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新装版 鬼平犯科帳 (21) (文春文庫) (文春文庫 い 4-72)

感想・レビュー
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オールド・ボリシェビク
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「泣き男」「瓶割り小僧」「麻布一本松」「討ち入り市兵衛」「春の淡雪」「男の隠れ家」の6編を収める。鬼平も24巻までだから、大事に読もうと思っていたが、もう21冊目か。木村忠吾、ますますキャラクターが立ってきて、意地の悪さも時々、顔を出していい味だ。シリーズには欠かせない人物に成長しました。この巻では、ユニークな盗賊がよく出てきて、しかも畜生働きはしない「まとも」な盗賊で、感情移入がしやすい連中でしたぜ。
0255文字
雄策
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なんか、最近忠吾さんは意地悪くなってる。。。。(涙)
0255文字
snowbird
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Audibleにて 泣き男 瓶割り小僧 麻布一本松 討ち入り市兵衛 春の淡雪(あわゆき) 男の隠れ家
0255文字
pokuta
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泣き男、瓶割り小僧、麻布一本松、討ち入り市兵衛、春の淡雪、男の隠れ家、の6篇。 春の淡雪は短編なのに登場人物も多く、話の内容もかなり複雑。男の隠れ家の最後、玉村の弥吉の感情も面白い。
0255文字
ZUMISAN
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ネタバレ主な登場人物は、嘘つき男を配下に持ちたくないからさっさと出て行けと鬼平に罵倒される同心細川峯太郎、刺客に襲われて太腿に深傷を負うも明日の逢瀬の為に杖をついてでも出かけようとする同心木村忠吾、友の恨みを晴らす為に吉野屋の女房を丸坊主にしてしまう盗賊玉村の弥吉、この年齢になってあれこれしたいと想うていた楽しみは全て諦めたと佐嶋に語る長谷川平蔵
0255文字
おとん707
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6篇を収録。本巻を含めここ数巻は畜生盗きが商家に押し入って起こす凄惨な犯罪の現場に平蔵が乗り込むというパターンは影を潜めて、深い事情のある人たちが抜き差しならぬ状況に陥り犯罪に関わっていくという話が多い。特に嘗ては盗人だった密偵は昔の世界との切れぬ縁もあり、一つ間違えば元に戻る危険もあるし平蔵配下の同心がその罠に嵌る危険もある。平蔵もそれを承知で危ない橋もわたらねばならない。「春の淡雪」はそんな事情を描いた話で本巻の中で一番印象に残った。だんだん平蔵の慈悲が濃くなってきたのは終末が近い兆しか。あと3巻。
0255文字
ぺしみち
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我慢のし過ぎはいかん。
0255文字
ko-sight
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まず第一は「討ち入り市兵衛」市兵衛の度量・覚悟がよい。「瓶割り小僧」子供の頃の賢さをどこで間違えたのか。「男の隠れ家」弥吉は放免されたが、盗賊改めに怯えて戻ってくるとは。色々な人物が登場。部下の出来事にも平蔵の懐の深さを感じる。
0255文字
りんご
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泣き男/瓶割り小僧:見下す態度はいただけないが、頓知は好きだ。平蔵の昔のヤンチャが効いた形で、同心たちが口を割らせることができないのも仕方ないよ。/麻布一本松:遊び心を起こした忠吾の、妄想が途中でおたかに変わってしまうところ、かわいそ面白い。どうせ長官にバレるのだから止せばいいのに……止まる忠吾ではないか。/討ち入り市兵衛:平蔵が敵討ちに加勢する、のは、結構ギリギリだよなあ。長三郎と万七が密偵に。/春の淡雪/男の隠れ家:珠にはお侍に化けて威張ってみたい、よね。玉村の弥吉、泳がされる重圧に耐えられず密偵に。
0255文字
東森久利斗
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大島勇五郎、細川峯太郎、木村忠吾、一癖も二癖もあるかわいい部下の能力を、組織と本人のため、如何にして引き出し、活用し、結果を出させるか、問われる鬼平のマネジメント力。五月病、配属ガチャ、上司ガチャなど問題山積、現代の悩める管理職への教訓。飴と鞭だけではない心のマネジメント。鬼平の平和な社会への悲哀がせつない。
0255文字
Jun1
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木村忠吾と細川峯太郎は相変わらずいい味だしてる(笑) 笑いだけではなく平蔵の熱いハートが作品を盛り上げている。最後の「男の隠れ家」では一人で忍び込み、お内儀の頭を丸坊主にしてしまうという超一流の盗っ人がよかった。密偵がどんどん増えていく(^^)
0255文字
yonemy
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細川と忠吾は若い頃から生臭いほうだが、家庭を持っても嘘つきや女好きは変わらないものなのだろうか。近い将来の彼らの枯れぶりを楽しみにしていたが、そうだった、鬼平犯科帳は全24巻だったのだ!「髪結い伊三次」シリーズにも似た哀惜を感じ始めている。盗賊にも善悪の道があり、どの業界にも善人も悪人もいるものだと、ラスト2編に思う。
0255文字
nabe2511
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ネタバレ「春の淡雪」は汚職+誘拐+裏切りとてんこ盛りだったのでこれまでのようにのほほんと読んでいたら珍紛漢紛に。慌てて気を入れて読み直し。【備忘録】泣き男「味がわからねえよ、粂さん(辰の市)」。瓶割り小僧「憎らしいガキめ。叩っ斬ってやる(赤松小弥太)」。麻布一本松「妙じゃな、ちかごろのお前は(平蔵)」。討ち入り市兵衛「お、おさらば・・・(蓮沼の市兵衛)」。春の淡雪「銀太郎。お前だな 。お前が、おれたちを売ったのだな(池田屋五平)」。男の隠れ家「弥吉と申す盗賊を、いかがなされます?(久栄)」。
0255文字
ぶんぶん
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【図書館】いろいろな顔を見せる「鬼平」、そこが魅力なんだよな~。いよいよ、踏ん張れない歳になって来た、何とかお役目を全うせねば。 でも、ひとたび剣を抜けば一刀流の腕前、秋山小兵衛の歳までガンバレ!「春の淡雪」がどうしょうも無い、もどかしさを感じて、何故そこまで博奕にのめり込んだのか、馬鹿だなぁ。鬼平の思いやりも水の泡、大島勇五郎の最後はあっぱれ。何故、日頃の生活にそれを出せなかったのか・・・「男の隠れ家」は、盗賊物でないけれど、吉野家清兵衛の気持ちは判る、奥方の丸坊主姿に溜飲が下がる。弥七の気持ちは判る。
0255文字
Atsushi
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シリーズ21作目。二人の若き同心の懲りない行動に思わず苦笑いの一冊。六話収録も「討ち入り市兵衛」が印象に残った。昔気質な老盗賊の最期に鬼平の粋な計らいが胸に沁みる。あの辰蔵が道場の四天王というから驚いた。侍に変装して憂さ晴らしの婿養子は落語のよう。密偵が随分増えたようだ。
0255文字
flawless
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細川峯太郎=第二の木村忠吾(笑)。本巻は盗賊相手ではない話が続き、ちょっと毛色の違う巻でした。それはさておき「一度もお縄にかかったことがない」、何度も登場し、本巻でも出てきたフレーズですが、考えてみると不思議です。盗賊などはお縄にかかったらお仕置きとなり一巻の終わりでしょうから、自由の身でいる盗賊がお縄にかかったことがないのは当たり前のような。
0255文字
Tomoya Sudoh
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同心大島勇五郎が使っている密偵の怪しげな動きと、平蔵との会話の中で見せる大島の表情から、計画されている事件を察し、解決後に見せる諦観にも似た火付盗賊改方への想いを垣間見せる「春の淡雪」が本作の白眉。 探索方から勘定方に異動させられて不満を募らせていた細川峯太郎を再び探索方に登用する経緯を描いた「泣き男」は、部下マネジメントの観点で読むと実に興味深かったりする。 平蔵が感じたちょっとした違和感から大事に至らないおかしな事件が起き、それをそっと収めていく「男の隠れ家」もよいアクセントになっている。
0255文字
aponchan
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立て続けの鬼平、安定した楽しさ。職責に対する責任感や覚悟には、頭が下がる。また、オウンリスクでの判断はさすがであり、何でもかんでも上司に報告して、自分の責任を回避する今の風潮に対して警鐘とも感じた。シリーズ残すところ3巻、大切に読み進めたいと思う。
0255文字
tsuki2b
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ネタバレいつものように6つの短篇を収録。「泣き男」や「麻布一本松」のニヤリとさせてくれるラストが上手い。「討ち入り市兵衛」「男の隠れ家」の盗賊たちの心をつかみ取る鬼平の手腕もさすが。今までと同じような話もあるのだけど、やっぱり面白い。
0255文字
りったー
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「仏の鬼平」がわかる巻。木村忠吾のおっちょこちょいぶりに平蔵がすこしからかう「麻布一本松」、盗人同士のけんかに乗り込む「討ち入り市兵衛」、勘定方に戻されて腐ってた細川峯太郎がまた活躍する「泣き男」。平蔵さん、よく人を見てるなあ
0255文字
てんつく
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兎忠が相変わらずで安心する。「男の隠れ家」の弥吉、イイ密偵になってね。友の為にあんな行動をした彼の今後に期待。
0255文字
只三郎
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ふっと思ったが、鬼平は現代で言うとプロファイラーだな。 人の奥底にある物を見通して、犯罪が起きる前に予測して動き、また、部下の何気ない行動等から何を考えているか予測して叱咤激励したりと、プロファイリングをしているようだ。
0255文字
kawara26
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池波節炸裂。本当なら如何しようもない、細川ですら愛らしく描けるのは、池波さんならではなんだろうなぁ。
0255文字
たまぞうオヤジ
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池波さん58から59歳の作品。この巻の美味そうなものを記しておきます。饅は「ぬた」。味噌のどろりとした見た目が沼田を連想させることからこの名がついたそうです。江戸前の春の蛤、味わってみたいものです。 "酒の肴は、芹の新漬に、蛤と葱の饅であった。 ちょっと芥子のきいた味噌の味かげんもよい蛤の饅を口へ運んだ長谷川平蔵が、「春だのう」「早いものでござりますなあ」"
山メ

嗚呼、春よこい

02/12 15:11
0255文字
だねふし
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ネタバレ忠吾が忠吾らしくて良かったが、ケガをしてしまったので、しばらく出番なしになりそう。細川は懲りないなぁ。忠吾も細川も火盗の同心らしからぬ所が魅力だが、そろそろ大人になって欲しい。ベストは「討ち入り市兵衛」、盗賊としての矜恃を守った市兵衛が格好いい。
0255文字
RFMJUVE
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肩入れしたくなる盗賊の、討ち入り市兵衛が面白かった。折角2人も密偵になったのに、もうすぐ終わりだと思うと残念。また、細川も木村も相変わらずのらしさを発揮してた。
0255文字
タツフジ
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人情に厚い物語が多かった。鬼平も、ラスト3冊〜
0255文字
yoshisan48
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今回はいろいろな状況の話があり、とても楽しめた。新しい密偵たちもどんどんでてきて、これから次を読むときに整理しないといけないと思った。
0255文字
saco
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忠吾の浮気心にいよいよ火が付いた『麻布一本松』、今や伝説となった盗賊の緊迫する仇討ちシーンが印象的な『討ち入り市兵衛』、粋狂な男の意外な結末に今後が楽しみな『男の隠れ家』など、平蔵の鋭さと優しさに満ちた短編ばかり。最後の『男の隠れ家』が面白かったので、密偵になった弥吉がこれからどんな働きをするのかも注目したい。
0255文字
Ryoji
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忠吾の浮気心は治らないね/麻生一本松。盗みの三ヶ条を守る盗賊が出てくると応援したくなる/討ち入り市兵衛。
0255文字
HANA
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今回は細川の件といい、なんか平蔵の優しさといつも通りの観察眼が目立つ話が多かった。あと残り少ない感じのこのタイミングで密偵が増えるという。なかなかない感じが面白い。
0255文字
アカウント停止
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ネタバレ忠吾主演のはずなのに、ああ大失態…の「麻布一本松」が面白かった。そのほかの話も、平蔵の部下への愛情に溢れた話、「そうか、彼らはこうして密偵になるのか」という話ありで、マンネリが打破されたような魅力ある一冊だった。
0255文字
kobayo
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細川峯太郎が現場に復職。少しの変化も見逃さない平蔵には毎度参る。そして温情も。
0255文字
kazukitti
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オレの持ってるのは同じ橋田さんのカバーだけど、これの前のバージョンだわ。多分新装版買った時はこっちのでその後古本でこっち買っちゃったんだなー。へー。同じイラストラーターが別のカバー絵描くとかあるのね。この巻はクズ忠とうさ忠ではクズ度の方が多い印象w
0255文字
taku
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「麻布一本松」の話し好きだな~(^^)忠吾をかまう平蔵に、毎回のように愛を感じます。「討ち入り市兵衛」は泣けました。
0255文字
Kyo's
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今回はほっこりする話が多かったなあ。いつもより人が死んでないし、密偵も増えたし。忠吾と細川のダメさ加減と、平蔵の渋さのバランスが良いです。読み始めは24巻もあると思ったけど、あと3巻しかないのか。思ったよりあっという間だったな。
0255文字
タカシ
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本巻は『麻布一本松』と『討ち入り市兵衛』が良かったです。あと『男の隠れ家』の最後が良かったですね。次巻も期待。
0255文字
miicha
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ネタバレ面白かったです。男性陣の情けない姿を容赦なく描写しつつそれでも可愛げを感じさせる手腕がお見事でしびれました。でも木村様のおたかさんへの態度は「さすがにいい加減にしとけ」って思ってしまいオチで漸くスッキリしました。「討ち入り市兵衛」と「男の隠れ家」最後の始末の付け方がどちらも好き。長谷川様は本当に格好良いなぁ。
0255文字
nincabe
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やっぱり池波正太郎は面白い! と思うのは歳とったからなのか?
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ポチ
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いい話が多かったかな。『麻布一本松』は笑えました。やっぱりり忠吾はこうでなくちゃ!『討ち入り市兵衛』の平蔵の助太刀とその後の粋な計らいにグッと来ました。貫禄と円熟味を増して来た平蔵がいい。
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