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時の眼 (海外SFノヴェルズ タイム・オデッセイ)

感想・レビュー
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yosshyview
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ネタバレ2037年、ビセサ達のヘリコプターは違う時限の地球に迷い込んだ。『眼』と言われる球体のせいだとわかる。 各時代の人達が同じ地球上に存在、原始から21世紀まで。ビセサはアレキサンダー大王と共に、 チンギス・ハーンの軍隊と交戦。チンギス・ハーンは死亡し平和が訪れる。なぜ各時代の人々が同じ地球に 送り込まれたのか。ビセサは21世紀以降の人がいないことに気付く。 最後に眼の意図が分かる。地球は滅亡するため、種の保存という考えだと思われる。とても面白かったです。
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roughfractus02
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科学をベースとしたSFでは時間と空間は分離せず、一方が変われば他方の質も変わる。が、人間中心の物語を通すと、スペース・オデッセイ(『2001年』シリーズ)では現在の中に異空間が集まり、タイム・オデッセイである本書は、ある時点の地球の洞窟周辺に200万年前の類人猿、アレクサンドロスの歩兵軍団、13世紀のチンギス・ハンの騎兵軍団、19世紀末の英露グレート・ゲーム下の大英帝国の駐屯軍、2037年の国連派遣軍とソユーズの乗組員が集まる。一方、戦いの物語を見つめるのは地球の周りに散財する球体たちである(表紙参照)。
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LongRide Taka
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ボリューム満点の図書館本で読み切るのが大変だったが、久々にアタリのSF小説に出会った。最初はモンゴル軍勢にも期待するんだが非情さに辟易して、アレキサンダー軍に肩入れしてしまった。十分に面白く読めたが、紀元前の世界史をもう少し勉強してたらよかったかも。
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レイス
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クライトンの「タイムライン」みたいだった。歴史上人物の対決。確かに(娯楽作品の)戦争が面白いと感じる時がある。漫画「ヒストリア」を愛読しているのでエウメネスが登場するとむずがゆくて面白かった。時の目というSFは実用価値が見当がつかないので面白くなかった。しかし、ソユーズが地上管制なしで再突入するなんてすごいと思った。
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ryochin
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9割はタイムトラベルものの歴史小説。歴史風俗読み物としてはある程度は楽しめたが、これは狭義の SF ではないだろう。三部作すべてを読むつもりなら目を通しておいてよいかもだが。
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ぜんこう
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《宇宙の旅》シリーズの「直角編」というので図書館で借りてみた。2段組みなんでちょっとしんどかった。2037年の国連平和維持軍、19世紀のイギリス領インドの砦、アレキサンドロス大王の軍団、200万年前の猿人・・・同じく2037年のソユーズ、チンギスハンの軍団。地球はキルトのように各地の時代がバラバラ、そして各地に浮かぶ球体の〈眼〉。この両軍団がバビロンで衝突。戦国自衛隊よりスゴいです(^^;) タイムパラドックスも何でもあり。この地球は元にもどせるのか?なんか僕が書くと安っぽくなる、ごめんなさい(^^;)
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Ab
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ネタバレ図書館本。タイム・オデッセイ三部作の再読です。2037年のある日、地球は「10月1日では遅すぎる」のような各時代の寄せ集めのパッチワークと化します。 この時代からは主人公ビセサを含む国連平和維持軍の3人と、軌道上のソユーズの3人そしてそこには傷つけることも動かすこともできない円周率が3の謎の球体「眼」が浮かんでいました。チンギス・ハン軍と合流したソユーズ勢とアレクサンドロス軍と合流した主人公達は謎の手がかりがあるバビロンで会敵します。わくわくするでしょう!戦いの後ビセサは「眼」の助けで元の世界に戻ります。
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萩原 一嘉@次走未定
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ネタバレ結構難しいSFだと思います。 ストーリーのヤマ場はアレキサンダーvsチンギスハンですが、テーマは基礎物理学(超ひも理論)辺りかもしれません。 「眼」の正体がわからない事と、モノリスの変形にも感じられる点が、「…宇宙の旅」シリーズと関連する点でしょうか。
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Takahara Yutaka
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クラーク単独ではなくて、バクスターとのコンビ。どんなもんだろうと思ったが、謎は謎のまま、物語がどんどん進んで行く。どうなるんだろうと先へ先へと読みたくなる。
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SINKEN
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【総評】★★★★☆【感想】なるほど、時の眼か。タイムパラドックスで歴史改変で、小難しいのは確かだけど読み終えた時の満足感は大きい。争いを正当化し、消費し続ける人類に対する大いなる警鐘と捉えれば、決して物語の中だけと安穏としてはいられない。人類の叡智を超える存在に対峙した時、これまで以上の新たな進化は起こせるのか?巨匠クラークの3部作だけあって、のっけから非常に引き込まれた。眼は何の為に現れたのか、続きが楽しみ。
Ab

これは読んだことがなかったけれど三部作だったのですか! 二部と三部は数年前に読んだけれど気がつきませんでしたし、あまり記憶に残ってないので三冊とも先ほど図書館で予約しました。 三部作であることを教えてくださってありがとうございます。

12/29 10:42
SINKEN

Abさん、コメントありがとうございます。どうやら3部作のようです。自分も図書館で予約した際に目録で「タイム・オデッセイ 2, 3」があるのを見て気が付きました。2部である『太陽の盾』の冒頭は、本書のラストと同じ内容でした。お役に立てて良かったです。

12/29 11:47
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yukka
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久しぶりに読んだSF。アメリカはパリ協定から脱退し、世界のどこかで核開発も進んでいる、どこもかしこも自分も含めて地球に良いことはしていないこの現在。いつか、あーもうやめたって、地球から最後通牒を突きつけられるのかもしれない。SFゆえ、こんなこと起きるのかなと想像を絶する設定だけど、だからと言って全く想像も出来ない世界とは思えなかった。 子供たちの未来を明るいものにするためにも今一度、自分に出来ることを考え直すきっかけとなる本でした。
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dragon
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タイム・オデッセイシリーズ3部作の第1作。ファーストボーンと呼ばれる宇宙の先種族によって2037年までの各時代が大陸の切片ごと集められたミールと呼ばれる新たな地球に送り込まれる。その意図は第2作以降でわかる。チンギス・ハンとアレキサンダ大王の闘いに2037年のメンバーや1800年代のメンバーが加わるという荒唐無稽な話。イギリス人作家はモンゴルとロシアを悪者に仕立て上げマケドニアを正義とみる。やっぱりそうかと。元の侵攻は恐怖だったんですね。
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Ai
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歴史改変系SFと思い、ダン・シモンズの『イリアス』のような重厚な作品を思い浮かべたけど、登場人物たちの<断絶>を受け入れるスピードが速く、物語はさくさく進む。次巻では、一旦近未来に舞台が移るようだが、猿人親子の脱出やアレンサンダー大王たちの遠征が、物語にどのような影響を及ぼしてくるか楽しみ。
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赤い熊熊
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地球がバラバラな時代のパッチワークに作り直されてしまう。蛮族モンゴルに対するアレクサンドロス王の軍勢。円周率がπではない得体の知れない完全な球体。スケールの大きな物語は謎が謎のまま終わります。
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kuma-kichi
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アレクサンドロスvsチンギス・ハン。これを映像化したらすごいだろうなあ。
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Asc144
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円周率が小数点以下を含むπではなく整数の3になる世界は、どんな物質で構成されているのか?気になる。
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ジュン
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まあ面白いです。歴史上の最高の軍隊の闘いは圧巻です。⭐️3.5です。
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若獅子
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数年ぶりの再読。 My best 10 のひとつ。
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ゆきえ
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白人にとってアフリカとイスラムは隣人だけど(イスラムの外の)アジアは世界の外なのかなぁとか思ったり
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ata3
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まあ、続篇があるから良いけど。
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ophiuchi
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久しぶりに読んだ海外SF。タイムスリップでパッチワーク状態になった世界での、アレクサンドロスとチンギス・ハンの戦いに21世紀人が絡むという設定は楽しめたけど、クラークらしい「ヴィジョン」が見えてこなかったのが残念でした。
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えぞももんが
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前半の設定が緻密で期待しすぎたせいなのか・・・。最後まで読むのがつらかった。
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もぐらけい
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前半は間違いなくおもしろい。 もしかすると宇宙の旅以上かもと思っていたが、中盤からは ちょっとがっかり。 なんとか最後まで読みましたみたいな感じです。
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モリー・ブラウン
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皆さんの感想を読んで、、、その気持ちよーくわかります。こんな長編読んだわりに、という感じ。クラークだから読んだけど苦笑いするしかないです。
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aki
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まったくオススメできない本にコメントするのも気が引けるが。フレッド・ホイルの傑作『10月1日では遅すぎる』とフィリップ・ホセ・ファーマーの、これも傑作『果てしなき河よ、我を誘え』に始まるリバーワールドシリーズを足して20ぐらいで割ったような凡作。ジンギスカンとアレクサンダー大王が同じ世界に出現し、激突する、と聞けば、相当おもしろくなりそうだが、まったく盛り上がらないので、逆に、びっくりする。宇宙人が大好きなクラークに頼みたいのは(亡くなったが)、「宇宙人のハカリゴトでした」的な結末はやめてねということだ
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あや
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うーん……歴史上の某人物二人が登場するところ位までは面白かったけど……。
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quabex
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世界史規模の『戦国自衛隊』。面白く読んだ。女性が活躍するのが今風か。
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zeroset
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面白く無くはないが、なんだかなあ。
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goldius
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本書のベストセリフ「あらゆる宗教は精神病理だ」
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ぱりこ
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200万年の地球がそれぞれの時代で切り取られパッチワークのようにごちゃまぜに。チンギスハン、アレクサンドロス大王など、歴史の人物も登場し、歴史のこともわかりつつSF世界もわかりつつ楽しめる本。 2部の太陽の盾へ続く
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