形式:文庫
出版社:新潮社
出版社:岩波書店
形式:ハードカバー
出版社:中央公論新社
出版社:河出書房
形式:その他
出版社:情報なし
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存在感の強さという点では、まつ代>高尾>とも子>つや子、ですね。肝心のつや子さんの人柄があまり描かれていないような気がするのは、ほかの三人が濃すぎるからでしょう。濃すぎるというか、人格破綻者ですね。主人公がろくでもないので集まる虫もゲテモノということでしょうか。一方つゆ子さんは主人公の恋愛の対象としてばかり存在しているので、人となりは読者に分かるようには説明されないんでしょうね。いやになった女ほど客観視できるから悪口のついでの描写もできると。
フランスの巴里(パリ)で10年近く修行して帰国した画家の湯浅譲二は妻子との離婚問題を抱えていた。あるとき湯浅は若く美しい令嬢の西条つゆ子と出会う。二人は一緒に駆け落ちを考えるのだがつゆ子の両親は許さずつゆ子はアメリカへと旅立った。そして離婚問題がさらに進展するなか湯浅はとも子と出会う。とも子の両親に「娘は病弱だが貰ってくれないか」と言われた湯浅は離婚を成立させとも子と結婚式を挙げる。ところが、そんなある日アメリカに行ったはずのつゆ子が湯浅の前に現れて。。
超気になります! 読んでみます。
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