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時刻表昭和史

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慶多楼
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恒例読書、米坂線は大雨の被害甚大で運休中なのか。
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慶多楼
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今年も再読。『……理由のない楽観や、戦局が不利になるにつれてしだいに培われていった「なるようになるさ」という諦観もあった。』ううむ。
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ことぶき あきら
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1980年出版の「時刻表昭和史」に戦後篇が書き加えられた増補版です。初版あとがきに書かれているように、概説的な時刻表通史ではなく、「私の」時刻表昭和史という感じで著者の自伝的内容です。時代は昭和8年から昭和23年まで。各章ごとに列車をひとつ取り上げ、その列車での旅行の思い出や、その時代の社会状況が書かれています。国鉄輸送は徐々に戦時体制に移行しますが、一方で「不急不要の旅行はやめませう」と政府が呼びかけても、それでも何とか切符を入手し旅行に出かける、その時代を生きる人々の強さ、明るさ、したたかさが印象的。
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じょういち
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熱狂的な鉄道ファンの少年の目から見た太平洋戦争と鉄道の移り変わりをいつもの読みやすく面白いタッチで書かれている。
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つちのこ
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図書館本。2012.10.4読了
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曲月斎
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鉄道作家の第1人者だった筆者の原風景を綴った一編。特急燕に寄せる憧れや、戦時下の列車運行状況への感慨など、自分の若い日で見たことを素直に綴っているのに好感が持てる。特にそれぞれの職責を全うするという鉄道マンの姿は、日本人が見失ってきたものの最たるものではないか。そういう人々が支え、構成する社会への懐旧の思いもにじむ。決して豊かではなかった時代だが。何かを手がかり(この場合は鉄道)を生かし切っているので、好感が持てた。昭和前期から終戦後まで、一番日本の姿がわかりにくい時代を描き切っているといっていい。
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tsuyu1222
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手元にあるのは昭和62年発行の増補前の版。戦前~戦中時代の鉄道事情がよく分かる貴重な本で、「印刷が粗悪な時刻表」や「横柄な態度を取る陸軍将校」、「空襲警報を知らせる女子車掌」など、当時の様子が細かく記載されている。宮脇氏は小学生の頃に先生から「鉄道は貨物を運ぶためのもので、人間はついでに乗せてもらっている(『時刻表2万キロ』より)」と言われたそうだが、戦時下では納得がいく言葉である。石炭輸送のために削減された特急・急行列車や、突貫工事で開通させた関門トンネルがその証拠と言えるだろう。
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ココアにんにく
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19970922読了 発売後即購入
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讃壽鐵朗
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私は著者より一回り年下だが、この昭和史には殆ど同様な感慨を持っている。 多分、著者と同じ旅行熱があり、いわゆる完乗を未だに続けているし、歴史に対する思い入れが激しいからであろう。 著作は既に殆ど読了しているが、著者にはもう少し長生きして、仮に乗り物に乗れないでも想像上で書いて欲しかったと切に思う。 宮脇俊三の中で、最高の作品である。
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