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実は悲惨な公務員 (光文社新書 340)

感想・レビュー
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Naota_t
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#2085/★3.2/私が大学生の頃は公務員みたいな安定した仕事はいいなぁ、と思っていた。しかし、今は全くやりたいと思わない。旧態依然とした世界で、利益感覚もなく、チャレンジする風土や成果を測る評価基準もない。本書でも言及されているように「事なかれ主義」「失敗したら左遷、最悪はクビ」という考えでは、挑戦やインベーションは絶対に起こらない。不思議なのは公務員からの転職が難しいことだ。確かに何かを変えた実績がなく、淡々と仕事をこなすだけの人材は要らないだろう。とはいえ、公務員で得たスキルは何もないのだろうか?
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Daisuke Oyamada
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公務員バッシングが多い中、公務員擁護をする側の本です。著者は元文部科学省のキャリア官僚ということで、地方公共団体の市役所職員とかとは、少し違うような気がしますが、自分の思ったイメージや、報道されているより悪い部分もあるということがなんとなく理解できた気がします。 お役所は民間に比べて、とても恵まれていると言われている一方で悲惨な部分が報道されていないと嘆いています。築30年超の宿舎が4割以上あるということで、そんな宿舎の写真も紹介・・・ https://bit.ly/3M6aCdz
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u1
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まさにタイトルどおり!2008年の本だが、ついこの前のようで、世の中はそんなに変わってないかもしれない。今も続く公務員バッシング。にもかかわらず就職人気は相変わらず高順位をキープ。果たして、自分の子供の進路を考える15年後には、どのような未来が待っているのか。安定なのか、モチベーションなのか。何を選ぶべきかを考えさせられる本だった。それにしても、ボロい宿舎は可哀想だ。
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わたぼう
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公務員になれる人は優秀であるのは間違いないけど、仕組み上、立場が雁字搦めで流動性がないのが辛いと思う。選択肢こそが希望である。また、なぜ公務員に不祥事が多いのかと想像すると、「営利は倫理」という観念が結びつく民間企業と違うからではないかと思った。
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このこねこ@年間500冊の乱読家
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⭐⭐⭐ 公務員の実態がよくわかりました。 改革も難しい、給料も高くない、しかし国民からのクレームはすさまじい。 仕事のモチベーションを維持するのも大変でしょう。 超巨大組織の構成員としての大変さが伝わってきました。 私にはとても務まらんな。
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たかひー
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★★★ フツーという感想しか出てこない。別に改めて言われなくても公務員の大変な状況はよくわかるし想像もできる。あんまり新発見等はなかった。
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魚京童!
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公務員っていろいろな種類があるみたいで、この人は国家一種しかしゃべってないけど、全体であるかのごとく言ってるから誤ってる。可哀そうだよね。一種受かってるのに、説明できないなんて。で、途中でやめたのか、やめさせられたのかわからないけど、普通の仕事をしている。そこまで能力なかったみたいだ。事務次官になれてないし。悲惨だな。そういう意味での題名なのかもしれない。可哀そうなことだ。
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まる@珈琲読書
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★★★☆☆ ■公務員本3連読。これは、元キャリア官僚が書いた、みんな事実確認もろくにしないで公務員をバッシングするけど、事実はこんな感じなんですよ、という本。真面目な構成で、良いところも悪いところも事実を踏まえ書いている。これなら、問題点はここだからこう改善したらという話になりやすいだろう。読む分には、パンドラの箱には触れない、臭いものには蓋ということも書かれていたが・・・。批判するとは、あいつが悪い、ズルい、気に入らないと騒ぎ立てるのではなく、事実に対して向き合い、論理的に話し合うことだと感じた。
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なう
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公務員という職業は範囲が広すぎるし、そもそも仕事の種類が多すぎて、誰もが想像でしか語れない。官民問わず、サボる人はサボるし、真面目な人は真面目にやる。真面目に働いている人は、貰ってるお金以上に働いている。ただ、悲惨は言い過ぎかなと。
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ドリアン・グレイ
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だいぶ前の本だが今にも通じる部分はあると思う.窓口業務などはアウトソーシングされているとは思うが.
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toshi
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(170416)★★☆☆☆半分くらいまで読んで、後半はめくり読み。安易な公務員バッシングはよくないという点は筆者と同じ。硬く真面目な文章でかいているが、読んでいくほど愚痴や言い訳を羅列しているように思えてくる。(それはそれで貴重な意見かもしれないが…)公務員と言っても色んな公務員がいるから、一括りにバッシングするのはよくないということ。
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しの
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組織の評価は、その組織の一番下が基準となる。たとえば、ある官庁で犯罪者が出れば、そういう人間ばっかりみたいな評価がされてしまう。逃げ場のない公務員は守られてるようでキツそう。
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at-sushi@進め進め魂ごと
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官民の相互不理解に基づく不毛なバッシングによって国民が不利益を蒙らないよう、データに基づく客観的な比較や、末端現場の実情等を元に、冷静な対話を促すアプローチには好感が持てる。ややタイトル負けな気はするけどw ちなみに地元紙では、毎年公務員のボーナス支給日に、民間からの怨嗟の声、次の日には公務員の身内からの反論という、不毛の最たるものと思われる投書の応酬が恒例行事のように掲載されウンザリするのだが、何をしたいんだ熊日新聞(あ、言っちゃったw)
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スチノリ
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天下りについては、この本の出版当時よりもだいぶ厳しくなったんじゃないかな。天下りについては、官僚の数に対して管理職のポストが少ないから、特筆して優秀でない職員を外郭団体に移動させる仕組みで、スリムな行政を目指すためには有効な手段でもあるから一概には悪いこととはいえない。それでも、一部のレアケースがセンセーショナルに報道されるから、それほど恵まれていない公務員もバッシングの対象となってしまう。
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cochon_voyage
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どんだけ~と思ったら「悲惨」ってほどのもん?確かに、ウツになるほど精神的にキツい部署もあるのは事実。けど、民間から嘱託公務員になって見えるのは、今の仕事に限って言えば、やっぱりラクしてるとしか思えない。しかも、同じ仕事をしていて、正規職員と嘱託との待遇の違いも腹立たしい。今の公務員は一部の嘱託職員なくしては成り立たない。なんか違う!なんか腑に落ちない!こういうもんだと諦めるしかない現状!
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junko
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公務員といっても様々な公務員がいます。ひとくくりに「公務員」バッシングは、出来る公務員のやる気を無くしてしまう。それは国にとってマイナスである
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ちいくま
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公務員って全員をひとくくりにして論じる、理解する、若しくは批判・反発する。そもそもの前提からひずみがあると思いますが。これに限らず、ですが。ただ、知らないで批判するよりは多少でも知ってから批判するのがスジかなぁ…と思って読みました。
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隣のトロロ
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理解されにくい公務員の惨状を解説した本。何故、民間から叩かれるかが良くわかる。何でもかんでも批判するべきではないと感じた。
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いかちゃん
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公務員の実情がわかった。
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かずら
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安定した仕事で、ときに税金泥棒と罵られる「公務員」。しかし、公務員のイメージには多くの誤解があります。著者がそのひとつひとつを解説していきます。予算・問題への対応・天下り。なぜ合理的にできないのか。読んでいくことによってお役所仕事の一部が垣間見えます。しかし、一部をのぞいて「悲惨」ではなかった気がします。著者も「公務員の悲惨さを伝えたい」のではなく、「公務員に関する誤解を解きたい」のではないかと思いました。新書にはよくあるタイトル詐欺ですね。
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ぽん教授(非実在系)
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そう簡単に成果主義などを導入しても簡単には改善しない、ややこしい公務員という職についてわかりやすく説明できるのは、著者がキャリア官僚と民間を療法経験したというところが大きいように思う。 簡単な解決策なるものが通用しない難しい問題の例である。
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きやてい
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官僚制の学習のポイントは、いかに官僚制のロジックを理解できるかにあると思います。そのロジックが平易に説明された良著やと感じました。
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nao
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バッシングのみでは変わらない。あきらかに違うコスト意識。理解されずらい激務の公務員。システムとしての天下り。成果主義が浸透しない公務員。責任のたらい回し。数年で入れ替わる人事。意識の差はどこにでもある。地方の実情はあまり触れられてない。この本の様に役人の仕事への理解や実情を知らせることをしていき、非生産的な野次のみではなく、前向きな方向に進んでいくことを望む。
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ぷりん
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本書に書かれているように、なんでもかんでもケシカランでは互いに利益にならない。ただ当の公務員たちは税金から給料をもらってるために、強くは言い返せないだろうな。そこに便乗してただただ感情のままにお役所バッシングを行うことのほうが何よりも問題。しかし、サービス精神のない役人は本当にいなくなってほしい。
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もっちりもちべぇ
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建設的な批判ができるようになりたいですね。地方より国家公務員の話題が多かったように感じました。
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Juzo
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すべての公務員を一般化して語ってはいけないのは当たり前のこと。この本はそのことすら理解できていない人たちに向けて書かれているかのように感じた。ただ、悲惨な現状として並べられている例の中には、「これって、全然じゃ...?」と思わざるをえないものも多々あり、やはりこれが官民の意識の差なのかと思った。
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だいすけ
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題名のような実情を伝えたいと思ったのかもしれないが、それでも悲惨とはあまり感じられなかった。これから~のようになっていくだろうみたいな書き方が多く、~のようになるという根拠を並べているわけでもないので、「なかなかそうなっていかないからたたかれているのでは?」と思ってしまった。ただ公務員の実情をデータありで読めたのはそこそこよかった。
だいすけ

やはり国家公務員ではなく、地方公務員に早くメスを入れるべきであるという認識をより深めることができたのも一つのポイント

02/18 08:18
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じゅんた
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「お役所」の特異な空気がひしひしと伝わってくる。本書を読んで如何程の一般人が「太陽思考」になってくれるのだろうか…それでもなお、ケシカランか…。
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鳩麦茶
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地方自治体の出先機関で働く身分としての率直な感想は「国家公務員って大企業みたい」。背負っているものが違うのか、待遇にしろ天下りにしろ過剰労働にしろ、ウチのような田舎役場とは比較するべくもなし。気になったのは苦情電話の対応。話し相手が欲しい人が一番気分を害すのは、会話を終わらせようとする相手の素振り。「相槌オンリー」もその素振りととられることも多々あるのでご用心。うまく話を引き出しつつ、ある程度は長くつきあう覚悟も必要である。
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tk
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国一のエリートは忙しくて責務も重いが、地方公務員でダラダラしているのは…
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タナサト
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★★★☆☆ 国家公務員の光と影の”影”。実力がありながら、大手企業に目もくれず、国の為に頑張っているエリート達を応援したいですね。
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スタビライザー
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現在のお役所バッシングはいたずらに公務員のモチベーションを削いでいるだけ。それでは、双方にとって不利益となる。これからの時代は適度な緊張感を持った「根気」あるバッシングが必要になる。短期にならずお互いに歩み寄り、役所の領分とそれ以外を区分する事。役所の改革・改善を長いスパンで見守り、少しでも改善が見られるならば褒めていく事。役所だって人。やり甲斐を感じれば応えてくれる。そして、怒る時は根気強く。過ぎ去るのを待つような土壌を育んではならない。それが結果的には、役所にとっても国民にとっても利益になるのだ。
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Humbaba
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公務員は恵まれていると言われている.確かに批判されるべき公務員がいることは事実である.しかし,すべての公務員がそのような恵まれた立場にいるわけではない.それなのに,批判されるときは「公務員」というひとくくりにされてしまう.
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b0nmr
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残業制限で激務が余計に激務になったり、本学の教員の独身宿舎がボロボロだったり、公務員みなが民間以上の良い暮らしをできているわけではないというふうに聞く。一部の傲慢な人達を取り締まる一方で、公に尽くしている人たちに適正な給料配分がなされなければならない。
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銀木犀
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業務内容はともかく、とりあえず身分は安定している公務員、これくらいで悲惨と言っていいのか?とは思う(民間のブラックと比べちゃいけないだろうけど)。著者はキャリア採用の公務員の立場を自ら捨てて民間に行っているので、現役公務員より、こういう立場の人が書くのは説得力があるとは思う。
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Humbaba
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珍しい公務員のバッシングを跳ね返すための作品。確かに公務員は恵まれている部分もあるが、それはすべての人に成り立つわけではない。特に、民間の上位の人から見れば仕事量は多いわりに、それほど報われているわけではないと感じられるようになる。
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T-山岡
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公務員問題に限らず「あちら立てればこちらが立たぬ」のは世の常であり、一方的な目線からではなく多面的に見た上で、なるべく無駄の少ないように社会を設計することが重要であると。当たり前と言えば当たり前のことだけど、それが難しいんだろうなぁ。
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ニッポニア
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バッシングする前に知っていなければならないいくつか。ぼやきになるか、的確な指摘になるかの分かれ目。
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