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漁港の肉子ちゃん

感想・レビュー
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fei
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達観した小学生きくりん。どうしたらこう冷静に小学生時代を過ごせるのか、尊敬したけれど。複雑な生い立ちによって大人びた子供になるにしても、あまりに冷静な子。途中、自分の過去の経験と重なる部分があって落ち込んだけど、伏線だった。関わる全ての人に人生があって想いがあって、そうして私の命がある。小さな港町の小さなコミュニティの中で思春期の葛藤を一緒に過ごした気持ち。きくりん生まれてきてくれてありがとう。
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みかんめろん
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ネタバレ図書館本。流れ流れて北陸の港町に暮らす肉子(菊子)と小5の娘の喜久子。母娘の日常がゆったりと綴られます。語り部喜久子のクールだけど子供らしい繊細で想像力豊かな語り口が心地好いです。子供の世界も複雑で面倒、喜久子の心の内の描写が見事です。後半の肉子ちゃんの物語は圧巻、最後は泣きました。感動的だった。肉子ちゃんは丸くて元気、阿呆でお人好しで空気なんか読めなくてすぐ悪い男に騙される。でも明るく強く生きている。わたしも強くなりたいと思った。とても良い読書でした。大名作!星5つ★★★★★
さとうはるみ

図書館の予約本が来たら次はコレにしてみようか

01/12 17:22
みかんめろん

これは良いと思います。

01/12 20:49
5件のコメントを全て見る
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nao
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ネタバレ読了は感涙。そしてこの感想を書きながら私の口角は、緩やかに上がっている。前作から2作目だが著者の手数の多さを予感させる。物語は、「肉子ちゃん」って言うんだから…と期待を裏切らない。ちょっとおバカさんな肉子ちゃんに思わずプッと吹いてしまう。そんな肉子ちゃんとキクりんのかけ合いが愛おしい。今思えば、学校と家と街が人生の全てで、ちょっとした友達との意地悪だったり、大した事でもなのにこの世の終わりのように感じてた子供の頃を思い出して、チクチクさせる。トカゲの声を聞いたり、三つ子のお爺さんたち、私達は何かを思い出す
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まああり
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正直な性格をしていて誰からも愛される肉子ちゃん。とても惹かれるキャラクター。冷静沈着なキクりん。自分自身キクりんと似たような考えで生きてきた。この本からは、物事一つ一つをしっかりと受けとめ、問題に正面から向き合うことの大切さを学んだ。途中の描写でカンコが黒い液体を浴びて水族館に来るまでの経緯が書かれていたがどういうことなのか気になった。
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メジロ
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夜中に読み終え。読後感さわやか。肉子ちゃんは強くて明るい、良きお母さん。
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hiro_notes
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おもしろい。東京から宮城にやってきたシングル親子の話。肉子ちゃんとキクりんはニコイチ、いいキャラしてるなぁって思ってたら、あっという間に読み終えてた。 女子小学生の世界がリアル。どこの女の子もこんな感じの時期を通るはず。あと所々に登場する動物たちと三つ子のじいさんがいい味出してますね。映画の方も気になる。
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Cotyledon
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じわっとあたたかくなる小説だった。肉子ちゃん、何となく私の姉を思い浮かべてしまった。お人好しで、だまされやすい。でも人を惹きつける。
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おでんのたまご
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西加奈子さんらしい豊かで愛溢れる物語。パワフルで明るく、でもどこか抜けてる肉子ちゃんと、しっかりしてて優しくて、でもどこか抜けてるキクりんの最強親子コンビ。「狡い」と言われてすぐに「けものへんに交わると書いてーー」って言えるの結構すごくない?肉子ちゃんはすごい!「遅れる遅れる遅れる約束ないけどもー!」
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Kidman
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西加奈子さんの大ファンになりました。 とても良い作品です。 終盤明らかになっていく肉子ちゃんときくりんの関係。 どういう風に収拾が付くのかと思ってたけど見事にまとまった。 濃いキャラが山盛り。 それぞれが愛すべき人物。 子供の世界しかも女の子。 自分からはかけ離れた世界の出来事を体験できとても刺激的でした。
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りか
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ネタバレ肉子ちゃんに育てられたキクりん。菊子と喜久子。精一杯の愛情。キクりんのお母さんは、キクりんのことが大好きで、でもだからこその、肉子ちゃん。「私は、いつもそうだった。自分が楽になる方ばかりを選んだ。攻撃するより、攻撃されることを選んだ。変な顔をしちゃう二宮と、周りのものおしゃべりを代弁しちゃうキクりん。「だって、そんな風に言うと、賑やかじゃん」
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ののの
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★3.5 母:肉子ちゃん(菊子)は太っていてダサくて明るくておひとよし。娘:きくリン(喜久子)は冷静で自己主張が苦手。そんな個性的な母娘の日常と、ものすごい愛情の物語でした。
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コアラ🐨
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明るい人の元に人は集まる!!底抜けの明るさが羨ましいなぁ😊
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ビグ
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肉子ちゃんには夜の街ではなく、漁港の焼肉屋さんが似合っている。夜の闇も肉子ちゃんなら明るく照らしてくれるけど、田舎の漁港の街は肉子ちゃんをちゃんと肉子ちゃんでいさせてくれる。漁港の人たちを大切な家族同然にしてしまえる、心が広くて優しくて逞しい肉子ちゃんだからキクりんは自然と優しい子に育ったんだなとしみじみ思う。肉子ちゃんのおおらかさに憧れる。西さんの描く主人公はいつでもお手本だ。
hon

未だに肉子ちゃんのいびきは忘れない。キクりんもいいこだよね。これ泣いたなー。西さんももっと読まねば。

10/28 10:25
ビグ

すごぉぉぉぉい、すごぉぉぉぉいww 最初読んだ時、何がスゴいのさと思ったワイw

10/28 20:53
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ちょこ
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映画がよかったので手に取ってみたがいいなあ。先に映像見ちゃってるので絵も声も全部映画版で再生されちゃうんだけどいい物語だなあと思う。しんどいんだけどね。めっちゃしんどいんだけどね。物語の構造が明らかになるところでやっぱり苦しくなっちゃう。こんな風に搾取される子供がいない世界になればいいのに。
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米菓
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ネタバレ明るくて元気な肉子ちゃんは、暗くて辛い過去があるから余計に輝いて見える気がする。
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タクー
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始めは苦手なキャラクターだと思っていた肉子ちゃんも読み進めるうちにどんどん好きになってきて、読んでるうちに明るい気持ちになってきました。 間に挟まれる表現もおもしろくて、どんどん読み進めました。 人に勧めたくなる小説でした。
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c.k
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初読み作家さん。肉子ちゃんの愛、そして、キクりん。元気をもらった。
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とうこ
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初読作家さん。マトリョーシカのような容姿で、思った事を全力で喋る肉子ちゃん。根っからの善人ではあるけれど、本心を全く分かって貰えないのはつらいなぁと思った。でも読み進むうちに彼女のとてつもない懐の深さを知って、心がじんわりと温かくなった。くすりと笑えてちょっぴり泣ける、素敵な一冊でした。
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まこと。
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ネタバレあまりに似ていない親子。肉子ちゃんのことだから、好きになった男が他所に作った子を押し付けられて、もらっちゃったのかなって思ってた。たぶんキクりんもそう思ってたんじゃないかな。自分の出自を思えば、嫌われないように先回りして。裏表のない肉子ちゃんが真っ直ぐに向けてくる想いをどう受けたらいいか悩んで。賢くて優しい。だけど肉子ちゃんはもっと強くて、大きくて、優しかった。悩んでることも手放しにして大口を開けて笑おう。肉子ちゃんのふくふくな手を握りたくなる。
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カット
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西さんの小説を初読。漁港の人々や「うをがし」の常連客、猿商の人たちが、それぞれ独自の主張を持ち、生き生きと描かれ、ほのぼのとした感じ。肉子ちゃんは天真爛漫すぎるところがあり、以前に付き合っていた何人もの男に騙されるほど実直で、そのために人への優しさを示す場面が多く描かれていて、とても感動的だった。
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seiko
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きくりんは誰の子? 肉子ちゃんみたいなおバカな母親はイヤだな・・・からの予想外の後半、なんともいえないあたたかい気持 隣で聞こえる すごおおおおおおい!に安心するというのが分かる気になっていた。
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空男
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本作のアニメ映画を観させていただき、西加奈子さんの作品に興味を持ちました。著者にハマる切っ掛けとなった物語、家族の在り方について胸を打つあたたかい物語です。映画でも泣かされた病室での場面、小説では字面を反復できてしまうので何度も読み返し、優しい気持ちになれました。
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。
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装丁とタイトルのインパクトで、なんとなく読んでなかったけど、早く読めば良かった。肉子ちゃんもキクりんも、お互いのことが大好きで大切で、でもちょっとその表現が下手くそで、愛らしい。最後涙出そうだった。
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りいと
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ネタバレキクりんがほんとに肉子ちゃんの子じゃないのは最後までわかんなかった…。
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boisan
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肉子ちゃんに会いたいな 話の流れとしてはまあ予想通りな感じだけど、 肉子ちゃんがおもしろくて読みきった。 あとがきにはっとした。
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きっちゃん
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2022年最後の1冊は肉子ちゃん。人を疑うことを知らず、涙もろい肉子ちゃんの大きな愛に包まれて幸せな1年を時間した読書。来年も楽しく読書をしたいです。
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紙魚
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ネタバレアニメ映画を観て、これは元の小説だとどんな話なのだろうと気になったので。結果、映画はかなり原作に忠実だったという印象。どっちも一人称で話が進むからかも。映画には出てない登場人物もみんな個性的でそれぞれストーリーがあるけれど、大筋の印象は変わらなかったのは映画の取捨選択の仕方が上手かったのだと思う。喜久子が倒れてからの過去の回想は、小説の方が生々しくて辛さがより伝わってきた。病室での喜久子とサッサンのやりとりは映画でも小説でも堪らなくなってしまった。気を回しすぎてしまう彼女がやっと救われた気がして。
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さだはる
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ネタバレ2022年39冊目。タイトルと表紙のインパクトがすごくて、どんな話なの?と思ったが、そうでもないかなぁと思ったところで、唐突にキクりんの出生の秘密!完全に油断してたところにガツンと来た。ちょっと動揺しましたよ。泣かされたなぁ。キクりんと肉子ちゃんに幸あれ!
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ヒメちゃん
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太っていて人生散々な目にあってる肉子ちゃんと、可愛くて内面が大人なキクりん。 肉子ちゃんの純粋な温かさが、心に沁みる。
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tess
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読み終わって肉子ちゃんのことを考えるとぎゅっと胸が苦しくなって涙がこぼれそうになる。
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べに
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テレビでアニメ映画版を見て、再読 やっぱり肉子ちゃんは最強!
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いちご
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ネタバレ'22 備忘録memo:9/24NHKで放映されたアニメ映画を視聴。大竹しのぶさんの声の肉子ちゃんは、原作読んだときの肉子ちゃんのイメージとはちょっと違ってたし、ギャグ色強めの肉子ちゃんに少し違和感が。声優デビューというcocomiさんのキクリンは自然な感じでよかった。肉子ちゃんとキクリンの関係は覚えていたが、2人の苗字が「見須子」だったことなど他のことは結構忘れていたので、ストーリーの復習はできた感じ。
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西風75
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感動しました。子供が主人公だけど、完全に大人むけです。肉子ちゃんのいる焼肉や、あったら絶対行きたい。老後は、定食屋の常連になって毎晩楽しく過ごしたいと思った。
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ゆうぼう
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何だろう。最初は左程でもなかったのに、最後は大感動です。著者の作品の中でもトップクラスに感動した。わたしもそろそろ田舎にこもって、無理しない人間らしい生活を送ろうかなあ。新潟弁もどこか懐かしい感じで。
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あいちゃん
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ネタバレ肉子ちゃんとキクりんの心暖まる物語。 ブスでデブの肉子ちゃんと、運動神経抜群でめちゃ可愛いキクりん。 そういうことだったのか… 涙無しでは読めません。
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みかん猫
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キクりんの見ている世界が本当にリアルで自分の子供時代を振り返っているような気持ちになった。 肉子ちゃんの過去の話で「なんでも、いつかは終わるのやから!」という言葉が肉子ちゃんが言うからこその重みがあったのか、とても腑に落ちた。 懐かしくなるような幼さと情景と人情と…どちらかと言うとよくある内容だったが肉子ちゃんという阿呆で明るくて唯一無二な存在が今まで読んだ本の中で一番温かみを感じさせる良い本だった。 肉子ちゃんみたいな人に出会ってみたい。
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ケン
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さんま氏プロデュースで映画化となったので勝手にファンタジーストーリーと思ってました。驚きの人情物語じゃ無いですか。どこまでも人を信じる肉子さん。貫けば美徳なり。さんま氏言う通り絶妙の関西弁です。
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うらうら
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ネタバレ肉子ちゃんと、キクりんのお話面白かったです。肉子ちゃんのキャラクターにとても、癒されました。キクりんも小学校高学年の思春期の女の子らしい悩みごと、自分もそんなことあったなぁと。思い出したりしました。盲腸で入院して、、の場面では思わずウルウルしました。
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rockwave1873
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丸々太った体型、付きあった人達(特に「男かな」)に対する度量の広さから肉子ちゃんは現代の布袋尊なのではないかと思いながら読んだ一冊だった!
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やすいさん
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トカゲやペンギンや神社のセリフ、自分で言ってたのかとびっくり。それは変なやつやわ。 いいお話だった。
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