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破戒 (1968年) (岩波文庫)

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てり
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”破戒”その時までじりじりと膨らんでいく丑松の葛藤と苦悩。エンディングに向かっての展開はちょっと早すぎるしうますぎるしでアレだった気もする。一番の違和感は野間宏氏によるあとがきだった。正直なところ読後の余韻をだいなしにされ、読まなければ良かったと思えるくらい。こんなこともあるんだな。
0255文字
由萌
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丑松の葛藤をうまく書いていて良かった。歴史の教科書には一言でしか書いていない四民平等はどんな矛盾があったのか、そこにどんな人の懊悩があったのか。教科書上では些細な出来事として乗っているものを大きく取り上げてあって勉強にもなった。
0255文字
Ryoma Okamura
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藤村は初版本で用いた「穢多」という言葉をさけて訂正本では「部落民」という言葉を使っている。……「穢多」という言葉をさけて「部落民」という言葉にかえようとした藤村の心のなかに、部落民を差別するものがしのびこんでいたのである(解説) 部落問題については疑問が多いが、藤村も部落の存在について疑問を持っていたのではないだろうか。
0255文字
tei
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えた・非人という身分が日本にあったということは習ってはいたが、ここまで酷い差別を受けていたものとは全くイメージしていなかっただけに、衝撃だった。猪子や瀬川の決意はそのような時代にあって、途轍もないものだ。しかし、ここまで分かりやすい筋立てで、更には希望のある終わり方をするものだとは思っていなかった。重いテーマであるだけに、そうした締め方をしたのにも好感を覚えた。
0255文字
Ra
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生まれに左右される人生。隠し通すことに神経をすり減らす。ラストは良かったのか分からない。
0255文字
シンドバッド
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15歳頃に読み、涙したことが今も覚えている。現代とは違う70年初頭の高校生の感情です。
0255文字
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