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国盗り物語(一) (新潮文庫)

感想・レビュー
777

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俊
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ネタバレ前回鎌倉時代の話を読んだので、続いて戦国時代の話を読みたくて導入として本書を選択した。間にある応仁の乱は小説を見つけられなかった。本書は応仁の乱の後、荒廃しきった京から始まる。皇族はその日の食糧に飢えており、油屋は油の販売権を得るために山崎の神社に金銀を納める時代。時代によってこうも力関係が変わるのか。ここから庄九郎が後に斎藤道三となり、信長へ受け継いで行き、楽市楽座などの法整備が敷かれていくという。一巻にして先の流れも解説されており、庄九郎がこれから何をしようとしてるのか理解しながら読む事ができた。
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ほんのむし
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1巻目読了。 なんだかバタバタしていて、読むのに時間がかかったわ。
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ぼび
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5/5
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fpq
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面白い!自信家で、頭が切れて、多芸多才で、口が上手くて?策略家で、周りは振り回されるけどそれだけ魅力的な人物なのか。岐阜の歴史が知れて面白い。
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go
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面白すぎるな〜。オールマイティに能力高すぎる庄九郎の成り上がりがゲームの様で楽しい。策略家ではあるが逆にあの時代に策略なくして成り上がるのは無理だろう。それだけでなく人間的魅力も十分にある様に描かれているので気持ちがいい
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まっち
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ネタバレ名前を変えながら、名前ごとに人格があるような形で斎藤道三の半生が描かれる。1巻は美濃のクーデタまで。庄九郎として好き放題やるのだが、裏には戦略があり、面白い。
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いき
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作者の表現の幅の広さよ と思う 読みやすく書かれている
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カラヤ3
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斎藤道三が油屋を乗っ取りやがては美濃の国でのし上っていく成長半生記。油屋走っていたが大きな商いであることとか座の強さ、そしてそれを壊した信長の先見性にあらためて感心した。
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ui
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(浄土教と法華経を指して)「しかしこの二つが、果たして釈迦の『仏教』なのかどうか。(中略)古今の大学者もおそらく明言することはできないであろう」(126)
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uskmal
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読みやすい司馬遼太郎。余談脇道が適量。斎藤道三視点はあまり知らなかったので、新鮮な気持ちで読めたし、断片的な知識と符合させて腑に落ちつつ読めた。
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にぶお
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Good!!
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ねんまに
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もっと早く読んでおくべきだったなあ…と思うほどには面白すぎる。斎藤道三を主役に据えるところがまた憎い。天下統一は信長、秀吉、家康の系譜で語られがちですが、本当の意味でこの流れの元となってるのはやはり道三なのであり、彼の人生が語られるのはそれだけで嬉しい
ねんまに

おぎぎさん コメントありがとうございます!道三のお墓、現存するんですね!? 岐阜にあるのかな?岐阜ならそんなに遠くないし、今度行ってみます!

10/17 07:56
おぎぎ

岐阜市にありますよ!道三塚で検索してみてください。私はついでに菩提寺にまでお邪魔しました(笑)岐阜市内に道三の史跡が色々残っていて読後の余韻に浸れます。ねんまにさんも良かったら(^^)

10/17 14:05
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つげほ
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「人間、思い上がらずになにができましょうか。膂力ある者はわが力優れりと思えばこそ、肚の底から力がわきあがってくるものでござります」「生悟りの諦観主義者どもは、いつも薄暮れに生きているようなものだ。わしは陽の照る下でのみ、思うさまに生きてやる」寺育ちで、教えや考えを自分流にどんどん利用できて、計画の中の計画の中の計画が練れて、実行する力もあって、とっても面白い。お国のためとか天下統一とかでなくて、国を「盗る」人の、盗っ人のお話。
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アヴィ
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戦国絵巻を彩る武将達。天下統一の野望は全て三英傑の物語に収斂されてしまう。本書は司馬史観による信長記。うつけ者とされていた織田家の若君が突然「天下を獲らねばならぬ」と動き出すのだが、家康の影武者説のように、信長にも歴史ミステリーとして入れ替え説がある程の人のかわりよう。もちろん司馬史観ではそんな説はものともせず、正史に則り信長記の前段として、美濃のマムシ殿からストーリーは始まります。中巻へ
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BlueOcean
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☆5:今まで「美濃のマムシ」という呼称程度しか知らなかった斎藤道三が、一人の親しみある人間として見えるようになった。 美濃一国のトップに上り詰めるのにどれほどの運や才能に恵まれる必要があるか。 単語しか記憶していなかった楽市・楽座がどれほど斬新で重要だったか。 主と部下、男と女の心の機微の描写が素晴らしい。
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かずー
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父子二代の国盗りという説がすっかり定着した昨今。庄九郎一代記の形を取るこの物語は、史劇というよりファンタジーとして、令和の世に読み継がれていくであろう。
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Gotoran
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第一部の主人公は美濃の蝮・斉藤道三の半生。戦国時代、一介の素浪人から身を起こし油屋の主人から美濃国への仕官を経て、ついには美濃を手に入れるまでの立身伝が描かれる。 本書第1巻では、禅僧より還俗し、油商から美濃の領主に登り詰めた梟雄・斎藤道三の松波庄九郎と呼ばれた若き日々が描かれる。切れ味鋭い頭脳と自らの才覚を全く疑わない自尊心。好機を逃さない実行力。人を道具として使いながらも風流を愛でる文化人。女たちは戸惑い恐れるが次第にその 魅力に惹かれていく。途方もない大悪党だった。
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ジャンズ
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乞食同然の身分から「国主になる」という途方もないことを考えた。そして戦国の動乱を利用して「美濃を制するものは天下を制する」に着眼した。「待つ」ことのタイミングが出世の一因とも思った。女性の気持ちを向かせること、城主と対面するときに相手をじらすこと。突き進めばよいということではない。1巻は加納城を長井利隆より引き継ぐところで終わる。
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薄っぺらクリエイター志望
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戦国サイコパスといった感じ。
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Tatsuya
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今度岐阜に旅行に行く予定なので読んでみた。油売りから出世した、と聞くが思ってた油売りとはだいぶ違ってかなり大規模なものだった。信長や秀吉の頃よりは1世代前辺りになるが、あまり読んだことがないので新鮮だ。
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MrDeLa441
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戦国武将の性格がどうだとか全然わからなかったので信長のあたりを、ということで読み始めました。光秀は信長と相反する立ち位置で奮闘し、秀吉は家来で、越後に上杉謙信、隣国に武田信玄と同じ時代に活躍していたのですね。それすら知らなかった。。はて信長、奇才で、家来を「機能」としてしか見ていない。能力だけで部下を使い、抜擢し、追放したり殺す、って独裁者じゃないですか。将軍は不意に殺されるわ、部下は謀反を起こすはこの時代はやるかやられるか。現代の民主主義は幸せなんだな。リーダーシップということも考えさせられました。
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ゆーみん
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国盗りという野心を抱き、己の知性を持って強かにそして狡猾に戦略を練り実行に移す様は、戦国を時代を生きる者にとっては常識であったのかもしれないが、現在を生きる小生にとっては、あまり模範とはしたくない。他方で良いか悪いかは別にして、これほどまでに自身が構想した戦略が思惑通りに事が運ぶというのは、とてつもない痛快であろうとも思う。しかし、後の戦国の時代に名を馳せたのは、道山ではなく、信長や秀吉、家康である。彼の戦略はどこで躓いたのか。何か致命的な失敗をおかしたのだろうか。
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ちえぞう
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まさに戦国の革命児!無能の国主、無能の家老、無能の領主は乱世にあっては悪人。今もそういう時代なのだと思う。会社も国もまっとうな経営が必要なんだな。あと一息で天下が取れなかった道三のこのあとに続く二巻以降が楽しみ。
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もろはし
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ネタバレ庄九郎の立身出世が順調すぎて怖いです。順調に見える裏で実は困難も多々あったが、主人公で語り口のメインである庄九郎の自己愛と自尊心の強さゆえに端から見たら難しい局面を困難と感じていないのではと思わずにはいられないほどの立身出世ぶりでした。本作終盤で明智や可児といった名前も出てきたので次巻が楽しみです。(2024-20,520)
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Kiyoshi Utsugi
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ネタバレ大河ドラマは観ていたのですが、小説を読むのは今回が初めてでした。😅 ただ、ドラマでは斎藤道三のことが、どこまで描かれていたのかは、正直覚えてません。 斎藤道三 前編では、京都の妙覚寺本山(日蓮宗)で、法蓮房として修行を積んでいた松波庄九郎(後の斎藤道三)が、京都の油屋 奈良屋に入り婿として入って、その後美濃国の国主であった土岐政頼を追い落とし、弟の頼芸が新たな国主となるまでを描いています。 すごい策士だったんだと、改めて思いました。 それと当時は、川手城が府城だったと知ってビックリです。
KF

小説の中ではなくて大河ドラマだったかもしれませんね。私も道三については総集編で観ただけなので定かではありません。それでも「とうとうたらり、とうたらり」と検索すると関連した内容に当たる事が出来ます。

05/01 10:55
Kiyoshi Utsugi

そういえば、平幹二朗さんが言ってましたね。

05/02 07:56
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Ku-ko
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図書館のハードカバーを読みました。お城にハマり、初めての司馬遼太郎さん。中身の濃い文体。 戦国の時代を実感できました。
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あすなろ
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はてどの国が良いか。美濃だという司馬歴史小説の国盗り物語第1巻。主役は斎藤道三である。斎藤道三も好きだし、目下生まれ育ち住んでいる岐阜がロケーション。夢中にならぬ訳がない。確か30代に一度読んだ事があったが、50代となり歴史・時代小説の名作を順に読んでいこうと決め、本作からスタート。大好きな斎藤道三と美濃とそして司馬遼太郎筆力に酔わされての一巻読了となった。読書中、金華山もそうであるが、鷺山城址に何度も行って思いを馳せたのは、何のことはないこの僕なのである。この地に斎藤道三が息吹いて居た事に思いを馳せた。
あすなろ

るいさん。はい、正に道三等が闊歩してた辺りですね。やはり感慨深いものありますよ

03/20 16:43
あすなろ

しーふぉさん。先ずはこちら読了し、その後の作品を追っていきながらいろいろ挟まればいいなと。ただ時間が泣

03/20 16:44
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たかしくん。
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昔っからずーっと気になっていながらちょっと避けていた部分もあり、これまで未読であった本。出だしから斎藤道三なる松波庄九郎の、常人離れしたその立身ぶりが、むしろ気味が悪いくらいです。今のところ、順調すぎる主人公を応援しようとする気は、なかなか無いのですが、この不気味なヒーローを冷ややかに見続けながら、後編に進みます。
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Syujin Yukido
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お姫さまのパンツに手をつっこんで、初めてさわったけどこんなふうになっているのかと味わう若き日の斎藤道三。さらに、足下は紅蓮の炎の地獄からのがれるために、がけっぷちにしがみついたら、そのお姫さまが、足にすがりついてきて、いったんは蹴落とそうとするが、さわらしてもらった女の子は救わねばならないという理屈。これらが妙にリアルである。さすがは、文豪、司馬遼太郎。理屈っぽくなった後期の作品にくらべ、改行すっとばし、意地でも読ませるおもしろさ。
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はたやん
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直前に読了した『教養としての歴史小説』(今村翔吾著)の巻末折り込み付録にある推薦本の最初に出ていた作品ではあるが、個人的には『黒牢城』(米澤穂信著)から戦国時代に興味を持つようになって『播磨灘物語』を経て本書に、という経緯であった。関心は後編の信長の方ではあるが、前編の斎藤道三の活躍も面白い。基本的に史実には沿っているのだろうが、エンタメ要素、お色気要素が高めなところが『梟の城』を彷彿とさせるので著者の初期作品かと思ったが、『竜馬がゆく』よりも後の作品だったのは少々意外だった。第二巻に続く。
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つじさん
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面白い。話の展開がテンポよくすらすら読める。法蓮坊から6つ名前を変え「長井新九郎」になった。斎藤道三にはまだなっていない。次作が楽しみ。
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kimoiue
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年末年始には大作を。やるか、やられるか!ならやった方が人生面白い。うちも来年はがんばってみるかー!二巻読んで年越しだー(笑)
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トシヒーロー
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斉藤道三の道三になる前について今まで読んだ事がなく、油商人だった事しか知らなかったので新鮮な気分だった。僧、商人と色々な経験を積むからこそ普通の武士とは違う考えが浮かんだのかも知れない。根回し上手な道三だ。だが、まだ名前が斉藤道三にはなっていない。
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sg
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ネタバレ司馬リテラシーなどと言うまでもなく創作色が強い。 一軍の将として次第に勢力を強めていく話が読みたかったけど、将士になるまでの権謀術数があまりに長いしご都合展開すぎるのにちょっと辟易する。野望の強さをうまく隠し通して重用に重用を重ねられる部分もなんかいまいち乗れない。つまらなくはないけど期待したのと違った。
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±
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これまた他意なく(基本、遼太郎は幕末メインに読んでいたせいか…)未読のままとっておいた長編を御開帳。思いのほか改行が多くて驚くが、蘊蓄もあるのでただテンポよく読める。娘婿殿(信長)とか知った人が早く出てこないかなーと思いながら。まずは第一巻、油屋から美濃に爪を立てるところ。なるほど考えこめば内省的だろう浄土宗・真宗的に、法華経の強さが興味深い。
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ひろし
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斎藤道三が美濃を盗るまでの話前編。法蓮房、松波庄九郎、奈良屋庄九郎、山崎屋庄九郎、西村勘九郎、長井新九郎に変わる話。こんなに上手く行くかなとも思うが、庄九郎の意志の力だろう。続けて後編へ。
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Wadachan
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面白い!なんと面白い! 次が楽しみ!
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ちゃとら
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難しく、読みにくいだろうと勝手に思い込み長い時間積んでいた本。最近の歴史小説マイブームで開いてみた。驚くほど読みやすく、親になってからしか知らなかった斎藤道三の野望の塊だった若かりし頃を、面白く読了。二巻へ続きます。
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

特に前半の道三編は面白いと思います!

11/23 20:13
ちゃとら

斎藤道三、面白いです。500p越えで4巻まであると思うと読み始めるのに覚悟が・・・😅💦

11/24 05:00
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としき
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足利幕府衰退の最中!戦国時代の口火を切ったのが斎藤道三。僧侶から一介の油売り商人になり、そこから一国一城の主にのし上がる物語。前編(1.2巻)は道三、後編(3.4巻)は信長が主人公になるようだが、まさに下剋上そのもの。上も下もないように、何が善で何が悪なのかもわからない時代。念仏を唱えればそれが正義にもなり、天国にも行けると信じていた。こんな時代だから道三は活かされたのだろう。彼の意志が信長に、そして秀吉・家康に引き継がれていく。まだ序章段階だがワクワクしながら読むことが出来た。
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たま
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図書館で。歴史を知るのにわかりやすいかと、読み進めるも、辛い。女が人間扱いされていないし、仏門では子どもへの性加害が日常の事と描かれていてる。昭和40年代の作品という事。今はジャニー喜多川が史上最悪の性犯罪者といわれる令和。人権はもちろん、仏法も出世の為に使い物にし、それが当たり前の物語になんともいえずイヤな気分になってしまった。
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