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新装版 鬼平犯科帳 (9) (文春文庫) (文春文庫 い 4-60)

感想・レビュー
175

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ほんのむし
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毎回会面白いもんやわ。 「なある」がツボ。
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オールド・ボリシェビク
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「雨引の文五郎」「 鯉肝のお里」「 泥亀」「 本門寺暮雪」「 浅草・鳥越橋」「 白い粉」「 狐雨」を収める。とんでもなく強い浪人に鬼平、危機一髪となるが、そこに現れたのがなんと。こののち、鬼平の愛犬になる忠犬クマも登場。何とも楽しく読める一巻になっている。それにしても、ユニークな盗賊どもが次から次へと出てくるものだと感心しますぜ、親方。
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snowbird
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Audible にて 雨引の文五郎(あまびきのぶんぎろう) 鯉肝のお里(こいぎも) 泥亀(すっぽん) 本門寺暮雪(ほんもんじぼせつ) 浅草・鳥越橋(あさくさ・とりこえばし) 白い粉 狐雨(きつねあめ) 盗賊改方 青木助五郎
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mika_i
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しゃれた盗賊、雨引の文五郎が登場。泥亀の七蔵も痔に苦しみながら目的を果たそうとする姿はユーモアがあっていかにも池波作品。本門寺暮雪では凄い奴から襲われるところを救ってくれた犬、クマも登場。狐雨はちょっと怪談じみた不思議な話。昔はそういう話が周りにあったのだろうか。
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Moonlight_Hope
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■この巻のMVPは、誰がなんと言おうと「柴犬のクマ」 そして、助演賞は「凄い奴」 新人賞に「泥亀の七蔵」 ■おまさが身を固めてしまって、残念。 テレビシリーズでは梶芽衣子が演じていたが、今なら中山果奈(NHKアナウンサー)にオファーしたい。 あまり色気を表に見えないけど、ふとしたときの表情が艶めかしい。 その流れでいくと「久栄さま」には、小郷知子アナウンサーにオファーしたい。 ■ああ、いかんいかん。NHK女子アナウンサーオタクの妄想が止まらなくなる。
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おにけん
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名が知れるにつれて、盗みを邪魔する鬼平を快く思わない輩が鬼平を始末しようと画策する。「鬼平危機一髪!」という話が二つ程あったのが、この巻の特徴。その辺は読んでいてワクワクした。そのほか、密偵のおまさと大滝の五郎蔵が夫婦になったりと、いろいろと変化があった巻。月並みですが感想はこんなところです。
おにけん

としなり様、そら様、yoshi様>感想にナイスをつけていただきありがとうございます。

07/15 08:37
おにけん

はっぱ様>感想にナイスをつけていただきありがとうございます。

07/29 22:38
3件のコメントを全て見る
0255文字
おさむ
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ネタバレシリーズ9巻は、結構ユーモラス。立ち会いの最中に突然、柴犬が登場して鬼平を助けたり、部下の同心が狐に憑かれたりと、想定外の展開が増えてます(笑)。家の料理人に毒を盛られかけられるも、味の変化で察する洞察力はさすがですね。密偵のおまさと五郎蔵が結婚するなど、歳を重ねると、仲間たちも変わっていきます。こうした変化も長期シリーズの魅力ですね。
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Kiyoshi Utsugi
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池波正太郎の「鬼平犯科帳(九)」を読了しました。 ・雨引の文五郎 ・鯉肝のお里 ・泥亀 ・本門寺暮雪 ・浅草・鳥越橋 ・白い粉 ・狐雨 の七篇の短編が収録されています。 中でも個人的に面白かったのは、「本門寺暮雪」。大田区池上にある池上本門寺(日蓮宗の大本山)で、長谷川平蔵が凄い奴と斬り結ぶシーンが中々素晴らしい。また本門寺に行ってみたくなりました。😀
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ZUMISAN
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ネタバレ主な登場人物は、痔病に苦しむも大恩ある盗賊牛尾の太兵衛の内儀の為に金五十両を盗み取れそうな商家を物色する泥亀の七蔵、凄い奴と対峙し鬼平絶体絶命のピンチを救う茶店の柴犬、鬼平家の料理人勘助を借金漬けにして女房おたみを抵当に取り鬼平の吸い物に毒を盛る画策をする盗賊霰(あられ)の小助、狐を追いかけてそのくびを切り落とし鍋の汁に投げ込んで食わせろと妻に命じる同心青木助五郎
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takaya
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すっかり鬼平ファンになっていますが、今回もとても味わい深い逸話の数々でした。中でも、狐憑きをテーマにした最後の「狐雨」が今までの逸話と違って、面白く読めました。元盗賊の面々が平蔵の人柄に魅せられ、懸命に働く姿が、このシリーズの最大の魅力の一つではないかと思います。
0255文字
ぺしみち
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おまさと五郎蔵、いいねー。
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ロデタ
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再読。7篇収録。おまさと五郎蔵が夫婦になった。〈凄い奴〉の素性をもう少し書いて欲しかった。平蔵が長谷川家で働く料理人に毒を盛られた『白い粉』は、料理人を監視していたんだから毒を盛る行動に出る前に何とかしてやれたんじゃないかと思った。今巻も全部面白かった。
0255文字
Ikenami
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雨引の文五郎/鯉肝のお里/泥亀/本門寺暮雪/浅草・鳥越橋/白い粉/狐雨
0255文字
CMYK
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中断を挟みつつ読了。この巻にも豊かな世界が広がっている。「雨引の文五郎」のお話のキレのよさ、「本門寺暮雪」の緊迫感、「狐雨」の摩訶不思議な展開が味わい深い。中桐雅夫氏の解説もいい。単に面白いだけのエンタメで終わらない池波作品の魅力はどこからくるのか…。作家の家庭環境、少年期からのさまざまな職歴、軍隊経験、映画やお芝居の影響、食への愛着、文章修業など、諸々が絶妙に混ざり合った点に「鬼平」があるような気がする。
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よひとかっぽ
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捕り物7篇。平蔵、役宅にて柴犬を飼い始める。出会いは[凄い奴]との格闘で大ピンチを救われ、他の篇でも脇役で登場、ほのぼの感を醸し出してる。あと、平蔵に泳がされてるのを盗賊が知らず、ネタばらしで「げぇっ」とおどろく様がオモロすぎて快感だわ。
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おとん707
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8巻読了から暫く経ってしまった。このシリーズは一話ごとに完結しているが実は話は前と繋がっているのであまり間を空けないで流れで読むのが本当はよいと思う。この巻では押し込み現場での派手な太刀回りは影を潜め、悪事が企まれている過程でそこにかかわる端役達の些細な行動から企てが気付かれて悪事が綻びる話が多かった。またどの話も夫婦の絆が大きな役割を果たしているのも話をまろやかにしていて読んでいてホッとする。二ツ目から高橋を渡り小名木川沿いを東に…などという道筋は今でも辿ることができるので読んでいてワクワクする。
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kuri8655
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【再読】9巻まで読んだ時点で最も好きな一冊。おまさの祝言を挙げる話ももちろん好いが、「本門寺暮雪」が出色と思う。かつての同門で今は乞食坊主の録之助をねらう不気味な浪人との対決が縦糸だが、妻・久栄への思いやり、病む後輩や若い部下への情など、平蔵の温かさが凝縮した一篇なのだ。録之助を火野正平さんに変換して読んだ。清水門外の役宅から当時は「江戸の外」だった大田区池上の本門寺までルートを辿れるのもよい。そして本門寺石段下、くず餅屋の柴犬の活躍が犬派にはたまらない。今の煎餅屋のあたりから駆けつけたかと思うよ。
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ko-sight
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まずは、五郎蔵とおまさが結婚したこと。次に、凄い奴の足に嚙みついた犬を鬼平に飼うことになったこと。そして狐に取り憑かれたホラー話。それに泥亀、白い粉の人情話。
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Susumu Kobayashi
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ネタバレ7編収録。「本門寺暮雪」では、〈凄い奴〉に襲撃された鬼平が、あわやというところで柴犬のおかげで命拾いする。「白い粉」では、借金に追われ、女房を誘拐された、鬼平の料理人が、悪党から料理に毒薬を入れるよう指示を受ける。「狐雨」は珍しく怪異を扱っている。
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崎
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ネタバレドラマで観た話がちらほらあった。なんといっても柴犬のクマ!ドラマではその場で助けてくれて終わりだったけど、まさか飼い犬になったなんて…。お頭とのやりとりがいちいちかわいい。「狐雨」はオカルトじみてて異色な話で面白かった。
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Jun1
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「泥亀」すっぽん…昔、世話になった盗賊のお頭が亡くなったと聞き、残された妻と盲目の娘を痔の痛みと闘いながら探して恩返ししようとする七蔵。その七蔵の痛みを思いやる平蔵の優しいお裁き(^^) 。。。密偵のおまさと五郎蔵が夫婦に!見事に平蔵さんが仕組んだ(笑)
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hitokoto
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長谷川平蔵夫妻は、岸井左馬之助とお静、密偵同士の五郎蔵とおまさの仲人を。この二組のその後の活躍が楽しみです。池波正太郎 著「鬼平犯科帳 9」、2000.7発行、7話。第2話「鯉肝(こいぎも)のお里」(女賊)がお気に入りです。
hitokoto

ナイス、有難うございます!

01/12 02:35
0255文字
fuku3
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2020年9月9日読了。鬼平シリーズ第九弾。今作はバラエティにとんだ7篇の連作短篇。"鯉肝のお里"は密偵の五郎蔵とおまさがお里を見張り一軒家での張り込みで男女の仲になった!これも平蔵の思惑通り‼︎平蔵もこれで一貫の終わりかという時に救ったのは何と豆柴犬であった!大層気に入った平蔵はこの豆柴犬を貰い受け'クマ'と名付け役宅で飼い始める!平蔵の命を狙い役宅の料理番 勘助に悪の誘いの手が伸びる!同心 青木助五郎の悪い噂が平蔵の耳に入るが本人に確認し平蔵は気にもせず。ある日突然に助五郎は狐に憑かれ発狂した⁉︎
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Atsushi
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シリーズ9作目。鬼平の粋な計らいが光った一冊。七話収録も「本門寺暮雪」が印象に残った。煎餅一枚の恩を忘れず鬼平のピンチを救った柴犬に拍手喝采。尻を押さえて痛みに耐える痔持ちの盗人が笑いを誘う。五郎蔵とおまさの意外なカップル誕生に祝杯を。狐憑きという変化球も面白かった。
0255文字
ぶんぶん
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【図書館】この巻で、おまさと五郎蔵は所帯を持つことに、粋も甘いもかみ分けるこの夫婦に幸あれと願う。 今回は「本門寺暮雪」が良い。 昔なじみの井関録之助が出て来る、この男「乞食坊主」で再会した男だが、ある一件により命を狙われている。 たまたま平蔵と一緒のとき襲われる、かくして平蔵と一騎打ち。 しかし、この男なまなかの腕では無い、平蔵にして「凄い奴」と言わしめた腕であわや風前の灯。 そこに現れた命の恩人、これが又泣かせる。 情に絡んだ話が多くなってきた、そろそろ池波節の真骨頂、面白くなって来た。
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kuri8655
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〈これ、わしの子になるか。江戸へ、いっしょに行こう〉柴犬が活躍する『本門寺暮雪』を読みたくて。「ふ、ふふ、俺たちも」「歳ですなあ」幼なじみと酌み交わすまったり感と、急峻な石段で九死に一生の斬り合いとなる緊張感と。舞台を知っているせいか?映像的な一篇だった。池上は「江戸」ではなかったのね。梶芽衣子さん演じる女密偵・おまさが結婚する『鯉肝のお里』、平蔵の妻・久栄の「できた奥さま」ぶりが印象的な『狐雨』も好かった。あまり陰惨な事件ではないせいか、40代の平蔵は色気がある。この巻に限っては村上弘明さんか。
0255文字
東森久利斗
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八面六臂、変幻自在、神出鬼没、縦横無尽、鬼平独壇場の活躍。絶体絶命と危機一髪。既成のルールなんてものともしない鬼平裁きが一段と冴える。盗賊にも五分の魂、義理も人情も人並み。新しい仲間が、また増えた。「本門寺暮雪」がベスト。
0255文字
シーラ
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…手をはなれた番傘は、凄い奴の刀に切り破られた姿を雪片の中に一瞬浮かせ、それから石段の下へ落ちて行った。息詰まる対決の一瞬を切り取ったこの文章が好き。凄い奴の、凄い刃風が感じられる。どの話もそれぞれ面白いが、たまにしかない不思議ものの狐雨がお気に入り。
0255文字
HALI_HALI
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9巻も鬼平節が光る。昭和中年男性の心にグッとくるものがあったのだろう。(歳を取るにつれ何となく分かってくる部分もある)鬼平の配下にいる五郎蔵とおまさの婚姻を祝う火盗改方。擬似家族的な組織の良い一面であると思う。盗賊達にも人生があり、元盗賊を娶った現盗賊の男・七蔵が夫婦と自身の母で昼間に営む茶屋の様子も中々幸せに溢れている。9巻の最後には火盗改方の1人が狐に取り憑かれてバタバタする珍しい話。
0255文字
のの
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ネタバレ実験的な話が多かったような。「浅草・鳥越橋」は捕物をこれからしようというタイミングで終わる。「狐雨」は狐に憑かれる同心の話。安定の面白さを保ちつつ、世界観を広げようという意欲が感じられた。また毒を盛られそうになったり、「凄い奴」との戦いで九死に一生を得たりとハラハラする展開もありました。
0255文字
りったー
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とうとう毒を盛られそうになる鬼平!しかし味の違いまで分かるとは…恐ろしや。狐に取り憑かれた青木助五郎の話も怖い…
0255文字
aponchan
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第8巻から少し間を開けて第9巻読了。やはり面白い。少しずつ、環境や状況が変わり、時間の経過を意識する。一貫したストーリーラインが作者のすごさを感じさせる。第10巻に早速取り組もうと思う。
0255文字
syunji2000
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ネタバレ注目すべきは、舟形の宗平か。 盗賊同士の争い事に割って捕らえた片方。逃げた方は、判っているがこいつも盗賊に違いない。そこで、密偵たちに顔をみせるがわからない。そこで年老いてる味方の舟形の宗平に陰より見せると、名前が割れて、平蔵は一計を(雨引きの文五郎)。女盗の跡をつけてわかった住いが、老煙管師の松五郎の家。かつて長虫の松五郎と異名をとった盗賊かと、密偵たちが知らぬなか舟形の宗平にきけば、昔いっしょにお盗めをしたと言う。今は足を洗っていてお咎めなし。煙管づくりに没頭させよ、がニクイね。(鯉肝のお里)
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まあさん
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おまささんと五郎蔵が夫婦になりました。そのきっかけを描いた「鯉肝のお里」、面白かったです! 「本門寺暮雪」の“凄い奴”との激闘も流石の描写で愉しませてくれました。愛犬クマが可愛らしい…。 「白い粉」冒頭で、おまさ・五郎蔵と左馬之助・お静がアッサリ結婚してしまいました(笑)。敢えて経緯を描かないのも池波流でしょうか。次が読みたいなあ(しかし他のも読みたい)。
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てんつく
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凄い奴の正体と過去が気になる。そして鬼平の愛犬となるクマ、可愛いく頼もしい奴です。
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nabe2511
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ネタバレ九死に一生の平蔵の命を救ったのがなんと柴犬!でもありなのが鬼平の楽しさ。おまさもよかったねェ(^O^)。【備忘録】雨引きの文五郎「落針の。助けに来てやったぜ」(彦造)。鯉肝のお里「仲人は、おれがしてやろう」(鬼平)。泥亀「それがさ、尻を押えて、びっこをひきひき・・」(彦十)。本門寺暮雪「録之助。すごいのは、この犬だよ」(平蔵)。浅草・鳥越橋「今夜だよ、仁助どん」(押切の定七)。白い粉「何も、平蔵を殺せといっているのではねえ」(小助)。狐雨「そうじゃ、そうじゃ。われは空狐じゃ」(助五郎)。
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schlang55974290
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ポイントが貯まったので、以前より読みたかった「鬼平」をDL。 9巻なのは、ドラマで好きだった回と、おまさと五郎蔵がいい仲になる「鯉肝のお里」が収録されていたから。 やっぱり「鬼平」はカッコいい。
0255文字
たまぞうオヤジ
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ネタバレひとつ屋根の下で張り込みを続ける密偵の五郎蔵とおまさ。鬼平は二人を添わせる狙いだった。「あの二人なら、きっと出来るとおもったのだ。それも彦十。三十をこえたおまさが、何年も男の肌から離れているのは、こいつ、女の躰のためによくねえことだと、おもったからさ」 今の出版事情では書けない表現かも知れないな。
0255文字
Kira
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ネタバレ図書館本。シリーズ第九巻。七篇収録。「本門寺暮雪」で後に平蔵の愛犬となる柴犬が登場する。茶店の犬だったのを譲ってもらい、クマと名づけて可愛がる。平蔵があわや斬られるかという危機を救った犬である。「白い粉」では、平蔵が毒殺されかかる。平蔵宅の料理人が女房を人質に取られて脅され、平蔵に毒を盛る。平蔵を暗殺するために、その手があったかと思った。「狐雨」では、配下の同心青木助五郎に狐が憑き、平蔵は不思議な現象を体験する。平蔵の妻久栄は、さすが鬼平の妻だけあって肝が据わっているとあらためて思った。
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