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禅の本―無と空の境地に遊ぶ悟りの世界 (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica 3)

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kiyoka
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再読『食べる瞑想Zen Eatingのすすめ』を読んだのでちょっとおさらい。もちろんこれを読んだだけでは禅というものを理解することは到底できないのだが、そこは置いといて禅の歴史、禅僧、宗派、用語からユングや50年代アメリカのビートジェネレーションへの影響までわかりやすく纏めてあるのでざっと知るには良い本だと思う。禅の四聖句と呼ばれる、不立文字、教外別伝、直指人心、見性成仏。不立文字は『食べる瞑想Zen Eatingのすすめ』にも書いてあった。影響を受けた十牛図のことはいつも心の片隅に置いている。
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allite510@Lamb & Wool
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禅の世界はとても魅力的で、例えるなら赤塚不二雄のマンガのようだ。「これでいいのだ」「賛成の反対なのだ」とか、とても禅的だと思う。禅の思想をお手軽に概観できる編集で、(私のような)初心者には魅力が伝わると思うが、ユング心理学と関連づけるのはもう無効なような気がするし、十牛図と錬金術の象徴図を関連づけるのもあまりに「ムー」的でどうかと思う。面白いけど。まがい物の野狐禅でも仕方ないが、もう少し禅の思想を体になじませて行きたいものだと思ってしまう。落ち着きと、峻烈さをともに。
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荒野の狼
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宗教のブックス・エソテリアのムックの第3号として出版された禅の本だが、このシリーズのいくつかの良書同様、この本も、よくこれだけ多岐にわたる内容を分厚い本にせずにまとめたと関心する出来栄え。禅の本というと、その哲学から、座禅の仕方、公案、歴史など一つのトピックに絞られたものがほとんどであるが、この本はそれらを網羅する。カバーしている内容は以下。
荒野の狼

禅的思考、日本の禅僧列伝、現在の雲水の生活、禅の歴史(中国禅から日本の宗派まで)、座禅の仕方(図解で説明)、瞑想法、十牛図、禅と大脳生理学、禅の海外普及、禅宗寺院ガイド、禅問答(著名な公案を30紹介)。巻末には、更に詳しく学びたい人のために、トピックごとに本が紹介されている。

09/11 22:31
荒野の狼

写真や図解が多く、228ページなので通読も難しくないが、興味のあるトピックだけ読んで、入門書とし、更に詳しく知りたい時は、他書で理解を深めるのもよい。内容が多岐にわたり、充実しているので、初心者にも禅の心得のある人にも薦めたい、禅を一冊で学びたい人にはベストの本。20年前に出版された本だが、内容が古くなるということはなく、安価なのも魅力。

09/11 22:31
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ショタ
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もし自己流で坐禅をするための知識を欲しているならば、これ一冊でひとまず充分。あとは実践あるのみ。 坐り続け、やがて時が満ちれば、自ずと然るべき次の書を手にしていることでしょう。
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Hiroyuki Nakajima
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有る宗派の禅に取り組むと他の宗派を学ぶ機会があまり無いと思いますが、メジャーな3つの宗派を網羅しているので、他の宗派を知るのに便利です 特に入門には良いと思います 脳科学や医学的な禅の分析も有り、坐禅中に発生する脳波α波とθ波の記述は興味深いです
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pgin
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