種多様で面白いし、規則正しく並ぶ鱗は美しいと思う。2025年は巳年、いい年になりますように。
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時短
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来年の干支の蛇入門的な本。蛇専門動物園というものがあるらしい。対策して被害が減ったら需要が減る抗毒素など経済的な問題が大変である。抗毒素の値上がりがえげつない。陸上で手足無くして巨大化って変わった進化だなと。蛇にとって人は餌か敵かどうでもいいものの三択で懐くことはないとのこと。初期投資(金)怠る人は初期投資(勉強)を頑張ったりしないと思う。住み分け大事。
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にやにや
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タイトルの通り蛇の概論。ジャパンスネークセンターに立ち寄りたく程度には楽しく読んだ。 文学的、民俗学的な話にもう少しページを割いてくれると、個人的には嬉しいんなけどな。
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沖縄電鉄社長
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巳年を前に、日本唯一の蛇の研究所兼テーマパークによる蛇尽くしの一冊。
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