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TSUNAMI 津波

感想・レビュー
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quibbler1106
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もうなんでもありだし、みんな死んじゃうし。何か身も蓋もないんだよな、自然災害を目の前にすると。面白かったけど。
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たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!
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「洗濯機にハンマーやナイフと一緒に投げ込まれたような」まさにその通りだと思う。いつ起きるかわからない自然災害に本当に備えなけれなばならないと思う。
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くろくまうる
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『富士山噴火』を先に読んでいたので、ストーリーが少しわかって、切なかった。この小説が2005年に出版されていたとは…。人は信じたくないことは信じない。自分が被害に合わなければ、関係ないことと同じ。国のために、自分の大切な人を守るために、命を投げ出す人がいる。地震や災害から何を学ぶのか。他人事ではないですね。
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Yuri
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高嶋先生が書かれていて、「TSUNAMI」というタイトル。読む前からこの本は間違いなく読み応えがあるってことはわかっていた。 危機対応の緊迫感ある様子や有事の際に実働者として動く人々の様子がリアルに描かれていたように思った。一方で人間の汚いところも描写されていて、これが現実なのかもと思いながら、ちょっとだけモヤッとしてしまった。 現場の頑張りもそうだが、首脳陣の頑張りも素晴らしかった。
TANIZAKI

Yuriさん 夜分失礼致します。実家が被災し放射能汚染というのがある程度理解出来ていた状況にて、本書は非常にリアルでした。『M8』より防災知識としては、非常に参考になっています。

01/23 00:39
0255文字
モルク
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首都直下型地震「M8」の続編。「M8」の時に東京都知事で政府と主導権を争った漆原は副総理に。警報が出たものの意外に小規模だった東海地震、それに油断したところに東海地震の本震が。新築の名古屋の高層ビルは崩壊し、落成式に出席していた総理ほか多数が行方不明死亡となり漆原が指揮をとる。名古屋の壊滅の直後東南海地震と南海地震も同時発生し相互作用して巨大津波が…さらに原発でのメルトダウン…これが東日本大震災前に書かれた作品であることに驚く。近いうちに必ず起こるという東海地震。準備そして薄れはじめた危機感を忘れるな!
みも

こちら『M8』の続編にあたるんですね…僕はそうとは知らず、逆に読んでしまいました。それでも、なんの支障もなく堪能出来たので結果オーライです(^O^)/ それにしても、東日本大震災前に書いているってことに驚きですよね…(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪ そういう意味では『首都感染』も現在の世界に酷似していて背筋が寒くなるほどでした。高嶋さん凄いです。

09/24 11:37
モルク

みもさん、登場人物が多少あああの時の…というくらいで、逆に読もうがあまり支障はないと思いますよ!今後、予言者高嶋さんが書くパニックものに注目ですね(о´∀`о)

09/24 12:44
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p.ntsk
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ネタバレ再読。首都直下型地震を描いた『M8』の続編。駿河・南海トラフで東海、東南海、南海地震が立て続けに発生。海溝型巨大地震により起こった巨大津波が日本列島を襲う。克明な描写と臨場感に東日本大震災の模様を読んでいるような錯覚に陥る。発刊が震災以前の2005年だというのに驚かされた。日本に住む以上自然災害は避けられない。いかに防災減災するか。国主導の法整備や政策も当然必要だけどそれを生かすも殺すも草の根のネットワークや地域の繋がり次第。そして一人ひとりの防災意識の向上と平時からの備えが大事だとあらためて感じた。
みも

わお! 『M8』では29歳だったと思うのですが…もう、若者とは呼べなくなっているのですね…( ̄▽ ̄;)

03/12 00:36
p.ntsk

みもさん、『TSUNAMI』でもまだ三十代だけど老成した雰囲気でした。

03/12 00:58
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雪うさぎ
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ずいぶん前に読んだ本ですが、リアルで怖かった。
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とも
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★★★★「M8」を読み終わってこの作品を読もうとしていたのは、東日本震災のまさに直前。その後はこの作品を手に取るタイミングもなく、さらに言えば想像を超えたあのショッキングさを現実のものとして映像で目の当たりした時に、フィクションが文字が勝るのか?という疑問もあった。そうして実際に読んでみると、あのリアルさには到底及ばないものの、読みの正確さにおいては脅威ともいうべき考察力で、予言の書とも思われるほどであることに驚きである。
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みのちゃん
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図書館本
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ゆみねこ
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東日本大震災前にこの作品が発刊されていたことは驚きでした。大災害が起きたときには、強いリーダーシップを持った政治家や首長の存在が不可欠かも。地震➡津波➡原発事故、そして危機感のない一般人たち。読んでいると背中がぞくぞく…。
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麦焼酎(ミユキ)
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これが3.11の前に書かれていた事が驚き。作者は危険を察知していたのかしら。地震大国の日本。此処に住み続ける以上地震ともお付き合いしていかなければならない。耐震やら災害対策やら私等の気持ちやら、ほんと大事やなと考えさせられる。起こるもんは起こる!でも起こったときにどんな「備え」をしてきたかによって、被害は大にも小にもなる。M8の方々が出てきたのも嬉しかった。
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yukision
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南海トラフ地震シュミレーション小説。これが東日本大震災以前に書かれたことに驚き。緊急地震速報で数秒前に地震を知ることが出来ても,結局何もできない。だからといって,数年以内に確実に地震が起こると言われても,やはり準備が完璧に出来ているわけではない。本当に大切なのは予知が出来るかどうかではなくて,安全性を高めた建物+人々の意識に他ならないということが良くわかった。
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liverary
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ネタバレ物語が進むに連れて、東日本大震災を見ているかのようでした。前作『M8』の登場人物も出てきたので、彼らのその後を知ることができてよかったです。
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みも
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東日本大震災、原発事故以前に書かれたという事実に驚く。どれ程の思いでこの未曾有の大惨事を信じていたのか?著者の冷徹とも言える洞察力は凄い。あの原発事故が、もし東海地方で起きていたら、その規模は何千万という人々が避難を余儀なくされたに違いないと想像すると、背筋が寒くなる。本書ではメルトダウンを回避したが、現実にはメルトダウンと水素爆発が起きたのだ。そして名古屋城が崩壊する場面も、熊本城の惨状を目にした今では虚妄では無くなった。就業経験による知見を基に、簡明な文体で語られる迫真の描写は凄まじく言葉を失わせる。
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達ちゃん
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この話が東日本大震災の前に書かれた小説であることにただただ驚きです。二度とあんな災害は起きてほしくないですが、起きてしまった時のためにも一人一人が考え、行動しないといけないなと痛感しました。
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k-katayama
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災害は、人災だ。そう言いたくもなるようなストーリーです。そして、日本の官僚、お役所、経済界、どこをとっても「この物語はフィクションです。」と言えない状況がくっきりと表れていると思います。そんな中で、わが身を、わが命を懸けて自分の職務を全うしようとし、ひたすら美しく生き抜き、そして死んでいった人たちの姿が感動的だ。日本に住んでいる限り「自然災害は通年行事だ。」と、それだからこそ、それに備えるための知恵と金と組織を作り上げておかなければならない。これって、日本の中核にいる人はちゃんと分かっているのでしょうね。
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はるわか
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2005年刊。東海地震・東南海地震・南海地震。震源の駿河・南海トラフでは、684年の白鳳地震から1946年の南海地震までに、記録に残る大地震は12回。海溝型地震は東から順番に、または同時に発生。その間隔は90~150年。直近の1946年の南海地震から70年。「結局は人命か経済かって話になる」。津波の速さは深海でジェット機並み。浅くなっても時速50キロ、陸に達しても30キロ、自動車並み。津波はだたの海水ではない、あらゆるものを砕いて飲み込んで襲ってくる。こんなことなら、もっと本気で聞いていればよかった。
はるわか

日本列島が東から西へと水没していくのだ、とても正視できるものではない。「災害も戦争と同じというわけか」。想定外か、すべてこの言葉で片付けられる、便利な言葉だ。「なぜ安全装置を切って強制運転などした」「このままだとメルトダウンです。いやすでに-」。「日がたつにつれて被災者の要求は増大してきます。今は何でも有難いと思って感謝していても、明日になれば不満がでる」。この国は死傷者数千人を超える大震災に対してはなんら有効な対策は確立されていない、まして数十万人の死者がでる大震災に関しては…。

10/18 01:07
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nika
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★★★★☆
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nobugとミミ&モモ(元保護猫・双子姉妹)
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著者の最新刊『富士山噴火』が良かったので、他の作品も読んでみることにした。東海地震・東南海地震・南海地震が同時発生して、巨大津波が襲ってくる話だった。読後感は良いが、やはり『富士山噴火』の方が迫力があった。
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tanahide_en
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平成大震災とはなにか。311前に書かれている。事実は小説を上回ることがある事例。
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ちぃ
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いつ起きてもおかしくない地震の地域に住んでいるということを突きつけられた感じ。天災に対する人間の小ささも見えた。 有事の際には漆原さんのようなリーダーがいてほしいととても思う。そして瀬戸口さんのように仕事にプライドを持って働いている人たちが報われる社会になってほしい。
ちぃ

ゆうさん、本貧乏(笑)一緒ですよ。図書館の恩恵ってすばらしいです。

04/03 20:27
ちぃ

紫さんは311の前に読まれているんですね。地震のことはもちろんですがあの映像の津波は忘れられそうにありません。でも体験したからこそ訴えてくるものを感じました。

04/03 20:30
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マリリン
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「東海」「東南海」「南海」が海溝型地震で壊滅していく様子が描かれた怖い話です。高嶋哲夫さんはひょっとしたら未来からやってきたのかしら・・・と思えるぐらい、東日本大震災そのものがリアリティ溢れて再現されています。この物語では原発は無事終息しましたが、改めて地震大国の日本で原発との共存は無理だと思いました。
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れじーな
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非常にリアリティに溢れています。特に本当に来るかどうか分からない地震に対して楽観過ぎる一般人や損得勘定ばかりに目をやる偉い人達の利己的な言動は、目を覆いたくなるくらいに現実だと思いました。文中での「想定外」という言葉の使われ方には、はっとします。何時か来る三つの地震に対して、何が出来るだろう、何をすべきだろう、と常に自分に問いかけながら読みました。けれどたった一つの地震でさえ想定外、人の手で原発を守ることなど出来なかったと知ってしまった後では、結局は綺麗なお話でしかないのだよな、という気にもなるのでした。
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もずめ太郎
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M8で直下型地震の恐ろしさを描いた後、海溝型地震の物語を書いたのは、 作者にとっては、既定路線だった思うのですが、2005年12月に出版して わずか6年足らずで現実化してしまうとは・・。
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栗鼠丸@療養中
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日本は本当に自然災害の多い土地だ。それが世界からみたら独特な日本人の気質を作ってきたのだな、と思った。自然を畏れ崇めつも忍耐強く自然災害と共存してきた日本人。だが、利権が絡んでからそこに更に人災が加わるようになったような気がする。防災は保険ではなく、毎年の必要経費、という言葉に納得した。施政側と共に、同じ自然災害国でいつ被害者になるかわからない我々民間人も、利権に走らず安全を考えないといけない。
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ペトロトキシン
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作者はタイムマシンでも使って、東日本大震災の事を知った上で、この作品を書いたのではないか。もしくは予言者か。それぐらい見事なまでにトレースされたこの作品に驚いている。現実の総理も漆原くらいのリーダーシップがあれば…と思いながら読んでました。災害は避けられない行事として受け入れるという考え方は目から鱗。そこまで割り切って防災・減災に取り組むのが正しい考え方なのかもしれない。
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まりこ
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怖すぎる。自分が住んでるとこが、これでもか!ってくらいめちゃくちゃになってる涙 前作のM8の時はここまで被害とかが具体的じゃなかったけど、この津波はヤバい。途中で読むのを中断したくらい。どうかこんなことが起きませんように! 松浦の手紙に号泣(T_T)
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アキ
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忍耐強さに代表される日本人の世界でも希な気質の数々は、歴史上、台風等の風水害や地震、火山噴火に見舞われ続けたなかで培われ、自ら育んできたような気がしてきます。今後も海溝型地震の「東海」「東南海」「南海」が連鎖して発生する可能性の高い今、さらに日本人の気質は、どう変化して行くのか、また変わらず立ち向かっていけるのか、子どもたちの世代に未来を託す前に、今の大人が向き合い、覚悟を決めることをこの本は日本人ひとりひとりに迫っているようにも思えてきます。
0255文字
sunao
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震源地こそ違うものの、見事なまでに地震発生後の事象を示している。2005年の出版か、当時はスマトラ後であろうとも、まさか日本ではお話の中だけの世界と思われていただろう。想像力というのは非常に重要だなぁと思う。このお話は一応、ページ数もあるわけだし、カタストロフィで放り投げるわけにもいかないわけだから、こういう終わり方になるわけだけど、現実は小説より厳しいのだなぁ。 p378「想定外か。すべてこの言葉で片付けられる。便利な言葉だ」、こんな言葉まで先読みされているとは恐るべし。
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doya_book
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多分、3.11前と後では確実に存在感が異なる小説になった事は間違いないと思う。科学・技術はどこまで「想定外」を減らす事ができるのか、それが我々のこれからの課題だと受け止めている。
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どらねこ
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初めての自然災害もの。あとがきでも触れられているように、小手先の筆遣いだけで書かれておらず、専門的な知識や単語が多分に盛り込まれている。それゆえにリアリティがある。が、目が滑る部分もあった。著者の他の作品も読みたい。静岡に住むものとしても興味深い一作。
0255文字
ともぞう@
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M8に続き読了.これを読む限り,津波の被害というのは想定されていたものなのか?とも思う.「災害行事説」は採用されてしかるべきものではないだろうか.啓発本としても秀逸な作品.
0255文字
nyanco
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今回の東日本大震災の後、本書の存在を知りました。『首都感染』でリアルなパンデミックを描く作家さんだと感じていたので、高嶋さんがどう描くのか、野次馬根性ではなく読んでおこうと思い手に取りました。他の方の感想にもありますが、これを震災前に読んでいたら、なんと荒唐無稽な…と感じたと思います。しかし、現実は小説を凌駕してしまったんですね、悲しいことに…事が起きなければ、なかなか腰を上げない日本のお役所基質、何も無いことが一番なのだけれど、いざという時のための準備が必要なことをしみじみと感じました。続→
nyanco

人は体験でしか学べないのでしょうか。 もしもっと多くの人が、この本の主人公のように鳴らしていた警鐘を聞いて対処してくれていたら被害はもう少し小さく済んだのではないか…と思うと胸が締め付けられます。 地震、津波、そして原発…、今回の震災はいくつもの要因が絡み合い、復興を遅らせています。 今回、多くのことを学ばされています、決して無駄にしてはならないと思っています。 原発について書かれた本や、M8も読んでみたいと思っています。

04/18 08:46
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みょん
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怖い。架空のものではない今となっては。 感想としては、前フリが長すぎる気がする。これも初読になっているが再読本。
0255文字
neu
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いつかは本当に起きそうなこと。一人でも多くの人がフィクションと思わずに読んで行動したら、犠牲者はもっと減るだろう。 「その後」が知りたい。我々はどう行動すべきか。どう行動してはならないか。
0255文字
鈴と空
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大地震が起こってからは一気に読んじゃった。津波の犠牲になった人がそんなに酷い状態だなんて知らなかった。たくさんの人命と街・国を救う(護る)ために犠牲になった人たち、あの状況ではああする以外に道はなかったんだろうし、「自己犠牲と引き換えに」というのはこれまでに他の物語の中で出会ったことはある。けど、それにしてもやっぱり読んでて辛いシーンだった。私自身も阪神大震災を経験したはずなのに、すっかり油断してしまってる。その油断が死なずにすんだかもしれない人を殺すんだな。
0255文字
kazu8823
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M8もそうやけど、肝心なひとが犠牲になるのはドラマチックやけど結局3箇所の大地震が起こるって
0255文字
mochimochio
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エマージェンシーの官僚対応の描き方がいいです。村上龍さん、半島を出よと比較しても面白いです。
0255文字
nemuo
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以前から読もうと思いながら東日本大震災の記憶が生々しすぎて未読だった。当時離れた場所にいた自分でさえ既視感があるのだから実際に被災した人たちはこの本はインパクトが強すぎるのではないか。そう思わせるくらい地震の発生、津波にの恐ろしさがよく分かる。単なるパニック小説ではなく、原発や被災者支援など地震後の大変さも盛り込んだリアリティがある。3.11以降だからこそ分かるこの本のすごさ。
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