個人的にはイゾラが好きだ。影のキーパーソン的な人物じゃない?ユーモアもあるし。彼女に『高慢と偏見』を教えてあげたシドニーも好きだし、二人の関係性、やり取りも何とも言えず好き。こんなやり取りのできる読書仲間が私も欲しいとさえ思う。それはジュリエットとドーシーも。「物語ははじまりを描くものであり、毎日違う展開が待っているものなのだと思います」。そう、彼らの物語はまだ始まったばかり。ここから始まるのだ。読書会で始まった人生、どんな展開が待っているのか…ワクワクする。幸せな作品だったと思う。しかし、絶版は残念。
自分の読書録を遡ってみたら、去年のちょうど同じ頃に著者の『秘密』を読んでいる。これも一種のコインシデンスか?(コインシデンスという言葉を使いたいだけでは決してないです 笑)書かれている感想の一部には「出来上がったパズルのボードを上から見るとその絵のなんと壮大なことか 。」「久々の「ザ・小説」感。余韻が深い」と書かれている。「ザ・小説」やらパズルやら。同じ言葉が。つまり、モートンの作品とはそういうものなのかな。家族、親、子、の 連綿。過去と現代。その緻密さ。また最初から読み直したくなる。読み直します。
死を前にして本を断捨離しておきながら、それでもやっぱり自答しながら本を読み続ける山本さんでした^_^ 我慢するとかしないとかではないのかもしれないですよね。読みたければ読む、読まなくてよければ読まない、当たり前だけれども。じいじさん、機会があればぜひ読んでみて下さいね。
2021.1月現在、感想スランプから抜け切らず、気ままに気まぐれに書いたり書かなかったり。
適度にテキトー で行きます。
読んだ本、読みたい本、などの登録は続行中。
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それでも、どんなふうであっても、変わらず 本は読んでいます♪
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テレビが無くても
生きてはいけるけれど、
本が無くては
きっと生きてゆけません。
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願わくば。
本に囲まれ、本に埋れて暮らしたい。
暮らしてゆきたい。
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2012年3月13日、読書メーター登録。
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