読書メーター KADOKAWA Group

ブロッサム (ハヤカワ・ミステリ文庫 ウ 8-5)

感想・レビュー
11

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
しょう
新着
ネタバレバークシリーズ5作目。ムショ仲間のヴァージルの息子が連続狙撃犯の容疑をかけられてしまい、止む無くヴァージルは息子を連れて逃亡。ヴァージルの妻レベッカの頼みにより、一路ニューヨークからインディアナへ。本作の舞台はニューヨークではないので、お馴染みのメンバーはいつもより控えめだ。しかしながら本作の面白さは些かも失ってはおらず、物語の流れやテンポも素晴らしいものがある。本作のヒロインたるブロッサムはこれまでのヒロインとは異なり、後ろ暗い過去はなさそうで、聡明かつ勝気な女性像となっている。→
しょう

→これまで出会ったどの女性とも違うブロッサムに少々調子が狂うバークの様子が何ともおかしかった。

07/15 20:04
0255文字
ヌンサ
新着
p30「だったっていうのは昨日のことだ。今日のことじゃない。直線コースっていうのは元へは戻っちゃこないんだ」
0255文字
ずっきん
新着
【追悼 アンドリュー・ヴァクス読書会】『ブルー・ベル』があまりにも好みすぎて止まってしまってた、アウトロー探偵バークシリーズ5。舞台がNYではなくインディアナなので、ゆかいな仲間たちがあまり出ない。なのになんだ、この面白さは。ヴァクスってこんなにページターナーだったけ。ぶつりと断ち切る短いチャプターのキレの良さ。タフな探偵のいかす振る舞いとセンシティブな内面描写にクラクラするわ。ブルースのセッションの描写ったら、ああ。行間から旋律が溢れてくる。音が聴こえてくる小説にハズレ無し。ヴァクス最高♪
GAKU

ずっきーーーんさん、遅ればせながら今年も宜しくお願いいたします。昨年12月に亡くなられたのですよね。残念です。グッド・パンジィ以降の作品は翻訳されないのですかね。既刊も殆ど書店に在庫ないし、寂しい限りです。

01/13 11:05
ずっきん

GAKU師匠!こちらこそよろしくお願いいたします! 年末に訃報がツイッターで流れてきて驚きました。淋しい。とにかく翻訳物は売れないらしいです。もう無理でしょうね。哀しい。

01/13 21:39
0255文字
くたくた
新着
インディアナ州で起きた連続アベック銃撃事件。バークのムショ仲間だったヴァージルの親戚の少年に容疑がかかる。兄弟のために真犯人探しに乗り出すバークは、犯人像として、幼少時の被虐体験が原因で人格が歪んだ、殺人行為がきっかけとなる異常性欲を持つ孤独な青年像を想いうかべる。かつての被害者が今は連続殺人犯。しかしバークはそんな犯人に治療と更生の道を用意してやるわけではない。とうの昔に一線を超えてしまった人間には、それなりのケリの付け方しかないが、バークにそれを出来るのは彼が同じ側のサバイバーだからである。
くたくた

ブルー・ベルも良いけど、ここら辺りから油が乗ってくる感じがするよ。今読んでるサクリファイスも凄く良い。

07/13 23:26
ずっきん

うん、ロングレビュー読んでそう感じた。待ってて〜!

07/14 05:41
4件のコメントを全て見る
0255文字
bapaksejahtera
新着
アウトロー探偵シリーズ順に読み進んで5作目。町の子バークはムショ仲間だった友人の依頼でインディアナの田舎に向かう。銃撃犯の濡衣を受けて逃亡し身を隠した青年(友人の「家族」)を救うためである。主人公は充分な手配を施した上で青年に出頭を促し数日の拘置の後に保釈・不起訴を勝ち取るのだが、その事前の計らいとして青年に拘置先での作法と身を守るすべを教える場面。宛ら錦之助武蔵を鍛える連太郎沢庵の趣があって嬉しい。しかしプロファイリング的に悪漢を燻り出す過程が不自然だし、ヒロインのブロッサム女史の取扱いも釈然としない。
0255文字
Ayah Book
新着
初読みの作家さんなのに五作目から読んでしまった。けど十分面白い。というかこれは大好きなタイプ。バークの過去など気になるのに分からない部分は多かったが、旧友の親戚の子を助けるストーリーはまさにハードボイルドでいいね!そして作者のヴァクスさんかっこよすぎ。これはシリーズをそろえなければ。
くたくた

すみませんお邪魔します。検察官のウルフはひょっとして奥様がモデル?なんて妄想してます。格好良すぎ?

07/12 15:00
Ayah Book

くたくたさま、コメントありがとうございます。^^そうですね、奥様の詳しい情報はネットで探せませんでしたが、きっと映画のようなかっこよいお二人なのでしょう。ヴァクスさんには感動すら覚えます。

07/12 15:13
6件のコメントを全て見る
0255文字
GAKU
新着
アウトロー探偵バークシリーズ第5作。刑務所で一緒だった男の息子が、連続射殺犯の容疑をかけられ親子で逃走。妻からの依頼でインディアナに飛ぶ。今回はホームグラウンドのN.Y.を離れてのバーク。いつものファミリーはあまり登場しないが、「兄弟」以上のムショ仲間との絆の描き方は、作者の十八番とするところ。やはりこのシリーズは良いですね。読み始めた途端に引き込まれてしまいます。バークシリーズの根底にはいつもブルースが流れている。哀しくて切ない。
0255文字
Millet.K
新着
“殺せば音楽が始まる。もう一度聞きたくなる。その特別の歌を。自分にしか聞けない歌を”(P324)南部料理に触れ過ぎママの酸辣湯が懐かしい。おおJ・L・バークのロビショーものに比べ、ヴァクスの本シリーズ何と読みやすいこと(笑)個人的にハードボイルドの定義として音楽が聞こえることを挙げたいが、今回まさにどストライク。ムショ仲間ヴァージルの演奏場面がイカす。本拠地を離れメンバーのチームワークが見られないのは残念だが、ヴァージルの家族と、被害者姉設定で謎めいたブロッサムの存在が◎(20160602記)。毒毒度:3
0255文字
タナー
新着
もう何年前かは忘れてしまったが、アウトロー探偵バーク・シリーズで初めて手にしたのがこの作品。当時は単行本で読んだ覚えがあるが。再読してみて改めてこのシリーズの魅力といえるようなものを感じた。今作ではバークはホーム・グラウンドであるニューヨークを離れているため、お馴染みのファミリーの面々はあまり登場しない。がしかし、やはり最後まで面白く読ませてくれる。手元にあるまだ再読してない作品を読むのが、ますます楽しみになってきた。
0255文字
daiyuuki
新着
今回は古巣ニューヨークを離れて、ムショ仲間バージルのために、一肌脱ぐ。バークが少年ロイドの自立を助けるために、ボクシングや塀の中と外での立ち回り方など教え込むシーンなど、いつもよりホームドラマ色が強くなっています。ヒロインのブロッサムは、女医の卵でインテリなので、バークが対等に接しているのも、ユニークです。いつかバークとブロッサムが再会するのが、楽しみです。
0255文字
Kuma
新着
星5つ
0255文字
全11件中 1-11 件を表示
ブロッサム (ハヤカワ・ミステリ文庫 ウ 8-5)評価55感想・レビュー11