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結局、どうして面白いのか ──「水曜どうでしょう」のしくみ

感想・レビュー
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てん
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水曜どうでしょうの面白さ、その面白さをもう少し理解するための本で、簡単に見えて実は複雑などうでしょうをまた見たくなりました。
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幕張〜んず
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水どうの面白さを他人に伝えるのが難しいと思ってる方は必読。
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ヒラマサ
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物語のメタ物語の二重構造になっており、視聴者はメタ物語に取り込まれることによって一体感を感じる。これが安らぎであり、「ともに旅する」感覚を覚える要因だと論じている。偶然と反復もキーワードで、定型によって安心感がありつつ、(制御された範囲での)偶然やハプニングによってマンネリもなく、また演者の持ち味がフルに発揮されているという分析。 説明の1パターンとしてとても面白かったてます。
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W
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薄い膜を重ねたミルフィーユの様な要素が、面白さに繋がったという事例の解説。
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U-Tchallenge
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「物語」と「メタ物語」というフレームでどうでしょうの面白さを説明する、という試みがなされている。藩士である僕にとってはわかりやすく、また納得できる説明であった。その中に藤村・嬉野両ディレクターのインタビューが挟み込まれている。著者の記述が興味深いのはもちろんであるが、インタビューの内容も面白いものであった。面白いということは感じているが、なぜ面白いのかがわかりにくいからこそ、どうでしょうを観てしまう。だから、どうでしょうが気になった方は、とりあえずどうでしょう本編を是非とも観てみてください。
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bpm95
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固定フレームを行ったり来たり。
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ふーびー
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★★★☆☆つまらない理由は簡単に説明できるけど、面白い理由は難しいですよね。「メタ物語」を取り入れた番組は数多くあるが、やはり水曜どうでしょうにはかなわない。その違いは大枠だけ決めて旅を思い切り楽しむ自由さにあるのだと思う。もちろん、どうでしょうの4人が魅力にあふれているというのも大きな理由だけど、「自分たちが楽しめなければ見る人も楽しめない」。だからこそ、大枠を決めたあとは全力で楽しむといった内容がどうでしょうの魅力なんだろうなーと感じました☆
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るる
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水曜どうでしょうはYouTuberのルーツであるという説をよく目にするが、この本で示された「どうして面白いのか」はこの両者の違いをも示している気がした。どうでしょうと似たようなことをやりつつもあまり面白く無い動画が蔓延してるのはこういう点なのだろう。例えば「〇〇をしてみた」みたいな動画はある意味ではどうでしょう的なのかもしれないが、それはこの本における「物語」に過ぎず、その手前の「メタ物語」が無いため、「わかりにくいことがわかりにくい」どうでしょうと違い只の「わかりやすい」動画になっているのだろう。
るる

論じられた内容が正しいかどうかは当然考えるだけ無駄だけど、少なくとも納得はできたので楽しむ読むことができた。それから、水曜どうでしょうの話をしているのだからと、わざと平易な文章でゆるく進行していたのは番組への愛を感じてとても好みだった。

08/20 17:21
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まめタンク
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2020年114冊目。著者が言いたい物語の中にあるメタ物語。つまり、ヨーロッパ制覇やすごろくの旅という主題の中に、大泉さんや藤村Dのどうでもいいトークが入り込むグダグダ感。これが「水曜どうでしょう」の面白さだ!的な事が全編通して語られますが、この構図だと「アフリカの旅」が同じ構成なのにも関わらずファンの間で、つまらないのはなぜか?と議論される説明になってないと感じます。水曜どうでしょうの面白さは内容や構造の面白さよりも、参加している出演者が本気で楽しんでいる点にあると思います。要は、学生的ノリの延長、、。
まめタンク

90年代は割とこういう番組って多かったですよね。今では「充電させてもらえませんか?」みたいな番組もありますが、90年代で言えば「ウンナンのホントコ」で内村さんとキャイ〜ンさんが原付で似たような企画をやっていた記憶があります。

03/09 20:30
まめタンク

最近は本当に、ビールを飲みながら何も考えずに観れる番組って減りましたね。Netflixも面白いですが、「全裸監督」よりも何となく流してくだらない。そんな番組を視聴者は求めている気がします。アメトーークですか?「俺たちひょうきん族」とか「めちゃ2イケてるッ!」とか、こいつら本当にバカだろ!的な番組が多かった。東大生が云々とか俳句がどうとか疲れます。だから、YouTubeでくだらない動画を見るのかな?

03/09 20:37
4件のコメントを全て見る
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itsumiKshi
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ネタバレ水曜どうでしょうが何故面白いのかを語りながら、カウンセリングにおいて必要とされるものの見方を説明する。答えは端的に言えば視聴者が一緒になって旅をしている気分になれるから、という結論はあまりに安直に思えるが、その説明の課程(メタ物語の概念)が、どうやったら過酷な人生を面白おかしく生きれるかの説明にになっている。 話は変わるが、深夜時代のモヤモヤさまぁず2や、youtuberが面白い理由もまたこの「水曜どうでしょうはなぜ面白いのか」と、同じに思える。
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ショーリ
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ドラマ『チャンネルはそのまま!』に感化されて見始めた『水どう』。そのえもいわれぬ面白さを言語化しようと試みているのが本書です。臨床心理士である著者が、藤村・嬉野両ディレクターにインタビューを行い、臨床心理学の観点から面白さを追求していきます。メタ物語説や視聴者の視点、登場する人たちの役割分担などを挙げ、面白さの1つの見方を示してくれます。「人はわからないものを面白いと思う」というのを知れたのは、とても腑に落ち、これからに役立つ様に思いました。
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liverary
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ネタバレディレクターふたりはプロなんだな、視線が製作者なんだなと思った。本に書いてあることもそうなんだろうけれど、出演者もディレクターも楽しんでいるからそれがおもしろさにつながっているんだろうな、とも思います。
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Kentaro
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一見すると、「水曜どうでしょう」は、実は『「(破綻した、あるいは破綻していない)物語」を撮っている』という状況そのものがすでに面白い、という。「水曜どうでしょう」は、「ワンパターン」であるとも言われます。通常は悪口ですが、むしろ面白さの一つの側面として語られる。一つのワンパターンは、『サイコロの旅』や、北海道中の市町村を、カードを引いた順にすべてまわろうとする『カントリーサインの旅』、さまざまなテスト問題を解きながら、実地体験をする『試験に出る』シリーズといった、同じ形の企画の繰り返しが挙げられるだろう。
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みみげ
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わからないからわかろうとするためにコミュニケーションは続く、すごくなるほどなと思いました。また、どうでしょうの面白さがとても分かりやすく解説してくださっていて、この理論を頭にいれたままどうでしょうを見直したくなりました。
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ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers
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ネタバレFW大泉、MF鈴井、DF藤村、GK嬉野の絶妙な絶妙なバランス、それぞれの役割を果たすことで番組を作っている。「企画=物語」を取りに行く男たちの物語という2重のメタ構造を自由に行き来することで、他の番組にはない面白さを作っている。水曜どうでしょうを見ていると、仲のいい友達と旅行している気分になる。
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funkypunkyempty
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★★★★ 「物語」と「メタ物語」という考え方に、妙に納得。この番組をこんな風に分析する人がいる事に、思わずニヤッとしてしまった。
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はこちゃん
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サブタイトルにある「水曜どうでしょう」に惹かれて。読友さんご紹介本。番組関係者の本かと思いきや、まさかの九州の、心理学准教授による著書(^^; 卒論テーマがなんでもありなご時世を実感しました。色々と論じておられますが、「事実は小説より奇なり」の要素が一番強く出るのが旅だから面白いんだと思います。そして大泉さんの魅力が最大の理由ですよね(*^_^*)
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ほんま
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自分の好きなテレビ番組「水曜どうでしょう」がこのような構想があって面白さを出しているんだな、というのがわかる本。ディレクターの自由奔放な感じがすごいと感じた。
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ゆずこ*
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★★★
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yohei
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二重構造。4人の役割がそれぞれある。視聴者に見えているもの、いないもの。 水曜どうでしょうの面白さを因数分解したら、なるほど、という部分も多かった。
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江部 我空/EBE, Gaku
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ネタバレレギュラー放送が終了した現在も熱烈な支持を受けるテレビ番組『水曜どうでしょう』の魅力を、本書では「物語」と「メタ物語」(「「物語」を撮りに行く男たちの周りで起こる物語」)の二層構造を軸に論じます。 私に欠けていたこの視座は、番組が人気を得る理由を把握するためになるほど有効そうでした。 また、私は番組ディレクターの藤村氏・嬉野氏に、共通して楽観的な印象を抱いていましたが、両名に行われたインタビューの中での各々の語りにより、彼等の対照性が浮き彫りになった点、楽観的に見えて実は熟考している点は興味深かったです。
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だいきち
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物語とメタ物語がひとつの番組に組み込まれているから面白いのか!! 飽きることがないこの番組。何度見ても笑える番組ってなかなかないと思う。藤やんの底抜けの楽天さと、大泉さんの天才的なボヤキが組み合わされているんですねえ。藤やんと嬉野さんのインタビューも載っていました。面白かったです。
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サト
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臨床心理学なぞという小難しいことは一切分からん。どうでしょうは面白いし大好きだけど人に勧める場合にどこがどう面白いのか説明がしにくい。見たことのある人で面白いと思っている人にこそ当て嵌まるだろう。物語とメタ物語による二層構造。この解釈はなるほど~と頷きたくなる。だから面白いってわけじゃないけども。
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Michio Kubota
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結局どうして面白いのか?それは旅番組を撮るメンバーを見るという二重性と、その二重性を行ったり来たりする中でフレームが切り替わることで起こる一種のカタルシスであることがわかる。 で、やっぱりまた見たくなった(笑)
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あのあの
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★★★☆☆:水曜どうでしょうがなぜ面白いのか。メタ視点によるもの。またひさびさに見たくなってきた。
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星羅
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市販の食品のパッケージ裏にある成分表示のような感じであの番組の構造を説明し、おもしろさの正体に迫っている…と見せかけて、読んだ人に猛烈に一から番組を観直したくなってくるように仕向けてくる罪な本。もうBOXとセット売りしたらいいよ!
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mayumi
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水曜どうでしょう、を偶然に見たときに一度ではまった、説明できない変な面白さがわかったような気がする。
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ぽんきち
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ネタバレ水曜どうでしょうのあのグダグダな面白さを臨床心理学でどんな風に説明するのか興味深く拝読。読後なんだか感動した。メタ物語云々が正しいかは判らないが、「出演者が隙間を空けておいてくれて、視聴者も一緒に旅に連れていってくれる」なんてすごくロマンチックだ。そして何より著者の臨床心理士としての姿勢に、暖かい気持ちになる。「それが起きたからって全然解決なんかしないけど、起こらないよりはまし、ということを探っていく」。家族が心を患ってから悩む事も多い私には、何とも心強く、また納得のいく言葉だった。
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麻遊
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臨床心理学の研究者が心理学観点から番組の面白さを分析した本。30P辺りでお手上げ。D陣の話以外は流し読みしました。「メタ物語」「二重構造」?心理学用語をつかってこねくり回しても答えは見つからないと思う。つまらなさを説明するのは簡単だけど、面白さを説明するのは難しい。単純に、地方局で自由に作った深夜番組が多くの人のツボにハマった、ということだと思う。中央局の予算をかけた内輪盛り上がりに終始した番組に飽きている人も少なくないということでもあるのかな?自身も含めて。
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なるみ(旧Narumi)
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佐々木先生が言う「メタ物語」が最後まで理解できなかった私…悲しいけれど、佐々木先生が学術的に解説される部分は流し読みになってしまいました。しかし意義ある一冊だと思います。また水どうを久しぶりに観たくなった一冊でもありました。あとやっぱり「パイ食わねぇか」は名言の一つなのね、と夏野菜スペシャルが一番大好きな私はにんまりでした。
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釈聴音
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ちょっと「深読みし過ぎでは」と思うところがないわけではないが、構造分析として面白く読めた。
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えりやん
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私が「どうでしょう」にハマってすぐ興味があったのはこのディレクター陣たちの裏話で。それも何で面白いのか?知りたいと思ったからだと思う。この藤村・嬉野両氏の色んな本や動画を見まくって何となくわかっていた事が少しハッキリしたというか。カウンセリングとどうでしょうの類似点みたいな話はおぼろ気ながらわかったカンジはしました。
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Re:kuzak = くざき れいじ
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そうかもしれません、と言う本。どうでしょうの副読本でもあるし、平易なカウンセリングに関する本としてもおもしろいんではないかと門外漢は思う次第。
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たらお
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図書館で借り、流し読み。面白さを細かく説明されるよりはテレビなりDVDなりを見た方が良い。ただ、対談としてディレクターの藤村さんと嬉野さんの話も入っているので、そこは良い。嬉野さんの撮るカメラがアップになったり、役者を追ったりしないで、全く動かさないで定点撮影することが、おもしろさに一役買っているうことを再確認する。
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のにし
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何気なく見ていた「水曜どうでしょう」。見ていない人に面白さを伝えるのが難しい理由が分かりました。
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胡瑯
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気が付けば録画して何度もみてしまう『水曜どうでしょう』。 それについて臨床心理士がなぜ面白いのかをその立場で分析する本。ぐだぐだに進行していく中でも、対談により藤村Dが意識して作っている面があることを知りました。「メタ物語」と「物語」その中での大泉さん・ミスター・藤村D・うれしーの役割がそれぞれあって、など。表紙や挿絵も藩士なら、くすっとくるもので楽しめました。
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のみちゃん
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「分析なんてしてもねぇ。面白くないでしょ」と思いながらも、なんと書かれているのだろう? という興味が強かったため、読んでみた。やはり分析したり論じたりすることに意味も面白さも見いだせなかったけれど、「そうか。私たちは番組の鑑賞により同じ旅をして、その思い出を語り合っていたのか」という気づきは、すとんと腑に落ちて興味深く受け止められた。今すぐにも仲間に共有したい気付きだ。物理的距離が離れていても、病床に寝たきりであろうとも同じ旅ができるって素敵だね。番組を見直すのが楽しみだ。
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tomosaku
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同番組を臨床心理学の観点から、D二人のインタビューを交えて解析。言葉の選び方はともかく、ワシも構造としては同様のことを考えていたので、補完された感。Dのインタビューが如実に構造を説明している。
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