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世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)

感想・レビュー
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くま3104
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スッキリしない。パラレルワールドやゲームブックみたい。
0255文字
ねじり
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自分の子供が連続誘拐事件に関わっている可能性が出てきたら…というお話。途中から「いやいやいやいやっ!?」と突っ込んでしまった。こういうテイストの話なのね。 私だったらどうするかなぁ?と考えながら読んだけど我が子のそういう姿ってなかなか想像つかないものだね。 でも、何でも聞いてしまうタイプなので我慢できずに早い段階で聞いてしまいそう。
0255文字
reo
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自分の息子が連続殺人の犯人だとしたら…。息子が留守のとき部屋を調べたら、ほぼ100%息子のしでかしたことに間違いない。そんな証拠が目の前に示されれたとき父親のとる態度は❓問い詰めたら最後だとの思いに駆られ、何も言い出せないか、それともそのことを白日の下に晒し警察に行くか、一緒に死ぬかなどなど、ああでもないこうでもないと著者氏お得意の考察をうだうだ(いい意味ですw)重ねた本。確かに身内にこんな子が出てきたらお題目の「世界の終わり、あるいは始まり」やろな。自分はそんな目に遭いたくはないが読む分には面白い😎
0255文字
としかず
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ネタバレ4件の誘拐殺人が発生し、父親が息子に疑問を持ち調べたことで、息子の犯行だと確信する、さて父親はどのような判断をするのか。父親が想像する7つのケースの物語。 加害者の父親目線で話が進み、父親が家族、そして自分を守るためにどうすべきかを苦悩している感情が伝わり、自分だったらどうするのかと考えさせられた。 最後の選択は、パンドラの箱に残っていた<希望>を持って何もしないことを選ぶが、何も解決していない。作者ならこの選択をするとの意味なのか?
0255文字
もう猫だよ。
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ネタバレ自身の息子が殺人事件の犯人だと思われる証拠を見つけながらも本人に直接問いただすことはできない、そんな主人公の考える想像上のシナリオはどう考えても自身と家族全員が不幸になってしまう。妄想が最悪ともいえる終わり方をすると現実か若しくは次の妄想が始まり、今までのは妄想だと気付かされる。斬新な形式なミステリー小説だと思う一方で、妄想という言い方をしたタイムループものにも見えました。ドッキリに何度もあったような、また妄想か!とつっこみたくなる時もありますが、それでもずっと引き込まれて読み進めてしまう作品でした。
0255文字
sappy
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ネタバレ連続小学生殺人誘拐事件が起き、最初の犠牲者が同じ町内から出た冨樫家。父の修はふとしたことから息子の雄介が事件に関わっているのでは?と疑い、決定的に見える証拠も見つけてしまう。 そこから気づいたら妄想の話で、カミングアウトしたり、ちがう犯人がいたり、修が雄介を殺したり、家族まで殺してしまったり… 結局最後は真実が書かれるのかと思ったら妄想と、謎のフワッとした人生観みたいなものです終わってしまった。最後すっきりしたかった。
0255文字
強く優しく美しいぼく
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ネタバレ雄介が本当に殺人鬼だったのか、という真相には触れられないままいくつもの可能性(妄想)を見せられて物語は終わってしまった。最後は希望を見せて終わったけれど、絶望的な状況なのは変わらない。3つ目の氏原が真犯人だったパターンを読んでいる時は、どうせこれも空想なんだろう、という醒めた気持ちで読んでいた。読んでいる最中はハラハラするところもあったが、おわってみると拍子抜けさせられた。でも嫌いにはなれない作品だった。
0255文字
さだぼう
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地獄に落ちた亡者達はそれぞれ違った仕打ちを永遠に受け続ける。それぞれの苦痛から逃れられない。死んでからもそうなのだから、生命を絶つ前での生き地獄というのは、どんな経過を辿ろうとも相当に辛いなァァァ、と悲嘆に暮れても仕方が無い。いつか最終的には我々は救われるに違いない、終わりがあれば始まりもある。という理解で良かったのかな…
0255文字
enagorilla
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ネタバレ読了。久々に歌野晶午ワールドに首突っ込みました。救われないなあ。連続男児誘拐殺人事件。主人公の富樫は、ひょんなことから息子の雄介が犯人ではないかと思い始める。そこからずっと富樫の妄想。まじでリアル。途中までこれがこの物語の本筋かと思って、没頭し胸糞だった。どの妄想も最後はハッピーエンドは迎えられず、さてどうしたもんかと。最後はギリシャ神話に準えて終わりを迎える。結局富樫はどうするんだろうね。良く1人で抱える事が出来たなぁと感心する。子との関わり方、命における倫理観。色々考える事は多かった。
0255文字
すず
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ネタバレ連続男児誘拐殺人事件が発生し、犯人が主人公の息子ではないかと疑心暗鬼になり、家族の未来を守る為、もしくは主人公自身の身の安全を守る為の話かと思いきや、実は主人公の妄想で話しが展開されていく。 途中?と思いながら読み進めていたけれど歌野晶午ワールドだなと、楽しませてもらった。
0255文字
きむら
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ネタバレ実験的な作りに感じる。そういったものかと思って読めば面白く、ここまで細かく考えられる主人公であれば、別の職業もできたのではないかと思うほど。その先が気になる形なので消化不良感はあるけど、事実は小説より奇なりなので、きっと主人公の妄想を超えたものだったのだろうと思うことにする。小説家の方が様々な展開を考える頭の中を覗き見れるような感覚もあり。ただそれが主人公の妄想の中で、小説の中の世界で実際に起こっていることではないというとこで、いまいち入りきれなかった感じもした。
0255文字
こーちゃん
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ネタバレ自分も男の子の父親なので…普通に接していても、肝心な事にはなかなか踏み込めない主人公の気持ちがよくわかり、かなり感情移入しながら読みました。ストーリーは現実かと思いきや主人公の想像というパターンが何度もくり返され、段々と何が想像で何が現実か分からなくなってくる。息子が殺人鬼であることが露見して家庭が崩壊していく様は読み応えがあるけど、結局全部想像だしね…ちょっと消化不良な感じ。
0255文字
S.J
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ネタバレ父親の妄想が展開されていくストーリー。自己保身のためのあらゆる手段を考えるが、どの道をとっても最悪の結末に辿り着く。最後は息子の部屋をパンドラの箱に例え、今後どんな災いが降り掛かろうとも残るのは希望であるはずだと確信し、一旦蓋をし、息子を問いただすことをせず、流れに身を任せ、どんなことになろうとも家族で希望を持ち、受け入れる覚悟を持つことにした。加害者家族が受ける過剰なバッシングなど、加害者家族の心理が描写され深く考えさせられたが、結末が希望という実態のないもので締め括られミステリーとしては若干消化不良。
0255文字
R
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本に挟まっていたレシートによると、実家の本棚に並んでいたこの本を開くのは16年ぶりらしい。 次第に現実と幻の曖昧な境目に飲み込まれ、読み終わるまでページを捲る手が止まらなかった。16の時の私にはわからなかった感情の機微が、人間の気持ち悪さが、ダイレクトに注がれた。 16年後、48歳の私はまたこの本の内容をすっかり忘れているだろうか。 その日の私のために、今日の日付と、「読後感は良くはない」との感想を付箋でつけ、本棚に戻した。
0255文字
toto
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ネタバレ500頁越えの長編、日曜午後をつぶして一気読み。連続誘拐殺人が起きても自分の家じゃなくて良かったと安堵してたのに、犯人は優等生の息子?の疑いから、動機や未来をいくつも想像(創造)する父。ドリフなら繰り返す『もしもシリーズ』かな。でもこっちは笑えるはずもなく「え?また親父の想像だったの?」の繰返しで話の背骨が掴みづらかった。パンドラの箱かあ。 彼は脚本家になれそう。 一点、妻の浮気は想像ながら、娘ちゃんがエキゾチックに可愛い = 自分の子じゃない説は本当の気がした。
0255文字
あかさたなは
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1/10
0255文字
ようこう
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東京近郊で連続する誘拐殺人事件。事件が起きた町内に住む富樫修は、ある疑惑に取り憑かれる。小学六年生の息子・雄介が事件に関わりを持っているのではないか。そのとき父のとった行動は……衝撃の問題作。
0255文字
君島 嵐士
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いっけん、ただの誘拐犯かと思いきや何て残忍な! と思ってしまう作品だった。 厚さがある割には、続きが気になってしまう展開にまんまとハマってしまった。 読んでいて、この子が!!となってしまう。まさかの展開に胸が苦しくなる描写。 やっぱり、歌野作品は面白い!
0255文字
スー
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ネタバレ【読メ登録前の再読】埼玉県西部、入間市を中心に発生した連続児童誘拐殺人事件。息子、雄介の部屋で被害者の親の名刺を見つけ、事件との関わりを調べ出す富樫修。次々に出てくる証拠に彼の犯行を確信するが…その後の展開を何パターンもシミュレーションするが、待っている未来はすべてバットエンディング。妄想の末、彼が思い至る心境とは?冒頭から修が利己的であることが明示され、各パターンにもそれが滲み出ていて読後感は悪い。しかし共感できる面も多々あり、読者に自分事として考えさせることにより物語に引き込ませる作品だった。
0255文字
赤青の朝
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歌野晶午さん作品2冊目。子を持つ親として考えさせられる作品。そしてこういった極限状態の心理を描いた作品は読書だからこそですね。何度も何度も同じようなことを堂々巡りで考えてしまう。きっとこれがリアルですね。当事者になったらこうなってしまうのだろうと思う。
0255文字
anko
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ネタバレ成績優秀、誰にでも優しく明るい小学生の息子の部屋で、見てはいけない物を見てしまい、それから何度も潜入を試み、とうとう決定的な犯罪の証拠を掴み、疑惑を固めてしまう。平和すぎるような幸せな日常が音を立てて崩れていく感覚、どんな結末なのか、ドキドキ、ソワソワ。理想と現実。好感は持てないし、決して共感できない父親であるが、想像力をフルパワーにし、家族のため、自分のために尽力し駆け回る所は、少しだけ共感した。
0255文字
なお
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残忍な連続児童誘拐殺人事件の関連物証が息子の部屋からみつかり、主人公の父親は今後待ち受ける様々なシチュエーションを想像して悲嘆にくれる話。ああなってしまっては絶望しかないと思うのだが、とにかく 息子と現実で向き合う力を出して欲しかった。 それにしても、息子は最悪なこまっしゃくれた嫌な奴だし、嫁も主人公も自己中心的で好きになれないファミリーだった。 おちは、なるほど。そうきたか、という感じ。
0255文字
たけのうみ
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2
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ぱめ
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ネタバレ前半部分が面白くてどんどん読み進めたけど、結局何が真相だったのかわからず少し消化不良。自分が親の立場だったらどの選択肢を取るか考えながら読んだ。自己保身してしまう気がする。
0255文字
なきりゆう
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ネタバレ導入から展開まで一気に引き込まれ めちゃくちゃドキドキしながら読んだのですが 最後そういう終わり方しちゃうのかーという感じで モヤモヤの残る作品になってしまった。 結局のところどうだったのだろうね。
0255文字
smelly
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ネタバレ「既存のミステリを超越した、衝撃の問題作!」の煽りに恥じぬぶっ飛んだ一冊でした🤪連続少年誘拐殺人事件の証拠と思われる品々が小学生の息子の部屋から発見された。「ウチの息子、犯人やないんか?」と疑惑に駆られたお父さんが様々な妄想をするお話。解決はしません🤪🤪どこから妄想でどこがリアルなのかの判断が難しく、読み終えた今もなんだかモヤってます。面白かった?のかな?よく分からんところまで歌野晶午御大の思うツボなんやろな。パパ、小説家にでもなったらどう?笑笑
0255文字
でっこいみちゃぴん
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ネタバレ面白かったけれど好きではない笑。主人公は平凡な家庭を持つ中年男性。たまたま息子の部屋で犯罪の物証を見つける。息子は連続誘拐殺人に関わっているのか、調べるほどに息子を信じられなくなり苦悩する。 息子の関与を調べるところが一番面白かった。後半はおじさんの異常な想像力が発揮され、色々なバッドエンドのシナリオを楽しめたが、もうお腹いっぱいだよ…。最後はウタショーというより重松清感あった。
0255文字
ちびたろん
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面白かったんだけど、結局お父さんは何に吹っ切れたのかイマイチわからないまま終わった…。 子供を持てば、何かしら悪いことをしてしまうんじゃないか不安になったり、いらぬ想像で勝手な焦燥感を持ったりするけど、こんな重たいケースは想像しなかったなぁ。
0255文字
ふわく
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面白かった。けど、妄想パート以外(現実の物語の進捗)がもう少し読んでみたかった。 いくつかの少年犯罪が頭をよぎりました。 私は人の親ではないですが、もし、身内が犯人かも!なんて状況になったら…どうしましょうどうしましょう。
0255文字
ijichi
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もう3回目やったか。なんか分かるわーって話。分かるわーなんて簡単に言えんか。逃げ出したくなるけど、正義感が勝つだろうか。隠そうとするだろうか。殺すと言う選択肢はないな。こんなこと自分にはないよなと思ってしまう。それが普通だろうか。この父親辛いよな。また、他人事みたいな感想言ってる自分がいる。
0255文字
とも
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ネタバレ怖かった。どの結末が1番嫌だろうか?希望は本当にあるのだろうか?ホームレスの絡みの話が1番私にはキツイかな。
0255文字
ちゅうー助
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読んでいて、混乱してしまう作品でした。 主人公の妄想がいくつも語られるが、妄想とは気が付かず、物語の進行だと錯覚させる作者の罠に、何度も弄ばれている、そんな感じがする作品でした。なんか後味が良くないと思ったのは私だけだろうか。
0255文字
yo_yo
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ネタバレすごい本を読んでしまった。何度も感情を揺さぶられ、非常に疲れた(いい意味で)。4人の小学生を誘拐・殺害したのは自分の息子なのでは?という疑念から、そうとしか思えないという証拠がどんどん出てくる日々は、父親にとってどんなに苦しい日々だったろう。恐ろしい想像がいくつも続いたのちの結末は、中途半端に思えるかもしれないが、救われる。本当にこの親子がどうなったのかなんて、知らない方が幸せかも。
yo_yo

上手い書き方だなぁ、と思った。父親が、”息子が犯人なのだ”と確信し、その上でこれからの人生をああでもないこうでもない…と何パターンもシミュレーションするのだが、その始まりも現実の生活からさりげなくつながって物語が展開し、それがまた、読んでるこちらには現在進行形の真実かのように真に迫っているものだから、どのパターンを読んでも、父親のシミュレーションか、とわかるまでは入り込んでしまう。何パターンもの結末を読むものだから、何本もの物語を読んだみたいに疲れた(いい意味で)。

02/13 14:16
0255文字
ねぎ
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こんな早い段階で犯人がわかっちゃってこの後どうするの?と読み進めたら…。え?こういうのアリなの?とりあえず、この中のどれか一つ、一番出来の良いパターンで普通に書いてください…。もしくは、あれこれ考えていく中で最終的に真実が見えてくる展開とか。これって読む意味ある…?と途中から思ってしまい後半なかなかページが進まず。途中まではすごく面白かったのになぁ。ホントに、あの中のどれか一つを現実としてバッドエンドで終わらせてほしかった。お父さんはなんだかんだ自己保身が過ぎる。こんな父親イヤだな。⠀
0255文字
きりふき
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1/6 紙の本。エレファントヘッドを思い出した
0255文字
PALganbaranai
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ネタバレ新年早々、結末が気になり、寝ずに読んで朝を迎えた。 前半は主人公の息子がある犯罪に関わっているのかと言う疑惑に迫るもの。 後半はそれを上手くやり過ごす方法を平行世界的に探る。 エレファントヘッドや少女庭国に近しいものを感じた 。 小学生が登場人物のときに度々思うが、現実離れした賢さ(大人のような思考や口調)がでると萎える。 本作はギリギリアウトぐらいの立ち位置だったかな。
0255文字
りっちゅん
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ネタバレおもしろかったです。現実と妄想が入り混じって話が進むので、同じ話を何度も読んでいるような気になってくる。これさっき読まなかった?と何度も思い、そして読むことを面倒に思った。ここが良いところかもしれないが、私には合わない。ラストもスッキリしない。そりゃぁ加害者家族は希望を持てばいいかもしれないけど。ぶ厚い小説読み終わったという充実感はないかなぁ。でもおもしろかったですよ。
0255文字
四弦桜
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想像してみて下さい。我が家の近辺で連続誘拐殺人事件が発生。狙われるは小学生。自分にも小学生の息子と娘が…。 しかし、ひょんな事から「息子が犯人なんじゃないのか?」と疑いを持つ事に…。 あなたならどうしますか? もうめっちゃ面白かったー‼️ 一気読み😆
ちゃちゃまるり

ナイスレビューです。面白そう。読みたい本に登録させていただきました。

12/18 19:26
四弦桜

ちゃちゃまるりさん✨ありがとうございます!気になったら是非読んでみて下さい😆

12/19 14:21
0255文字
カルミア
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ネタバレ面白くて一気読みしてしまった。 しかし、最近ミステリ小説にはまっていることもあり、最後謎が明かされるものだと思っていた(ちょっと残念)。その後どうなったのかな、お父さんの杞憂でありますように。
0255文字
わ
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未来は運命ではなく、神が賽を振った結果でもなく、ましてや人から与えられるものでもなく、己の意志で切り拓くものである。
0255文字
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