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自分探しと楽しさについて (集英社新書)

感想・レビュー
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Missiy
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読み物として面白さがない。 話の節々に、まぁ私は違うけどね。みたいな痛々しい語り口が読んでいて不快でしかない。書いてある内容も目新しいこともなく、筆者の主観的な感想ばかりで得られるものが少ない。 などと文句だけでは可哀想なので、評価できそうな部分は感想として残します。 アフリカの子どもを救うためチャリティに勤しむ人たち。堅実に募金をするのではなく、非効率な企画で人を集め、ましてや私腹を肥やそうとする。そんな行為だとしても、少なかれ誰かを救っているのなら良いのではないか。この考え方は面白いなと思いました。
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つくし
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たぶん学生野頃に買ったのだと思うのだけれど今更ながら読んでみる。学生の時に読んでいたら目から鱗だっただろうな。今は、著者さんの言葉の切り取り方がやっぱり好きだなぁと思う。主観と客観の混乱を紐解くような一冊。
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y.kakizoe
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自分も抽象化すること。なるほど。自分より外側の、物事の抽象化は分かっていたが、内側の自分についても抽象化が必要なのだと気付かされた。何事も、それそのままに理解しないこと。あぁそうだった。抽象化すれば「それしかない」的な単純な行動は減る。自分の手が届く範囲でそれを実現するものが見つかる可能性が高まる。場所、金、時間、全ては決まっており、誰もが限界だ、に同感。見つけるためには、何かを犠牲にして試してみることだ!
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ますかっと
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私自身、他者から褒められること、評価されることに依存して生きてしまっている。このことは、この本を読む前から薄々感じていたが、読後、この他者依存の考え方を持っていると、なぜ生きにくいと感じられるか筆者に言語化され、スッキリした気持ちになった。 「楽しさ」とは、自身の内側から湧き出てくるものであり、その「楽しさ」とは人生の充実感であるとすると、やはり、自分の人生を、自分軸で構成し、生きていくことが望ましいのだと感じている。
0255文字
あちゃくん
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森さんのものの見方が面白いからスルスルっと読めちゃいます。二回目の通読ですが前回とは違った箇所に先が引くことになっちゃって面白かったです。このまま行けば、五回ぐらい読んだら全箇所先が引けちゃうじゃないかという感じです。
0255文字
しょーご
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自分探しの旅をしても自分は見つからない、というのは個人的に共感しました。
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タケ
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相変わらずの森博嗣節。ぶれない軸。強い。『意見を述べている時「どうしてそんな上から目線なんだ?」と反発する人がいるが、そんなことを意識するよりも、意見の内容を聞いたらどうなのか、と言いたくなる。意見というのは、上下関係を押しつけるものではない。意見のコンテンツに耳を傾けるべきである。誰がどんな口調でものを言っていても、言葉が意味することをさきに理解すべきだろう。』 他界したご両親について→『生きているうちにできることをしたから、死んだあとは何もしないつもりだ。墓も作らないし、供養も一切しない』。流石やで。
タケ

p121 楽しさは「他者」との比較から生まれるものではない。「自分」の中から湧き出るものだ。どうしても比較がしたいのならば、「他者」ではなく「自分」と比較しよう。昨日の自分よりも今日の自分は何が違うのか。去年の自分に、今年の自分は勝っているか。そういう風に考える方が健全だ、と僕は思う。 そっか、そうやんな。考え方を見直します。

08/28 17:18
0255文字
わっふる
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心の中で、もやもやしていた事を言葉にしてもらった感じがしてスッキリした。もちろん、書いてある全てがそうだというわけではないが、インドが好きで暮らした事もあった知り合いが若くしてなくなったり(薬の多量摂取)して、自分探しってなんなのだ?と思った事がある。森博嗣氏の本を読むと、還暦過ぎた私でも、いや、還暦過ぎたからこそ楽しむ事を楽しもう♪と思う。
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アツシ
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森先生の本はテーマを自身で掘り下げて、それをそのまま文章にされているそうだ。得てして独りよがりの文章になりがちだが、毎回スッと頭に入ってくる。 私自身自分探しをしようと考えた事は無いが、自分の生き方を漠然と振り返る年代になってきた。 たかが人間、されど人間。これからも楽しく生きていきたいと思えた一冊でした。
0255文字
あい
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今回もやっぱり森先生の考え方はいいなぁと思いました。他人に期待せず、自分でひっそり楽しみの種を巻いて、世話をして育てるという考え方は、つまり自分を育てることと同じだなぁと。特に好きだったのは、「君らしくない」と言われたときに「僕はね、実は僕らしくないんだ」くらいに答えておけばよろしい、というところ。「らしくないね」と言われると少し不安になる。次からはわたしも「わたしは、実はわたしらしくないのよ」(ニヤリ)と答えたいと思います。
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Y2K☮
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某サッカー選手の影響か「旅」と「自分探し」がイコールみたいな人がかつては相当数いた。その多くは遠回しな自慢か旅をしない人を見下すのみ。ならば彼らが探していたのは他者にちやほやされる自分。他人の目や評価どころか他の何物も気にしないくらい没頭できるものこそ「自分」なのに。「自分」のために公に必要な仕事をする。「自分」のためだから嫌なことがあっても耐え凌げる。そういう職業を天職と呼びたい。「自分探し」はとっくに終わった。好きなことをする過程にも当然苦しみはある。それも「自分」の一部と受け入れ、楽しさの糧にする。
Y2K☮

マテリアル「『それ、君らしくないね』などという言葉は、それを言う人間の思惑どおりではない、というだけの意味で使われる」「自分、自分と、あまり考えない方が良いかもね。それよりも、周囲の人たちを見て、周囲のものをよく知って、気に入ったこと、嫌でないことをすれば良いと思うよ」「道ばかり歩いていると、ついつい道しか歩けないと思い込んでしまう」「金のかからない楽しみを目指す人は、金がなくても楽しめる」

05/07 22:28
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カレー好き
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ネタバレ達観した森博嗣さんの考えを決して押し付けず、私はこう思いますと提示される。自分探しで海外に旅をする、ってよく聞く話だけれど、自分は探すものではないし、他者を気にして自分を見失うことが多い。他者は社会とも捉えられる。自分探しは、自分の楽しみを見つけること。何歳になっても自分は不確かさの中で迷っている。考えるから迷いも生じるのだろうけれど、これからも考えて、迷って、自分なりの楽しみを求め続けるのだろうなと思います。
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YHユニコーン
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図書館本。他の本との重複内容もあるが、この本もためになった。読むと前向きに生きることができる。Kindleでの購入候補かな。
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u1
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ついつい自分探しっていう言葉に釣られてしまった!『結局のところ、「自分」というのは、「他者」以外という概念として捉えられるものであって、周囲の人や物を観察して、それについて考えたとき、その視点、その思考がすなわち「自分」なのである』➡️なるほど、非常に面白い。考えたことなかったけど、確かに周りがあっての自分なのかもしれん。結局のところ、自分が楽しいことを探していくのが、自分探しであり、それ自体が楽しくなっていけば最高じゃなー!いつ死ぬかわからんもんな!
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ぎんごろー
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本の中身としては自分というのは探すものじゃなく楽しみの中に見出される物で、楽しみは自分の中から自然と沸き起こってくるものでそれを大事にしなさいよという感じの主張だったと思う。 言葉を大事にしてるというのか理屈染みてるというのか分かんないけど、ある種哲学的な、概念としては自分も持ってたんだけど説明されるとなるほどとなる話が詰まってた感じ。 現代人は用意された楽しみをただ消費してしまうようになったという話が印象深い。もっと楽しみを掘り下げて人生を良い物にしていきたい。
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芥 拾い(あくた ひろい)
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自分を忘れることが、自分を探すこと。 何かに没頭すること、今を生きること、今を楽しむことが、自分を探すことに繋がることに、ハッとしました。 日々、何に心が動いたのか、それは、なぜか? 日々内省。
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まえだ
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ざっと読んだ。自分にとって今読むタイミングでなかった。 あまり、残ってない。ただ、書いている内容や論旨はエンジニア的でよい。
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./24:-,,
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思考し続ける事の重要性を説く新書。自分のやりたい事をやれば良いし出来ない理由は自分にあるから自分でやる為に考えて解決しなさいというシンプルな話。
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窪
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周囲のみんなが「自分らしさ」を発信してて、やたらと自己PRを求められる現代。自分も何か欲しい! と思ってしまうのは仕方ないことだろう。消費社会はそういう欲望で回っている/でも結局、自分なんて見つかりっこない。むしろ確固たる自分があると思い込んで、そこに固着してしまうことが問題ではないか/「自分が楽しんでいるのは、何故なのか。それは、変化したからである」(P52)/さすがに葉っぱ一枚ずつ拾うのは大変だが、何かしてみて楽しさの波に乗ってみる。生成変化的にぬるっとやっていきたいなと思う。
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まひはる
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老若男女を問わず、「自分探し」を続けている人は少なくない。自分の存在は、自分にとって最も明らかなはずなのに、なぜ見つけることができないのだろうか。現実に多くの人が、自分の生き方に悩み、自分探しを続けている。もちろん、個々人が置かれた状況はさまざまであり、万能薬は存在しない。その事実を踏まえたうえで、人気作家が、「あなたの中の前向きな気持ち」を、そっと引き出してくれる一冊。
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めん
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森博嗣は、小説は私には合わないものが多いけれど新書系はとても面白く読める。自分探しと楽しいこと探しはほとんどイコールであること。多少面倒くさい方(時間がかかる)が楽しく感じることもあること、他者と比較する楽しさは他者依存なので避ける方が楽しめること、などなど考えたことがなかったような発想がたくさんあった。
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阿井植夫
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とても参考になった。
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s
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楽しさは自分で見つけて自分でやってみること
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nappyon
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『科学的とはどういう意味か』が面白かったので読んでみた。「自分」と「楽しさ」について書かれている第1章、第2章までは文章の流れが心地よく、気付きもあって楽しいエッセイだった。が、第3章以降は引っかかる箇所が多く、特に第4章で「ほとんどの人にとって、「社会」は、「近所」「職場」「仲間内」「家族」といった程度に限定されている」というくだりがあり、そこから先は特に引っかかるところが多かった。『科学的とはどういう意味か』で人文科学について一切触れていなかったことが思い出された。
nappyon

ケイン樹里安の「マジョリティは、社会に不公正・不平等があるという問題を、そもそも気付くことができない。もしくは気付いたとしても、スルーできる、立ち去ることができる」という言葉を思い出した。

01/25 17:13
0255文字
Hide C
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自分が楽しめることを見つける。
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tfj
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楽しさとは何か、自分とは何か、どうしたら楽しく生きられるか、などの問題にヒントを与えてくれる、迷える若者向けの随筆。内容自体は哲学や心理学を学んでいれば辿り着くような既出の答えが多いが、だからこそ普段あまり読書をしない人でも、これを読めば色んな手掛かりが得られるはず。 自分の人生に責任を持つこと。他人を意識し過ぎないこと。没頭できることをすること。自分の特性や傾向を常日頃から観察すること。生活や仕事のために楽しさを犠牲にしないこと(楽しさはお金になると知ること)。 これらが楽しく生きるコツであるという。
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サラ坊
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巷で流行ってるような内容ではないことを期待して本作を読みました。徒然なるままに書かれたような内容ですが、逆にそれが本音で語ってくれているように感じます。ただ考え方が達観しているので、明確な答えを探して明日から活かそうと考えている人にはピンと来ないかもしれません。個人的には、やっぱり答えはないけど、そんなものだよなあと不思議と明るく前を向ける内容でした。
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宜虎
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楽しんだ方がよいと私も思います
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フィシュー
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流し読み。この人のエッセイは2冊目。それらを読み終えた上で筆者に持つイメージは「冬の空気みたいな人」。とにかく澄んでいる、偏ってない、無味無臭、透明。これは清廉潔白とか中身がないとか言いたいのではなくて、良し悪しの判断を介入させない素朴、純粋、ニュートラルな思考が全面に表れているということ。本当にそれだけのことで、本書でも否定も肯定もほとんどしない。 だからこそ言葉がスッと入ってくる。強く響いたり煩かったりせずに、常識にメスが入るような言葉がポロッと出てくる。こちらも「たしかに、そうかもな」くらいに思う。
フィシュー

本人が自認する「普通とは違う」という人間性から生じる視点なんだろうな。この一冊は区切りのないひとつの長文として12時間で書き上げたらしい。それでも時間がかかってしまった方とのこと。垂れ流す思考が全部整然としているのかな。研究者にしてもすごい。

11/23 11:26
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らくだ星人
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途中読むのを中断してしまったので前半の方は はっきりと思い出せませんが、とても読んで良かったと思います。 森先生のエッセイは他のものも読んだことあるので、期待通り面白く、今回もはっとさせらることが多かったです。 特に「金が楽しみを生むのではなく、楽しみが金を生む。」というのは衝撃的でした。 また読み返したいです。
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いな
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自分の「楽しいこと」 は、人から与えられるものではなく、自分で発見 するもの。 私も歳をとったせいか、この人の 考え方はとてもしっくりくる。 特に、「君と僕の意見は違う。しかし、僕は君を認める」という 他者を尊重することの大切さは切に感じる。
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まゆこ
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特に楽しさについての記述が目からウロコでした。楽しいはずなのにしばしば伴う虚しさは、それが与えられた楽しさだったからなのかもしれない。もう一度自分自身の楽しさとは何なのか考えてみたいと思いました。 また、ちょこちょこ入る筆者自らへのツッコミが楽しかったです。
0255文字
akihirok
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元名古屋大学助教授で小説家によるエッセイ。思い返すと自意識のピークは高校生から大学生でそこから低下しているように感じる。本書で言うところの「他者を認めることが自己を確立する」時期だったのかもしれない。あと本格的に本を読みだしたのが同じ時期なので、他者の考えに多く触れることも影響がありそう。楽しみについては、他者のつくった手軽なサービスを楽しまされている人が多い、との話に興味をもった。時間を無駄にしたくない人が増え、作られた手軽な楽しみ(商品)が多く、それに無自覚であることは少し怖い
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本は栄養
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楽しさは与えられるものではなく、自分の内から生まれるものであるという考えが一貫していた。ゆえに与えられるのを待つのでなく「考えることが大切」、一方「考えすぎないことも大切」というのも作者らしさを感じた。加えて楽しむときは、後工程(人に話そう等)考えず、自分の感性をフルに発揮して、没頭することが鍵になりそうだと思った。人目を気にしないことにより、結果的にシンプルに自分が楽しいと思えるプロセスに向き合える。また、「考えすぎない」にも繋がるが、どこかのタイミングで腰を上げて動いてみようというメッセージもよかった
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ゆうろ
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森博嗣さんのエッセイはやはり面白い。楽しいとは何かについてとことん考えて書かれた本。自分が望んでるものをとことん考えて試していくことが楽しいを感じる手段。
0255文字
きなこ
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沢山ある教科書のような自己啓発本より、俯瞰的に見ることが出来てなるほどなあ、と思った……確かに、自分探しをしたかったり、他の誰かになりたくなる時は自分に満足できてなかったり、なーんか楽しくないときかな。 森博嗣さんの言葉が、自分の言葉にできない感情をすこし言語化してくれた感じ。。
0255文字
ねんつち
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森博嗣のエッセイを読んだのは初めてだった。 どんな難しいことを考えて生きているのだろうと思っていたが、実際は子供のように素直で、非常に楽しそうであった。 誰のことを否定するでもなくゆるりと自身の考えを書き留めている。 私自身は趣味を楽しめていると思っていたが、実際自分で選んで楽しいと思ってやっているだろうか。何でも人にすすめられたから手を出すだとか、人がやっているのを見て楽しそうだから、ではじめている気がする。自分にとっての楽しみとは何なのか考え直す機会になった。
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かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO
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「『自分』を見つめるということは、多くの場合、『他者は自分をどう捉えているのだろう』とか、『自分は他者に対して何ができるだろう』というように、実は他者と自分の関係について考えることである。」この文はなるほどって思った。自分と自分の知ってる人との関係を通してして「自分」というのはわからない。自分の特徴は足が速いっていうのは、自分が出会った人と比べて足が速いってこと。そして、その他者との比較を通してしか自分をみつめることができていないのでが、悩んだりする原因なんだろう。
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すずか
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森博嗣さんは知らなかったが、タイトルを見て気になって購入した。タイトルからして、「あなたの全てを受け入れます」みたいな優しいことが優しい文体で書かれているのかと思っていたら、SNSに投稿したら炎上しそうなことをスパって言い切ってて、読んでてとても痛快だった。あとがきの「べつに悩み続ければ良いではないか」っていう一言が、1番勇気をもらえた。コロナでやりたいことができなくて、思い通りにいかないことに、不安を感じたり、焦燥感に駆られたりするが、この言葉を大事にして頑張りたいと思った。
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