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小野寺の弟・小野寺の姉 (Linda BOOKS!)

感想・レビュー
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栞
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姉弟もの、なかなか好き。姉弟の数だけ形がある。ほのぼのしたまま終始するのかと思いきや、意外と深かったりして。素敵な姉弟関係だった。「歳を重ねるほど、体験出来ることが減って来ている。(中略)面と向かって年齢を聞かれること。そして、誰かを想い、想われること。自分の中で諦めなくてはいけないことが増えていく。(中略)自分の身の丈を知るということはひどく残酷だ」という言葉に共感。一方で「自分が気づいていないだけで、誰かの目には映っているのかもしれない」という言葉に勇気をもらった。
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うゑしま
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話運びがうまいのと、サブタイトルの付け方がいい。人生に不器用な姉弟のほのぼの小説。
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kiki
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積読してたのを暇だったので読んでみた。ふたりとも不器用すぎて心配になってしまう。片桐はいりをキャスティングしたのは天才だと思う。
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三日月
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両親を早くに亡くし、古い一軒家で暮らす、超〜不器用な姉弟の話。 たまたま古本屋で手にとって 冒頭読んで、好きだなと思って買って読んだら大ヒット。 益田ミリさんの 『僕の姉ちゃん』 も大好きだけど、この二人はサイコーでした。 ひとつひとつのエピソードが面白すぎて何度も声出して笑うほど。 より子さん(姉)と進くん(弟)のそれぞれの視点で語られるエピソードの回収話がまた見事。面白いのにお互いを思いやる気持ちが温かくて何度も泣きそうになって、最後はほんとしみじみと幸せの涙を流しました。
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いずとも
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いいなあ、こういう姉弟愛。率直に言うとパッとしないきょうだいなんだけど、だからこそ何気ない日常のささやかな幸せをしみじみ味わうような。ちょっとした描写がちゃんと意味を成していることに気づいた時の小さな嬉しさもよい。
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もんち
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とても良かった。文章も好きだった。映画の存在を知ってたので(見てはいない)、片桐はいりと向井理を想像して読んでた。お互いをおもいやりながらも淡々と過ぎる日常を面白く読んでいたら、最後にやられました。より子と一緒に私も泣いたよ。これは続けて映画も見たいなと思った。
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ゆん
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ネタバレ3回目? 石子と羽男が始まるので、小野寺〜が読みたくなってしまい読み始めたけど、やっぱりこの本好きだ。 ドラマ僕の姉ちゃんの姉と弟の関係性より、少し特殊だけど、とても温かい。 マフラーに入れるの名前は平仮名にしたのかな。
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Miko
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ネタバレ★4.5。最後は失恋しちゃった姉にもらい泣きしてしまった。石子と羽男が面白いのでこのドラマの脚本家西田征史さんの本を読みたいと思いこの本にたどり着いた。自分のことより相手のことを思う姉と弟に心揺さぶられる。これもドラマになったら絶対みたいな。憧れの小野寺さんは女を見る目ないなと思った。
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なお太郎
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再読。姉弟間の愛情あふれるエピソードが良い。ちょっと間が悪い姉弟で、恥ずかしい思いをしたり挙動不審だったりするのだけれど、お互いがお互いを不器用に思いやっている結果であって、可笑しいと同時に涙腺を刺激される。映画では姉を片桐はいりさんが演じているらしい。あー、ぴったりだぁ!!
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空の落下地点。
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恨む権利を行使しない生き方は、疲れると思う。辛い人は捻じ曲がってもいい、菩薩でいる必要はない。理想の人物を押し付ける物語は苦手。弟への愛は素晴らしいんだけど、何の結果ももたらさない風水のことはもっと恨んでいい。
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あかた
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ネタバレ確か映画であったよな、面白かったけどでも映画化するほど山あり谷ありでは・・・と思ってたら作者が監督されてたのか。映画は観たことないけど、片桐・向井姉弟をイメージしながら読んだ。お互いに気配りしてることを気づかれてないテイ、気づいてないテイで生きているという優しさがここそこから伝わってくる。読んでて終始ほのぼのできた。
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あとで
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さえないけれど、ほっこり幸せに暮らすたった二人の物語。 と、いう帯の通りのお話で、じんわりきた。
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カエル子
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手放す前になんとなく再読。一章ずつ語りが交代するのがとても良い。お互いに内緒にしているつもりのことが、実はバッチリ気づかれていて、そんなくだりが出てくるたびにニマニマしてしまう。ワンデーの人の気持ちがわかったところでは絶対に頭に来るし、弟の畳貯金のお目当てが判明するラストでは絶対に泣く。わたしも女子でお姉ちゃんなので、どうしても小野寺の姉ちゃんに共感してしまうのだった。弟との二人暮らしか……ちょっと試してみたい気もする(がたぶん無理笑)。でも一緒に富士急ハイランドへは行きたい(花やしきは嫌)。
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ままさん
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 以前に映画で観たので、姉も弟もイメージがあるまま読みました。40代になったばかりの姉と3代半ばの弟は一緒に住んでいます。ほのぼのとしますが、この先どうするのかなとも思いながら読みました。先ずはお姉さんに幸せを見つけて欲しいです。
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トモタン
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「今まで読んだ本のDVDを観よう」「観たら本を再読しよう」ということで再読。なんと弟想い、姉想いの姉弟なんだろう。すごく楽しくて、切ない。笑ったり、泣いたりと忙しくなる話だ。落ち込んで仕方がないとき、読んだら慰められ、立ち直れるかも!?
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つっち
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以前映画も見たし、本のカバーが片桐さんと向井くんがでていたので、会話の部分がお二人の口調に見えてとても楽しく読むことができました。 兄弟って本当は仲が良いものなんだなって。 こんな世の中なので、ちょっとほっこりした気分になりました
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にのこ
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不覚にも涙。自分よりも大切に思う存在があって、自分以上にその存在を大切にしてくれる人、きっといる。
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漣
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こんな姉弟ほしいなあ。互いを思いやり、ささやかではあるけれどかけがえのない日常を過ごす小野寺の姉と弟。映画を先にみていたけれど、文章にするとより彼らの内面がわかっていいね。
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きーこ
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小野寺さんちの姉・より子、弟・進の日常スケッチ。弟思いの姉、姉思いの弟、でもお互いそれを前面には出さない。ベタベタとした仲の良さではないけれど、絆の強さは確かに感じる。桃の食べ方、一緒に行くスーパーの買い物、何かを決めるときのオセロ、キラ キラホリデーシーズン丸無視のクリスマスの過ごし方、たくさんのこの家のやり方がある。ルールや慣例というでもなく、ただそういうものとして年月と共に重なってきたこと。枷とせずに大切にしている二人の在り方がなんだか眩い。確か気になるキャストで舞台と映画になっていた。見ねば。
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アコ
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YouTubeで映画予告を見てから読んだので、片桐はいり&向井理で脳内再生しながら読む。どこか不器用な姉弟だけど、深いところで互いを思いやっているのが伝わりグッとくる。大きな出来事は起こらないけど、日常ってこういうことだよねと気持ちよく読了。脚本家らしさがある文章。こう上手くはいかないのは承知だけど、兄か弟が欲しくなった。●早速Prime Videoで見ようとするもない!ありそうなのに。
おかむら

そうそう、はいりさんのエッセイも良い感じで好きです。グアテマラの弟だったかな? あとどっかの映画館でもぎり係やってた頃のエッセイも読んだ気がする。よく覚えてない

09/01 16:43
アコ

よーし、お二方のオススメなので読んでみます!小林聡美さんのエッセイは割と好きでした。映画館でもぎり係エッセイは「もぎりよ今夜も有難う」みたいですね。ありがとうございます♡

09/01 19:04
6件のコメントを全て見る
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さち
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シナリオライターだけあってか、素直になれない姉と弟の距離感を上手く描いている。しかし、こんなに結び付き強いかな…
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みぷ
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こういうお話、好きです。 あっと驚く何かもないし、すごくハッピーでも すごく悲しくもないけど、これが生活で日常な感じがとても好きです。異性の兄弟が欲しくなります。
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kurokami
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ほのぼの。日曜の夜にとても良い。映画観てみたいな〜
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miru2
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図書館で西澤さんの本の隣に並んでいた本。何となく借りてきて…アタリでした。不器用な姉と弟の日常。昔たまにテレビでやっていた向田邦子さんのドラマを思い出しました。その後こちらの皆さんの感想で映画になっていると知りました。映画も見てみたいような、このまま自分のイメージで終わらせたいような…。
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MK
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西田さんの本初めて読んだ。 映画化されているのを知っていたので、 片桐はいりさんと向井理さん思い浮かべながら読んでたけど面白かった。
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decomo
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あっと言う間に読んでしまった。ほっこりするけどちょっと切ない話。でも身近にありそうに思える所がいい。共感。
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誉
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買ったまま長らく読んでいなかったけど、ふと読んでみた。よかった・・・。二人の不器用さ、似てないところ・そっくりなところ、照れながらも思いやり合っているところなど、すごくほっこりした。決してうまく行きすぎない、でもわりと幸せな日々に心が満たされる。マフラーは「すすむ」と「ススム」、どっちになったのだろうか。
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るう
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古い一軒家で両親を早くに失くした40才の姉と30代後半の弟がお互いを想いやりながら暮らすハートフルな物語。罰ゲームつきのゲーム対決、自転車で特売のスーパーに出かけたり、とても楽しそうだ。初読みの作家さんだけど女性の細やかな気持ちも良く分かっているようだ。
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みどりくない
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江國香織さんの大好きな『間宮兄弟』を思い出しながら読みました。 優しいけれど、安易な夢物語ではなく現実に向き合わせてくれた。その現実も、何故だが自分にとても心当たりがある様に感じさせてくれる文だった。過去の中の罪悪感だとか低い自己評価の中で迂闊にも夢見て恥をかくとか。
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チャヲ
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映画を観てしまっていた。 片桐はいりさん以外考えられない配役 当て書きなのかしら? ひっそりと真面目に生きていく姉弟、お互いの思いやりも優しく切ない。
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しまねっこ
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反発しあいながらも相手をおもいやる姉弟愛が感じられてほっこりしました。
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kick
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映画監督が書いた本というだけあって、見えている映像を素直に綴っているような表現。姉は完全に片桐はいりにアテ書きしているよね? 姉弟愛は当然あるだろうけど、やっぱりそれぞれきちんとパートナーを見つけて幸せになって欲しいよ。
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だいきち
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やっぱりまた読んでしまった。惹きつけられる……。
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ラムネ
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ネタバレ世知辛い世の中という大海において、 心細い小船の唯一の同乗員は家族だと思う。 荒波が船を襲い、強い風があらぬ方向に押し流す。 その中で必死に寄り添ってひしめきあい、 何とか生き延びる。 ヘンテコだろうが、不格好だろうが、 だから家族の愛情は深いし、時に決定的に決裂もする。 姉と弟の二人だけの家族では、 世の中の大きさも、小舟の頼りなさもひとしおだ。 その日々は可笑しく愛しい。
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フヤ
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家族に対する掛け替えのない気持ちや、歳を重ねる自分への想いが、歳の離れた弟を持つ姉であり四十路を迎える自分自身を見ているようで、心打たれました。自分はこんなに愛情深くないか。終盤もベタながら、病院の待合室(人間ドック)で読んで泣いてしまい、恥ずかしかった。愉快で心温まる物語であった。
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りえ
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読んでみたかった作品。先に映画見ちゃったけど。姉の思う弟への愛と弟が思い続ける姉への気持ちがステキだなぁって思った。ワタシは一人っ子だから、ちょっと羨ましい気持ちだった。
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つらら
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大好きな映画なので原作も。姉は片桐はいり、弟は向井理のイメージで読み進める。ファッションや昭和なインテリアも大好き。ほっこりした気持ちになる姉弟の物語。
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あっちゃん
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以前に映画の方を観て、良かったので!まんま映画通り(笑)(映画が先か本が先かは知らないが)姉の役は片桐はいりさんが、やっていて元々好きな女優さんだけど更に好きに!淡々とした日常なんだけど、笑えて泣ける良いお話でした(≧∇≦)
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hrkn
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なにこの兄弟。笑わせてくれるし泣かせてくれる。口には出さないけど、お互いがお互いを大切に思っていて、お互いの存在をありがたく思っていて、周りから見て仲良しに見えるわけじゃないのに、心はちゃんと繋がっていて…大人になってから、親子の仲が変わる人がいるように、兄弟の仲も大人になるにつれて変わって行くことがほとんどだと思ってたけど、子どもの頃からこんなにも兄弟の関係性が変わらないって、貴重だと思う。私にも弟がいる。そんな弟のことを大事にしようって思えた、そんな作品。
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なお太郎
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真面目で弟想いの姉が見当違いの行動をする点が可笑しい。それを冷静にフォローする弟も笑える。ところどころ「ぷぷぷ」と笑ってしまう所がある一方で、最後には涙腺を刺激してくる物語。
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