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ケルトの水脈 (興亡の世界史)

感想・レビュー
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fantamys
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幅広い「ケルト」と言う集団を、地理的歴史的言語的に分類して読み解く。
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てり
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「歴史的文脈のなかに再度戻してみて、その中での同時代的意味合いを再考することにある」 とても情報量が多いがうまくまとまっていると思う。現代のケルトのイメージとは違う、その時代の中でのあり様が少しつかめた気がする。
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kanaoka 57
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「ケルト」とは何か? この何とも、つかみにくいものを、なんとなく、つかめたような感じがする。
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デューク
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講談社の創業100周年記念出版として発行された、全21巻の人類の歴史。第7巻は、キリスト教以前のヨーロッパ文化の中心をなした、ケルト人の興亡について。 縦の流れである各国史でもなく、横の流れである時代別でもない、いわばナナメの流れであるテーマ史は、テーマ選定のセンスが問われる歴史だと思う。これは自然共生型の多神教であったケルト人の文化が、キリスト教に征服されつつも、キリスト教自身の変質を促していったかの記録でもある。日本人にはあまりなじみのない、ケルト人の歴史についてコンパ宇土にまとめた一冊。おすすめ
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富士さん
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再読。全部読んだわけではないですが、このシリーズは超国家的歴史記述をやってみようという意欲的な意図を感じてとてもおもしろいものだと思います。本書もパリやロンドンを軸にしたキリスト教やゲルマン人という中で歴史を描くのではなく、ブルターニュを軸にしたケルトという文化の中のことして世界史が描かれています。非キリスト教系の妖精や英雄のネタ元を含むケルトの文化を一望するのに便利な一冊です。個人的には、19世紀に騎士物語の再発見に合わせてでっち上げられる聖地にはどこか今日的な聖地創造と同じものを感じてしまうのです。
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夢仙人
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多少内容が混乱気味。
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チャールズ若僭王
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ネタバレ四方八方あらゆる文脈で利用されている「ケルト」もしくは「ケルト的とされるもの」は果たしてどのようなもので、かつ過去の歴史においてどのように捉えられてきたかという事を歴史学、考古学、民俗学など様々な観点から、古代から現代に至るまで、いわゆるケルトの地とされてきた諸地域、特にブルターニュを中心に、キリスト教の影響も考慮しつつ整理するという感じの内容。キリスト教以前の異教の残り香を各種資料を用いて炙り出しているが、個人的にはキリスト教とそうした異教的なものの中世における融合や関わりの深さが興味深かった。
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taki-taki
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ケルトそのものというより、ヴァイキングが活躍したあたりの歴史について読みたかった(ヴィンランドサガの影響)のでてきとうに選択(ひどすぎる)。前半が当時の土着宗教からキリスト教への教化(一律でなく部分的に残ったり土着文化を尊重したり色々なパターンあり)とか、当時の習俗とかの内容で、後半が史実についてという感じ。他の方も書かれてますが前半が民俗学っぽくておもしろいです。農民の悪魔の扱い方が適当(案外騙されやすい愚者扱いで、妖精と認識が被ってたり)なところとか笑える。
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tsuki2b
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興亡の世界史07巻。ローマ文明・キリスト教以前のヨーロッパの基層をなしたケルト人という存在について読み解いていく。ドルメン、メンヒルなどの巨石文化、アーサー王の伝説、現代のケルトブームなどに話が及び、伝承や神話、宗教などの話も絡んで、歴史学と言うより民俗学の本の感じがする。登場する人物、国名、言語などがなじみのないものが多く、けっこう読みづらい。
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ELW
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 いやぁ、当事者による文字情報のほとんどない「歴史」であり、隔靴掻痒の感がする。ヴィレル・コトレ法は恥ずかしながら初見でした。それと、ブルターニュとアンジュー帝国は勉強になった。昔、昔、『アイヴァンホー』を読んでおいて良かった。
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コン
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ケルト、限りなくファンタジーに近いもの。
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めぐみこ
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終章にあるようにケルトの雑多なイメージを「整合的に描き出そうと試みた」本。軽い気持ちで手に取った私には少々難しかった。しかし「神秘的」程度でしかなかったケルトの印象が、読み終わる頃には形作られてきた気がする。私がケルトに対して今まで抱いていたものへの詳説と反証が丁寧に述べられており、ときには歴史観をひっくり返されることもあった。もっと古代~中世にかけて勉強した後で、もう一度振り返りたい本である。
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kozawa
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誤解されてきたケルト。ゲルマン以前の欧州とその後の混合。神話、宗教、考古学や文献、言語その他。このシリーズはやはり面白い。スリリング
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numainu
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評価C
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ケルトの水脈 (興亡の世界史)評価48感想・レビュー15