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精霊の木

感想・レビュー
264

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ぺが
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守り人、鹿の王、獣の奏者のシリーズを読んだ後、上橋菜穂子氏の原点というこの作品を読みました、児童文学ということで、ひらがな表記が多いのはちょっと難点ですが、内容は色々な問題に触れていてかなり奥深い。「駅馬車を襲うインディアン」そうなんだよね歴史は征服者の観点から語られるんだよね。
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遅読
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上橋菜穂子の本は、初めて読みました。子供の頃に読んでおけばよかった。守り人シリーズも読みたくなる。
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Kanam
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1作目っぽい。
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るう
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上橋先生が院生時代に書いたデビュー作。1989年に書かれたとは思えないほど未来の描写がリアルで作家さんの先見の明に舌を巻く。先住民虐殺や歴史の塗り替えなど、私たちは過去を振り返り、そこから学ばなければいけないし、“地球の破滅理由が核戦争ではなく、環境破壊”とならないような未来が来るよう足掻かなければならないと思った。荒削りで児童書にしては内容も盛り沢山だけれど、とても強いメッセージ性があった。上橋さんをデビューさせてくれた偕成社さんに感謝。
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ひろみくん
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精霊の守り人が面白かったので読んでみたんだけど、ちょっと内容がわかりづらいかな。
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nekonekoaki
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長い長い時の流れと数え切れない先祖達の歴史の果てに、今を生きる主人公二人が目的を遂げるために困難に立ち向かっていく物語。作者があとがきで告白しているとおり、この物語にはあと数冊の本が書けるだけのアイデアがこれでもかと盛り込まれています。デビュー作であるこの作品が後の名作の数々を生む源泉になったのだなぁと感じました。2004年6月初版第一刷。1989年同社(偕成社)から刊行されたものの新版。
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たっけ
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ネタバレ図書館本。児童書だけど、おもしろかった。しばらく読んだところで映画「アバター」みたいだなぁって思って調べたら、「精霊の木」の原版が1987年、映画「アバター」(ジェームズ・キャメロン)の脚本原作が1994年だから、(無礼千万ながら)疑いの余地はありません。読み終えた今、児童書なのに「アバター」よりも環境、人種、政治、社会問題などを強く訴えているなぁと感心します。
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taka y
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シンとリシアが住むナイラ星は100年も前に滅んだ先住異星人ロシュナールの遺跡が残っている。ある日、その遺跡に異変が起き、その頃リシアは不思議な夢をみるようになる。その夢は時を超えた昔の記憶。地球人にはない能力。時の夢見師として目覚めたリシアとリシアを守ろうとするシンは政府に追われていく。2人が命懸けで守ろうとするものは?上橋菜穂子さんのデビュー作。新しい星に異星人がいた時には、異星人のレベルによって全滅させたり、滅びへの道に誘導したりと人間中心の傲慢さが描かれていて実際の地球で起こったことと重なる。
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ぽに
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図書館本。デビュー作が以前から気になって探していたものの見つからなくてなんでだろう?と思っていたら児童向けの棚にあった!何というかデビュー作で既に上橋ワールドだった。(当たり前なんだけど…伝わって!笑)その後の他作品に通じるものがあった。世界観がすごい。児童向けでひらがなが多くて少し読みづらくはあったけど、読めて満足。
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 りゅりゅ
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世界がとても単純にできていたので、今の作者さんならこの部分を変えてくるだろうなあという印象。メッセージ性が強かった。人間と自然はどうしたら共存可能になるのだろう? 自然を優先するのは人命を軽んじるのと同じことでもあるから難しい。しかし、自然保護を後回しにしすぎると、それはそれで人類が根こそぎ滅びてしまうのである。難しいったらない。
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ちょろ
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院生時代に書いたということで文章も構成も荒削りだけど確かに上橋先生の作品と感じた。デビュー作と今とでは変化した部分もありつつ、根底にはずっとあらゆる生命への畏敬がある。今の卓越した物語には経験と時間の積み重ねが厚みをもたらしている。私達はあたかも自分たちの存在は善良で、異星人がいたら侵略される側として物語を描きがちだが、この作品を読むとやはりそれは違うと思う。私は北海道に移った本州の人の裔だが、アイヌの人々に当時で言う和人が何をしたかと考えるといつもやる瀬のない気持ちを抱く。自分の奢りを忘れてはいけない。
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純子
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ネタバレ上橋菜穂子さんのデビュー作。大学院の学生のときに沖縄でのフィールドワークなどに触発されて書かれたそう。荒削りではあるけれど、守り人シリーズに受け継がれているものはたくさんあるように感じた。地球人類の他星への移民計画と先住民滅亡計画はセットだった。そのことをしたたかに隠し通そうとする権力に、シンたちはどうやっても勝てそうになくてハラハラしたけれど、リシアの身のうちにある先住民ロシュナールの力や精霊たちの力は大きかった。地球の滅びるさまなどは読んでいてぞぞっとする。
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ニッシャ
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なかなかいい本でした。面白かった。デビュー作、原点が感じられる 星3つ⭐️⭐️⭐️
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シュウ
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何でか今まで手に取らなかったけれど、このデビュー作がその後の他のシリーズが生まれた原点と感じた。最後は感情移入してしまい、涙が溢れた。虚無だけの未来だけしかないと思わない人物達に勇気づけられる。
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本とフルート
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勢いがあり、あとがきにもある通り、上橋さんの原点だと思う作品。ふとした時に読み返したくなる。
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パンダCRZ
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上橋菜穂子さんのデビュー作。少女の能力覚醒から少年が巻き込まれていく冒険物語。地球人がナイラ星に移住して数百年という舞台設定からSF的なイメージが先行してしまい、そのイメージと精霊というファンタジーな設定が自分の中でうまく混ざらず、面白かったけどなんだか消化不良的な読了感でした。
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雨の音
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上橋さんが大学生の時に書かれた初作品。硬くてゴツゴツしてる(笑)けど、素晴らしいテーマ!先住民族と侵略者、環境、IT管理された世界。シンが生きる世界の味気なさ。自然豊かな環境を「汚い」と言う人々には、ゾッとした。都合の悪いことは揉み消す、抹殺…過去のこと、と言えない今。上橋さんの素晴らしさは、学問を踏まえた上で物語を描いてはる。歴史や文化、広い世界を知っているからこそ、生まれる物語。おとぎ話?のような話から、本質的な示唆を受け取る。ラストのシンの未来への怖れを乗り越えた心の旅路、なんて美しいのだろう。
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decomo
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上橋さんの昔の作品。SFなんですね。ちよっと違った感じで面白いです。ここから守り人シリーズが出てきたんでしょうね。
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pn675
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ネタバレ上橋菜穂子のデビュー作。先住民族をファンタジー的、人類の移民をSF的に書いているがちょっと上手く混ざってない印象。あらすじからSF成分多めだと思って読んだが、ファンタジーだと思って読めば先住民族「ロシュナール」の文化は中々魅力的だったので、そちらに重点を置いた版(年代記的な?)も読んでみたかった。個人的には過度な環境破壊は確かに問題だが、反動で自然回帰まで行くのは違うと思っているので、子供の時に主人公の女の子に注目して読んでしまうとそういう風に取ってしまいそうなのが気になった。
pn675

個人的にはあんまり好きではないが、管理社会(ディストピア?)的な設定が児童文学にしばしば使われるのは何故だろう?(他にも「No.6」(あさのあつこ)、「モモ」(エンデ)、…)

06/11 12:15
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ときわ
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最近文庫版が出版されたことを知り、懐かしくなって本棚から出してきた。久しぶりに読んだら、覚えていると自分では思っていたが、結構忘れていた。後書きを読んだら、書いたときのフィールドワークは沖縄どまり。これを書いた後でオーストラリアでアボリジニと暮らしたのか。でも読んでいてアボリジニの方たちと二重写しになるくらいしっかりイメージが重なってる。これにはびっくりした。直接の関係はないけれど読んでいる間、ニコール・キッドマン主演の映画「オーストラリア」のアボリジニのおじいさん(呪術師)をしきりに思い出した。
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とろまつ
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ネタバレ守り人シリーズで知られる上橋菜穂子さんが書かれた最初の物語。精霊の木にまつわる壮大なお話でした。上橋さんの物語は、いつも背景が壮大で、その渦中で葛藤模索する人たちの生き様が素敵で、読む度に生きていく意味を自問自答します。初めの作品を読み、全く今の作品とぶれていないことに、上橋さんの凄みを感じます。
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シン
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上橋菜穂子さんの、原点の物語。読むことができて嬉しかったです。
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dolce vita
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上橋菜穂子デビュー作。あとがきにあるように、確かに萌芽が詰まっているのでしょう。しかし重版がかからず一度は消えた作品だそうで。今でこそ独特の言語も民族対立も上橋さんらしいと思うけれど、1989年には少し早すぎたのかも。それにしてもその時代にこれが生まれていたことには驚きです。
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せーじ
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ネタバレ読後何となく希望が湧いてくるのが上橋菜穂子作品だと思う。精霊の木もそうだった。 人類の未来、地球という星で生きていることに深く考えさせられる。独特の世界観を理解出来る瞬間がなんとも気持ちいい。
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akari
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上橋菜穂子の初期の作品ということで、楽しみでした。とても面白い作品だとは思いましたが、やはりスムーズにわかりづらい。この人の作品は独特の創作語があって、わかりづらい。その上、この作品は説明不足だと思う。しかし、それでも面白いのは流石だと思う。
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ぺこ
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上橋さんのデビュー作なんですね。とても瑞々しい感じで読めました。人類への警笛のような内容でいつか本当に地球は住めなくなるのでは…と考えさせられました。けれど若者たちが諦めず前に進んでいくところはまだまだ捨てたもんじゃない!頑張れ!ということなのかなと思いました。
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みくくくくくく
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上橋さんの30年前、平成元年に出たデビュー作が文庫で発売(読メはまだ文庫版が登録されてないようだけど)。発行日が「令和元年五月一日」で、偶然なのか合わせたのか。デビュー作がSFだとは思わなかった。でも内容は結局民族と精霊と自然の関わりにあって、書きたいことというのはずっと一貫してるんだなと。
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ナツメグ
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上橋さんなのにSFでビックリ!地球が滅びて宇宙へ移住して相当経った未来にライターや料理の失敗がある世界観がちょっとチグハグな気がするけど、それはこの作品の本質ではない。地球滅亡の理由や先住民への対応がリアル。精霊を受け入れるかどうかへのシンの決断も良かったけど、ナイラを離れたがらなかったのはロシュナールの血のせいではなかったのね。しかし、上橋さんのアイデアの泉、すごいな。
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うーさん
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★★
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カエル子
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デビュー作だそうな。1989年の刊行。約30年前ってことかー。上橋さんが当時思い描いた未来の地球と人類の姿にはまだたどり着いていないけど、そう遠くない将来こうなっていてもおかしくないと思わせる未来人の生活が描かれていました。そのとき人類は地球ではない星で、さほど変わりのない生活を送っていて、そしてやっぱり同じ轍を踏んで、懲りもせず過ちを繰り返そうとしている。なんだか反省させられる物語でした。
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つぶあん
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★★★★☆ 上橋さんのデビュー作。 少し粗削りながら若き日の作者の熱き思いがたっぷり詰まった物語。 守り人シリーズで上橋ワールドに嵌った身としては、SFに初めは違和感を感じてしまうが、先住民と侵略者といった民族問題を扱う姿勢は同じであった。 主人公の〈時の夢見師〉という能力により、夢の中で時を遡り、ひいおばさんのお母さんとか、いろんな祖先が登場してくるので、誰だっけ??と結構こんがらがったりもしつつ、凝った世界観に引き込まれていった。 しかし「髪の毛だけの捕獲者」って不気味すぎるよ上橋さん!
つぶあん

あと、宇宙への移民、銀河歴、スペースコロニーなどから、ついついガンダムを想像してしまう世代でした。

11/23 22:40
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naka
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上橋菜穂子さんデビュー作が15年の時を経た新版内容はデビュー作に同じだが今ではファンタジー作家の上橋さんがSFサスペンスでデビューしていたとは驚きです。ファンタジーの上橋さん作品と違いデビュー作なので若さと新鮮さ斬新さをとても感じさせてくれる。読み始めからとても面白いのでぐんぐんストーリーにのめり込めます。物語の根底は上橋さんの人となりを感じさせてくれる上橋さんファンなら必ず読んだ方がいいと思う一冊です。ご自身であとがきを書かれているのもとても上橋さんの気持ちが伝わってきていい感じです。
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Shiori Minato
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痛烈なメッセージがある物語でした。猛暑台風それから地震と、色々なことが起こっている日本、ひいては地球。近い将来この物語のようなことが起きうるかもと本気で危惧してしまいます。異文化に対処どれだけ寛容に柔軟になれるかは、やはり私自身の永遠のテーマです。
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まりりん
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キャラクタのセリフの不自然さなどにちょっとぞわぞわしながらも、上橋先生ならではの骨太な世界観に浸れた。
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まるみ
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ネタバレページもテーマもボリュームが多かったので、できれば集中して一気に読みたかった。まとまった時間をとれるようになったら再読したい。ロシュナールの運命は、ネイティブアメリカンやアボリジニの歴史を思わせる。そして、シンの成長物語としてもおもしろかった。特にシンの、「生きていることがむなしいだなんて、おれはぜったいに思えない」が響いた。そして、私もシンと同様、ドンの人生は辛いことがたくさんあったが、彼は常に自分で、少ない選択肢からだけれども選択し、生き抜いたのだから、自分の人生にむなしさなんて感じてなかったと思う。
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脇坂柊椰
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上橋菜穂子の原点ここにありという感じでした。デビュー作ということもあり、今の上橋菜穂子の文体に比べ少々読みづらさを感じました(児童文学を意識したのかひらがな表記が多かったのもあるが)。しかし、ストーリー然り、世界観然り、さすが上橋菜穂子といった感じでした。特にストーリーにおいては、最後の最後までハラハラ、ドキドキの展開で、読む手が止まらなかったです。また、上橋菜穂子はシーンの緩急を上手いのだろうなと感じました。
0255文字
だうとふぁいや
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上橋先生のデビュー作は意外にもSF  地球人と原住星民にまつわる物語で、自身のアボリジニ研究を底辺に感じさせるようなお話だった。
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ねぎまぐろ
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★★★
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なおみ
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上橋さんの本は、いろいろな立場の想いが綴られていて、いつも引き込まれてしまいます。 設定もおもしろく、本当にこの一冊で何本もの物語をかけるのではなかろうか!という位。 今の上橋さんに改めてこれを基に何冊か書いてほしいな。
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お気楽堂
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【再】 空や大地と気を通じ合うことがなぜ野蛮で劣っていることになるの
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精霊の木評価56感想・レビュー264