読書メーター KADOKAWA Group

新装版 鬼平犯科帳 (1) (文春文庫) (文春文庫 い 4-52)

感想・レビュー
663

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
minu tanu
新着
ネタバレテレビでは二代目中村吉右衛門の印象が強かったですが、劇中では小太りの中年オヤジ。悪党側の描写が多く繋がりもあるので連作短編の形になっています。盟友左馬之助がおいしいポジション。
0255文字
ほんのむし
新着
ついに手にした池波正太郎。 鬼平犯科帳シリーズも多いねんなあ。 ってことで、初めて読みましたが、人気作だけあって面白いですね。 時代小説は色褪せないからええな。
0255文字
sofia
新着
初めての池波正太郎。時代劇も興味がなかったし「鬼平」も名前しか知らなかった。こんなにするする読めておもしろかったとは。池波正太郎は江戸後期の古地図や広重の「名所江戸百景」が頭に入って、こんなにおもしろく描いているのだろうなあ。ここ数年で時代ものを読み始めて、やっとここにたどり着いた。
sofia

電車の移動のときに読みやすい。少しずつそうやって読んでいこうっと。

09/05 11:18
0255文字
レイト
新着
★★★火付盗賊改長官に就任した長谷川平蔵。次々と犯罪者を捕まえるので「鬼の平蔵」、略して「鬼平」と呼ばれるようになる。2017年に放映されたアニメを偶然見たら、これが意外によく、本書を手に取る。一話一話で見てもよくまとまっているし、全体で見ても話が繋がっていて楽しめる。意外にも盗人側の視点から描かれる作品が多く、先に盗人が立てた計画を提示したうえで、それを鬼平がいかに解決させるかを描くのも面白い。偶然ブラブラしてたまたま端緒を見つけたりするけどね。
0255文字
しげ
新着
池波正太郎を読んだことがないので、折角なら我が地元のヒーローである鬼平を、と言うことで読んでみた。 盗賊を裏切り平蔵配下になる「狗」を巧みに使い、静かに(時には激しく)大捕物をする勇ましさの反面、若い頃はヒモで奥さんに頭が上がらないなんて人間臭いところもあって気持ちよく読了。本所、仙台堀に加え扇橋なんて地元民しか知らない地名がバンバン出てきたのも嬉しかった。 作品中で鬼平が本所から岩本町を経由して深川まで一刻で歩く描写があったけど、15km近い距離を2時間で歩くなんて昔の人は健脚だったんですねえ…
0255文字
オールド・ボリシェビク
新着
ということで第1巻から読み始める。いやいや、このリーダビリティーは大したもんだね。決して、文章が薄いというわけではないのに、すいすいと読み進められる。文章の力だね。話も、短編が次から次へとつながりながら転がっていくので、わかりやすいことこの上なし。魅力的な人物が多いので、人物相関図を作りながら読もうかとも思ったが、面倒くさいのでやめた。
0255文字
honnotantei
新着
★★★☆☆職場の人におすすめされて読み始めました。久しぶりの時代物。まだ慣れませんが、読む本に困った時に読み進めようと思います。たぶんドラマの方を勧めてくれたのかもしれませんが、原作は悪い人いっぱい出てきます。ひどい犯罪も多いです。現代のように複雑な人間関係や複雑な欲などがなく、事件も単純なものも多く、冤罪っぽいのはないからか、躊躇いなく処刑しますね。でも今の時代もここまでとは言いませんが、もうちょっと厳しく裁いてもいいのではと思う事件が多いですよね。そんなことを考えました。
0255文字
Kimio
新着
鬼平犯科帳シリーズの1巻目。鬼平こと長谷川平蔵が火付盗賊改になるいきさつなどもあり、興味深い。
0255文字
季鈴
新着
初の池波正太郎さんでした。1巻ではまだ鬼平は活躍は少なめながら軽快さと冷徹さの両方を兼ね揃えた人物像は十分でていました。登場人物が多めで盗賊たちとその妻や愛人が話の中心でどの人も似通っていて区別が難しかった。境遇が恵まれず男は盗賊に女は身売りする。特に座頭市の愛人の最後の変貌は鮮やかだった。生きるために仕方ない所業。人生を選ぶことができない人たちの生き様が切なかった。
0255文字
びゅーてぃー
新着
映画を観て原作も読んでみようと思ったけどスラスラ読めてしかも次の章が読みたくなる構成で面白かった!
0255文字
アカサタナ
新着
☆3つ 火付盗賊改方、鬼平こと長谷川平蔵の活躍を描くシリーズ。その短編集の第1弾。 盗賊側からの視点が多めで鬼平が何ら関与せず脇役で終わることも屡々。それにしても長谷川平蔵、拷問や問答無用の斬り捨てと何でもありである。 捕物帖的な要素は結構薄め。寝る前に1、2話ずつ読むくらいが丁度良いのではないか。次作も読む。
0255文字
小説を読む人
新着
気楽に読めた娯楽小説。昔の時代小説って独特な日本語のリズムがあるなと思った。話のパターンがだんだん似通ってきたが、別に構わない。
0255文字
ひ ろ
新着
★★★☆☆ 遥か昔に読んで再読。ほとんど話の筋は覚えておらず。本所の轍が良くぞ家督を継いだもんだ。池波小説はやっぱりエロいなぁ(笑)
0255文字
より多くの警句を置く
新着
ネタバレ時代小説だが、肩ひじ張らずにサクッと楽しめた。 特筆すべきは魅力的な登場人物(というかそれ一本鎗。事件の大筋は大体「悪い奴ら集まってるから全員捕まえようぜ!」くらいの意味)。 しかも、Aという人物の話にちょろっと出てきたBが次の話では主役に…といった具合に話が膨らむにつれ人物の掘り下げも行われ、感情移入しやすい。 そして登場人物全員が、何かしらの傷も色も持ち合わせている。 例えば、『前の話で完璧に近い仕事をした人物が、次の話では女の色香に迷った挙句大ポカする』みたいに、有能無能と二分化できないのが逆に良い
0255文字
Taku Kawaguchi
新着
久しぶりの鬼平犯科帳です。 少しづつ読み進めるつもりです。
0255文字
シングルモルト
新着
ネタバレ父から譲り受けた鬼平犯科帳。今まで手をつけていなかった理由は、剣客商売や藤枝梅安と違って剣技、仕掛の場面が少なく悪役の心理描写が多いのを退屈と感じていたからなのだが、年を食ってその辺の味も好みとなった。残りの人生と冊数を考えて、ちびちびと読み始めよう。さて第1巻、清廉と信じていた親分に失望する『血頭の丹兵衛』、老いて恋の炎を再燃させ、あっけない最期を遂げた『老盗の夢』が印象的だった。平蔵が若い頃"本所の銕"と呼ばれて無頼放埒のかぎりをつくしていたことが紹介される。やっぱり適役は吉右衛門だな~。
0255文字
hal.k
新着
悪い浪人党を斬る話が一番良かった。
0255文字
ナオフミ
新着
初めて時代劇的な小説を読み、どんなものかワクワクしたが、結果として人情に溢れ温かいと感じました。この作品に限ってミステリー要素もあるが、主人公の人情が背景として書かれ、短編ではあるが不思議な伏線が張られそれがどこに繋がっているのか、うまく読者の好奇心を引き出していた。
0255文字
トレイルかめ
新着
久しぶりの再読 ワンパターンと知りながら読むとやはり面白い
0255文字
Yetina
新着
昨年は池波正太郎生誕100周年記念だったようで、羽生のサービスエリア、鬼平江戸処で映画の告知やら諸々を見て、手に取ってしまった長〜いシリーズもの。少々ワンパターン化する傾向はあるが、続けて読んでみよう。自分が好きな江戸の食事の様子が「仕掛人・藤枝梅安」より圧倒的に少ないのが少々物足りない。
0255文字
セイコリーノ 願わくは図書館、本が「希望の綱」となりますように
新着
ネタバレ昔いちど読んだことがあるはずだけど、やっぱり面白い。ぐんぐん読んじゃう。盗賊なのに登場人物の言葉づかいが美しい。よござんしょうか、とか。短編なのにドラマ一回分くらいの見ごたえがある。ような気がする。キレ味の良い落語を聞いた/見たような…。
セイコリーノ 願わくは図書館、本が「希望の綱」となりますように

吉右衛門さんの当たり役ときいてはいたけど、テレビでやってるのを見たことあるかな?くらいで。でもうさぎも忠吾が尾美としのりがやってたのは知っている。 本文がときどき解説、現代でいう警察、とか言ってるのにまったく邪魔にならない。馬生さんの落語みたいである。

02/02 19:53
0255文字
ao.m
新着
良い
0255文字
ドイッチョー
新着
剣客商売から読み始めた池波正太郎。あちらは勧善懲悪エンターテイメントという感じだが、こちらはハードボイルド。長谷川平蔵の記述はあっさりしていて、盗賊中心に物語は展開していく。
0255文字
三木 伸一
新着
「鬼平犯科帳」文春文庫(新装版)第1巻 :① 唖の十蔵、② 本所の桜屋敷、③ 血頭の丹兵衛、④ 浅草・御厩河岸、⑤ 老盗の夢、⑥ 暗剣白梅香、⑦ 座頭と猿、⑧ むかしの女 : 池波正太郎の捕物帳を読んだのは、今回が初めてである。先ごろ岡本綺堂の「半七捕物帳」を読んだことがあるので、それと比較してみるのが面白いと思う。主人公は火付盗賊改方:長谷川平蔵という知行400石の幕臣旗本である。彼は自ら先頭に立って悪党をバッタバッタと切り殺す。これに対して町人で御用聞きの半七は、殺さずにお縄に掛けて捕縛しようとする。
0255文字
らい
新着
7年ぶりに。鬼平がもっと全面に出てくるような記憶だったけど、どっちかというと描写の多いのは盗賊側の方やった。盗賊の中でも論理が様々で、大きな仕事とか、大盗賊の流儀とか、きっちり軸のある人物と、下衆の二手の中で揺れ動いている人物たちの生臭い葛藤が中心にある。短編だけど、話は地続きのため、どんどん物語が進んでいく感じ。若い頃、神格化していた人物が、大人になったら落ちぶれている悲哀の印象が強く残ってる。
0255文字
kadocks
新着
青山剛昌先生のオススメで全く読む気がなかった鬼平犯科帳を読んでみた。読めば流石の池波正太郎。霧隠仁左衛門以来と言うか他は全く未読なのだが、何の事はない筋運びの巧みさに引き込まれて一気読み。短編集なのだが連作のように連なる造りでこれは読み進めたくなるよ。有名作だけ読もうと思ったが慌てて「狐火」の6まで買った。表紙が2種あって何とアニメ版発見。早速一話観てみたがなかなか良い。何故か微妙に落としてあるプロットで味は落ちるが、田中公平さんの音楽以外は良い。音楽はJazz風で逆にカッコ悪い。やりたい事わかるけどさ笑
0255文字
アンドレス
新着
遅ればせながら昨年から池波正太郎さんの小説を読むようになり、「藤枝梅安」「剣客商売」シリーズを読んでいますが、やっと」鬼平犯科帳」を読み始めました。 登場人物が多く、何度も読み返したりしながら進めました。 とりあえず28才で亡父の後を継ぎ、二の丸・書院番、同御徒頭などを歴任後、堀帯刀に代わり火付盗賊改方の長官に就任したという長谷川平蔵の経歴を頭に入れつつシリーズ2以降も楽しみたいと思います。
0255文字
snowbird
新着
Audibleにて 「鬼平犯科帳」第1巻 啞の十蔵(おしのじゅうぞう) 小野十蔵 おふじ おじゅん養女 ◎本所・桜屋敷 血頭の丹兵衛 浅草・御厩河岸(おうまやがし) 老盗の夢→大盗美濃日の紀之介 暗剣白梅香 座頭と猿 むかしの女
0255文字
スカイフォーク
新着
ネタバレ8話の短編集。幕府の火付盗賊改方の長官で、鬼の平蔵と恐れられている長谷川平蔵を主人公に様々な事件を義理人情豊かに描く。個人的には平蔵の出生から若い頃の様子がわかる「本所・桜屋敷」がおもしろかった。
0255文字
佐々木基
新着
紙版で読了。平蔵の決断力。平蔵の活躍というより盗賊の紹介と人情という感じ。
0255文字
azuno
新着
ネタバレ当市の電子図書で読もうと思ったら、借りられていて先に2巻を読んだ。1巻の返却を待つのもめんどくさいので近所の図書館行って現物を借りてきた。1話目、主人公たる鬼平はなかなか出てこず小野何某を中心に話が進むのだが結局関係者ほとんど死んでしまう。小野まで自死したのはびっくりした。(鬼平の部下になる展開だと思っていたのだ。)で締めに残された赤ん坊を鬼平が引き取るというわけで結構ほろりとした。5話目「老盗の夢」はよくある落ちに笑ってしまった。このシリーズ二十数巻あるのだが、ちょっと読み続けるのはしんどいか。
0255文字
ぷくだいすき
新着
思ったより血なまぐさい。このダークさがまだ手探りの第一巻らしさなのか?
0255文字
佐月
新着
初めて読む鬼平犯科帳シリーズ。ドラマも観ていないので、勝手に「江戸時代を舞台とした刑事もの」というイメージを持っていた。それは完全な間違いではないものの、実際に読んでみると「江戸時代の市井の人々の人間ドラマを中心とした刑事もの」という認識に変わった。メインはあくまでも人間ドラマ、それも社会の下層の人々が主役である。鬼の平蔵も元々はヤンチャをしていた過去がある為、貧しさ故に無頼の徒となった人々の目線に立てるし人脈もある。この小説に描かれている社会像は現代と共通する部分もあり、非常に面白かった。
0255文字
たかぼう
新着
テレビドラマとしてはよく聞いていたけれど、見たことはなかった。たまたま職場の図書館にあったものを手に取って暇つぶしに読み始めると、なかなかコレが面白い。読みやすい文に、わかりやすい表現。其々の登場人物の姿形まで想像できる表現は流石。良いものを見つけました。全巻読破に挑戦するぞ!🐭
いおむ

コメントありがとうございます!私も全巻読破目指します!どのくらい掛かるかわかりませんが(^^;

04/09 19:37
0255文字
pirokichi
新着
随分前にシリーズ全24巻を読破しようとして12巻で挫折。今度こそ!と1巻目から再挑戦。ご存知(ってTVドラマは観ていない)火付盗賊改方長谷川平蔵=鬼平の物語。第1巻の本書では平蔵の生い立ちなども描かれている。亡き盗賊の子を我が子とした平蔵夫婦。懐が深いなあ。剣友・左馬之助が平蔵の命は五十までなんて占うから、まだまだ先のことなのに、24巻目の平蔵が心配になってしまった。粂八も左馬之助もみんなみんな生きていて!「ひつけとうぞくあらためがた」って声に出してみるととてもいい。「そうさいっかちょう」よりずっといい。
0255文字
mika_i
新着
一気に読んでしまった。長谷川平蔵の生い立ちも描かれている。妾腹の子で母の顔も知らず、後ほど父に引き取られるが継母に辛く当たられ苦労している。本所の鐡と呼ばれるようなやんちゃな時期もあった。それゆえに弱い立場の人の気持ちも分かる。女には過去も未来もない、ただ今を生きるだけという女と盗みの三箇条を守る本格派の盗賊と残忍な手口も厭わぬ急ぎ働きをする盗賊とが絡み合って深く面白い話に仕上がっている。鬼平と左馬之助の憧れの女性おふさの話と蓑火の喜之助の話は心に残る。蓑火の喜之助のお盗めに矜持を持つ生き方に感動。
0255文字
いっみ
新着
バサバサ切られていく感じでもそんなに気味悪くない。そして狗と言われるお手伝い増えてきてそれも面白いでした ドラマ観てないから新鮮、次の巻楽しみ
0255文字
ひでまろ
新着
★★☆
0255文字
スイカさん
新着
盗賊軍団がたくさん出てきて混乱するが、平蔵の快刀乱麻が冴えてドキドキする‼️平蔵の味方たちのキャラも個性的でよい。ただ、「剣客商売」「鬼平犯科帳」よりも藤枝梅安が一番料理場面が多い気する。
0255文字
会員~
新着
有名な作品ですし一度は読んでおこうかと思い、まずは試しに1巻を、と図書館から借りてきました。 思ってた以上に読みやすい文章で、時代小説に馴染みがない人でもすんなり読める気がします。 2巻以降も少しずつ楽しんでいきたいですね😊
0255文字
全663件中 1-40 件を表示
新装版 鬼平犯科帳 (1) (文春文庫) (文春文庫 い 4-52)評価71感想・レビュー663