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魔法のことば (日本傑作絵本シリーズ)

感想・レビュー
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nem-nem
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字がおおきい。表現もおおきい。それがいい。人も動物もおなじ部類で区別なんてなかったという内容がいい。おなじことばをしゃべる同類なら、みんなが仲間だ。そして、なにがおこってもそういうものだとうけとめる。この絵と訳文で、すべてがすとーんと胸におちた。
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志
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難しい。
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mitate
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そうだ。ねっ、そうでしょ。
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anne@灯れ松明の火
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ぬいぐるみを抱いて鑑賞する、「ぽらんころゆうこ」さん演じる紙芝居「ホロロン ホロン」は、この絵本になっている「魔法のことば」=エスキモーの人々に伝わる一遍の詩からイメージをふくらまし、創作したものだった。(出だしに、この詩が登場するが、本編はオリジナル)このきっかけを知り、再読。大昔、人と動物に区別はなく、みな、同じ言葉を話していた。口に出した言葉は現実のものになる。理由はわからないが、そういうもの。「言霊」というものを信じ、言葉を大切にしようと思う。柚木沙弥郎さんの絵が見事! 金関寿夫さん (翻訳)
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オレンジメイツ
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ネタバレ「図書館本」柚木沙弥郎さんの絵と文が合っていて、「世界はそういうふうになっていた」が自然に沁みる。
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大島ちかり
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大好き。絵も内容も好き。 エスキモーに伝わる詩。 人間の本質を知ってる。
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ひめぴょん
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アメリカ・インディアンの口承詩を集めた「おれは歌だ おれはここを歩く 」から一つだけを抜粋した本。力みなぎる言葉と絵がページをめくるごとにゆっくりと迫力をもって襲ってくる感じ。生命をもった言葉。日本では言霊という表現がありますが、まさにそういう言葉を使っていたのだろうなあ。魔法の言葉にぴったりの絵と言葉の進行でした。まとまって紹介されているよりもこちらの方が言葉が衝撃を持って迫ってきます!
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まめ
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図書館本。言葉にするって、しているようで意外としてないんですよね。
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エル・トポ
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イヌイットに伝わる民話。昔、動物は人間になることができた。人間が動物になることができた。その境い目はなかった。共通のことばを話していた。やがて言葉は不思議な力を持ち、言葉にしただけでその通りの事が起きる様になった。日本の言霊と似ているようで、少し違う。単純化された原色の絵が凄い迫力。「こども本の森 神戸」にて読了。「いま〜未来の森」に蔵書。
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惡い読書
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この本の成り立ちが、後書きを読んでもよくわからないのだけど、とにかくいろいろあって、今、わたしが読み終えることができたことを世界の片隅というか真ん中で寿ぎたい。そうそう、そうだったよね、ずっと昔のことを、みんな時には思い出そうよ、と。「エスキモーに伝わる詩」が元になっている文章・というか言霊のようなもの。これだけで勁いコトバだし、これに拮抗できる絵はなかなか描けないと思うのだけど、この本は、言葉も勁いが絵もつよい。そして、両者は喧嘩せずにお互いを高めあっている。こんなのは、なかなかない。
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葉々
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図書館(リサイクル市)で見つけて以来ずっと開くタイミングを待っていた。「イリノイ遠景近景」を読み終わった翌朝、不意に開き一瞬にして魅了された。デジャヴュ的体験っていうのだろうか。ある種の懐かしさを抱く。きっと、この世の生きとし生けるものは本来、無意識の世界を共有してもいるのだと改めて思い至る。更に言葉(会話)ってどこか音に付随する情報を聞き取るものだと思っていることもあって、この絵本の世界、イヌイットに伝わる一遍の詩がとても(柚木沙弥郎氏のお名前も)音楽的に響いた。 宇宙的で解放感に満ち満ちた美しい絵本。
葉々

「メッセージは、心のどこか深いところにあたかも川の流れの中のかたい岩石のように溶けてなくらないものとしてとどまり、後年いろいろな危機に出会った折に慰めと励ましをともなって水面に現れてくるでしょう。絵本にはそんな働きがあるのです。」(柚木沙弥郎 おじいちゃんと私)の(72さい)より引用。

04/02 19:42
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そら
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エスキモーに伝わる詩。絵もいいし、詩もいいし、すごく素敵!お知り合いに借りた絵本だけど、私も購入しよ〜💕
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まるす
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言霊のような。なにか事件があって人の言葉が魔力を失う…という展開にはならなかった。我々の言葉には力がある、使い方に気をつけろ、ということかな。
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けいと
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世界はそういうふうにできていた。
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くろくまうる
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エスキモーの人々に伝わる一篇の詩を元に作られた絵本。人間になったり、動物になったり、口に出したことが本当に起こったり。不思議だけど、そういうのも楽しそう。
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seacalf
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エスキモーは『生肉を食べる人』という意味の蔑称だからイヌイットと言うべきだと教わってきたが、最近ではどうやら『かんじきに張る網を編む動作を意味する』言葉という説も有力らしい。それはともかく、エスキモーに伝わる詩をもとに作られた絵本。なんとも力を感じる絵と内容だ。魔法のことばが存在した遥か遠い昔のニンゲンや動物たち、そして世界はこんな風な関係だったんだろうか。有史以前から伝わってきた彼らの言葉にもっと触れたくて、この絵本のネタ本である『魔法としての言葉ーアメリカ・インディアンの口承詩』も読んでみたくなった。
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moco
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【4歳11カ月】 言葉には力が宿る。絵本の持つ世界観に圧倒される。『世界はただ、そういうふうになっているのだ。』
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けいねこ
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いのちはいのちとして等しく、言葉には力がある。
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ゆか
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ネタバレ本書は、「魔法のことば」の判型、文字使いなどを多少変更し、再発行したもの。金関寿夫「魔法としての言葉 アメリカ インディアンの口承詩」の中で紹介されているエスキモーの人々に伝わる一遍の詩をもとに絵本として構成。ダイナミックな柚木沙弥郎の絵がピッタリ。模様のような絵と、カラフルな絵は、壁紙にしたいくらい🥺変幻自在の世界は、柚木沙弥郎の世界でもある。境界の曖昧さが、人と生き物、言葉をも、上手く結びつけたようだ。
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♱⋰⋱ange⋰ ⋱✮☽
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再販!買わねば! 何度手にとってもため息が出る。 神秘の世界に溺れる。
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anne@灯れ松明の火
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新着棚で。柚木さんに惹かれて。金関さん「訳」とあり、どういうことかと思ったら、扉に「エスキモーに伝わる詩」とあった。シンプルで、力強い詩。昔は、確かに、こういう世界だったんだな、言葉には魂が宿っていたんだな、と納得させる力があった。柚木さんの絵もまた、同様。明るく、カラフルな色づかいで、ワクワクさせられた。21年12月発行なのに、登録数があると思ったら、1994年発刊のものを判型、文字づかいなどを変更して再発行したものだったから。
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のん@絵本童話専門
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エスキモーの人々に伝わる一篇の詩をもとに構成した絵本だそう。エスキモーの人々の自然・生き物に対する考え方が伝わってきます。短文で表現されたとても力強さを感じる詩です。
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遠い日
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大好きな本です。敬愛する柚木沙弥郎さんの絵がすてきすぎる。エスキモーに伝わる詩をもとにした本。まさに「言霊」の出現を書いたもの。力としてのことばを手に入れた人間。
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たいき
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エスキモーの人々に伝わる詩をもとに書かれたえほん。 最後の「だれにも 説明できなかった。世界はただ、そういうふうになっていたのだ。」パワフルな絵、ハッとするような斬新な切り口。リベラルアーツ弱者の僕はすごく引き込まれました。 ほんとそうだよね。そうなんだよね。願いって自力で叶えるものでもあるし、勝手に叶うものでもあるんだよね。 ここまで読んでくれてあなたには(まっっじで)読んでほしい一冊です。
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ochatomo
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柚木沙弥郎氏72歳での初絵本を復刊 『なりたいとおもえば人が動物になれたし動物が人にもなれた』 言葉と絵が共鳴し、これこそ絵本と思う 元本1994年 2000刊
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ふじ
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人も動物も、区別なく、ことばが通じる時代があった。エスキモーに伝わる詩を絵本にしたもの。自然災害相次ぐ今、この時代からはずいぶん遠くまで来てしまったのかもしれないとふと思う。絵の柚木さんの絵本をいくつか続けて読み、力ある絵だなぁと思ったら、芹沢銈介に師事した方だそうで納得。
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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エスキモー(現在はイヌイット)の口承詩が絵本になってます。文字のなかった時代に、言葉の持つ力を語られていることが、魔法に思えました。
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♱⋰⋱ange⋰ ⋱✮☽
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ことばがもつ温度、どうして伝わるのか、その普遍性は?最近そんなことをよく考えているので、この絵本はドーンときた。動物と人間、音から言葉へ。「世界はただ、そういうふうになっていたのだ」見開きで羽を広げる孔雀の絵がたまらない。誰にも説明できないことが、ただ、そこに在る。
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k.rie
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世界はただ、そういうふうになっていたのだ
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chish
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イヌイットに伝わる言霊についての詩に柚木沙弥郎さんのカラフルで素晴らしい絵が描かれています。絵はどことなくアボリジナルアートのような印象を受けました。動物も人間も同じ言葉をしゃべっていた時代、発した言葉は生命をもちだし、人が望んだことが本当におこったとされています。なぜ、その力が失われたかについては書かれていませんが、少し悲しい気持ちになると同時に、強大な力がないことにほっとしてしまいました。
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いずゅん
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“人が言葉にできるもの必ず実現できる”とはACジャパンのコピーだったろうか。>昔々、人と動物に区別はなかった。「ことば」も双方関係なく伝わっていた。しかし言葉が何かを起こすように、言ったことが実現してしまうようになった。>意思伝達以上の物が備わってしまったから、攻撃性を孕んでしまったから、言葉の何が人と動物を分けたのだろうか。>「人は動物になれたし、動物は人になれた」と、あった。うーん、バベルの塔。人類は人種差別をするとき人間を指して「あれは人じゃない」と言うことがあるからなあ。考える絵本。
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秋*
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図書館・娘、1人読み、!アメリカインディアンの口承詩を絵本。文章の力強さとよくあう力強い絵。迫力があって私はとても好きでしたが、娘は、テンション低めのフーンでした。大人向けかな。8歳
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舟江
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あまりにも発想が斬新で、インディアンの伝承かと思った。科学万能の時代になってしまった現代には、このような理屈が通らないものが大切なのではないだろうか。人間と動物の共通語である「魔法のことば」というは、胸をワクワクさせる。
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ふづき
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絵と文章が渾然一体となっていて、その世界観に圧倒される。力に満ち満ちた絵本。
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Yuko
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柚木さんと、編集者松田素子さんとのタッグで作られた3作 [魔法の言葉、せんねんまんねん、雨ニモマケズ] のうちの1作目 エスキモーの人々に伝わる“ことば”の持つ力と、柚木さんのおおらかで迫力のある絵が一体となって、大昔の魔力に満ちた世界が、美しく描かれる スイス1996年度<子供の宇宙>国際図書賞を受賞   http://www.samiro.net/books/mahou.html
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さくら
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『絵本の力』で河合さんが紹介されていて、「世界はただ、そういうふうになっていたのだ」この言葉に興味津津。どんな絵本なんだろう(*¨人)*・゚♡「魔法としての言葉――アメリカ・インディアンの口承語」の中で紹介されているエキスモーの人々に伝わる一篇の詩をもとに絵本として構成されている。とあるように絵も言葉もそれをよく表している。ずっとずっと大昔、そこにあるもの、見えるもの、感じるものをあるがまま自然にそのまま受け入れる。なんでそんなことができたのか?誰も説明できないけれど。なんでそんなことになったのか?→
さくら

「世界はただ、そういうふうになっていたのだ」そう、それだけで不思議と納得できるのだ、と。いい時代だなぁ*・゚♡

10/15 11:13
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Yukari
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言葉と絵に一体感、そして力強さがある。絵は絵本「ぜつぼうの濁点」の柚木沙弥郎さん。なるほど気になる訳だ。
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hiruhan
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え、ここで終わり?
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baアタマ
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1994年。金関寿夫さん訳のエスキモーの詩一篇を絵本化。秋野(イサム)さんの絵本にも出ていた詩でしたが、言葉をちょっと簡単にしない方が良かったし、秋野さんの方が魂を感じるというか…。最初のほうでエアーズロックか!?(←行ったことない)という景色の後、南米の地上絵の鳥!?って感じの絵になったり、ピカソ!?って感じの絵があったりしました。絵の柚木沙弥郎さんは芹沢けい介氏に師事し、この作品で<子どもの宇宙>国際図書賞(スイス)も受賞されたそうです(、が)。
baアタマ

→金関寿夫「アメリカン・インディアンの口承詩」(思潮社)はアメリカの詩人ジェローム・ゼンバーグがまとめた"SHAKING THE PUMPKIN"をもとにしています(巻末) http://www.poets.org/poetsorg/book/shaking-pumpkin-traditional-poetry-indian-north-americas

07/28 19:40
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