形式:文庫
出版社:新潮社
出版社:筑摩書房
形式:その他
出版社:埼玉福祉会
ヒロセさん。ナイスありがとうございます。
僕の感想の最後に『櫂』と『櫓」を比べてみた結果を書いておこう。これは僕が学生時代(40年以上前のことw)に流体力学の講義で教授が雑談としてしゃべっていた内容が印象に残り,以来ずっと覚えているものである。 割と簡単に舟を漕ぐ事が出来るのは「櫂」。でも速く進もうとすると懸命に漕がなければならない。有体に言うと その時の舟の進む速度よりも更に速く櫂を動かして漕がないとそれ以上の速度は出せない。
対して櫓は扱いが難しい。ハッキリ言ってちゃんと舟が漕げるようになるにはかなりの経験と時間がかかる。しかし一旦櫓の漕ぎ方を覚えると櫂に比べて長距離をかなりはやい速度でしかも楽に漕いでゆくことが出来る。昔ながらの船頭さんが操る河川の渡し舟などは全部「櫓」で漕いでいる。それはなぜか。ここではヒントを一つだけ書き残して僕の読書感想文を終える。ヒント:「櫓の断念形状は飛行機の『翼形』似ている』。まあもちろんググればわかるけどね。あ,最後不真面目で すまなかった。
宮尾登美子の作品世界を知るには最良の一冊かと思う。ただ、その世界が濃すぎて、次の作品を読むにはしばしの時間が必要なようだ。
昔の女性は本当に、世界各国で凄いですよね✨✨✨ご紹介ありがとうございます🌸🌸🌸
ジェナ様。再読をお勧めします。喜和は貧乏から抜け出すために岩伍に嫁いだのではありません。岩伍が紹介業を始めて羽振りが良くなったのは結婚後何年も経ってから。それまではひもじさに泣く子らを連れて実家でご飯食べさせて貰ったりもしてました。また、決して離婚への道を「選んだ」のではありません。否応なしに岩伍に離縁されてしまったのです。離縁の原因?口実?になった岩伍にとって気に障る発言も、決して離縁覚悟の上でしていたのではなさそうです。出戻った後、うどん屋を頑張って元気になったのはまた別の話。
ソーダポップさん こんにちは😃感想は書いていませんが「櫂」読んでいます。面白いですよね!最初に「朱夏」を読んでしまい衝撃を受けて「櫂」「春燈」と読みました。あとは『仁淀川』だけですが、積読だったのをすっかり忘れていました。続きものは一気に読まないと忘れてしまいますね😅
ひのわのさん、仁淀川は8年ほど前に読みましが、また再読したいです😃
宮尾さんの小説は1作読むだけで超大作映画三部作見終わったみたいな達成感を得られますよね(?)。本当に、「喜和は喜和ですごい苦労してきたんだよー!こんな仕打ちあんまりだよー!」と言いたくなりますが、一概に誰が悪いわけでも無いんだよな…というモヤモヤを抱いてましたが、honさんの「夫婦の価値観が違い過ぎた」というのを読んでなるほど確かにと納得しました。
イヤほんと達成感凄かったです。そうそう。誰が悪いわけでもないんですよね。DVは別として。岩伍の気持ちもよく分かりますよ。強いて言うなら、この二人結婚すべきじゃなかったよなーとか思っちゃうけど、この時代ですしねえ。
これ持ってるのよ!字が小さな長編なので頭に入って来るまで読めず置いちゃってるの。時間確保出来そうな時に改めて読み出そうと思ってるんだ。
キューちゃん 私も文字が小さくてなかなか読むのに時間が掛かりました。でも慣れるとOKよ。久しぶりに読んでみたら?
遂に手を出しました。読み応えアリアリですね。喜和の少女的な性格、同感です。覚書の方でまた印象変わりますね。
hon様 おお、遂に!おめでとうございます(^^)そうそう、覚書がこれまた良かったので私は岩伍を嫌いになれません。
このシリーズ、読みごたえありますよね!
あまり読まないタイプの本だったのですが、思いの外面白かったです。次は綾子の物語になるのでしょうか、楽しみです😊
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