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金融腐蝕列島 (下) (角川文庫)

感想・レビュー
64

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ひでき
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おもしろい。 やっぱり金と権力は人を狂わせるんだな。
0255文字
ほうすう
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ネタバレ経済記事やレポートの引用的な表現もあってちょっと自分としては内容を深く理解できなかったようにも思う。もう少し経済の知識を持って読んだら楽しめたのかも。ただ一番思うのはあくまでも同時代に読んでこその作品であるのかなと。バブル崩壊から30年近くたった今としては歴史としては近すぎて、現代としては価値観が違い過ぎて、なんとも距離がつかみにくい。それにしてもヤクザが幅を利かせている時代です事。
0255文字
いち
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バブル後の金融業界。政治家にしろ、碌な人間がいない。竹中のその後はどうなったのかな?
0255文字
圧倒的田中
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『金融腐蝕列島(下) (角川文庫)』(高杉 良 著) 読了。 再読であるが、通りで最後どんな話だったかな、となるわけだ。オシャレな終わり方と言うより、権力者からの圧力で打ち切られたと見るのは邪推が過ぎるか。フィクションと書かず、現実と一致してたら偶然ですって笑。
0255文字
Carlos
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展開がリズム良くて読みやすかった。鈴木会長娘夫婦のその先が気になる。シリーズ他の作品、昔一つだけ読んだけど内容忘れてしまったから、図書館にあったらシリーズ読もう。
0255文字
Eiki Natori
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バブルを起こしたのも、貸し剥がしの乱暴さも、経済ヤクザが台頭したのも、国を30年も衰退させてきたのも、銀行の責任は重大である。それを理解し、銀行マンとして忸怩たる思いを抱えながら、銀行のために尽くす主人公。 結局、ワンマン会長を追い出したが前途多難である。 最後「根回しの国、談合の国でビッグバンをやって通用しない」という主人公の予測は当たったが、この高いレベルの根回しが氷河期世代、その下の世代に継承されなかったことこそ、ビッグバンに飲まれた原因ではないかとは、20年後に読んだ私の感想である。
0255文字
myvi
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実名もあれば実名じゃないけどそれっぽい人や団体も沢山出てきて、ワクワクして読めた。バブル崩壊後の日本金融業界はまだ前近代的で今とは全然違うが、じゃあ今の金融業界が復活したかといえばそうではなくて、むしろより苦しい状況ではないかと思った。続きがあるような終わり方だったが、次作:呪縛は一旦竹中はお休みということで何を読むか考える。
0255文字
まひはる
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gyaoで映画を鑑賞しながら読了。大手都銀・協立銀行の竹中治夫は、本店総務部へ異動になった。総会屋対策の担当だった。組織の論理の前に、心ならずも不正融資に手を貸す竹中。相次ぐ金融不祥事に、銀行の暗部にメスを入れた長編経済小説。
0255文字
RED FOX
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「貸すべきではない人が貸し、借りるべきではない人が借りてしまった」面白かった。大蔵省、都銀、暴力団etc、日本経済は権力闘争と詐欺に曲げられたが。モラル大事。
0255文字
あかつや
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下巻ものすごく盛り上がって面白かった。竹中がなにかと走り回って大変そうだったけど、協立銀行の鈴木会長がワンマンぶりを遺憾なく発揮していい感じのラスボスをしっかり演じてくれたので、ラストの部分はスッキリしたよ。しかしドロッドロに腐食してんなあ金融業界。銀行とかがゴタゴタしてたのは横目で見てたけど、詳しいことはよくわかってなかったなあ。ぼんやりしてると色々なことを知らないままに過ごしてしまう。まあ当時まだ若くて他に面白いことが山ほどあったから仕方ないね。政治とか経済とか気にかけてられるほどキャパがなかったよ。
0255文字
kanako
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再読。会長の家族周りのある意味パーソナルな部分の闇が描かれていた上巻からさらに進んで、当時の金融システムの闇そのものにスポットライトが当たった後編。当時の問題であるとともに、現代まで引き続いている問題もあり。バブル景気の反動は良いのだが、過剰反省というか今の日本はこの頃の病理を過度に恐れていて結局低成長に甘んじてしまったんだなぁと。経済小説読んでると当時の金利にビビりますね。0.5%が異常な低金利扱い。当時の人に今の定期預金金利聞かせたらさぞ驚愕するんでしょうな。
0255文字
よしたけ
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前半は住専の処理にかかる当時の事実分析に終始した内容で、金融情勢に興味がない読者からすれば退屈以外の何者でもない。他方、後半になると一気に物語は面白くなる。銀行の影の頭取と呼ばれる会長にかかる身体問題を、週刊誌のすっぱ抜き、影のフィクサーを交えた攻防、頭取経験者の3名の相談役による引退勧告等を交え、見事に描いていく。私は金融機関に勤めているから殊更のめり込み、自分の身の回りに置き換えて十分楽しんだが、一般読者でも十分に鬼気迫る臨場感を味わえるだろう。早速、第二編である呪縛を喜んで読み進めたいと思う。
0255文字
k5
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後半戦すごい迫力でした。主人公が権力闘争に巻きこまれ、物申すようになってきますが、正に状況がそうさせた、というところがリアル。しかも実力というか、総会屋の大物にたまたま気に入られただけという、現代では主人公になれないような人物像ですが。先が気になって一気読みでした。
0255文字
美味しい渋谷
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高杉良先生の人気作、下巻です。バブル期の金融機関の実態を余すところなく網羅されています。
0255文字
テディ
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ネタバレ債権回収に躍起になる竹中らを待ち受けていたのは、ガセネタのビラや拡声器による騒音攻撃であった。鈴木会長の娘と悪人川口が再婚へ。追加融資の要請を受ける。始まった鈴木宅への攻撃。竹中宅への攻撃に加えてこちらの幕引きを図る為に児玉の力を借りる。暴力団との手打ち式を拒んだ鈴木。名代を務めた頭取斎藤。川口への不正融資と鈴木の悪事をリークした週刊誌。3人の相談役の引退との引き換えに鈴木の会長職辞任を迫る。引導を渡した児玉。鈴木と共に失脚した佐藤秘書役。企画部長へ異動する竹中の上司永井。不良債権問題の解決は道半ば。
0255文字
jnyouyu
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バブルというよりもバブルの処理がキツいと言う感じ。色々考え方はあるけど、全国民が参加したバブルって感じなのでしょうね。 今回の助演男優賞は、杉本と児玉さんですね。 杉本の出世欲、いい感じです。
0255文字
キムトモ
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電)主人公がバブル終焉後の銀行の在り方を語って終了。主人公のフィクサー的な立ち振る舞いは演出過多な感じがしますが、やっぱり面白かったなぁ〜が感想…対立的な脇役がいればもっと面白くなったろうにって印象もありました。続くシリーズで彼はどこまで昇進するんでしょう…(ノ-_-)ノ~┻━┻会社勤めの中年サラリーマンは必読ですね〜
0255文字
ぶちたろう
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以前もらった中古本の山の中から読了。バブル崩壊後の金融界を舞台にした経済小説。果たしてバブルの清算はどこからはじまりどこで終わるのか。少し経済小説は苦手かもしれない。
0255文字
Youhei Hatakeyama
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上巻読了の勢いで、こちらも一気に読了。上巻と同様に、専門的なところはとばし、島耕作的な楽しみ方をしていますが、下巻の展開は宮仕えなら喝采もの。話だけで実際には見なかったけど噂の「倍返し」とやらもこんな感じだったのかな?続編もあるようなので、読んでみようかな。
0255文字
のの
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ネタバレこの本を理解できたかと問われたら、きっと理解はできてないのだと思うし、どちらかというとテーマ的にも苦手かもしれない…。とりあえず、結論的にまとめるならば、会長がひどかったってことでいいのかな…?(まとめすぎ)
0255文字
のげぞう
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バブル崩壊後の銀行をめぐる小説
0255文字
R.Hand
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一昔前の話ですが、一昔とは思えず読めました。(3.9)
0255文字
ゴンゾウ@新潮部
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後半は銀行内部の権力闘争の話。権力にしがみつく鈴木会長を辞任に追い込む齋藤頭取の手腕が見事だった。決して私情を交えずに中立的に会長に対峙する。こんな無駄な抗争に力を注いでいる暇があったらもっとやることがあるはずだと半ば呆れてしまう。日本の最高学府を卒業し日本経済を牽引してきたはずの大手銀行の幹部達にやるせない憤りを感じる。バブルの混乱を招いた銀行の責任は本当に大きいと改めて思ってしまう。でもあの頃は日本全体が狂っていたんだ。
0255文字
Walhalla
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上巻からの続きです。 不良債権処理・総会屋対策・大物フィクサーとの対峙・トップ貸しの後始末・銀行内の権力争いなど、主人公の苦悩がリアルに伝わってきました。 江上剛さん(このシリーズ作品のモデルとなった人物の1人)が、自らの作品で銀行の裏側を描いていますが、私としては、そちらの作品の方が読みやすかったです。 今作品は、私にはちょっと内容が難しかったですが、こういった作品はとても勉強になります。機会があれば続編も読んでみようと思いますし、映画化もされているようなので観てみたいと思います。
0255文字
Kobakampan
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銀行がどうあるべきかというテーマで話が進んでいて、竹中を中心に話が進んでいた。竹中の仕事ぶりを見ていると、あんな仕事ができる人になりたいと思った。
0255文字
山下哲実
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嗚呼、銀行員にならなくて良かった?就職した初日に胃潰瘍になりそう?
0255文字
mach55
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難解な箇所もあったけど、読み応えがあって面白かった。
0255文字
久保伸一
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沢山の人が嫌っている振りしているものの、結局”やくざ”は「必要悪」なんですよ。・・が全体に流れる情けなさ感。最高学府を卒業して人も羨む職場に居て、高給を得ている人でも結局こんな生活なら庶民の方が健康的で良いですな。
0255文字
本 読むぞう
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銀行内部の権力闘争や腐敗を描いた内容です、高杉先生の本は、会話が主体で専門的な業務内容を描いたシーンがあまりなく、語彙もすくないので(喫茶店では必ずミルクティーを注文し、怒った重役は必ず「たるんだ頬をぶるぶる震わせる」)薄味ですが、初期のこの本はある程度しっかり血肉が通っていて、社会での経済の流れや、超エリートが欲望で目がにごって、子供でもやらないような下劣な策を弄するシーンには味があり、例外的に再読したくなる濃厚さがあります、
0255文字
kitakita
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銀行というか、会社の組織の裏側のやりとりについて、綿密な取材をもとに描かれているものと思いました。ただ、オチとしてはちょっと消化不良のところもなきにもあらずという感じでした。
0255文字
Katsuyuki Nakamura
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銀行内の出世争い、総会屋と株主総会、政治との結びつきなど、半沢直樹シリーズより詳細に描かれていていろいろ勉強になる。
0255文字
shirou
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竹中の良い意味でしぶとい仕事っぷりが活きてきます。 日本の銀行の問題、バブルから住専まで・・・丁寧に描かれている分難しくも感じますが、読みごたえはあります。 続きがあると知っているから何も感じませんでしたが、なかなかに唐突な終わり方デス。 仕事に向き合う姿勢・・・考えさせられます。
0255文字
skice
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ネタバレ難解かなぁと思っていたが、面白く読めた。やはりバブルとその後、不良債権の処理、銀行の不祥事が頭に入っていないので、そのあたりをよく知っていたら、理解も違ったのだろうと思う。フィクションの部分と、事実にあった新聞や政治の動きの引用の部分があり、よりフィクションの部分がフィクションではなくモデルとなった会社に実際に起きたように感じてしまう。半沢直樹と比べてしまうが、こちらの方が実際社会で起きていそうな気がする。結局児玉という総会屋をを頼りにしているんじゃないかというのが素朴な疑問としてある。
0255文字
nunu
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登場する銀行の会長は当時の住友銀行の磯田氏をモデルにしている部分もありそうだけど、登場人物のモデルとなった人らは、こうしたある意味狂った時代を過ごした後、(存命な人は)今はどういう思いをしていて、どういう暮らしをしているのだろうと思う。そこも小説にしてもらえたら面白そう。
0255文字
サボテン
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最後まで一気に読み切れる面白さ。銀行の派閥の争いなんかは、現在人気の「半沢直樹」にもあるように、銀行の体質なんだろうなぁと感じる。 また、物語はとりあえず一旦の決着がつくが、今後バブルの後処理をどうやっていくのか、この先も厳しい時代が続く・・・といったところで終わっていく。
0255文字
まっく
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★★★
0255文字
aichess
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物語の筋とは関係ないけど、昔は夜でも休みの日でも自宅の電話に平気で仕事の電話がかかってきたのですね。なんとなく時代を感じさせられた。
0255文字
四面楚歌
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あっという間に読破。リアルすぎてたまに出て来る契約書の様な意識して理解しようとしないと分からない描写もあるが、クライマックスまで読み応えある作品。
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金融腐蝕列島 (下) (角川文庫)評価49感想・レビュー64