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黄昏の百合の骨

感想・レビュー
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白井
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ネタバレ理瀬シリーズ初読。面白かった! 梨耶子の存在は読後の今、もはや愛おしく感じる。あんなに意地悪そうな人と思っていたのに。あの卑しさは純粋さ故のものだったんだなぁ。 ある意味彼女は幸せな終わりをしたのかもしれない。光の側のままで終わったように感じた。 梨南子はミスリードと安心させた後の展開も良かった(稔が見逃す案を提示したのは理解できなかった) 彼女はどこまでが演技だったのだろう。寧ろ本心の部分はあったのかな。 「幸福というのは、なんとグロテスクなものだろう。」(294p_7)
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カワセミ440
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理瀬シリーズだけどこの前読んだ『麦の海に沈む果実』とは全く作風が違うな・舞台も長崎のようだし。血の繋がっていない叔母二人と祖母の遺言に従って半年過ごすことになった理瀬って麦の海・の時に比べてぶっ飛んでる気がするな。イギリス留学で何かあったんだっけ??でも、自分が住んでる家の地価がそんなことになってたんて知ったら・どうなんだろう???
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ノリピッピ
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ネタバレ理瀬シリーズの振り返り。ジュピターの謎はうっすらと覚えてたけど、ほとんど忘れてました。麦の海…の最後で覚醒して、あっち側とかこっち側とか言ってるけど、理瀬は相変わらずのんびりしてるように感じました。学園に送り迎えしてくれたお祖父さんは誰?まあ、とにかく世界観にハマり込み、あっという間に読み終わりました。まだ読んでない次作が楽しみです。
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もぐ
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理瀬のシリーズ。
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kayako
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☆☆☆☆☆
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黄色いソナタ
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『麦の海〜』後の理瀬。学園に来る前の人格なのかな?人間関係が複雑すぎて誰と誰に血縁があるのか覚えるの大変。 猫の不審死に納得してしまう白百合荘の存在、時代が時代の長崎ならそんな場所あってもおかしくないと思ってしまう。 理瀬は決別でも亘はそっち側から離れられなくなってしまったのでは?稔もパパも頭いいな。 おばさんはいつから取引していたんだろう。そして理瀬とヨハンいつの間に?? 誰といつどこで会うの?
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えんぴつ
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長崎の高台にある古い洋館「白百合荘」。急死した祖母の遺言で、イギリスから帰国した高校生理瀬。血の繋がらないおば2人、従兄弟の青年2人も館に集まる。魔女の館と呼ばれるこの館の秘密が理瀬の高校の友だちも巻き込み暴かれていく。読み終わっても、いくつかの謎が残るが、美しい余韻だからいいのかな。
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amigo
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ネタバレ薔薇のなかを読んで、久しぶりに理瀬シリーズを再読。あっという間に読み終わった!設定が魅力的すぎるんだよな、、。亡くなった祖母と暮らしていた、百合の香りが強烈な館。そこには2人の性格が違う叔母がいて、、こんなの読みたくなっちゃうでしょ! 内容はほぼ忘れてた。から楽しく読めた。最後の叔母のどんでん返しも全く覚えたなかった笑 理瀬がまだ少女だった頃。そっち側へ行く、まさにその決別の時が読めてよかった。
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ツカモトカネユキ
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2004年発行。異国情緒ある長崎を舞台にしたダークミステリー。女子高生を主役とし、登場人物は美男美女揃いで少女漫画的な構成。最後までお互いが疑い縺れる内容で結末まで楽しませてくれます。老婆が残した洋館に潜む謎を巡って、複雑な関係の親族たちが織りなす物語。二時間サスペンスになりそうな展開で、読み応えがありました。まだ、先があるような下りがあるところが気になります。ほかの作品、ジャンルの違う作品へと手を出したくなりました。
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カケル@ぼくらはみんな積読中
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ネタバレ再読。やはり、亘と雅雪が好きだなぁ。2人とも賢いし。なお、慎二と稔は苦手。そして、やはり朋子はホラーだ。でも、確かに田丸くんもなかなか…。グロテスクな幸福なんか欲しくねぇや。
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MINA
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ネタバレ「幸福とは、なんとグロテスク…」て言葉好きだわ。理瀬シリーズ皮切りに来月最新作手にするまでに、恩田陸少しづつ再読していこうかしらん。深き闇を抱える館と謎めいた祖母の遺言ー。よくよく思えば、祖母の遺言どゆことなんだろう?稔はともかく、実質理瀬自身は特に活躍してなかった気がするし…。前作同様絶望と虚構にまみれ、理瀬は今回も試練の中呪われた運命を背負い成長を余儀なくされていく…て感じ。朋子が理瀬に罵詈雑言浴びせた時、思わず「あっ確かに…」と思ってしまった(笑)意図せず周囲の男どもを籠絡していってる魔性の女理瀬…
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dolce vita
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ネタバレ面白かった。まさか地下がそんなことになっていたとは。そしてやっぱりおばあちゃんは謎。思いの外逞しくなっていた稔は、闇を知っていて亘が守られていた意味とかどこかで明らかになったりするのかな。自分を失って怯えたり自信をなくしたりしていた理瀬が嘘みたい。
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t.wata
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麦の海・・・と少し違ったテイスト。あの一族って何者?
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ちょん
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淡々と物語が流れて、個人的には山も谷も無く…恩田さんっぽくなかったように感じました(笑)期待が多すぎたかな?ただ、最初から最後までずっと不穏な雰囲気をキープしたままだったので、そこはさすがです✨
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アミノ
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ネタバレ理瀬と雅雪の関係、いいな〜ティーンエイジャーらしくて(上から)舞台長崎やったのね。鎌倉かと思った。
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rei
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独特な世界観と深い人間ドラマが融合している作品。 暗くてもサラサラ読めた。
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りの
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ネタバレ今ハマっている理瀬シリーズ。「麦の海に沈む果実」や「薔薇のなかの蛇」と比べるとわかりやすかった気がします。面白かった!でも、いろいろ現実的ではなくて、むしろファンタジー要素すら感じます。あっち側とかこっち側とか、唐突でよくわからない。理瀬ってこの話では高校生の設定ですよね。タバコ吸ったり従兄弟と寝たり、大人びていて不思議な子。 ★★★★☆
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Kaoru
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耽美な世界観と人間味のある恐ろしい出来事のギャップが面白い。
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kosmos
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祖母の遺言で「魔女の家」と呼ばれる洋館にやってきた理瀬は、義理のおば2人と共に暮らすことに。「ジュピター」の正体、おばたちが家を手放したくない理由、隣人の可愛らしいけど裏がありそうな同級生…今回も終始あやしげな雰囲気の作品だった。いとこの稔が気になる。
bura

kosmosさん、同じ時間で共読していたようですね ^ - ^ 理瀬シリーズ、イイですね!

07/05 18:36
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bura
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理瀬シリーズ長編第2弾。百合の香りに包まれた長崎の古い洋館「白百合荘」。転落死した祖母が残した遺言は、イギリスに高校留学している理瀬がこの館に半年以上住まない限り、家を処分してはならないと言うものだった。言いつけを守り二人の叔母と暮らし始めるが動物の毒殺や知合いの失踪事件、さらに殺人へと繋がって…。従兄弟の亘と稔を巻き込み、フーダニットの心理サスペンスが進んでいく。少女から大人へ。理瀬の持つ深い闇の魅力が読み手を誘い、気がつくと彼女に心を奪われている私がいた。又しても不思議な魅力ある物語を堪能しました。
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kyoko
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やはりこのシリーズは面白い!! 次々、起きる事故なのか殺人なのかわからないこと。 始終、ゾワゾワする感じ。でも最後は少し明るい。 ずっと理瀬の成長を見守りたい。
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びずん
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理瀬のおばあちゃんの館の秘密の話。子どもなのか大人なのか、ミステリアスな理瀬は子どもから見ても大人から見てもやっぱり魅力的に映るようだ。信頼する気持ちも持っているのに、疑う気持ちも持っているっていうところがそんな風に見せるんじゃないかな。自分は大物でもなく、ただ巻き込まれているのかもしれないけど、確実に当事者になってしまう運命に置かれる鬱陶しさ。知らないうちに生死を彷徨う場面に出くわしてしまう。平凡が1番幸せかな。
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日塔ざらめ
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再読な気もするけど、覚えてなかったのでとりあえず新規で。理瀬シリーズが好きなので今回も面白かったぁ…。恩田陸さんは女性の描写が上手い(単に私好みなだけかもですが)ので、いい女も悪い女も出てくるこの本はとても楽しめました。女たちの性質そのものが作中語られる善悪論をなんとなく示唆してて良いなあ、と思います。
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たおちゃん
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お、おもろ……おもろ〜〜ッ!!水野理瀬、バケモノやんけ……本当に面白い……理瀬シリーズ、とりあえず最初から順番に読んでるとこだけど今のところこれが一番好きだ 穢れた世界、裏側の世界、闇を心髄から知り尽くして身を浸してはいるけれどもけっして汚れていない高潔な存在である水野理瀬という少女、最高すぎる、ひたすら圧倒される……最後ちょっと気を抜いちゃってるけどまあそこはご愛嬌だよね 登場人物のキャラもみんなそれぞれに狂ってていい 恩田陸の趣味全開とあるけど陸ほんまいい趣味しとるわ(天から目線)次巻も楽しみだ〜!!
カズ

たおちゃん、そんなつもりじゃないんですよ!💦恩田陸いろいろ書かれるから嬉しいけど、理瀬系の話を3冊に1回は出してほしいな。

02/14 20:40
たおちゃん

大丈夫ですよ!!わかってます!!笑 でも本当に謝りたくなるくらい面白い!!ほんと定期的に理瀬シリーズ出してほしいですね、次も17年後とかになったらさすがに待てません😂😂笑

02/14 23:24
7件のコメントを全て見る
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Sosseki
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誰も彼も怪しく、予想外の展開が続く。「あっちの世界」は怖い!雅雪が素敵だった。
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木っ端みじんこ(感想は自分用メモ)
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ネタバレ【2022_036】48作品目。再読。『学園』を出た後の理瀬。亡き祖母の遺言に従い、長崎にある古い洋館に住むことに。そこに住むのは魔女と称される2人の姉妹(理瀬とは血のつながらない義理のおば)。さらに従兄弟の亘と稔もやってくる。友人につきまとっていた男子学生は失踪し、さらにはおばの1人も死亡。祖母の死は事故なのか殺人なのか。古い家に隠されていた秘密とは。理瀬パパやヨハン(名前だけ)も登場。理瀬のなかなかの魔女っぷりが描かれています。
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ソルト
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ネタバレ理瀬シリーズ。〈魔女の家〉と呼ばれる“白百合荘”へ引っ越してきた理瀬。彼女の亡き祖母が残した不思議な遺言の真相とは。あの学園から転校したところなのかな。何かを隠し、演技している人たち。どの人が怪しいのか考えながら読んでいたけど見事に騙された。合間の挿し絵も良かった。
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ウリクサ
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ネタバレ理瀬シリーズ、少し間を開けたのでどんな子だったのかすっかり忘れていた。あの学園を去った後の話でいいんだよね?祖母と一緒に暮らしていた家の秘密を疑心暗鬼になりながら探るのはしんどかっただろうと思うが、淡々としているのは理瀬だからだろうなぁ。近所の友達がやらかした事とか祖母の秘密とか一件落着かと思った途端の痺れ薬には驚愕。全て計画していた訳ではないけれど、それを利用して味方だと安心させた梨南子が怖い。この先はどうなるのかな?順番に読んでいこう。
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Parsley
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ネタバレ理瀬シリーズ最新刊「薔薇のなかの蛇」を読む前にシリーズを再読。「麦の海」のラストで本来の自分を思い出した理瀬、すっかり闇のファミリーの一員となっている。とはいえ、朋子の正体を見抜けないとか梨南子に殺されそうになるとか、まだまだ甘い。そんなんでイギリス行って大丈夫?と心配になる。麦の海の黎二を彷彿とさせる雅雪との別れだが、イギリスでの再開があると思っていいのかな。さて、いよいよ新刊へ。
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さぼてん
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ネタバレ最新刊に向けて再読。やはり前作よりも今回のほうが面白い。理瀬が祖母の家に滞在することで起こる事件。最後の最後で裏切りがあって展開的に面白かったです。結局101ページあたりの独白は朋子だったのでしょうか・・・?今でも謎。しかし前作がホワイト理瀬であれば今回はブラック理瀬ですね。最後亘と寝たことが中々えぐくったです。これから更にえぐくなってくる理瀬を見るのが楽しみです。女性の中の女性みたいな人だから、リアルでいたら無理だろうな。
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ぷろちゃ
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理瀬シリーズ。祖母の死により、「ジュピター」の処理を頼まれる理瀬と稔。2人を怪しむおば、疎外感を感じる亘。そして、祖母は誰かに殺されたのではないかという疑惑も浮上し...。/恩田ワールドは、独特で非日常感があっていつも引き込まれる。先の展開も気になって、一気に読了。
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チタカアオイ
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【図書館】
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みどり
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「理瀬シリーズ」4作目は、丸々理瀬でした。 きっと、麦→百合→薔薇だけでも良かったのでしょうが、5作読んで、読破した感があります。
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azuno
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「薔薇のなかの蛇」読んで「麦の海に沈む果実」読んでの本作。正直、本作が一番面白かった。わかりやすかったし。
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kamedon
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ネタバレ"麦の海"の後の理瀬の話。イギリス留学中の理瀬が祖母の遺言で半年間だけ住む白百合荘。 洋館で起こる事件の謎を解く、ドストレートなミステリー。 叔母の二人、梨耶子はまぁ分かりやすい最後だなと思ったが、梨南子に関しては二転三転。最後なるほどーと思いつつ、理瀬に万が一の事があったとして、ヨハンの足を引っ張ることになるのだろうか?二人の関係はもっとクールなのではないかと疑問。
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nono
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ネタバレ図書館本。理瀬シリーズ最新刊の為に再読。『麦の海に沈む果実』から数年後の理瀬が、亡き祖母の家で起こる騒動に巻き込まれるお話は、前作必読のゴシックミステリ。祖母の秘密は、行方不明の少年は、そして身内なれど心を許せない人々の秘密は? 不安を抱えた前作とは違い、自分の判断で仄暗い道を行こうと決意した理瀬の芯の強さが心地好い。百合が匂う館で繰り広げられる駆け引きを楽しみつつ、大人にならざるを得ない理瀬のこれからに期待。
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水上つた
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理瀬シリーズの復習。今回も所々しか覚えていなかった。 最後のほうに、「今後も関わってくるのを知っている一人と知らない一人」にたいなことが書かれていたので、続編は書かれる予定だったのかな? かなり時間がたったけど、次を楽しもうと思います。
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カケル@ぼくらはみんな積読中
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ネタバレ新刊を前に再読。p294の『幸福というのは、なんとグロテスクなものだろう』という一文が印象的で、昔読んだ時よりも没頭した。意識的に闇を生きる理瀬に比べて、朋子のそれは気持ち悪い。でも、こういう己の悪に自覚的でない人って現実にも結構いるんだろうなぁ…。とは言え、日本では従兄妹同士、法律上ちゃんと結婚できるんだそ。朋子、キミはどこの文化圏の人なんだ。そして雅雪と再会する日は来るのかな。賢くて好きなんだけど…。さあ、新刊だ。その前に「水晶の夜、翡翠の朝」を読みたい。
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えっこ
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再読。理瀬シリーズの新刊が出たので、読む前に復習で。サラッと読むつもりだったのに、どっぷりハマってしまった。長崎が舞台だったのは忘れてたな。幻想的なのに、描かれる日常は現実感たっぷり。そちら側に行けない亘は、やはり幸せ。理瀬の側に行ってみたいけどね、能力も度胸もないけど。
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シヅコ
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シリーズ新刊出たので復習がてら。当時麦の海~の理瀬とのギャップに驚いたのを覚えている。でもこの空気感も好き。稔は今後また出てきそうな気もする。雅雪とのやりとりが理瀬の最後の少女期だったのかなあ。彼ともいつかまた会えますように。
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