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グリーン・マイル 6 (新潮文庫 キ 3-20)

感想・レビュー
195

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にゃんこ
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ネタバレ「死刑」という死を通して生を語ってきたグリーン・マイルが、終盤、一転して「コーフィが残したもの」という生を通して死を語る小説として締めくくられた。後味が苦い。
0255文字
瑪瑙(サードニックス)
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ネタバレコーフィーは双子の少女を惨殺した犯人ではなかった。しかし彼の無実を証明できるものはない。コーフィーはもう疲れたから生きていたくないとポールに伝える。ポールたちは暗澹たる思いでコーフィーを電気椅子に送る。老人ホームでこれを書いているポールは104歳。そしてミスタージングルスもなんと生きていた。ポールの散歩先は恐らくミスタージングルスの元だろうと想像してはいたが。映画とは違ったラストでしたが、これはこれで別の感動がありました。ポールが歩き続けるグリーンマイルはまだ長い。コーフィーから授かった不思議な力の賜物。
オスカー

私も映画を見た後に原作を読みました。もし自分が不思議な力を持たされてしまったら……?いろいろ考えました。

04/17 16:11
瑪瑙(サードニックス)

オスカーさんも映画を御覧になり、原作も読まれたのですね。確かにコーフィーの持つ不思議な力って彼を苦しめこそすれ、救われない感じなので、考えてしまいますよね。

04/17 16:29
0255文字
かんとり
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いよいよクライマックス。 善良な看守には黒人死刑囚の真実が見えた!が… 現実は変えようがなく時間は進んでしまった。 知り得た人間にはとても悲しい記憶だな。
0255文字
うにゃにゃ
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あと2、3年かと言っていたが、ミスタージングルズがこれほど生きたので、どこまで道が続いているのか。
0255文字
コウ
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実家本。実に見事な着地をしている。ただ、この最終巻、私には「死」へ誘われていくような心地となった。あぁ…怖かった。p103、「わたしが妻にしたのは、そら恐ろしくなるほど頭の切れのいい女性なのだ。~ときには山脈を渓谷につくりかえることもある。」と自身の妻を語るポール。パートナーにこんな風に語られる強い妻・ジャニスが格好良くて羨ましい。可愛い人、というだけではなく、格好良くて強い人にも見られたい私は我が儘だろうか。…総じて面白い作品だった!
0255文字
あべ
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ネタバレとうとう、無実のコーフィが処刑されてしまった。結局、双子の少女を殺したのはワイルドビルだったのね。 コーフィは無実だったけど、もう生きることに疲れてしまった、というのは、あんな特殊能力を持ってたらそりゃそうだよなぁと思った。電気椅子に座って処刑されるまでの描写が、本当に可哀想で、心が痛かった。
0255文字
猫柳
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ネタバレこの作品の1番のテーマは、人のために動く人類と、人の足を引っ張ることに喜びを覚える人類との年代を超えた戦いだったと思う。最後にポールが救済と呪いは本質的に同じと言ったのは考えさせられる。コフィーから与えられた力によって愛する人達の死と何度も遭遇しなければならないことへの悲しみもあっただろうが、コフィーを死刑にしたことが正しかったのか未だにわからず、結果的にコフィーを見捨てたことになり、自分が他者の足を引っ張る側に回ってしまったのかもしれない罪悪感から呪いという言葉を口にしたようにも思う。映画も観てみたい。
0255文字
ギャウル
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ネタバレえ~コーフィ無実なのに処刑されちゃうなんて‥パーシーはああなって当然だと思う(それだけの事をドラクロアにしたんやし)まさか最後にもう一度ミスター・ジングルズが出て来るとは思わなかった!Σ 64歳まで生きたんだね。コーフィの力って凄いなぁ~ポールは150歳くらいまで生きてるのかなぁ? ※「グリーン・マイル」凄く面白かった!! いつかDVD借りて映画の方も観てみよう:)
0255文字
とも
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とうとう最終巻。コーフィーの犠牲と死後も続く奇跡のパワー。キリスト教的イメージはもちろんだが、火の鳥ヤマト編を彷彿とさせる。
0255文字
maa
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ネタバレコーフィの不思議な人を癒すチカラ その中にある闇 コーフィの死刑のシーンは 涙がこぼれる… 〝救いと癒し〟 これがね、考えさせられる 救われたからといって 癒されたからといって それがいいとは限らない 長く生きたぶん 多くの死と向き合わなければならないって 絶対につらい
0255文字
ひろ
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傑作だった。映画が良くて原作だけど キングの中では圧倒的に読み易く こんなのよく思いつくな。 闇の中を歩いてるコーフィの寂しさ 生きづらさ。そして所長の妻を救いに行く時のコーフィが夜を味わう様子 好きだわ。
0255文字
toji
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ネタバレコーフィの死で終わりかと思いきや、最後にきちんと伏線の回収があってうまい。主人公が高齢になってから執筆する物語、という形式をとっているのにはちゃんと意味があった。ただ面白いだけでなく、死刑制度についても改めて考えさせられるし、呪いと救済についてもハッとさせられる。誰よりも長生きすることによって、結果周りに誰もいなくなるのは、果たして救済になったのだろうか?コーフィを処刑した罰とも取れる。
0255文字
至
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途中でしばしば述べられていた様に、パーシーは確かに、病院に行く。 奇跡の力を持つコーフィを無実の罪で人間自らの手で処刑するシーンは、キリストの磔刑のような気分に。 処刑中に全員のその後を挟むのは印象的 「ああ、神よ、ときに<グリーンマイル>はあまりにも長すぎる」
0255文字
ホビットやっちゃん
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映画を何度も観たのに、何故か読みたくなって。 最近TV放送時カットされているシーンなども読んで思い出した。 そして最後は映画と違うんだ!やはり読むべきだった。
0255文字
柚宇子
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普通の文庫版が出ているのを知っていたので、どうして薄い文庫で6冊のものがあるのか不思議だった。当時、月に一冊のペースで半年間刊行されたらしい。すごい! わたしは映画から入ったからこれが名作だと知っているけれど、当時のひとは毎月楽しみにしてたんだ。いいなあ。
0255文字
ぴちゃん
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最終巻読了。キング初読みだったけれど、読者に読ませる力がすごい。早く刑務所での話を知りたいのに老人ホームの話が延々と挟まれてもどかしい〜!となった人も多いはず。 ジョンの死刑執行シーンがエグくて暫く忘れられない。 生きていくことは難しいね。
0255文字
ギルヲ
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ウォートンの最期。パーシーの末路。コーフィの処刑。同僚たちのその後も含めて、この、老ポールが過去を振り返る物語はついに終わる。そして、執筆するポールの現在に小説最後の驚きが。いやー堪能しました。面白かった。去年読んだ『ジョイランド』といいこれといいキング素晴らしすぎるので、読む頻度を上げていきたいと思いました。
0255文字
りふりヴ
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生き続けるにはあまりにこの世界は残酷過ぎる
0255文字
noisy_radio
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ネタバレ映画の内容をドラクロアの処刑シーン位しか覚えていなかったので、まずまず新鮮に読めた。 が、文章が読みにくい為か映画を見たときの感動はあまりない。 訳が悪いのか原文そのものが悪いのか。
0255文字
gaku
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☆☆☆☆ ゴールデンウィークの積み残しをイッキ読み
0255文字
イリキング
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⭐4.5
0255文字
NAO
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【2021年色に繋がる本読書会】コーフィーがウィリアムを激しく憎む気持ちは分かるが、この結末には、いろいろともやもやしたものが残る。キングの作品では、いいことがあったあとにはその倍以上のよくないことが起こるから、コーフィーの奇跡が悪い方に動くのは予想できるのだが、コーフィーには純朴ないい人のままでいてほしかった。
ジョージ

本来4歳程度の寿命であるMr.ジングルスが45歳まで生きたということは、ポールは1000歳くらいまで生き続けなければならないんでしょうか。グリーンマイルはあまりにも永い。

02/20 00:37
NAO

ジョージさん、いろいろ考えさせられる話でしたね。

02/20 07:22
0255文字
覚醒
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ネタバレ神によって人間界に遣わされた天使のような存在が蔓延する悪意や争いに絶望し、それどころか無実の罪を着せられ殺される。死刑を受け入れたコーフィの果てしのない悲しみや恐怖や怯えがとにかく悲しくて。拙い祈りの言葉を捧げ、暗闇を恐れ顔に被せる布を拒むコーフィ。奇跡の力を持ったがゆえに苦しみを舐め尽くした彼は何のためにこんな運命に生まれついたのか。人間全てをサーカスの鼠に例えた場面が印象的で、罪人もそうでない人間も等しく暗闇という同じ道を往くことになる、それを見つめる神とは一体何を思っているのか···。ただ悲しい。
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がんもどき
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グリーンマイル最終巻。前巻でまだパーシーが出ていたので、最後まで足を引っかけるようなことするのかなあと思っていたら、こちらが引くくらいのむごい退場の仕方をして、ちょっとやりすぎと感じた。コーフィが罪を問われた女児殺害事件の真犯人が同じ刑務所にいたというのはご都合主義が過ぎるが、そいつの死にざまもえげつない。コーフィが冤罪を着せられて死刑になってからも抗議しないのは、救えない命があり過ぎることに生きていくのが嫌になったから、で良いのか。映像化もされているし、機会があったら見てみたい。
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sakap1173
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最終6巻まで一気読み。映画をみていたのでストーリーを知っていた分、驚きはないもののじっくり・さくさく読めました。 キングはモダンホラーの第一人者ですが、本作は決してホラーではないので、シャイニングとかミザリーとかキングの王道?の作品は頃合いをみて読もうと思います。 映画も見てない方にはおすすめですね。 次は何読もうかな。
空猫

sakap1173さん。ナイスありがとうございます。愛猫ちゃんの写真はアイコンに載せないのですか(^-^)

04/26 12:12
sakap1173

空猫さま コメントありがとうございます。そうですね、猫アイコンに変えようかな。写真探してみます!

04/26 14:32
3件のコメントを全て見る
0255文字
雛
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先に映画を見たせいもあって、1から6まですらすらと読んだ。面白かったな。
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Yuji
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再読。 映画も素晴らしい出来で、ストーリーもだいたい覚えているんだけど、いや、それだからこそ、先の展開が気になってページをめくる手が止まらない。 出版当時は月1冊の分冊出版という、なんとも気が狂うような焦燥感もあっただろうけど、まとめて読めるこの幸せ(笑)。 時代が1932年というのも、重要な意味を持っているんだろうけど、なんとも切なくてやりきれないという気持ちの中にも、なんとなく癒しや救いも感じられて、読後感はいい。 でも、真犯人はきちんと裁かれてほしかったな。
0255文字
助三
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読み終えてしまった。20年以上前に読んだ時にこれほど感動して涙が流れただろうか。コーフィのような「力」を持った人間には生きにくい現世を、前回よりも20年長く生きてその分だけ避けられない死に近づいたからかな。ブルータスの「おれたちは、神の贈り物を殺そうとしてるってことさ」の台詞からもう泣きっ放し。莞爾と微笑むコーフィの手を借りないと立ち上がれなかったポール同様、読後打ちのめされてへたり込んでしまった自分を発見。小学館から二分冊文庫も出てる。素敵なカバー絵。kindle化も強く希望。
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RED FOX
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「そして今回の参謀会議には、五人めの参加者がくわわった、私の妻である」ああ面白かった。シブい。
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bapaksejahtera
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ネタバレ冒頭104歳主人公元看守の日常が述べられる。本作を通じての悪役である看守パーシーに似た施設職員の目を盗み、主人公は早朝の散歩で何をしているのか。例により次に回想叙述に入る。双子姉妹殺害へのコーフィーの無実と真犯人が読者の前に明らかとなる。だが人々の罪の贖いに疲れ慫慂として死に赴かんとするコーフィー。死刑前日にはその手でさらなる奇跡が起こる。パーシーが突然の狂気に見舞われ殺人を犯してしまうのだ。看守達の持余し者の若い死刑囚を殺すのだがその若者は実は。元看守老人が回想を書き上げた後も更なる霊力が明らかとなる。
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しょう
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ネタバレこれまで数々の奇跡を起こしたコーフィも「役目」を終えグリーンマイルを歩き、粛々と死刑執行は行われる。真犯人が判明しても関係なく。寂寥感が漂うが、コーフィが死んでもなおポールは100歳を超えて生き続け、ジングルスも同じように本来ではありえないほどの長生きをした。これも一種の奇跡と呼べるだろう。「グリーンマイルはあまりにも長すぎる」は名文だ。
ドナ

しょうさんの感想からあの長い映画が原作に忠実だったとわかりました。ありがとう。

05/08 21:40
しょう

ドナさん つたないレビューですが、参考になったようで何よりです。

05/08 21:47
0255文字
散文の詞
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例の黒人の大男の死刑囚が起こした軌跡はありきたりな感じで多少がっかりだったのですが、この巻になってびっくりでした。 なるほどこういう事で、黒人の大男の死刑囚が死にそうなるほど具合が悪かったのかと。 その後、恐るべき真実が明るみに出てきて、伏線を次々に拾っていくのは心地よさもありました。 そして、例の死刑囚がグリーン・マイルへ…。 最後は、老人である私の「奇跡」が…。 ほんとに奇跡の連続で、息つく間もないって感じです。 この話はどこに落ち着くのかと思っていたら…。 う〜ん、この終わり方はどうなんでしょうね?
0255文字
masahiro
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ネタバレ最終巻で語り手に与えられた特殊な設定がこの物語に神秘的な雰囲気と、語り手に超越的な視点を与えている。これが無ければ凡作だったかもしれない。ただ、「語り」はバツグンに上手い!
0255文字
おはち
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コーフィの最期に見た夢が優しすぎて泣いてしまった。今はまだ1日でも長く幸せに生きることを望んでしまうけれど、いつか救済と呪いが一緒だと理解できる日が来るのだろうか。
0255文字
おーうち
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100歳を超えていたとは。そして生命力の源泉はコーフィからさずかっていたのだ。最後は時間がするすると40年くらい過ぎ去るような感じがして老いが上手に表現されていた。5と6が感動した。1から4はその下地を丁寧に紡いであった。次の本を読むまでじっくり反芻するようなじんわり感動する作品でした。
0255文字
さよちゃん
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ネタバレ最後の最後に、コーフィの死刑を中止する電話が鳴る、ということが起きなかったあたり、キングらしいなあと思うのですが、「ミスターメルセデス」を読んだときにも思ったこと、スティーブンキングはとても繊細で優しい人なのだろうなあと思いました。悲惨なことは世界中でいつも、いまも、起こっている。でも、コーフィはもういない。
0255文字
訪問者
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最後まで読んで全体の構成の巧みさとキングの作家としての力量に感服する。大傑作!
0255文字
ダンカツ
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老いの心境かな。ポール ジングルズ  泣きはしなかったけど
0255文字
ボッスン
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映画の結末を覚えていなかったから、最終巻ワクワクが止まらなかった。まんまとスティーブンキングにやられた。面白かった。
0255文字
ろびん
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静かな終わり。
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